① カルリーニョス (大宮アルディージャ)
■ 生年月日 : 1983年3月4日 (28歳)
■ 出身地 : ブラジル
■ 身長/体重 : 170cm/69kg
■ ポジション : MF
→ サンパウロFCから加入してきたレフティ。今年、Jリーグにやって来る外国人の中では、一番の大物と言われている。攻撃的MFとボランチをこなす。運動量がありそうで、ドリブルでの突破もできる。スタイルは、ダイナモタイプか。左足のキックの精度もまずまずで、プレイスキッカーもこなす。大宮には、FWラファエル、MF東、MF曹永哲がいるので、起用されるとしたら、トップ下だろう。スピードもある。得点力があるのかは分からない。守備でも貢献しそうなタイプである。
② サッコーニ (ベガルタ仙台)
■ 生年月日 : 1987年4月10日(24歳)
■ 出身地 : ブラジル
■ 身長/体重 : 174cm/67kg
■ ポジション : MF
→ ブラジルの名門のパルメイラスから獲得したアタッカー。線の細さは気になるが、柔らかいドリブルを駆使して、チャンスを作っていく。運動量やスピードもありそうで、攻撃的なセンスを感じさせるプレーヤーである。仙台の2列目は、ここ数年、MF梁勇基とMF関口が不動のレギュラーになっていたが、2011年シーズン後半は、MF関口が調子を落として貢献できなかったので、サッコーニにもチャンスはあるだろう。24歳と若い選手なので、不足している部分も多いと思われるが、近年、補強してこなかったポジションで、仙台には少ないタイプなので、MF梁勇基とどういう絡みを見せるかに注目したい。
③ イ・スンヨル (G大阪)
■ 生年月日 : 1989年3月6日(26歳)
■ 出身地 : 韓国
■ 身長/体重 : 182cm/72kg
■ ポジション : FW/MF
→ 動画だけを見ると、左利きのストライカーのように見えるが、Kリーグ通算で85試合に出場して16ゴールなので、点取り屋ではなさそう。南アフリカW杯にも出場していて、2010年2月の東アジア選手権では、日本からミドルシュートでゴールも奪っている。ゴールシーンは、左足の強烈なシュートが多いが、チャンスメーカーとして期待されているようで、G大阪では、2列目の左サイドで起用されるのだろう。182センチと高さもあるが、ポストプレーは、どこまでできるかは不明。2トップの一角でプレーできるようだと、選手起用の幅も広がってくるが、果たしてどうだろう。
④ ロイ・スミス (ガイナーレ鳥取)
■ 生年月日 : 1990年4月19日(21歳)
■ 出身地 : コスタリカ
■ 身長/体重 : 185cm/85kg
■ ポジション : DF
→ コスタリカ代表経験のあるセンターバック。身長と体重を見たときは、屈強なストッパータイプの選手を想像したが、テクニカルなセンターバックのように思える。リーチの長さが魅力的で、スピードもありそう。小柄なドリブラーにも、きちんと対応できるのではないか。フィードもまずまずで、4バックのセンターバックよりも、3バックの中央の方が似合いそうなスタイルである。代表歴もあって、かなりの選手だと思うが、こういうタイプは、ポカミスが多かったり、カードホルダーになったり、安定感がないケースが多い。21歳という若さも不安感を増大させるが、ポテンシャル自体はかなり高そう。
⑤ レナト (ヴァンフォーレ甲府)
■ 生年月日 : 1992年12月19日(19歳)
■ 出身地 : ブラジル
■ 身長/体重 : 173cm/67kg
■ ポジション : FW
→ クラブのオフィシャルサイトでは、「スピードのある突破が魅力のプレーヤー」と書かれているが、動画では判断しかねる。テクニックは、まずまずのレベルにありそうだが、目を引くプレーは少ない。編集のとき、もう少し、いいプレーを集められなかったのか?と不思議に思ってしまう。19歳の選手ということもあって、クラブとしても「即戦力」とは考えていないだろう。
⑥ ジェシ (川崎フロンターレ)
■ 生年月日 : 1980年4月22日(31歳)
■ 出身地 : ブラジル
■ 身長/体重 : 184cm/77kg
■ ポジション : DF
→ DFラインの要になることが期待されているセンターバック。均整の取れた体つきで、まずまず、スピードもありそう。高さもあるが、空中戦で圧倒するタイプというよりは、読みを生かしたクレバーな守備で相手の攻撃をストップするタイプだと思われる。守備だけでなく、攻撃も好きそうで、インターセプトしてから、自らドリブルで上がっていくシーンもある。セットプレーでも、何点か取るのではないか。チーム浮上のカギを握る存在であるが、かなりレベルの高いセンターバックのように思える。
⑦ ブランキーニョ (セレッソ大阪)
■ 生年月日 : 1983年1月2日(29歳)
■ 出身地 : ブラジル
■ 身長/体重 : 172cm/71kg
■ ポジション : MF
→ 背番号「10」を付けることになったアタッカー。得点力が高そうな選手で、ドリブル突破からのファインゴールが多い。スルスルとディフェンスの間を抜けていくこともできる。ミドルシュートも強烈で、右足のシュートはパンチ力がある。C大阪では、MF清武、MFキム・ボギョンとともに、3シャドーを形成することになると思われるが、MF清武やMFキム・ボギョンに優るとも劣らない実力者のように思える。右利きのフリーキッカーがいなかったので、プレイスキッカーとしても期待したい。
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