Saker

2023年2月16日 (木)

ロシア、ロジャー・ウォーターズに国連安全保障理事会で話をするよう要請

20232月8日
Saker

FYI:ここの私のロジャー・ウォーターズとのインタビューがある。

RTがこう報じている。

 モスクワはピンクフロイド共同創設者ロジャー・ウォーターズがウクライナに関する次の国連安全保障理事会会議で話をするのを認めるよう要請した

 イギリス・ロックの象徴ロジャー・ウォーターズは水曜日開催予定の来る国連安全保障理事会会議に参加し平和の可能性とウクライナへの武器供給について話すよう公式にロシアから要請された。

 招待は火曜日にロシアのドミトリー・ポリャンスキー国連次席大使が発表した。国連にピンク・フロイドの共同創設者で平和主義活動家に演説者として起用するのを許すようロシアが公式要請したと彼はTelegramチャネルで書いた。

 ウォーターズは彼が「不必要な戦争」と呼んでいるロシアとウクライナ間で進行中の軍事衝突の率直な批判者で、この問題に平和的解決を見いだす取り組みを繰り返し要求している。彼はアメリカと同盟諸国を「戦争で不当利益を得る」罪で告発し、この地域で戦争を意図的に引き起こし、長びかせ、キーウに継続的な軍事支援をしている欧米を非難している。

 アメリカの権益に役立ち「本当に商売上良い」ので、ウクライナ危機をひき起こし、モスクワ・キーウ間紛争を可能にした責任はワシントンにあると彼は何度か述べている。

 このミュージシャンによるモスクワ・キーウ間和平の呼びかけの繰り返しと、欧米の軍隊が干渉していることへの批判から彼はロシア擁護者、「クレムリンの主張」の伝導者という烙印を押されることになった。彼の意見ゆえに彼はポーランドでコンサートを禁止され、彼は掲載されたジャーナリストや政治家を含め数人がこのウェブサイトに掲載された後に暗殺され、しばしばキーウの「獲物リスト」と名付けられている悪名高い「ミロトヴォレツ」データベースにさえ掲載されている。

 9月、ウォーターズは紛争を終わらせるための外交的協議を召集するようロシアのウラジーミル・プーチン大統領本人に宛てた公開書簡を書いた。彼は「我々の指導者たちに大虐殺を止めるよう説得するのを」手伝うよう頼んでウラジーミル・ゼレンスキーの妻エレナに手紙も書いた。

記事原文のurl:https://thesaker.is/russia-invites-roger-waters-to-speak-at-the-un-security-council/

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 The Saker、間もなく閉鎖すると主宰者が告知している。実に残念。

 Jeffrey Sachs、ノルドストリーム爆破はアメリカによると断言 これほど明白なことを知らずにすむには主要メディアを頼れば良いと。

Jeffrey Sachs: Who really blew up the Nord Stream 2 pipeline? 43:32

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

椿組2023春公演『まっくらやみ・女の筑豊(やま)』、2月9日(木)~19日(日) 作:嶽本あゆみ(メメントC)、新宿シアタートップスを15日観劇。炭鉱労働に従事した女性への聞き取りを通して、男女の性差が生み出すさまざまな問題を炙り出す新作舞台

 日刊IWJガイド

「ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その3)『ゼレンスキーはNATO加盟を諦めたのです。「私は放棄する」と彼は言ったんです』!」

はじめに~ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その3)「ゼレンスキーはNATO加盟を諦めたのです。『私は放棄する』と彼は言ったんです」!「私は言ったんです。米国はあなたに保証を与えるだろうかと。米国は7年間はコミットするでしょう。でも、アフガニスタンを撤退したあとはどうですか!? 米国からは保証は得られないよ」!

2023年2月 2日 (木)

戦略なき戦術は敗北前の騒音

2023年1月24日
Saker

 この記事の題名は有名な中国人将軍、戦略家で、2500年前の哲学者、著者、孫子の言葉だ。これまでの二千年間に戦争が劇的に変化したのは本当だが(例えば、戦術と戦略の間に中級レベルとして作戦術が加えられた)孫子の基本論理はまだ当てはまる。この問題を極端に単純化すれば、戦術は定義されるべき目的に向かう手段であり、その究極的目的の定義が戦略だと言える。これはばからしいほど極端な単純化だが我々の狙いには十分だ。

 上記のことはウクライナ状況と大いに関係がある。だがまずは重要な注意点を。ウクライナ軍は戦争最初の月におおかた破壊された。アンドレイ・マルチャーノフや私自身二人で何度もこれについて書いているが皆様が更に別の情報源を聞きたいとお望みなら私はSubstack(私が全員にお勧めする良いウェブサイト)のBig Surgeによるこの記事をお勧めする。あるいはマグレガー氏のビデオをご覧願いたい。更にある(Moon of Alabamaは良いものの一つ。

 戦争最初の月の間、欧米はホストメリに向かうロシア侵攻を下記の二つで示すのに忙しかった。

  • ロシアの大敗北と
  • ロシアによる民間人大虐殺

 欧米メディアがそのたわごとに焦点を合わせていたのに対し、このプロパガンダ戦争で完全に失われていたのはウクライナ・ナチス軍の破壊だった。

 だがウクライナ・ナチスは起きていることを理解し交渉に同意した。我々全員が知っている通り、英米シオニストは差し迫った戦争の終わりのように見えたものを止めるためキーウにボリス・ジョンソンを送った。

 とにかく、戦争の早い段階における双方の目標を見よう。

  • 武装解除されたクライナ・セルビア「保護区域」でNATOが(オペレーション嵐)でしたことを繰り返すことを願ってウクライナ・ナチスはドンバス攻撃の準備ができていた。
  • ロシアはその攻撃を事前に制したがドンバスでウクライナ・ナチス軍を直接攻撃することではなく基本的にウクライナ全体でウクライナ・ナチス軍を破壊することにより。

 どんな常識の標準によっても戦争は3月に終わるべきだった。なぜか? なぜなら再びウクライナ・ナチス軍全体が基本的に破壊され解体されたから。それから欧米の「天才」が実に単純な解決をもってやって来た。

  • 旧ワルシャワ条約機構の全ての(そうではない、それは決して「協定」とは呼ばれなかった)全ての旧ワルシャワ条約機構の兵器をウクライナに送る。
  • より多くのウクライナ兵を前線に送る

 当初その手法は非常に有望に見えたが長くは続かなかった。

 ロシアがいくつか非常に困難な問題に直面したため、ずっと遅いペースでではあるがウクライナ・ナチスによる二度目の繰り返しもロシアに撃破された

  • ソ連のものが一般にそうであるだけでなく、その多くが近代化されていたから旧ワルシャワ条約機構の兵器の多くが非常に効果的だった。
  • ロシアの前進を遅らせられるならウクライナ・ナチスは大規模損失を受けることも全くいとわなかった。
  • ロシアには静的防衛にも全戦線支配にも必要な兵力がなかった。
  • (兵力でウクライナ・ナチスがロシアに圧倒的に勝っていたのでロシアはともあれ(唯一の選択肢だった)策略/兵力を節約する機動防御を選択したため土地を占領できずロシア兵が駐留して彼らを守るのを現地ウクライナ人は当てできないことを意味した。
  • NATOの全C4ISR能力が次第にウクライナ・ナチスに利用可能となり、大いにウクライナ砲兵隊と空軍(旧ワルシャワ条約機構の航空機百機も送られた)を援助しロシアの作戦を困難にした。
  • ドンバスのウクライナ・ナチス陣地は*地下深く堅固に作られており*(彼らには防御を構築する欧米からの8年の無限資金があった!)ロシアは血まみれの正面攻撃で兵士を犠牲にしようとはしなかった。ウクライナ・ナチスは町や市内に隠れており、ウクライナ・ナチスの防御壊滅は何千人もの一般人を殺すことを意味するので重火器使用も選択肢ではなかった。

 そうした全てにもかかわらずロシアは旧ワルシャワ条約機構の兵器の大部分を破壊し、ウクライナ・ナチスに「砲弾と身体」を引き換えにすること、持続可能であり得ないばかげた倫理に反する無駄な戦術を強要するのに成功した。結果として、ウクライナの戦死者/行方不明兵数は更に急増したが欧米の誰も少しも気にかけなかった。

 ここで重要なことはウクライナ・ナチスは多くの兵器と兵士を失っただけでなく*最良*兵士の多く(旅団丸ごとや最良の兵士がバフムート周囲で失われた!)を失ったことだ。NATOはキーウに益々多く動員し戦線に行かせろと言えるが、動員され早急に訓練された人々の大部分が本当にウクライナ・ナチスの莫大な損失を埋め合わられなかったことを意味する。ウクライナでウクライナ兵を訓練するのは危険だ(ロシアのミサイル攻撃がウクライナには訓練をする安全な場所がどこにもないことを意味した)国外でウクライナ人を訓練するのはより安全だが遙かに小さい戦力のため遙かに大きな努力が必要だ。

 そして必然的に旧ワルシャワ条約機構がキーウ政権に送った膨大な量の兵器もロシアの攻撃で次第に破壊された

 更に地理は残酷で、我々の場合、ドンバス丸ごと一つの巨大な大釜で西側しか開いておらず、小規模な地域的攻撃以上の何であれ計画するのは極めて困難だ。だがロシアにとっては、どの方向からでも攻撃可能なことを意味する。北、東、南あるいはそのどの組み合わせでも。部分的動員後、今までロシアは必要とされるあらゆる選択肢を選択することが可能だった。

 欧米は旧ワルシャワ条約機構の武器をかなり早く使い果たした。

 「志願兵」や民間軍事企業(この米海軍SEALのような)「脱走兵」さえ次々と送って欧米は対応した。 世界中で徴兵事務所が慌ただしく組織され、ロシア側はロシア語やウクライナ語ではなく、ポーランド語や英語(やアラビア語さえ!)の無線を聞き始めた。

 今や問題は兵器だ。

 第一に、NATOは旧ワルシャワ条約機構の主力戦車や歩兵戦闘車/装甲兵員輸送車、地対空ミサイルなどを「1対1で」置き換えることはできない。NATO兵器は単に高価なだけでなくロシアに与えられた実に莫大な損失を埋め合わせるのに十分な備蓄はない。

 第二に、旧ワルシャワ条約機構兵器は単にウクライナ人になじみがあるだけでなく、運用に必要な供給/保守の流れを安全に保つのは(若干例外はあるが大半は旧ワルシャワ条約機構のものより劣っている)NATO兵器よりずっと容易だ。

 第三に、NATO兵器の機能は大部分ひどかった。約束された魔法兵器の少しも少なくとも軍事的にどんな本当の差異ももたらさなかった。殺された一般人に関し、NATO軍への長射程兵器送付以来、ウクライナのNATO軍(それが彼らの現実だ)に殺害された民間人被害者数が四倍増加したとロシアは報じている!

