【長崎×岡山】 終了間際のゴールでまたしてもドローゲーム → 10勝10敗14分けで勝ち点「44」のV・ファーレン長崎(13位)と、13勝7敗14分けで勝ち点「53」のファジアーノ岡山(5位)の試合は前半6分にアウェーの岡山が先制に成功する。左サイドからMF田所がクロスを入れて相手のクリアボールを拾ったMF片山瑛がシュートを放つと、ゴール前にいたFW久保裕がコースを変えてゴールイン。FW久保裕の今シーズン4ゴール目で岡山が1対0とリードしてハーフタイムに突入する。
勝って自力でPO圏内の岡山との差を縮めたい長崎は後半開始からMF奥埜に代えてMFスティッペを投入。さらにFW小松、MF黒木聖と高さのある選手を投入してロングボールを有効に使った攻撃でチャンスを作っていく。何とか耐えていた岡山だったが、後半43分に左WBのMF石神直のクロスをゴール前に入っていた左ストッパーのDF高杉が決めてホームの長崎が同点に追いつく。結局、試合は痛み分けのドローに終わった。
両チームとも引き分けの多いチームである。前節終了時点でともに14引き分けでリーグ1位タイだった。勝ちきれない試合が目立つが、直接対決も引き分けに終わった。岡山は昨シーズンも引き分けが多くてリーグ最多の17引き分けだったので、「負けなかったが、勝つこともできなかった。」という試合が多くなっている。後々、勝ち点「1」が効いてくることもありえるが、この試合についてはともに残念な引き分けになったと言える。
岡山は前半6分に先制ゴールを奪ったが、その後はなかなかシュートチャンスを作れなかった。終わってみると岡山のシュートは4本だけ。ゴール前のシーンは多くなかったが、後半はカウンター気味の形から3度ほど惜しいシーンを作った。いずれも初スタメンとなったFWウーゴが絡んでいるが、新戦力のFWウーゴの出来がまずまずだったことは収穫の1つと言える。満を持して初スタメンとなったが、存在感を発揮した。
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◆ まとめ #897 【J2】 長崎×岡山、大分×磐田 (2014/10/7)
【長崎×岡山】 終了間際のゴールでまたしてもドローゲーム
【大分×磐田】 会心の勝利でPO出場に前進したトリニータ
→ 10月4日(土)に行われたJ2の第35節の11試合の中から長崎×岡山、大分×磐田の2試合をピックアップしました。PO圏内となる6位の大分はホームで名波監督が就任した磐田と対戦しましたが、攻守両面でいいサッカーを見せて2対0で勝利しました。大分はプレーオフ進出に大きく前進したと言えます。
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