ガンバ大阪 ・・・ B+
→ 前半戦(1節-17節)を終えた時点では4勝10敗3分け。16位と低迷したG大阪だったが宮本監督になって一変。25節から怒涛の9連勝を達成するなど一気に勝ち点を積み上げて残留争いを抜け出した。最終的には14勝14敗6分けで9位。「V字回復」を果たした。難しい状況の中、チームを立て直した宮本監督の評価は急上昇しているがベテランのMF今野が怪我から戻ってきてボランチに定着したのも非常に大きかった。
最終節は柏に敗れて10連勝は逃したものの上り調子でシーズンを終えたこともあって選手の入れ替えは激しくなかった。主力級の流出はゼロ。レギュラーのCBだったDFファビオ(→未定)は抜けているが韓国代表のレギュラーとして先のアジア杯を戦ったDFキム・ヨングォン(広州恒大)を獲得。清水時代に日本代表を経験しているDF青山直(ムアントンU)も獲得したので実績のあるCBを2人加えることに成功した。
さらには2018年のJ2でベストイレブン級の活躍を見せたMF田中達(熊本)の獲得にも成功した。その他の新加入選手は大学ナンバー1の右SBとも評価されているDF高尾(関西学院大)と年代別代表の常連だったボランチのMF奧野(G大阪ユース)の2人になる。2017年のU-17W杯の本大会を経験しているMF奧野はボール奪取力の高いボランチである。組み立てのセンスもあるので近い将来の主力候補に挙げられる。