 だがもちろん、欧米の誰もそれを気にかけない。

 当初欧米は、特にウクライナに送られたシステムをずっと新しいシステムで埋め合わせるというアメリカの約束に反して自身の余剰兵器や古い備蓄の全てを送ることで応えた。そうした備蓄はロシアの肉挽き機によってかなり速く粉砕された。

 換言すれば「ウクライナ」軍(現実にはNATO軍)の三度目の繰り返しをロシアは粉砕したのだ

 それで我々は今日の状況に直面する。

 帝国は今単純で極めて危険なジレンマに直面している。ウクライナのNATO軍は兵器と人員両方を使い果たしつつある。

 欧米が例えば主力戦車中隊あるいは大隊なりをリボフに送り、いくつかのパトリオット部隊をキーウ防衛のため送っても現地で軍事的差相をもたらすまい。そう量に質的意味がありこのような限定された武器と要員を送っても(孫子のいう意味で)大きな「雑音」を生むかもしれないが相違は生じない。

 もし欧米が相違を生じさせるに十分大きな兵力を送れば、それは必然的にNATOが勝てない大規模な大陸戦争をもたらすだろう

 この全てから疑問が生じる。ウクライナにおける欧米の本当の狙いは何だろう?

 いくつか示唆させて頂きたい。

 ウクライナ・ナチス/NATOの敗北を防ぐ
 戦争をロシアにとって可能な限り高価にする
 面子を保つ

 これら目標三つ全てに問題があり、最大のものは、そのいずれも「戦略」に値しないことだ(そもそも余りに曖昧だ)。二つ目の問題は欧米がこれら目標のいずれも実現する手段を持っていないことだ。そして三つ目は全く非現実的な目標に固執することで欧米全体が避けられない敗北と、それに続いて面子を潰すことだ。

 するとアメリカ/NATOは一体何を提示できるだろう?

  • 世界有数のC4ISR(非常に実用的だが非常に脆弱な可能性もある)
  • 世界有数の潜水艦部隊(巡航ミサイル発射でしか有用ではない)
  • 大量の亜音速旧式巡航ミサイル
  • 比較的小さい地上部隊(本物の航空防衛がない)
  • *極めて*危険な環境で活動した経験がない空軍
  • 非常に強固な核の三つ組み

 孫子から我々が知っているように「戦略なき戦術は敗北前の雑音」で我々はこれら能力のいずれもNATO敗北を回避する可能性がないことが分かる。換言すれば、アメリカ指揮官が間もなく更にもっと悪い選択に直面しなければならない。敗北か核戦争か。

 現在欧米は(本当に有意義な)戦術、戦略いずれも持っていないと私は主張したい。

 全く。

 私が見ている全ては魔術思考、ナルシスト的妄想、何世紀も何のおとがめもなしにロシアとあらゆるロシアのものに対する支配的盲目的憎悪によって形成された固定観念だ。

 世界最強力な大陸軍に対する(どんな定義であれ)勝利のための要素からほど遠い。

アンドレイ

記事原文のurl:https://thesaker.is/tactics-without-strategy-is-the-noise-before-defeat/

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 Redacted ウクライナでのアメリカ政府秘密契約 表現曖昧で実態不明。

Shhh... these guys are SECRETLY hiding in Ukraine

 デモクラシータイムス

「戦場日本」語らぬ岸田【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:35:05

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

重要:ジョン・ヘルマー著[ブリンケン(国務長官)は国務省の代弁者イグネイシャスを通じ、戦争が失われた(負けた)ことを認めクリミア、ドンバス、ヘルソンのザポロジエ等の割譲を提言(注これは統合参謀本部議長案と同じ)。露紙プラウダ紙も報道。

 日刊IWJガイド

「NATOとロシアの全面対決は不可避!? NATO軍事委員会トップのバウアー委員長が『NATOはロシア軍と直接対決する準備ができている』」

はじめに~NATOとロシアの全面対決は不可避!? NATO軍事委員会トップのロブ・バウアー委員長が「NATOはロシア軍と直接対決する準備ができている」と明言! NATO諸国に対し「防衛産業における生産を増加させるため」に「戦時経済体制」に移行するよう呼びかけ!! 『ニューヨーク・タイムズ』や『シュピーゲル』等、欧米主要メディアはこの発言を報じず! 日本の主要メディアに至っては報じたものは皆無!!

2023年1月21日 (土)

ヨーロッパ最初のネオコン戦争の反響といくつかの音楽

2023年1月13日
Saker

 まずBitChuteもロシア人が撮影した戦闘活動のビデオをブロックするのが分かった。少なくともこれまでのところRubmleはそうしておらず、将来私は「政治的に正しくない」あるいは「過激な」ビデオ公表はRumbleに限定するだろう。だが、ここで唯一実行可能な解決策は主権国家がビデオ・ホスティング・サービスを持つことだ。

 次に私は今ここで詳細には語れないがこれは実に興味深い。GreyZoneが「機密指定から解除された諜報機関ファイルがボスニア紛争の不都合な真実を暴露」を報じている。この情報の元情報源はここでご覧願いたい。

 セルビアに対するNATO戦争当時、私は国連軍縮研究所、一種の軍縮委員会ための国連シンクタンクで働いていた。この研究所は国連防護軍の一部ではなかったが我々は国連防護軍内部の書類を読めた。しかも当時私はスイス戦略諜報局の機密文書も読めた。最終的に、私の様々な上司には知られていないが、あらゆる種類の興味深い情報を入手できるセルビア人やロシア人の個人的友人がいた。換言すれば、当時私は事実としてメディアがこの戦争に関してウソをついている事実を*知っており*(証拠は提供できないが)今私は個人的に下記を確認できる。

  • サラエボのマルカレ市場爆撃はニセ旗作戦で現地の国際連合保護軍専門家はプロパガンダを見破り指揮系統に報告したが、もちろん、これら報告は機密扱いされ無視された。
  • 「スレブレニツァ大量虐殺」は決して起きなかったが、ゴラジュデに向かって樹木が茂る丘を後退する際多数のイスラム教徒が殺され、場合によっては捕虜処刑があったが、ミロシェビッチ政権のCIAスパイが命令したものだ。欧米が「人道的理由」で攻撃する口実を得るため意図的に準備された心理作戦で、何年も後にMH17が同じ役割を演じた。
  • 悪名高いラチャク大虐殺は決して起きなかった。EU監視団は早々それを理解し、彼らは指揮系統に報告したが、もちろん、これら報告は機密扱いされ無視された。これらの人々の一部は私の友人で私に真実を話したこと以外は:-) 実際に起きたのはコソボ解放軍テロリストとセルビア部隊間の銃撃戦だった。
  • 今ウクライナでも全く同様に欧米は多数の国連安全保障理事会決議に直接違反しボスニアに多くの資金や武器や「志願兵」を注ぎ込んでいる。国連は丸ごと乗っ取られ、クレムリンのエリツィンやコズイレフ外務大臣のようなピエロによって特に容易にされた。
  • NATOとクロアチアがクロアチアの国連保護軍を攻撃した、国際連合保護軍は各国家司令部に身を引き干渉しないよう命じられた。セルビアは重火器を引き渡し国連「保護」下に置かれることに同意していた。その後何が起きたか我々全員が知っている。
  • NATOはトルコと協力して、何百人ものアルカイダ・テロリストをボスニアに送り込む航空便を提供した。悲しいかなイラン(私の意見ではボスニアに対するイランの姿勢はアメリカの心理作戦で引き起こされたイスラム世界のヒステリーを抑える勇気を持っていなかったイスラム共和国がおかした最悪の失敗だ)。
  • EU「観察者」は主に欧米諜報機関士官だった。いわゆる「人道」組織、特に国境なき軍隊の多くの人員にも当てはまる。もちろんこれは多くの「ジャーナリスト」にもあてはまる。それでも彼らの一部は非常に正直に何を見たか*報告*したが多くは諜報を集めボスニアの(ちなみにチェチェン共和国でも)ワッハーブ主義者の秘密支持にさえ関与した。
プリシュティナの
ビル・クリントン像

 これがなぜ今重要なのか? 同じ当事者の多くがウクライナや他の場所で活動しているためだ。完ぺきな例はEUやIAEA「オブザーバー」だ。ここに密約がある。彼らが見たことを報告する誠実な仕事をするこれら「監視者」や「観察者」は彼らの報告はメモリホールに放り込まれ、国家機密を明らかにしたり機密情報を公開したりできないので彼らは沈黙させられる(例えばスノーデン)。他の連中、情報局員のことを私は言っているのだが、情報を集めテロリストを援助する彼らの行動はそもそも有害だ。

