11人目:MF 小塚和季 (ヴァンフォーレ甲府)→ 降格1年目の甲府は波の激しいシーズンになっている。上野監督が就任した直後はゴールラッシュを見せて相手を蹴散らしたが31節を終えた時点で15位。「1年でのJ1復帰」は難しくなってきたが夏場にMF小塚が怪我のため2か月ほど離脱したのは痛すぎた。20試合で5ゴール10アシスト。独特の感性を持った選手でJ2では最上位クラスの選手になる。フル代表に絡んでも不思議はないタレントである。
12人目:MF 古橋亨梧 (ヴィッセル神戸)→ J2のFC岐阜で26試合で11ゴール6アシスト。大活躍をして夏にJ1の神戸にステップアップの移籍を果たしたがすでにJ1でも初ゴールを記録している。MFイニエスタを筆頭に神戸の攻撃陣の層は厚いが「J1でもトップクラス」と言えるスピードを武器に存在感を発揮している。得点力がアップしてアシスト能力も高いのでJ2時代のプレーをJ1でも披露できるとアタッカーの代表候補として名乗りを上げることが出来る。
13人目:MF 蜂須賀孝治 (ベガルタ仙台)→ 「守備に特徴のあるサイドプレーヤー」という印象だったが攻撃面でのレベルアップが著しい。過去5年間は通算で82試合で0ゴール6アシストだったが2018年は20試合で4ゴール5アシストを記録。大飛躍のシーズンになっている。「質よりも量」で勝負するタイプの選手だったが右足のクロスも向上中。スプリント能力の高さはもともとJ1でも屈指の選手だったのでフル代表レベルの選手になりつつある。
14人目:MF 橋本拳人 (FC東京)→ MF石川直が背負っていた「18番」を受け継いだがMF高萩とWボランチを組んで序盤戦からずっと上位争いに参加しているFC東京の屋台骨として活躍中。182センチとサイズに恵まれており、キーパーを除くとどのポジションでもプレー可能なユーティリティー性は大きな武器となる。国際試合においては「ボール奪取力の高い選手」の重要性は増す。ボランチの候補としてクローズアップされるだろう。
15人目:DF 木本恭生 (セレッソ大阪)→ C大阪は主力の高齢化が懸念材料になりつつある。尹晶煥監督になってから若手の突き上げが少なくて28才前後に主力が集中する歪な年齢構成になりつつあるが、唯一、若手の中ではDF木本が主力として活躍している。ここ最近は3バックの右で起用されているが攻撃センスのある選手なのでチャンスに絡む機会は多い。森保監督が3バックを継続するのであれば代表候補に入ってくるかもしれない。
16人目:MF 大本祐槻 (V・ファーレン長崎)→ MF古橋(神戸)とはFC岐阜時代の同期になる。大卒1年目にセンセーショナルな活躍を見せたMF大本はわずか1年で徳島に引き抜かれたが、さらにわずか半年でJ1の長崎にステップアップした。異例の大出世と言える。右WBが主戦場になるが日本人のSB/WBとしては現役最高レベルのスピードを持っている。テクニックもあるので有望視される選手の1人である。現時点でもポテンシャルは代表クラスである。
17人目:DF 金井貢史 (名古屋グランパス)→ 3節から15試合勝ちなしの後、驚異の7連勝中。昇格初年度の名古屋は(ある意味では)首位を独走する広島よりも今シーズンのJ1の中で目立っているが「V字回復」を果たした最大の要因は夏の補強の大成功である。特に目立つのは左SBのDF金井になる。加入して7試合で4ゴール。SBの選手としては考えられないペースでゴールを積み上げている。謎の得点力と謎の意外性は大きな魅力と言える。
18人目:MF 金子翔太 (清水エスパルス)→ 25試合で9ゴールを記録。J1の得点ランキングは8位タイとなる。過去4年間はJ1通算では33試合4ゴールだったので飛躍のシーズンになっている。右SHで固定されているがハードワークをしつつ、運動量とテクニックを生かして攻撃にアクセントを加えることが出来る。自身初となるJ1での2桁ゴールにリーチをかけているが「2桁ゴール」というのは代表入りに向けてこれ以上ないほどのアピールになる。
19人目:MF 前田直輝 (名古屋グランパス)→ 左SBのDF金井(名古屋)とともに快進撃の立役者の1人になっているのは夏にJ2の松本山雅から加入したMF前田直になる。FWジョーとFWガブリエル・シャビエルの2人に相手のマークが集中する点が今シーズンの名古屋の大きな問題点だったがドリブラーのFW前田直の加入で大きく変わった。打開力と走力を持った左利きの選手はかなり貴重である。この活躍を続けていたらフル代表も十分にあり得る。
20人目:FW 鈴木優磨 (鹿島アントラーズ)→ ここに来てゴールが止まっているが25試合で8ゴール。J1の得点ランキングで11位タイに付けている。エースのFW金崎が夏に鳥栖に電撃移籍したので「鹿島のエース」に昇格したが大役を何とかこなしている。兄貴分と慕っていたFW金崎と同様でゴールへの意欲が高くて相手にとっては常に危険な選手である。泥臭いタイプであり、器用なタイプではないが、それでもポストプレーなどはソツなくこなす。
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