1人目 : MF 杉本太郎 (徳島ヴォルティス)→ 徳島に加入して1年目の2017年は41試合で6ゴール5アシスト。飛躍のシーズンになった。レンタル期間を延長して徳島に残って10番を託されたが怪我の影響もあって思うようなシーズンにはならなかった。徳島のJ1昇格は絶望的で、鹿島に戻る可能性も低い。J2の中規模以下のクラブであればエース級の活躍が見込める選手なので大争奪戦になっても全く不思議はない。巧みなボールキープは圧巻である。
2人目 : MF 伊藤優汰 (アルビレックス新潟)→ 京都U-18で活躍したドリブラー。同年代のFW久保裕(ヘント)、MF原川(鳥栖)、MF駒井(札幌)、DF高橋祐(鳥栖)などが順調にキャリアアップしているのとは対照的。新潟に移籍してからは怪我に悩まされている。短い時間で光るプレーを見せる時もあるが計算しにくい選手になっている。打開力はJ2でも上位クラスの選手なのでこのあたりで環境を変えるのも悪くない。怪我からの完全復活が期待される。
3人目 : MF 佐々木匠 (カマタマーレ讃岐)→ 98ジャパン(=U-16日本代表)のときはMF堂安(FCフローニンゲン)やMF藤本寛(東京V)以上に期待と注目を集める存在だったが伸び悩んだ。仙台でも徳島でも出場機会を得られなかったがついにブレイクした。味方のサポートが少ない中、讃岐では35試合で2ゴール9アシストを記録している。今オフ、仙台に復帰する可能性も、讃岐に留まる可能性もあまり高くないと考えられる。横やりが入っても不思議はない。