 これらの理由からロシアは全ての西(ゾーンA)「オブザーバー」を追い出し、IAEAや化学兵器禁止機関など全てのEU組織、あらゆる欧米「救済」組織など英米シオニストが管轄するどの機関とも協力すべきではないと私は思う。

 さらにロシアや中国やイランはロシアや中国やイランの利益にかない戦場に派遣される用意がある多国籍観察者大隊を作るべきだと思う。更にこれら三国は他の国々を招待できるが、そうした国々の指導者に本当に主権を持ち植民地のご主人のための買弁管理者ではないことだ。

 ゼトベゴヴィッチやグアイドやチハノフスカヤや、それを言うなら「Ze」の役割を我々は理解すべきだ。連中の機能は自国民のための最善を求めず果てしない戦争を正当化することだ。

 セルビアに対する英米シオニスト戦争の真実は最終的に少しずつ漏れ出すだろう。実際、戦中でさえ一部の観察者(私はミシェル・コロンを考えているが他の人々もいる)が行われていたことの非常に良い真実の記述を書いた(「自由出版」として知られる)が公式な国家プロパガンダに無視された。だがトンキン湾事件やJFKや9/11事件や実に多くの他のニセ旗同様何であれ真実は事態修復するには極端に遅く判明する。欧米の人々はウソに大いに慣れているのでそれを何らかの避けられない政治の副作用として受け入れる。少なくとも我々のうちゾーンAに暮らす人々は本当に真実後の社会で暮らしているのだ。

アンドレイ

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 いつものように皆様といくつか「週末の音楽」を共有したい。

 最初はジョー・パスとオスカー・ピーターソンによる"If"の生演奏だ。

 次は、ジョニー・マッデンによる「Simple Praise」の演奏だ。

 次は、アンドレイ・コロレフの「At home amongst strangers」の演奏だ。

 最後は、エフゲニー・ザラフィアンツが私の大好きな作曲家の一人の大好きな曲の一つを演奏する。アレクサンドル・スクリャービンによる前奏曲第16番Op.4 変ホ短調

記事原文のurl:https://thesaker.is/echoes-from-the-first-neocon-war-in-europe-and-some-music/

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 World Economic Forum開催に当たってイーロン・マスクが、神様のもりか!と書いている。ニュージーランド首相でWEFシュワブの秘蔵っ子ジャシンダ・アーダーン首相が突如辞任発表。支持率が極めて低く、次回選挙で当選する可能性皆無なのであきらめたという説がある。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

消費者物価、22年12月4.0%上昇 41年ぶり上げ幅、実質賃金8年半ぶり減少率記録 賃金増も物価にとどかず、公的年金3年ぶり増額 23年度、68歳以上で1.9%増(注、年金の増額は物価上昇の下なので実質減)

 日刊IWJガイド

「地元自治体はおろか、防衛省も外務省も詳細がわからないのに『2+2』で突如発表された横浜ノース・ドックの米陸軍小型揚陸艇部隊新編!」

はじめに~地元自治体はおろか、防衛省も外務省も詳細がわからないのに「2+2」で突如発表された横浜ノース・ドックの米陸軍小型揚陸艇部隊新編! 施設返還を求め続けてきた横浜市も市議会も神奈川県も、IWJ記者の取材に、説明できない国への困惑といらだちを表明!! これが安全保障の主権のない国の現実!

2023年1月16日 (月)

ウクライナ破壊という点で独自の成果を実現したゼレンスキー

2023年1月10日
Saker

出典: https://t.me/c/1274044880/3362(テレグラム、メンバーでないと読めないためリンクせず)
テキスト:アリョーナ・ザドロージナヤ
SakerブログのためAによる翻訳

 2022年末までにウォロディミル・ゼレンスキーは独特な様々な意味で悲劇的な成果を実現した。彼はウクライナ人口を一世紀前のレベルに下げ、この国を欧米の奴隷にし、文明の基本的恩恵を同胞国民から奪うのに成功した。他に一体どんな「成功」をゼレンスキーの実績に加えられるだろう?

 2023年、ウクライナでは出生率の悲惨な低下が予想される。これはプトゥーハ人口統計・社会調査研究所部長、ウクライナ科学アカデミー会員エラ・リバノワが明言した。彼女によれば人口は2030年までに3500万人に減少するが、この縮小過程は1994年から続いている。同時にリバノワはまだ3400-3500万人がウクライナで暮らしていると主張している。

 だがこの数字は疑わしい。ドンバスやウクライナ領からロシアに行った難民の数は既に500万人を超えている。夏、国連によれば全てのヨーロッパ諸国に国を去った約630万人のウクライナ国民がいた。リバノワの数値は水増しされており、今日既にウクライナには彼女が主張するより遙かに少ない人数しか住んでいないと専門家は確信している。

 「特別軍事作戦開始前でさえ一体何人が本当にウクライナに住んでいるか理解するのは困難だった。公式数値は約4000万人だが、もっと少なくないとしても実際は約3300万人の人口人々だ」と経済学者イワン・リザンがヴズグリャド紙に述べた。「2016年から2019年までポーランドで居住許可を獲得した人々の中でウクライナ人は最多だった。毎年最高50万人の人々がこのように「出て行った」。多数の難民が最近ヨーロッパに移住したことも忘れてはならない」とこの専門家が強調している。

 「だからウクライナに残っているのはせいぜい2500-2700万人で前世紀1920年代の人口に相当する。主に外国旅行を禁止されたため男性は国に留まった」と情報源は指摘する。

 「私はこの傾向は2023年も続くと確信している。国内における移動もあるだろう。状況が激化している活動領域から人々が逃げるだろう。例えばキーウ-が支配するドンバス地域から住民がドニエプロペトロフスクに逃げたように」とこの経済学者は主張する。

 「労働市場は酷い状況になっている。国家公務員は最低限の給料で暮らしている。戦争が近づくためウクライナの他地域に引っ越すよう強いられる教師は賃借住宅に支払う金しかない」とリザンは言う。

 「最も儲かる仕事は戦争に行くことだ。ウクライナ軍は参戦する人々には10万フリヴニャ(18万9000ルーブルあるいはドル2700/月)を、戦争に積極的に関与しない人々には3万フリヴニャ(5万7000ルーブルあるいは817ドル/月)払う。前線から故郷に帰る人々は鯨飲し思いのまま無謀な出費を始める。彼らは家電品店に入り、価格を見ずに最も高価なTVを包装するよう頼むほどだ」とこの専門家は言った。

 「積極的に略奪して収入を補っている人々もいる。ウクライナではウクライナ軍の物流システムに統合された民間郵便局ノヴァ・ポシタがある。最近ではそのトラックは前線に砲弾や糧食などを配達し、前線からあらゆる略奪品を持ち帰って売っている。これは同じくケースだった間にそれでATOと呼ばれる-」ストレスを与えられた対話者.「生活は村人にとっても容易ではない。前年人々は選択できたが、春には、元共同農場の農民は、金ではなく穀物で支払われた」とリザンが言った。

 「2022年に少なくとも800万人がウクライナを去った。失った地域の人口を考慮すれば、ウクライナには1800-2000万人以上の国民はいない。男性出国の厳しい制約のため国を去るのは主に女性と子供だ」と人権擁護運動家ラリサ・シェスラーが付け加える。

 「大半の都市で学校は閉鎖されており、公式に彼らはリモートで活動している。住宅地域は大きいものでさえゴーストタウンのように見える。ニコラエフ、オデッサ、ザポロジエではアパートの半分以下しか入居しておらず、その大半は他国に定住するお金と可能性がない老人か非常に貧しい人々だ」と対話者が述べている。

 「2023年に状況が良くなる希望はない。ヨーロッパ難民の大多数はウクライナに戻るのが不可能なことを理解している。出生率は壊滅的に下がっており、来年は蓄積された影響のため一層困難だろう」とこの政治学者は強調する。

 「国外に滞在する人々の多くが収入を失った。欧米専門家とウクライナ当局は失業は労働力人口の30%と見積もっている。だが二ヵ月前失業した市民は約80%だとニコラエフ知事が語った。そしてこの方が真実のようだ」とこの専門家は続ける。「仕事を持っている人々も困難を味わっている。雇用された住民の圧倒的多数は約14000フリヴニャを受け取る、それは2万6000ルーブル(~381ドル/月)と等しい。だが商品価格は40-80%上がっており、人々はぎりぎりで暮らしている」とシェスラーは強調した。

 人口流出と失業を背景にウクライナ経済全体が苦境にある。欧米資金の膨大な投入にもかかわらず工場は閉鎖している。採鉱は減少しており収穫は減っている。昨年8月政治学者たちはウクライナの第三世界国への変換を予想した。国が農業の可能性を失いかねないと指摘された。そして今この予想は確認されつつある。

 [通常は]困難な時期にも益々豊かになるウクライナのオリガルヒさえ今や富を失っている。それで最も裕福なウクライナ国民全体の富は2022年2月の始めと比較して200億ドル以上減少したとウクライナ・フォーブスが指摘した。

 政府債務も増えている(今や1000億ドル以上だ)。「ウクライナ経済の凋落レベルの適切な推計はなく推定データしかない。秋にロシアが電力産業を攻撃する前、ウクライナ当局は30-40%程度のGDP減少を語っていた。2021年のGDPは1980億ドルだった」と経済学者のイワン・リザンがヴズグリャド紙に述べた。

 「敵の兵站能力を破壊するためエネルギー施設への大規模攻撃を我々が開始した時、推計は調整された。キーウはもし攻撃が続けばGDPは50%下がると言った。そして攻撃は続いた」とこの情報提供者は付け加える。「しかし既に12月にシュミハリ首相はGDPは落ちるだろうが、およそ35%の変動だと述べた。

