GK 田尻健 (ガイナーレ鳥取)→ 昨オフに加入したG大阪から鳥取に完全移籍した。2019年に在籍した4人のキーパーがいずれもオフに退団したので「全員が新加入選手」という異例の態勢になったキーパー陣の中で定位置を確保。鋭い反射神経を生かしてたくさんの好セーブを見せて4位と好位置に付ける鳥取を支えている。182センチなのでサイズには恵まれていないが安定感のあるキーパーである。フィードの正確さにも定評がある。
DF 石川啓人 (ロアッソ熊本)→ DF高瀬がJ2の群馬に移籍してDF片山奨は現役を引退。「実績のある左SBがほぼいない。」という状態だった熊本の救世主になったのは中盤が本職となるDF石川啓だった。17試合で1ゴール4アシスト。右利きでありながら左SBで起用されているが「右足に持ち替えての鋭いクロス」と「強烈なミドルシュート」を武器に主力として活躍している。鳥栖では怪我もあって力を出し切れなかったが開花しつつある。
DF 井上黎生人 (ガイナーレ鳥取)→ 鹿児島実業高出身。高卒で鳥取に加入して早くも6年目となる。選手の入れ替わりの激しい鳥取の中では最古参プレーヤーになるが今シーズンも守備の要として活躍中。守備CBP(合計)はJ3の全選手の中で1位となる。高い身体能力を生かして体を張ったプレーで失点を防いでいる。祖母がスペイン人のクオーター。今シーズンも鳥取がJ2昇格に失敗するようだと「オフに他クラブに流出する可能性大」である。
DF 上原拓郎 (FC今治)→ 2015年~2018年まで熊本でプレーした。2019年からFC今治に所属しているが左SBの定位置を確保。16節のSC相模原戦(A)で退場処分となったがそれまでは開幕からフルタイム出場を続けていた。精度の高い左足は札幌時代から定評があったがラストパスの本数はJ3で2位タイとなる32本。セットプレーが大きな武器になっている昇格1年目のFC今治を支えている。ボランチでもプレーできる万能性も魅力。
MF 池田昌生 (福島ユナイテッド)→ 東山高出身で高卒3年目。福島でプロキャリアをスタートさせたが小・中はC大阪の下部組織でプレーした。MF中島元(新潟)はC大阪U-12のときのチームメイトになる。プロ1年目から主力級の活躍を見せていたが今シーズンはコンスタントにゴールに絡んでおり、16試合で3ゴール5アシスト。FWイスマイラとともに福島の攻撃の中心になりつつある。たくさんのゴールに絡めるようになったので評価は上がっている。
MF 米澤令衣 (鹿児島ユナイテッド)→ 開幕から出遅れた鹿児島だったがここに来て調子を上げてきた。チャンスの数は格段に増えているがMF米澤が主力として起用されるようになったのが浮上のきっかけになった。8節からスタメン出場が続いているが11試合で6ゴールを挙げるなど鹿児島の得点源として活躍している。右SHで起用されるケースが多くなっているが「サイドハーフの位置からたくさんのゴールに絡める選手」は高い評価を受けやすい。
MF 坂井大将 (ガイナーレ鳥取)→ 開幕当初の勢いはなくなったが15試合で5ゴールを記録。シャドーの位置でプレーする機会がほとんどになるが高い決定力を発揮して開幕ダッシュに成功した鳥取の攻撃陣を支えた。開幕5試合で4ゴールを記録するなど新天地の鳥取にすぐに馴染んで結果で価値を示した。ボランチやSBでもプレーできるのでユーティリティー性が高いがコンスタントに点が取れるのであれば「2列目がベター」と言えるだろう。
MF 花井聖 (カターレ富山)→ 「優勝候補の筆頭」に挙げられながら7勝6敗3分けで10位。2014年以来となるJ2復帰が難しくなってきた富山は誤算の多いシーズンになっているが10番のMF花井は15試合で5ゴール4アシスト。今シーズンもたくさんのゴールに絡んでいる。最近は「2トップの一角」とも言える高い位置でプレーしているがフォワードの層は厚いので出来れば攻守の要であるMF花井は本来のポジションであるボランチで起用したい。
FW ホムロ (SC相模原)→ 16試合で8ゴールを記録。新・エースとして期待通りの活躍を見せている。SC相模原というクラブは「凄い経歴の外国人選手」や「凄そうな外国人選手」を獲得するケースは少なくないが期待外れに終わるケースも多かった。FWホムロに対しても懐疑的な見方をする人は多かったが絶大な存在感を発揮している。長身でありながら足元の技術が高くて動きもシャープ。J3では最高クラスのストライカーと言える。
FW 高橋利樹 (ロアッソ熊本)→ 大卒1年目ながら熊本のCFの核として活躍中。16試合で7ゴールを奪っている。FW谷口海、FW北村、FW浅川とJ3で実績のある若手のストライカーを3人も擁している中、無名に近かったFW高橋利がフォワードの軸になったのは驚きだった。182センチの長身でありながら運動量が多くて献身性も持っている。クラブOBのFW巻やFW皆川を連想させる「大型のハードワーカー」である。価値と評価は急上昇している。
FW 酒本憲幸 (鹿児島ユナイテッド)→ C大阪のレジェンド。16年間プレーしたC大阪を離れて2019年に鹿児島に加入したが6節のC大阪戦(A)では前半1分・前半5分・前半15分にゴールを決めてハットトリックを達成した。慣れ親しんだ長居スタジアムへの凱旋試合だったがわずか15分間でハットトリックを達成した。鹿児島ではフォワードで起用されているが17試合で5ゴール3アシスト。キレはなくなったが老獪なプレーでチームを引っ張っている。
・
【J1】 あなたが考える2020年の前半戦のベストイレブンは? (1節〜17節) → 382票
・
【J2】 あなたが考える2020年の前半戦のベストイレブンは? (1節〜21節) → 418票
・
【J3】 あなたが考える2020年の前半戦のベストイレブンは? (1節〜17節) → 389票
YouTubeを始めました。
チャンネル登録よろしくお願いいたしますm(__)m
★ 現在の投票数 → 389票
→ 必ず11人を選択してから投票を行ってください。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
YouTubeを始めました。
チャンネル登録よろしくお願いいたしますm(__)mチャンネル登録をする。
再生リスト (全動画)
関連エントリー
2020/09/24 【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
2020/09/24 【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (2ndチーム編)
2020/09/23 【J1】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (3rdチーム編)
2020/09/27 【J2】 2020年の前半戦(1節~21節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
2020/09/27 【J2】 2020年の前半戦(1節~21節)のベストイレブンを考えてみた。 (2ndチーム編)
2020/09/26 【J2】 2020年の前半戦(1節~21節)のベストイレブンを考えてみた。 (3rdチーム編)
2020/09/26 【J3】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (1stチーム編)
2020/09/25 【J3】 2020年の前半戦(1節~17節)のベストイレブンを考えてみた。 (2ndチーム編)
- 関連記事
-