※ 2020年12月29日(火)の時点
栃木SC ・・・ D+
→ 開幕前は「有力な降格候補の1つ」に挙げられたが全員でハードワークするサッカーで旋風を巻き起こした。15勝14敗13分けで10位。良いシーズンになったと言える。自身の価値を高めた選手がたくさんいるのでハードなオフになる可能性はもともと高かったが大卒1年目ながら攻撃の中心となったMF明本(→浦和)は報道されていたとおりで浦和への移籍が決定した。わずか1年で栃木SCを離れることになった。
新しいチームの顔だったので当然のことながらダメージは大きいが「栃木SCの下部組織出身の選手が栃木SCで活躍してビッグクラブに育っていったこと」は長い目で考えると栃木SCにとってもプラスである。ある程度の移籍金を手にしていると思うので「仕方がない。」というしかない。さらにベテランのGK塩田(→浦和)も移籍が決定したが名古屋でトップ昇格を果たしたGK東ジョン(名古屋U18)をレンタルで獲得した。
2020年はGK川田が22試合、GK塩田が12試合、横浜FMに戻ったGKオビ・パウエル・オビンナが9試合に出場した。3人のキーパーが起用されたが出番のなかった期限付き移籍のGK大野は契約満了。キーパーはGK川田とGK東ジョンの2人になったので「キーパーの補強に動くのは確実」である。ショックが大きいのは左SBのDF瀬川和(→クリアソン新宿)の移籍になる。「想定外の流出」と言わざる得ない。