 私はこの発言を信じない。私はGDPは年末までに50%下がるという意見だ。これは約お1000億ドルだ。

 この専門家はこう主張する。「ゼレンスキー経済顧問ロスティスラフ・シュルマは第4四半期に工業生産は地域により異なるが、50から90%の範囲で下落すると述べた。同時に前線により近い領域が最も深刻に落ち込むパターンがある」とこの経済学者は続ける。

 「ウクライナにとってGDP半分の喪失は2014年-2015年のものより一層酷い損害だ。正常な電力事業がない国は正常な経済を持てない。全てが何らかの形で電力に関連している。例えばトウモロコシは霜や初雪前に畑から収穫できる。だが乾燥する必要があり電力なしでそれはほとんど不可能だ。その後トウモロコシ収穫は30%低下し、一般に収穫は40%減少した」とこの専門家は説明する。

 「したがって欧米の支援がなければウクライナは既に崩壊し始めていたはずだ。だがNATOは破綻させないようするのに成功した。これは国の発展ではなく金融体制の安定化のためのものだ。戦争に十分なよう彼らは金を与えている」と対話者は指摘している。「借り入れには別の話がある。海外市場の誰も彼らの債券をほしがらないのでそれは[もっぱら]国内で起きている。実際ウクライナはこれまでの8年で今年2度義務を怠った。今外国債権者はウクライナの負債を怖がって避けている」とこの経済学者は警告している。

 「ウクライナGDP下落予測は毎日益々悪化している。これまで一ヶ月の間に電力事業の極めて深刻な状況は多くの産業を最高80%の生産下落に導いた。冶金はほとんど停止し、採掘や加工は急激に生産を減らしている」とラリサ・シェスラーが明言している。

 「今ウクライナでは発電機で動く小企業と店しか動けない。銀行や地方自治体は限定モードで営業している。エネルギー危機に対する解決がない事実により状況は複雑になっている」と対話者が指摘する。

 「以前、年間GDP下落は11月に40%に達した。12月に状況は悪化した。だがどんな数字もウクライナの急速な産業空洞化の現実を反映できない。ほとんど全ての大工場が停止し、建設も採鉱も停止した」とこの専門家は列挙する。

 「今ウクライナは何十年間もかけてこの領土で作り上げた全てを失いつつある。送電網や火力発電所を復活させるのにいくらかかるか想像するだに恐しい。ヨーロッパもアメリカいずれも、冶金原料供給元や原子力発電所の電力輸出業者という形でさえ、ウクライナを工業国として維持するつもりがないのは明白だ」とシェスラーは言う。

 「ウクライナをロシアと戦っている準軍事集団に侵略された安いひまわりを育てるための農地[だけの]土地に変えたいと連中は望んでいる。」

 彼女は強調する。「今年ウクライナは融資の形で未曾有の金額を受け取った。絶対に誰もこれら支払いの完全返済を期待していない。だからこの国は経済的に完全に欧米諸国に依存することになる」とこの政治学者は指摘している。

記事原文のurl:https://thesaker.is/zelensky-has-achieved-unique-results-in-the-destruction-of-ukraine/

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 The Jimmy Dore Show オマールよお前もか!

Ilhan Omar’s STUNNING FLIP-FLOP On Investigating FBI 6:22

 ニュース見出し

 バイデン氏「あなたは真の友人」、岸田首相を自ら出迎え昼食会も…日本の防衛力強化を歓迎

 ヘンリー・キッシンジャーの言葉を思う。

"To be an enemy of America can be dangerous, but to be a friend is fatal.”

「アメリカの敵になるのは危険だが、友人(味方)になるのは致命的だ」

 植草一秀の『知られざる真実』

いつまで米国のポチを続けるのか

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

防衛費増額について世論調査賛成28%、反対61%(NHK世論調査)の中、訪米中の岸田首相増税の方向。「財源は、将来の世代に先送りでなく、我々が将来世代への責任として対応すべきもの。(自民党内で)決定ができたと思っています」

 日刊IWJガイド

「過去最悪のコロナ第8波は政府の無策と愚策の結果!? 中国では1ヶ月で死者6万人との報道も! 日中とも大幅規制緩和で人流が混ざりあう」

はじめに~過去最悪のコロナ第8波のただ中で、入国者数上限を撤廃し円安で海外からの観光客が急増! さらに昨年3月以降行動制限はなくなり、日本にも爆買いの観光客が訪日、日中両政府とも大幅規制緩和のただ中で人流が混ざりあう! 旅行支援で全国各地で人流を促進! 過去最悪のコロナ禍で取るべき政策か!? 一方、民衆の反発で、ゼロコロナを放棄し、規制を急緩和した中国では、春節(旧正月)を目前に1ヶ月で死者6万人、20日間で感染者2億5000万人との報道も!!

2023年1月 6日 (金)

ロシアに対するNATO攻撃の意味を理解する

2023年1月2日
Saker

 ウクライナの戦争を拡大させるためにNATOが懸命に試みているのは確実だ。年末直前、航空宇宙軍の主要なエンゲルス基地に対する二度のドローン攻撃があった。攻撃はそれほど成功しなかったが、弾丸の破片が燃料トラックに当たって爆発し、ロシア人が死んだ。その攻撃の重要性はエンゲルス基地がロシア奥深く位置していることだ。

 その時様々なロシアの国境線警備やロシア国境付近の町に対し色々小攻撃があった。

 そして一日でこれだ。

 ウクライナ無人機がロシア国内のエネルギー施設を攻撃-知事

 そして

 ウクライナ攻撃で多数のロシア兵が死亡-モスクワ


マキイフカへのHIMARS攻撃後、ロシア兵舎に残されたもの

 最初に二番目の見出しを扱おう。まず我々はこれは明らかに戦争法下で妥当な標的だったと言う必要がある。NATOはロシア軍人を攻撃したが、それは完全に合法的標的だ。だがもう少し深く検討すると、我々はHIMARS攻撃が明らかに欧米「志願兵/顧問」、すなわち彼らの制服を脱ぎ、正体を隠したNATO要員に行われたことが分かる。それでも、これは依然ロシア兵士に対する更にもう一つの直接のNATO攻撃だ。

 [補足:これはHIMARSが非常に得意な種類の攻撃だ。脆弱な標的に対する高精度攻撃。HIMARSは射程が非常に長く精度が高いが、弾頭は成功裏に橋や地下壕のような強固な標的を破壊する余りに小さい。HIMARSは特に全面的なアメリカ/NATOのC4Iシステム
に支援され、この場合木造兵舎のようなどんな「弱い」標的に対しても大きな脅威となる]

 NATOが決して何もせず、抵抗せず、反撃せず、決して成功せず、攻撃を受けたロシア人が傷つくと予想しないのは無知な文民だけだと言いたい。戦争の真実は(少なくとも非常に劣った敵に対する反乱鎮圧作戦ではなく本当の戦争では)敵は反撃する。

 だがこれら攻撃、特に(解放前のウクライナ地域のように)ロシア領域を狙った攻撃は一体何だろうか?

 そこで我々は基本的な質問をする必要がある:これら攻撃の狙いは何だろう?

 若干の自明の理から始めよう。

 第一に、これらの攻撃のいずれもこの戦争の実際の進展に相違を生じさせるまい。レバノンあるいはシリアに対するイスラエル攻撃(今日最近の攻撃がシリア人を二人殺害し、施設に損害を与えた)と全く同様。だがシリアに対するイスラエル攻撃は「精神療法的理由」(私が過去何度も説明した)のためだが、エンゲルス基地に対する「自分が実行したと主張しない」ものを含めNATOの攻撃には当てはまらない。

 第二に、多くの人々はこれら攻撃それぞれの後、ロシアがそれに対し何をするのかと思うだろう。前例はバンデラスタンで電灯を消すための口実をロシアに与えたクリミア橋攻撃だ。そしてそう、このような大規模攻撃作戦は数時間/数日で計画し実行するのは不可能だから、それは明らかに単なる口実だ。自明な真実はロシアがクリミア橋攻撃のずっと前に攻撃を浴びせる準備はできていたが、攻撃する口実として(*理由*と比較して)彼らが喜んで攻撃できるようにしたのだ。

 そして、もし皆様がお疑いならロシアは何百というミサイルを巻き込む攻撃を含め日単位で依然このような攻撃をしている!これら続く攻撃は、1)「Ze」がこれら攻撃結果のどんな映像/ビデオも禁止し、2)その本当の規模を報じるのは(ロシアは弾がつきたというものを含め)公式言説を傷つけるから攻撃を欧米メディアはほとんど報じない。

 それでもNATOはただ行動ができるのを示すためには行動しない。これら攻撃の背後には本当の軍の狙いがある。それは(何十何百のロシア・ミサイル攻撃さえ毎日既に行われており)「単に」ロシアを何らかの反撃に駆り立てるためではないはずだ

 戦争は既に続いている、ロシアは非常に長い前線に沿って既に戦っている、ロシア航空宇宙軍はウクライナ全土で既に標的を攻撃しており更に挑発/引き起こすべき何があるのだろう?

 ロシアがまだ実行しておらずロシア参謀本部が明らかに準備している全面的統合兵器作戦があると私は主張したい。そしてこの大攻撃がほとんど起きるのは確実なので、このようなNATO攻撃が影響できる唯一のもの攻撃時期だ。そして、これらNATOの(嫌がらせ)攻撃がロシア攻撃を遅らせられる方法ではないので彼らの唯一の狙いはおそらくそれをより早く起こさせることだろう。

 NATOはなぜもっと後より早いロシア攻撃が必要なのだろう? 全ての他の行動で、アングロ・シオニストはこの戦争をできる限り長く引き延ばそうとしており、すると彼らはなぜロシアを後により、より早く攻撃させたいと望むのだろう?

