【COL×URU】 手の付けられない状態のMFハメス・ロドリゲス → 南米対決となったコロンビア(C組で1位)と、ウルグアイ(D組で2位)の試合は前半28分にコロンビアのMFハメス・ロドリゲスが後方から来たボールを胸でトラップしてから振り向きざまで放った長距離のボレーシュートが鮮やかに決まってコロンビアが先制に成功する。さらに後半5分にも左SBのDFアルメロのクロスを起点に逆サイドから折り返してきたボールをMFハメス・ロドリゲスが右足で合わせて2点目を挙げる。MFハメス・ロドリゲスは4試合連続ゴールとなった。
FWスアレスがGLの最終戦のイタリア戦における噛みつき事件が原因で出場停止。エースを欠くウルグアイはC大阪のFWフォルランをスタメンで起用して、期待されたFWカバーニも奮闘するが最後までコロンビアのゴールをこじ開けることができない。結局、コロンビアが2対0で快勝して5回目のW杯出場で初めてとなるベスト8進出を決めた。次の準々決勝はチリにPK戦の末に勝利した開催国のブラジルと対戦することになったので、2試合連続で南米対決となる。
このブロックはブラジル vs チリ、コロンビア vs ウルグアイとなって、この中の1つがベスト4に進出するので、南米のサッカーファンには残念なことであるが、(F組1位のアルゼンチンを除く)南米から決勝トーナメントに進んだ4チームが1つのブロックに固まってしまった。完全に南米勢により潰し合いとなるが、ブラジルとコロンビアが勝ち上がってベスト4を掛けて対戦することになった。勢いやこれまでの試合内容を考えると「コロンビアが有利」という見方もできる。
コロンビアはGLから4連勝となったが、何と言ってもMFハメス・ロドリゲスである。4試合連続ゴールで通算5ゴール目となったが、選手としての株は上がりまくりである。次はブラジルと対戦することになったが、準々決勝が行われるまで世界中でMFハメス・ロドリゲスがクローズアップされることになるので、認知度が飛躍的に高まることは確実である。今回のブラジルW杯でもっともプレーヤーとしての価値を高めることができた選手と言えるのは間違いない。
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◆ まとめ #822 【ブラジルW杯】 COL×URU、FRA×NGA (2014/7/6)
【COL×URU】 手の付けられない状態のMFハメス・ロドリゲス
【FRA×NGA】 手堅く順当に勝利したフランス
→ 決勝トーナメントの1回戦のコロンビアvsウルグアイ、フランスvsナイジェリアの2試合をピックアップしました。FWスアレスを欠いたウルグアイはあっさりと決勝トーナメントの初戦で姿を消すことになりました。出場した2試合の存在感が大きかったので、何とも残念な終わり方になりました。
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