※ 2020年12月30日(水)の時点
京都サンガ ・・・ A-
→ 8位でJ1昇格を逃した京都は1年のみで實好監督が退任して元・湘南の曹貴裁監督を招聘した。パワハラ問題でS級ライセンスの資格が停止になっていた曹貴裁監督の招聘に対しては賛否両論あったが「キジェ・チルドレン」と言われる選手をたくさん獲得した。MF松田天(湘南)、MF武富(浦和)、MF白井康(札幌)の加入が決定済み。MF中川寛(湘南)の加入も濃厚と報じられた。4人とも曹貴裁監督の教え子になる。
他にもMF武田将(甲府)、MF三沢(鳥取)、DF荻原(浦和)、GK福島(浦和)などを獲得しており、DF木村誠(FC東京)の加入も有力視されている。中盤の選手をたくさん獲得しているが大きいのはMF武田将とMF松田天とMF三沢の3人になる。MF武田将は左利きでゲームを作ることが出来るJ2では屈指のボランチである。MF松田天はJ1の湘南で主力として活躍しており、MF三沢はJ3を代表するボランチの1人である。
2020年の京都は平均年齢が28.48歳。J2の22クラブの中で最も高かったが25歳前後の選手をたくさん獲得した。若返りも進行すると思われる。最大のニュースはFWピーター・ウタカの残留になる。一時は「町田への移籍が有力」と言われたが一転して京都に残った。曹貴裁監督の下で活躍できた外国人フォワードはFWウェリントンなど数名のみ。外国人の扱い方はあまり上手くないが残留はポジティブに考えられる。