 なぜならロシア参謀本部が攻撃前に全ての「カモが一線に並ぶ」のを待っているためだ。それでロシアを強制的に時期尚早な攻撃期日に追い込むことで、NATOは実に論理的に、全ての当該「カモ」が「一線に並ぶ」のを防ごうとしているのだ。換言すればNATOは、「最終的に行動する」クレムリンに対する圧力を増すことでロシア参謀本部に選択を許さないようにしようとしているのだ。

 敵を強制的に早まった攻撃に追い込むのは(主導権を掌握して敵に自分のテンポを押しつけるあらゆる取り組みと同様)軍事的に実に合理的だ。

 これら取り組みは下記の連中に大いに支援される。

  • 戦争を理解しない一般人
  • NATOが成功裏にロシアの標的に命中するたびに憤激する子どもじみた連中
  • 「プーチンは弱い/優柔不断/ウブ/お好きな言葉を挿入願いたい」と呪文のように繰り返す欧米の(エセ)「ロシアの友人たち」
  • ロシア一般大衆にFUD(恐れや不確実性や疑念)を広げようとする欧米心理工作員

 これら四集団はまさにアングロ・シオニストがそうして欲しいと願う通りに行動する喧しい連中だ。

 それでこれらNATOの取り組みはどれほど効果的か?

 ここで我々はロシア社会と欧米社会の深い文化の違いに言及する必要がある。大半のロシア人は欧米の人々よりずっと良く戦争を理解している。これは将官から一般人にまで当てはまる。それには多々理由があるが、ごく一部を挙げよう。

  • 多くのロシア人が(基本的、あるいはより高度な)軍事教育を受けている
  • ほぼ全てのロシア人が第二次世界大戦で家族を失い戦争がどれほど醜悪か知っている。
  • 本から映画に至るまでロシア文化にはトム・クランシー風のものでなく本物の戦争話がぎっしり詰まっている。
  • チェチェン共和国、クロアチア、ボスニア、セルビア、ジョージア、シリア、アルメニアや更に遙かに多くの戦争が苦痛を伴う戦争の現実に関しロシア社会を「教育した」。

(エセ)「ロシアの友人たち」の幻覚と異なり、欧米で「ストレリコフ支持者」他のそうしした連中はロシア一般大衆には極めて僅かな牽引力も信頼もない。簡単に言えば彼らは本能的に必要なものは怒りではなく集中だと感じていてロシア人は恐れや不確実性や疑念)を広げる連中より遙かに大いにスロヴィキン(そしてプーチン!)を信頼している。

 結論

 NATOはロシアが計画する日程から「NATO日程」を強いようと本当に激しくロシアに強制しようとしている。「見栄えのための」副次的効果の恩恵は議会の阿呆連中に更に多くの金をアメリカ軍産複合体に投入する理論的根拠を与えることだ。

 ロシアに次善の状態で攻撃を強いても、それは起きるまい。プーチンやショイグのいずれも、ゲラシモフもスロヴィキンも「見栄えのための」行動で感情的に対応するような玉ではない(彼らの表情をご覧願いたい、私は心からそう思う!)。これは参謀本部全員にあてはまる。

 マグレガー氏のように、この春の主要な合同攻撃を主張する人々に私は完全に同意するが、NATOが欲する時ではなく、プーチンがそれを決断した時それが起きるだろう。まさに今ロシアの肉挽き機はウクライナにロシア人がそれを止めるのは本当に意味をなさないような喪失を与えている。だが遅かれ早かれ、これさえも最終的には限界利益になるだろう、その時までにロシア軍(ウクライナの周囲には三つ勢力がある)は訓練され、設備が整っており、攻撃準備ができており完全に準備できている。

 大きな知られざること(我々にとってであって、ロシアはおそらく既に知っている)はこの攻勢が起きた時にNATOが何をするかだ。アメリカ(比較的に言ってだが)「最良の」知性が以下の課題で動いていることは確実だ。いかにして直接そして公式にアメリカを巻き込まずに大陸戦争を引き起こす方法だ。

 私にはこれへの答えがない、皆様の推量も私のものと同じぐらい良いだろう:-)

 何か考えがおありだろうか?

アンドレイ

記事原文のurl:https://thesaker.is/making-sense-of-nato-strikes-against-russia/

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 日本から出て行け番組全く見ない。他の彼の番組も。昔高級官僚に「日本から出て行け」と言われた。
 
 マグレガー氏映像

Two Weeks of Continuous Freezing and Ukraine is Finished 34:59

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

泉健太立民党代表は新年乃木神社参拝。ツイッターで「私は過去の歴史に学ぶし、教訓にもする」と記載。日露戦争をどれだけ学んだか。例「戦費。富田俊基『国債の歴史』、戦費は17.2億円で、1903年度税収の11.7倍。その後困窮の源。かつ満州進出→敗戦の源

 デモクラシータイムス

<約束果たして岸田訪米>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:35:10

これでわかる!敵基地攻撃と日米一体化~防衛費倍増の闇【半田滋の眼 NO.71】20220104 1:06:22

2023年1月 4日 (水)

最も重要な疑問

2022年12月27日
Saker

 我々はなんとか2022年12月31日まで生き延びられた。我々は2023年12月31日まで生き延びられるだろうか?

 この疑問は誇張ではない。これは少なくとも北半球全てにとって唯一最も重要な問題だとさえ私は主張したい。

 ロシアは少なくとも2014年から全面戦争のために準備していると私は警告していた。ロシア国防省幹部を前にした最近の演説でプーチンは基本的にそれだけを言った。もし皆様がこのビデオを見ておられなければ、実際それをご覧になればクレムリンの考え方や、準備していることについて直接洞察が得られるだろう。ここにビデオがある。

 皆様がそのビデオをご覧になっていると想定して、ロシアは核兵器を含め大規模戦争の準備していると証明する必要はないと私は考える

 「国防総省の匿名当局者が実際クレムリンに「斬首攻撃」をすると威嚇した。我々が話しているのは、ロシア国家元首の物理的排除だ。もしこのような考えを実際に誰かが抱いているとすれば、そういう連中はこのような計画のあり得る帰結について非常に慎重に考えるべきだ」きラブロフ外務大臣は公式に発言した

 だから我々はこういう状況にあるのだ。

  • ロシアにとって、この戦争は明らかに、紛れもなく公式に実存的なものだ。この現実を無視するのは愚かさの極みだ。世界最強の核保有国が繰り返し、これが実存的戦争だと宣言する時は全員本当にそれを真剣に受けとめ、決して目を背けてはならない。
  • アメリカ・ネオコンにとっても、これは実存的戦争だ。もしロシアが勝てば、NATOは負け、従ってアメリカも負ける。それは何カ月間も一般大衆にロシアが戦争に負けるというたわ言を皆に吹き込んできた全てろくでなし連中が避けられない大惨事に対し責任を問われることを意味する。

 実に多くが合衆国のアメリカ人、特に連力の座にある連中が「地下室の狂人」と団結して死ぬのをいとわないかどうかに依存している。まさに今連中はそのように見える。EUを当てにしてはいけない。連中はとうの昔にあらゆる代理権限を放棄している。彼らと話をすることには全く意味がない。

 これはメドベジェフの最近の言葉を説明するかもしれない。「悲しいかな、欧米には、どのような理由であれ、何についてであれ我々が交渉できる相手がいないというのは全ての国に対する最後の警告ではない。泥棒で、詐欺師で、何でもできるトランプ詐欺師なのだからアングロサクソン世界との取り引きはあり得ない。」

 ロシアは多くのことができるが、アメリカをネオコンの支配から解放することはできない。それはアメリカ人にしかできない事なのだ。

 そこで我々は悪循環に出くわす。

 アメリカの政治制度では、国の内部からの効果的な異議申し立ては最もありそうもなく、大金持ち連中が(「自由なメディア」としても知られる)歴史上最も高度なプロパガンダ体制を含め全てを運営し、住民は何も知らされないようにしておかれ洗脳されている。そして、そう、もちろん対ロシア戦争での大敗北は、大惨事の規模を隠す(「カブールの極端版」とお考え願いたい)のが不可能なほど激しくこの体制を揺り動かすだろう。それがまさに、この敗北が早々に9/11事件やそれに続いて、何十年もアメリカ社会が基づいている全ての神話やウソ(JFKも?)の暴露を伴うドミノ効果を引き起こすから、ネオコンがそうなるのを許せない理由だ。

 もちろん、それを十分理解している多数のアメリカ人がいる。だが彼らの一体何人がアメリカの意志決定や結果に影響を与える権力の地位にいるだろう? 本当の疑問は、9/11ニセ旗事件後に這い出た地下室にネオコンを押し戻すのに十分な愛国的勢力がペンタゴンや略語で呼ばれる政府機関の中にまだいるかどうかだ

 まさに今確かにアメリカにおける権力の全ての地位がネオリベやネオコンや名ばかりの共和党員や他の醜悪な連中に占められているように見えるが、それでも例えばタッカー・カールソンやタルシー・ギャバードのような人々が「それを理解している」多くの人々に手を差し伸べているのも否定し難い。これには国際凶悪犯ギャングにではなく彼らの国と彼ら自身の国民に忠誠がある本当のリベラル派や本当の保守主義者を含んでいる。

 マグレガー大佐の言い分に耳を傾ける多くのアメリカ軍司令官がいると私はかなり確信している。

 それはウソと宣伝の壁を破るのに十分だろうか?

