■ 移籍動向J1は、アジアカップ等のために、6月30日から8月11日の再開まで、中断中。この期間は、開幕から低迷し、J2降格という恐怖が視野に入り始めたチームにとっては、巻き返しに必死である。
① セルジーニョとの契約解除(大分トリニータ)大分トリニータが、FWセルジーニョとの契約を解除。セルジーニョは、J1の9試合で1得点のみ。得点以外での貢献度も低く、近年、まれに見る外れ外国人となった。
不可解なのは、シャムスカ監督が、調子の上がらないセルジーニョをスタメンで使い続けたこと。いずれも怪我がちだったとはいえ、FW高松、FW松橋と2人の日本代表クラスの選手がいて、前田俊介や山崎らも控えており、明らかに調子の上がらない、セルジーニョにこだわる必要性はなかった。ここで契約を解除するのであれば、もっと早い時期に対処してもよかった。
② ホベルト&エジミウソンを獲得(大分トリニータ)昨シーズンまで、アビスパ福岡で活躍したMFホベルトを獲得。中盤でつぶす役割と組み立てる役割の両面を期待できる選手は、そうは多くなく、非常に有効な補強になりそうだ。
また、昨シーズンまで、チームに所属していたMFエジミウソンとも契約。これで、今シーズンの開幕から、穴になっていたダブルボランチをホベルト&エジミウソンに任せることができる。大分は、安定した戦いができそうだ。
③ 鈴木慎吾の移籍(アルビレックス新潟→大分トリニータ)ミスター新潟ともいえる、MF鈴木慎吾が大分にレンタル移籍。今シーズンの鈴木は、新潟でポジションを失っていたとはいえ、チームの顔であるので、かなり、驚きの移籍である。
加入先の大分には、同じ左サイドを主戦場とするMF根本がいるため、使いどころが難しいが、MF梅崎の復帰など、大分は前線の層が厚くなったので、<4-2-2-2>に変更し、鈴木を左サイドハーフ、根本を左サイドバックで併用することも考えられる。
鈴木慎吾というと、オシムジャパン発足時には、代表入りもうわさされた選手である。新天地での活躍次第では、その可能性は、ゼロではない。
④ 羽地登志晃の移籍(徳島ヴォルティス→ヴァンフォーレ甲府)徳島としては、かなり痛いと思うが、J1に移籍するということは、選手にとってはステップアップとなるので、泣く泣く放出したという感じだろうか。前線で高さもあって、ハードワークのできる羽地は、ナビスコカップで大ブレークした須藤と、いいライバル関係を築くだろう。
(限りなく、)その羽地との交換トレードという形徳島に移籍することになったのは、甲府のFW長谷川太郎。05年には、J2で17得点を挙げて、J1昇格の原動力になった選手だが、チームが3トップシステムへの移行して、ウイングの位置で起用されることが多くなってから、持ち前の得点力を失って、次第にポジションを失ったという印象が残る。ただ、徳島のようなチームでは、そのスピードが生きるかもしれない。
⑤ 那須大亮が移籍か?(横浜Fマリノス→FC東京)この中では、一番、興味を引いた話題。中澤・栗原に加えて、松田も戦力として復帰し、かなり苦しい立場になることが予想された那須にとっては、心機一転で、悪くない話である。
FC東京は、開幕から、CBが極端に不足しており、藤山と今野のコンビで何とかしのいできたが、限界が来ている。オールマイティな那須が獲得できれば、戦力値がアップすることは間違いない。
ただ、横浜Fマリノスとしても、必要な戦力であることは間違いないため、ほとんどクラブ間では合意に達しているという報道それが事実であれば、気前がいいなという印象ももつ。
⑥ 三浦淳宏の移籍先は?(ヴィッセル神戸→???)まだ、決着がつかない、三浦の移籍先。関係修復は不可能なようで、移籍先を探しているが、なかなか見つからない。もつれた原因について、いくつかの報道がされているが、いずれもが、いまひとつ、説得力を持たず、不可解さが残る。
こうなると、苦しいのは、「ヴィッセル神戸の三浦サポーター」である。個人的に、三浦本人を応援しているサポーターであれば、どこのチームに移籍しても、着いていくだけであるが、「ヴィッセルの三浦」が好きな人にとっては、そうもいかない。
「生涯ヴィッセル」を公言した選手が、なぜ、移籍を決断したのか、しなければならなかったのか、もやもや感は残る。神戸が、開幕直後に、3トップから2トップに変更し、三浦のポジション(左ウイング)がなくなってしまったことも、少なからず、影響を与えていると思うが、残されたサッカー人生の長さを考えると、「本来のポジションでプレーできなくなったこと」も、移籍を決断する一因になったとしても、別におかしくないと思うが・・・。
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>>> おけんさん
アビスパ福岡に決定のようですね。J2は、ハードだと思いますが、がんばってもらいたいところです。
お久しぶりです。アツは福岡に行くようですね、これで僕もJ2見なくてはなりません(笑)頑張ってもらいたいです!
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