(選考基準)
・J2リーグで活躍が目立った選手。
・対象となるのは1994年4月2日以降に生まれた選手
・外国籍選手も候補の対象とする。
表1. ベストヤングプレーヤー(J2編)の候補対象となる主な選手
選手 | 所属 | 年齢 | 出場試合数 | 時間(分) | 得点 |
三竿 健斗 | 東京ヴェルディ | 19 | 39 | 3,186 | 0 |
堀米 悠斗 | コンサドーレ札幌 | 21 | 36 | 2,987 | 1 |
ク ソンユン | コンサドーレ札幌 | 21 | 33 | 2,970 | 0 |
安在 和樹 | 東京ヴェルディ | 21 | 33 | 2,960 | 3 |
安西 幸輝 | 東京ヴェルディ | 20 | 35 | 2,867 | 1 |
嶋田 慎太郎 | ロアッソ熊本 | 19 | 38 | 2,757 | 6 |
松本 昌也 | 大分トリニータ | 20 | 32 | 2,692 | 1 |
澤井 直人 | 東京ヴェルディ | 20 | 33 | 2,387 | 1 |
金森 健志 | アビスパ福岡 | 21 | 32 | 2,131 | 6 |
広瀬 陸斗 | 徳島ヴォルティス | 20 | 31 | 2,108 | 1 |
川辺 駿 | ジュビロ磐田 | 20 | 33 | 1,974 | 3 |
磐瀬 剛 | 京都サンガ | 20 | 22 | 1,833 | 0 |
中村 航輔 | アビスパ福岡 | 20 | 20 | 1,800 | 0 |
上村 周平 | ロアッソ熊本 | 20 | 24 | 1,777 | 0 |
木村 裕 | V・ファーレン長崎 | 21 | 26 | 1,772 | 4 |
秋山 大地 | 愛媛FC・セレッソ大阪 | 21 | 23 | 1,480 | 0 |
内田 裕斗 | 徳島ヴォルティス | 20 | 26 | 1,467 | 2 |
高木 大輔 | 東京ヴェルディ | 20 | 25 | 1,378 | 7 |
オナイウ 阿道 | ジェフ千葉 | 20 | 33 | 1,023 | 3 |
松村 亮 | 栃木SC | 21 | 23 | 790 | 0 |
遠藤 純輝 | FC岐阜 | 20 | 22 | 580 | 1 |
白井 康介 | 愛媛FC | 21 | 9 | 250 | 1 |
(J3+選定)
【J2】 2015年のベストヤングプレーヤー(1位から5位まで)
第5位 : MF 三竿健斗 (東京ヴェルディ) 1996年4月16日生まれ 180センチ/71キロ
→ 5位に選んだのは東京Vユース出身でプロ1年目となるMF三竿健。C大阪との開幕戦でJリーグデビューを飾ると、経験が必要とされるボランチのポジションでレギュラーを獲得。プレーメーカータイプのMF中後と絶妙な関係を築いた。180センチとボランチとしてはサイズにも恵まれており、危機察知能力とバランス感覚の良さに定評がある。ゴールに直結するプレーが増えてくると数年先のフル代表入りも見えてくる。
第4位 : MF 金森健志 (アビスパ福岡) 1994年4月4日生まれ 171センチ/66キロ
→ シーズンの序盤と終盤は怪我で欠場したが、攻撃の中心の1人として32試合で6ゴールを記録。切れ味鋭いドリブルと思い切りのいいシュートで躍進した福岡の攻撃を支えた。五輪代表の2列目は「激戦区」と言われているが、7月1日(水)に行われたU-22コスタリカ代表戦でミドルシュートを決めるなど手倉森監督の信頼を勝ち取って五輪代表の常連になりつつある。高卒3年目で早くも福岡の顔的な存在になった。
第3位 : GK ク・ソンユン (コンサドーレ札幌) 1994年6月27日生まれ 195センチ/82キロ
→ 昨シーズンまでは「C大阪の4番手キーパー」だったが、オフに札幌に完全移籍するとJ2で実績のあるGK金山とのポジション争いに勝利。195センチという破格のサイズを生かしたスケールの大きなプレーで札幌の新しい守護神となった。韓国の五輪代表にとどまらず、8月の東アジアカップではフル代表にも抜擢されるなど大飛躍のシーズンとなった。ハイボールに強くてキャッチングも安定している。
第2位 : MF 川辺駿 (ジュビロ磐田) 1995年9月8日生まれ 178センチ/70キロ
→ 開幕直前の2月27日(金)にJ1の広島からJ2の磐田に期限付き移籍。当初はボランチの3番手あるいは4番手の立場だったが、秋以降はボランチのレギュラーポジションを確保。ヤマ場だった39節の東京V戦(A)は数的不利の中、1ゴール1アシストの大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。技術が高くて、判断が正確で、得点力も高い。五輪代表に選出されるなど磐田への移籍が飛躍のきっかけになった。
第1位 : GK 中村航輔 (アビスパ福岡) 1995年2月27日生まれ 184センチ/72キロ
→ 10節の磐田戦(A)でJリーグデビューを飾るとファインセーブを連発して1対0の勝利の立役者となった。その後は怪我等もあって試合に出場できない時期が続いたが、24節の大宮戦(H)で2度目のスタメン出場。それ以降は最終節までスタメンフル出場が続いた。9月度のJ2の月間MVPに選ばれるなど信じられないようなビッグセーブでチームを救ってきた。20試合の出場のみと試合数は少ないがインパクトは大。
(総評)
・対象となるのは「1994年4月2日以降に生まれた選手」。なので五輪代表の選手が丸々対象となるわけではない。1994年の早生まれとなるMF井出(千葉)とMF矢島慎(岡山)は対象外。レギュラーとして活躍した選手は少なくないので5人に絞る作業は大変だった。MF堀米悠(札幌)、DF安在(東京V)、MF嶋田慎(熊本)、FW高木大(東京V)あたりはランキングの5位までに入ってきても全く違和感のない活躍を見せた。
迷った末に1位に選んだGK中村航(福岡)は試合数があまり多くない点がマイナスポイントとなるが、それを補って余りあるセンセーショナルな活躍を見せた。2位のMF川辺(磐田)も秋以降の活躍はインパクト大。「1995年4月2日以降に生まれた選手」が対象となる2016年シーズンはFW北川(清水)、MF水谷(清水)、FWオナイウ阿道(千葉)、MF北川(長崎)、MF上村周(熊本)あたりの飛躍に期待したい。
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