 私はそう願うが私はそれほど楽天的ではない。

 第一に、アメリカ支配階級の露骨で下品な無能力と無知を非難する際、アンドレイ・マルチャーノフは常にどんぴしゃり正確だ。そして彼のいらだちを私は大いに共有する。我々二人ともこれが一体どこに向かっているかを見ているが我々ができる全ては再び警告、警告、警告だ。アメリカのような核保有超大国が無能で無知な凶悪犯ギャングに運営されているという考えを信じるのは困難だと私は自覚しているが、それが現実であり、単にそれを否定しても、それは消え失せることはない。

 第二に、少なくともこれまではアメリカ一般大衆はアメリカに支配されている金融、経済体制崩壊の全面的影響を感じていない。それで旗を振る「ど阿呆連中」は依然対ロシア戦争が射撃遊びだった「デザート・ストーム」のように見えるよう願えるのだ。

 そうはならない。

 ここで本当の問題は洗脳され愛国心を誇示する「ど阿呆連中」の目を覚ます唯一の方法は連中の頭上での核爆発かどうかだ。

 「頑張れアメリカ」は何十年もの間何百万人ものアメリカ人の心に注入された精神状態で、これら連中を現実に戻すには多くの時間か若干の本当に劇的な事件が必要だろう。

 第三に、アメリカ支配層は明らかに完全否定状態に入っている。アメリカのパトリオット・ミサイルやF-16が戦況を変えるというたわ言は子供っぽく世間知らずだ。率直に言って、もしそれがあり得る結果でそれほど危険ではないにせよ、全くこっけいだ。たった一つパトリオット・ミサイル部隊が破壊されF-16が撃墜された途端何が起きるだろう?

 欧米は一体いつ魔法の兵器の夢から覚めるのだろう?

 概念的「エスカレーションの物差し」上でパトリオットとF-16の次の措置は何だろう?

 戦術核兵器か?

 それがどのように使われるか、どこで使われるかにかかわらず「戦術」核兵器が何らかの形で基本的に「戦略」核兵器と違っているというどちらかと言うとばかばかしい概念は極めて危険だ。

 アメリカ支配階級が本気で「戦術」核兵器の「限定的」使用と「斬首攻撃」両方を本気で考えている事実がアメリカの魔法の兵器が枯渇し、ネオコンが自暴自棄な事実の非常に良い指標だと私は主張したい。

 そして私を誇張や偏執性妄想のかどで非難する気になっている人々には下記を申し上げたい。

 この戦争は、繰り返すがウクライナ(あるいはポーランドや3つのバルト小国)の問題ではない。最小値で、これはヨーロッパの未来についての戦争だ。基本的にそれは我々の世界の国際秩序を完全に再編成する戦争だ。私はこの戦争の結果は第一次世界大戦あるいは第二次世界大戦的のいずれよりも大きな影響を与えるとさえ主張したい。ロシアは明らかにこれを理解している(皆様お疑いなら上記ビデオをご覧願いたい)。

 そして、たとえ連中がそれについて話さないとしてもネオコンもそうだ。

 現状はキューバ危機やベルリン対立よりずっと危険だ。少なくとも当時は双方が公然と状況が本当に危険だと認めた。だが今回の場合、欧米支配層は連中の手ごわい心理作戦/プロパガンダ能力を使って本当に起きていることの本当の規模を隠蔽している。もしアメリカ(そしてEU)の全国民が自分の額に核や従来兵器の標的十字が書かれているのを理解すれば事態は違うかもしれない。悲しいかな今回そうではなく、それ故平和運動は存在せず、ウクライナ・ブラックホールに何百億ドルも注ぐエセ合意があるのだ。

 まさに今狂人連中は国連安全保障理事会からのロシア追い出しを含めあらゆる類の愚かな案を考慮している(ロシアと中国両国が拒否権を持っているので、そういうことにはならない)あるいはロシアの参加なしにウクライナに関する「和平会議」を作りだそうとさえしている(「シリアの友人」や「ベネズエラの友人」リメイクで)。まあ幸運を祈る! 見たところグアイドやチハノフスカヤはネオコンを落胆させるのに十分ではなく、連中は「Ze」と一緒に今まさに同じばかげたことを繰り返している。

 それで我々は2023年12月31日まで生き延びられるだろうか?

 多分、だかこれは決して確実ではない。明らかに、これはクレムリンの想定ではなく、それ故、巨大なロシア戦略的阻止能力(核と従来兵器の)の全てを強化しているのだ。

 事情が許せば、古いことわざ「si vis pacem, para bellum 汝平和を欲さば戦への備えをせよ」でロシアは核兵器を含む紛争のどんな時にも非常に明白に準備を整えているので苦境を切り抜けるだろう。中国もまもなくそうするだろうが、2023年にウクライクナの戦争の何らかの類の終わりを見ることはありそうだ。ウクライナでのロシアの勝利あるいはロシアが(遙かに高い代償ではあるが!)勝利する全面的大陸戦争。だから中国が本当に用意ができる頃(彼らにはおそらく更に2-5年必要だ)には世界は非常に違った場所になるだろう。

 これら全ての理由から2023年が人類史上最も重要な年の一つである可能性が高いと私は主張したい。我々の何人が実際それから生き残るかは未解決の問題だ。

アンドレイ

記事原文のurl:https://thesaker.is/the-most-important-question/

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 Scott Ritte

The American Military is not Prepared

 植草一秀の『知られざる真実』

ウクライナ戦乱のゆくえ

 長周新聞

戦争か―平和か― 岐路に立たされた日本社会 年頭にあたってのご挨拶

 デモクラシータイムス

【横田一の現場直撃 No.196】謹賀新年!直撃本第3弾ついに出版! ◆2022 直撃! 自薦Best5 井上・安倍・岸田・長崎・川勝… ◆襲撃が暴いた安倍亡国政治 20221229

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

米株式;金利上昇中、投資家は更なる市場の混乱に備える(WSJ)資産運用会社は、慣れ親しんだ環境と似ていない環境に向け立場を変更。超低金利、穏やかなインフレ、緩和的なFRBの政策の時代は終わり、市場の勝者と敗者は今後数年にわたって再調整。

 日刊IWJガイド

※IWJピックアップ集・2023年新春特設サイト ウクライナ=善vsロシア=悪の二元論で世界を染め上げた米戦略の最終目標はロシアの弱体化【ロシア、ウクライナ侵攻編】2022.12.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513150

 岩上氏の著書『あらかじめ裏切られた革命』復刻連載中

 刊行直後購入したが今や絶版。古書が11,021円やら16,800円やら。図書館にもない。

2022年12月22日 (木)

面目を保つ:ウォロディミル・ゼレンスキーへの助言いくつか

2022年11月28日

SakerブログへのBatiushka寄稿

 あなた方がいくら彼らに屈服しても
 あなた方は決してヨーロッパには認められない
 彼らから見れば、あなた方は
 常に賢い召使いでなく農奴だ。

 Ф.И.チュッチェフ、ロシア外交官、詩人、1867年5月

「アメリカの敵になるのは危険かもしれないが、友人になるのは致命的だ。
ヘンリー・キッシンジャー

 ウクライナを見捨てる

 あらゆる点でロシアを全く過小評価していたことを今アメリカ・エリートは理解し始めている。例えば2014年3月25日に横柄なオバマはロシアのことを「弱さから他の国々を脅かす地域大国」(原文のまま!)と軽蔑的に呼んだ。(彼は明らかにアメリカ自身について語っていたのだ)。思い上がりで目がくらんだ結果、アメリカ人の一部はう今やヨーロッパで最も腐敗した国ウクライナは救いようがなく、このゲームはもはや時間や金をかける価値がないと認めている。欧米の金や軍装備品のブラックホールである以外、ウクライナはもはや問題ではない。それは余興、気を散らす邪魔物、遙かに重要なことの症状に過ぎない。本当の問題はロシア指導部の下で世界的に起きていることだ。より無辜に聞こえる用語「グローバリズム」で偽装したアメリカ世界覇権、単極世界の終焉。

 世界のいじめっ子に立ち向かうというロシアの決断と能力に習って非欧米世界全体も今やアメリカに立ち向かっている。例えば最近インドネシアで会合したG20の議論はウクライナについてではなく、アメリカ・ファシスト支配(「ルールに基づく国際秩序」)を受け入れ続けるべきかどうかだった。全ての中南米諸国とアフリカ諸国とアジアの四カ国がノーと言ってそれは終わり、今や世界は多極だ。まもなく台湾は必然的に中国となり、中国軍がメソポタミアに現れてイラク石油とガスを支配し悲劇的な国を再建するまでお待ち願いたい。自由が手招きする。長く幻惑されてきた欧米エリートは衝撃を受けるに違いない。他の「地域大国」も今やいじめっ子に立ち向かっている。やはり弱さゆえだろうか? ゼレンスキーは今まで自分は宇宙の主人だと想像していたボスが彼を追い出そうとしていると疑っているに違いない。彼は敗者で、ヤンキーは敗者には耐えられない。

 世界中の自由な国々が自分に敵対しているとアメリカが悟れば、キーウ政権を非難するのをためらうまい。アメリカは面目を保たなければならない。キーウは警告されている。再びロシアと交渉を始めなければなるまい。ウソのかたまりで彼らを縛り付けたことに対しウクライナ人は彼を許さないだろうから、ゼレンスキーは今脱出を計画した方が良い。ロシアとの交渉はなく、クリミア半島を含めロシア領を再占拠するというゼレンスキーの妄想的な主張にかかわらず全てが遙かに悪くなる前に今タオルを投げ入れ彼が降参する理由が三つある。

 今降伏すべき三つの理由

 第一にロシアは今不本意ながらアメリカが(第二次世界大戦で)ドイツや日本に、次にセルビアやイラクでしたように)インフラを破壊するアメリカの「衝撃と畏怖」戦略に近づいている。発電所と配電網、橋やキーウの特定庁舎などの「意思決定センター」が標的に定められている。ロシアはあと一回か二回の大量ミサイル攻撃でウクライナの電気や水道や鉄道を停止させる決定的攻撃ができる。配電網への最初の三回攻撃でウクライナ電力インフラの50%が駄目になり、悪化する状況に対しデモが始まっており、ゼレンスキーは彼らを解散させるため憎まれ恐れられているウクライナ秘密警察SBUを送り込んでいる。厳しく検閲しているメディアでも彼はそれらの報道を禁止している。電力系統は「恣意的で制御できない不安定」段階に突入した。ウクライナ人は冬に国を去るよう言われた。どこに行くべきだろう? そもそも誰が彼らを望むだろう? 軍隊も含まれるのだろうか?

