■ J2の第35節J2の第35節。7勝14敗13分けで勝ち点「34」の大宮アルディージャはホームのNACK5スタジアムでギラヴァンツ北九州と対戦した。大宮は15位、北九州は20位に位置する。降格圏の北九州は6勝15敗13分けで勝ち点「31」となる。J2の残留争いは大混戦になっているが15位の大宮から22位のSC相模原まで「5差」。かつてないほどの熾烈な争いになっている。北九州が勝利すれば勝ち点で大宮に並ぶことが出来る。
ホームの大宮は「4-2-1-3」。GK南。DF馬渡、山越、西村慧、川面。MF三門、小島幹、小野雅。FW黒川、河田、中野誠。前節に続いてストライカーのFW河田とFW中野誠を同時起用した大宮は「4-2-2-2」とも「4-2-1-3」とも言える微妙な配置となった。夏の移籍市場で徳島から獲得したFW河田は11試合で4ゴールを挙げている。霜田監督になってから好調のFW黒川は34試合で6ゴール。チーム内得点王となる。
アウェイの北九州は「4-2-3-1」。GK吉丸。DF福森健、岡村和、河野貴、永田拓。MF針谷、西村恭、高橋大、前川、新垣。FW佐藤亮。夏に加入したドリブラーのMF椿はベンチスタート。34試合で8ゴールのMF高橋大がチーム内得点王となる。1トップの位置で起用されたFW佐藤亮は22試合で4ゴール。MF前川は32試合で3ゴールを挙げている。総得点が「30」というのは22クラブの中で3番目に少ない数字になる。