 第二に、インフラが無力化された途端、ロシアの380,000人の正規軍と新たに動員された部隊は東ウクライナの同盟軍と完全に合流するだろう。彼らなしでさえロシア軍はドンバスに前進し続けている。約50万人の部隊による冬の攻勢は全ての戦線で大躍進し、何百キロメートルも進んで、キーウやNATOの驚異的損失を何倍にもするだろう。ここで成功した後、プーチン大統領の将官にはポーランドからのNATO補給路を遮断するため本格的戦力をベラルーシから西ウクライナに移動する選択肢がある。これは既に損傷したウクライナ軍と傭兵全体を簡単に完全崩壊にしかねない。今やロシアはリボフやポーランド国境まで進みつつある。そうするよう強いられたのだ。キーウ政権自身がそれを引き起こしたのだ。ロシアが望んでいたのはクリミア半島とドンバスと中立、非核ウクライナの保障だけだった。全く実に単純であり得たはずだった。

 第三に、愚かなストルテンベルグさえ含め欧米諸国はウクライナ疲れを起こしている。ウクライナ国旗はヨーロッパ中でほとんど下ろされた。現実の夜が明けるにつれ支持は弱まった。NATO加盟諸国の武器在庫はひどく枯渇しており、ヨーロッパではストライキやそれに続く社会的混乱が起きているが、そう「ロシアに対する」自殺的欧米制裁によって引き起こされた2桁インフレと景気後退の結果だ (!)。「おまえがその人と一緒に我が国を侵略したキーウとウクライナのたかり屋に全てを与えたおかげで我々は自国で寒くて空腹だ」。口汚い凶悪犯ヌーランドはヨーロッパで彼女の目的を実現している。この全てがロシアを戦略的勝者にして、アメリカ/イギリス/EUにゼレンスキーに再び交渉するよう要求することを強いている。イギリス人資本家(政治をわずかしか知らず、ほとんど気にかけない)スナク首相は破産したロンドンはもう払えないとゼレンスキーに言うため最近のキーウ訪問時に発表した控えめなイギリス援助計画を使った。キーウはモスクワと交渉しなければならない。この後ウクライナ・インフラに対する第4回目ミサイル攻撃は遅れた。ロシアがウクライナ・インフラへの最後の攻撃と冬攻撃を浴びせる前に、ゼレンスキーが降参し、現実的協議を始めるかどうかプーチン大統領は見守っている。

 ゼレンスキーを見捨てる

 少なくともバイデン政権の一部は(現状を理解するのにふさわしくない体調で、高齢者虐待の明確な事例であるバイデン自身ではないが)ウクライナ敗北の身代わりとしてユダヤ人億万長者を首にしなければならないことを悟っている。過去数十年間、連中が無数の中南米や中東やアジアのお粗末な独裁者やギャングにしてきたのと全く同様、アメリカはモンサント/カーギル・バナナ共和国の彼にも同じことをするだろう。ゼレンスキーはそれに関する幻想を依然享受できるのだろうか? もちろんアメリカはウクライナでの戦争がアメリカとロシア間のものであるのを常に否定しウクライナとロシア間の「内部抗争」に過ぎないと宣言するだろう。(ウクライナは2014年に彼らのクーデターで国を支配した大西洋の向こう側のご主人のために砲弾の餌食を供給しただけだった)。

 ウクライナの元CIA手先、俳優ゼレンスキーは今調子が狂っている。それと反対の明確な証拠にもかかわらず、ポーランドに対するウクライナ・ミサイル攻撃はロシアによる攻撃だったとウクライナ大統領が固執しゼレンスキーの信頼性に打撃を与えた。ポーランド/NATO領に関するウクライナの意図的偽旗攻撃はNATOを戦争するよう挑発するか少なくとも情けないポーランドを参戦させるよう意図された痛ましい当惑だ。買収しやすい欧米ジャーナリストが報じるよう金をもらったブチャのような他のばかばかしいゼレンスキーが計画した全ての偽旗と比較してさえ度が過ぎた。欧米は道化ゼレンスキーにうんざりしている。このピエロに助成金を支給し続けるより頭に銃弾を撃つ方が遙かに安上がりだ。

 交渉を避けるためなら核戦争を始めるのもいとわないゼレンスキーに目覚めた人々もいる。全ヨーロッパ征服ではないにせよウクライナ全土を占領してソビエト社会主義共和国連邦を回復させたいとプーチン大統領は常に望んでいるという彼のばかげた主張が作り話だとさえ一部の人々は理解するかもしれない。軍事・経済援助を手に入れ、とりわけNATOを戦争に引き込むためキーウによってこうした物語が欧米の幼児に語られている。(半分アメリカ人のチャーチルはイギリスの対ドイツ戦争にアメリカを引き込もうとして1941年中過ごした。チャーチルはゼレンスキーと違い人種の融和性を強調しd
ヤンキーの前に太平洋ニンジンをぶら下げて成功した。ゼレンスキーはいずれも提供できない)。プーチン大統領は何度もはっきり言っている。「ソビエト社会主義共和国連邦崩壊を嘆かない人は心がないが、復活させたいと願う人は頭脳がない」。破綻したソ連を回復させる願望というのは武器商人とウソつき政治家が連中の貪欲と野心を正当化するために使われる欧米のプロパガンダ神話だ。

 今止めるべき三つの理由

 NATOは部隊をウクライナに送るのを断固拒否したし「有志連合」などというものはないため現在ウクライナで傭兵として壊滅させられている少数のポーランド人やバルトの狂信者から離れてゼレンスキーに何ができるだろう? 彼はウクライナ最高司令官ザルージニー大将に欧米からの支援を強化するためドネツクかザポリージャで最後の(そう最後の)攻撃を開始するよう促した。だがザルージニー大将は自殺させるため兵士を送るのにうんざりしている。結局彼は職業軍人だ。他方ゼレンスキーは自身の生き残りを気にしているホワイトハウスの宮廷道化師だ。ザルージニーには彼の考えがある。そこでクーデター、キーウでの王室反乱の可能性があるのだ。

 一方、ウクライナでゼレンスキーを囲むアメリカに権力を与えられ自己欺瞞に陥った殺人ネオ・ナチは降伏を大目に見るまい。他方凍えて空腹な普通のウクライナ人はこの全てがウクライナが中立に同意しロシアの兄弟とのミンスク2合意を実行することで、そもそも避けられたではないかと問うだろうか?(それを拒絶した全ての欧米指導者に対してもすべき良い質問だ)。だからゼレンスキーはどちらを選んでも困難な状況で、ネオ・ナチと穏健なウクライナ国民の間で進退窮まっている。彼にとって、どちらもまずい選択なのだ。ロシア人はウクライナ人を憎んでおらず、彼らは兄弟だ。だが彼らはナチを憎んでいる。彼らは敵だ。ナチはロシア人には助命を期待できず、彼らはそれを知っている。ソビエト社会主義共和国連邦はドイツの兄弟を解放しナチス・ドイツ地域を浄化した。今のウクライナも同じだ。(元来ロシアが意図したわけではないが今必要な)ロシアによるウクライナ全体の解放でウクライナ「難民」の新たな波がおそらくクリスマス前でさえ西ヨーロッパを襲うだろう。これはアメリカ帝国の他の同様な愚かで不要な戦争の難民で一杯のヨーロッパにとって我慢の限界を超えるものになりかねない。イラク人、アフガニスタン人、シリア人、リビア人、アルバニア人そして今ウクライナ人。ヨーロッパはもうこれ以上耐えられない。ヨーロッパは社会不安の波で崩壊しつつありブリタニアさえその波を制御できない。

 愚かなストルテンベルグ(またもや彼)はウクライナの敗北はNATOにとっての(もう一つの)敗北だと宣言した。実際無用なNATOはとうの昔に敗北しているのだがストルテンベルグは余りに愚かで、不吉な前兆を感じて、今失業中の元アメリカ奴隷アフガニスタン人やイラク人通訳の行列に入る才覚がない。アメリカとNATO属国は今同じ道を引き返さなければならない。「ウオッカ飲みの降伏猿ウクライナ人に我々は裏切られた(スラブの下等人間に一体何が期待できるだろう?)がポーランド国境で残忍なロシアの獣を止めるのに我々は勝利し史上最大の勝利を勝ち取った。任務は完遂した」。それでことは足りるだろう。アメリカと属国は面目を保てないが連中はPRだけ気にかけているので少なくとも面目を保つふりはできる。ゼレンスキーを非難することで。連中は彼を都合良く暗殺させることが可能で、過去数年にわたり現場の背後で何が本当に起きていたか(彼はあまりに多く知っている)彼は真実を語らず「過激論者」のせいにして彼を新たなユダヤ人殉教者に加えるのだ。私がゼレンスキーだったら今日テルアビブに立つ。ウクライナに飛行機は残っているだろうか?

記事原文のurl:https://thesaker.is/about-saving-face-some-advice-to-volodymyr-zelensky/

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  詩の翻訳はФ.И.チュッチェフ政治詩試訳(11)(大矢温教授)を使わせていただいた。

 今もホワイトハウスにいるのだろうか? 兵器を爆買いし醜の御楯となる決意の御仁も来年訪問。国民を砲弾の餌食にする代償の訪問。

 属国は、防衛政策も、経済政策も、産業政策も、全て宗主国の許可を得て行うのだろう。

 George Galloway氏もヨーロッパ傀儡政治家連中も自国民を犠牲に宗主国に奉仕と指摘。いづこも同じ冬の夕暮れ

ZELENSKY WOOS BIDEN: MOATS Ep 198 with George Galloway 2:09:25

 デモクラシータイムス

<黒田のウソ・岸田の策謀>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:31:15

 日刊IWJガイド

「日本の安全保障政策が大転換!『軍事力偏重の罠』に陥る日本政府! 東アジア共同体研究所は須川清司上級研究員へ岩上安身がインタビュー!」

<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後6時半より、「日本の安全保障政策が大転換!『軍事力偏重の罠』に陥る日本政府! 今、日本に求められるのは『外交・安全保障革命』!」と題して、岩上安身による東アジア共同体研究所 須川清司上級研究員インタビュー 第1回を、冒頭のみフルオープンでお送りします! ぜひ御覧ください。

2022年12月 9日 (金)

帝国の世界戦争を止めよ:トム・レーラーからロバート・フロストまで

2022年12月3日
SakerブログへのBatiushka Батюшка寄稿

 異なる文明間には常に衝突と緊張がある。古いトム・レーラーの歌「全国同胞週間」にこういう歌詞がある。:

プロテスタントはカトリック教徒を憎む
カトリック教徒はプロテスタントを憎む
イスラム教徒はヒンズー教徒を憎む
ヒンズー教徒はイスラム教徒を憎む
そして皆がユダヤ人を憎む。

 ユダヤ人歌手はそう歌ったが、彼の祖先の何人かは当面まだウクライナの都市であるオデッサでの1905年ポグロム後アメリカに逃げただろうと私は思う(1)。

 それで「宗教は全ての戦争の原因だ」という古いことわざを調べることになる。司祭として、私はマルクスの「宗教は人々のアヘンである」という言葉と同様、ある意味それに同意できる。司祭として、私は宗教に固執せず、信仰深くないので、私は両方に同意できる。ありがたや!

 おそらく私は混乱している人に説明すべきだろう。

 宗教は常に国家があやつるもので、国民を支配するために使用されてた。プロテスタント教会を訪れたことがあるなら、これをご存じのはずだ。そこでは驚いたことに、人々は列を成して入らなければならず、整然とした列の特定座席に座るよう指示され、その後、罪悪感を感じさせ渋々献金させるための道徳的説教を聞かされながら、立ったり座ったりするように言われる。組織化された大量操作のこれ以上明確な例は確かに見つからない。しかし公平を期すため、国家は絶対にどんな「宗教」でも同じことができると言わなければならない。

 国家は分裂させ戦争を引き起こすのに宗教を利用する。(だから宗教は全ての戦争の原因ではないが、全ての戦争原因の隠れ蓑として利用される)。なぜだろう。なぜなら公然と「我々は異なる民族集団で、我々は非常に貪欲で悪質なので、あなたの領土と天然資源を盗んで略奪したいので我々はあなたを侵略するつもりだ」と言えば人々はあなたに従わないかもしれない。だがジョージ・ブッシュのように「神は私にイラクを侵略するように言われた」とか「NATOの役割は自由と民主主義をもたらすことだ」と言えば(「たとえそれがあなたを地球の表面から一掃することを意味するとしても」と付け加えるのを忘れるなら)いつでもあなたを信じ、あなたに従う何人かの卑劣なジャーナリストや役に立つ馬鹿や洗脳されたゾンビを見つけられる。言い換えれば国家は常に宗教を彼らの卑劣で卑劣な動機を正当化する隠れ蓑として利用してきたのだ。したがって宗教は確かに人々のアヘンだ。

 なぜ私は司祭としてこれを言っているのだろう? 主にそれが真実だからだ。しかし私は宗教には全く興味がなく、私の唯一興味があるのは信仰だ。信仰は霊的経験から生まれ、人は信仰を持っているか、いないかのいずれかだ。しかし、それは大衆を操作するために利用される国家が発明した「宗教」とはまったく異なる。

 現在全ての文明は信仰、独特な精神的直感や経験に基づいている。それは歴史的事実だ。人がユダヤ教徒、アニミスト、ヒンズー教徒、ゾロアスター教徒、仏教徒、儒教徒、正教会キリスト教徒、マヤ教徒、イスラム教徒、神道教徒、カトリック教徒、インカ教徒、アステカ教徒、シーク教徒、または最近ではプロテスタント教徒であるかどうかは関係なく、あなたの文明、従ってあなたの文化はあなたの信仰に依存する。精神的基盤、信仰を持たない文明は文明ではなく反文明だ。それについては後で話そう。

 何千年も文明は共存してきた。我々が言ったように彼らは時々内発的に衝突し、民族としての独自性や領土、資源について激しく衝突した。しかし西洋文明は非常に独特だ。

 西洋文明は基本的に千年前から存在しており(比較歴史学的にはごく最近のことだ)独特だと主張し、不可謬性とされるものを一貫して実行し、その結果、千年紀を通じて組織的化暴力で体系的かつ制度化された不寛容を一貫して実施してきた

 そこで、ラインラントのユダヤ人を虐殺し略奪するから始まり、更には正教会キリスト教徒やイスラム教徒を虐殺し血を流し、彼らが聖都と呼ぶエルサレムを膝まで血の海にした第1回十字軍(1096-1099)があった。異端審問や、今中南米と呼ばれている場所でのスペインとポルトガルの残虐行為について言及する必要があるだろうか?

 もちろん公平を期すため何百万人もの人々が亡くなったヨーロッパのプロテスタント-カトリック「宗教戦争」(原文のまま)への言及は避けられない。プロテスタント各派も、どちらが最も意地悪で偏狭か証明するため確実に互いに戦った。カトリック教徒ではなくプロテスタントが魔女狩りを行い、何千人もの老いも若きも貧しい女性を焼き殺した。これは何らかの形で異なる人々の社会的いじめの一形態だった。プロテスタントは北アメリカ先住民虐殺を続け、生存者を強制収容所に収容し「居留地」の名の下で優雅に隠蔽し、何百万人ものアフリカ人を奴隷にして「プランテーション」と呼ぶ労働収容所で働かせた。結局「Arbeit macht frei」「仕事はあなたを自由にする」のだ。あなたが白人の場合そうではないが、それがあなたが非白人があなたのため働くのを優しく許す理由だ。

 魔女狩りの多くは女性に対するプロテスタントの憎しみと恐怖にさかのぼり、11世紀と12世紀西ヨーロッパで教皇庁が課した聖職者の義務的独身から直接受け継いだセックスへの執着(「唯一の罪」)にさかのぼる。今日女性を迫害する古いピューリタニズムは「グリーン」運動に変わった。性的汚れを節制する代わりに、今我々は物質的な汚れを同様に狂信的節制をしており、性的純粋さは「グリーンはきれい」に置き換えられている。唯一の罪はリサイクルしない。これは明らかに臨床的に鬱状態で神経症的なグレタ「ファンベリ」のような新しいピューリタニズムにすぎない。(彼女はなんというお笑い種だろう。暗いスウェーデンの夜のせいに違いない)。しかし究極の逸脱は同性愛の合法化だ。ソドミー以上の女性憎悪は何だろう?

 欧米と他の全ての文明との大きな違いは自分は間違いないと確信しているがゆえの独特な不寛容だ。(教皇不可謬説は19世紀に教義化された可能性があるが、11世紀にヒルデブラント/グレゴリウス7世が既に宣言していた)。欧米は強要しなければならない。

 逆にプーチン大統領はソ連がしたように、ロシア皇帝がしたように全てを受け入れる。今年9月30日の彼の二部演説をもう一度聞いて欲しい。

 「人種差別ではないにせよ、その文明とネオリベ文化が全世界が従うべき議論の余地ないモデルだという欧米の独断的信念は一体何だろう?「あなたは我々の味方か敵かのいずれかだ」....何世紀にもわたるロシア嫌い、ロシアに対する欧米エリートの露骨な敵意の理由の一つは植民地征服時代に彼らが我々から奪うのを許さず相互に有益な条件で我々と取引するようヨーロッパ人に強制した事実だ。これは正教会キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教の偉大な道徳的価値観、全ての人に開かれたロシア文化とロシア世界に基づいて成長する強力な中央集権国家をロシアに創設することで実現された。

 他文明には他の価値観を持たせよ。しかし我々が同性愛が不自然で異常と思う場合放っておいてほしい。それが我々の価値観だ。我々はあなたの国であなたのウオークが望むことをさせるから我々にそれを押し付けるのはやめてくれ。ウクライナは最近西端部がハプスブルク家化されポーランド化されたことを除けば西側世界の一部ではない。それがあなたの世界の一部であるかのように扱うのをやめなさい。ポーランドやスロバキアのようなカトリック諸国がソドミー宣伝に加わりたいなら我々は彼らを止めない。ハンガリーのようなカトリック諸国があなたに同意しない場合は彼らを我々に参加させて欲しい。我々は伝統的カトリックに全く反対していない。あなた方とは違って我々は干渉しない。

 西洋の「文明」に対するこの独特な不寛容、その現状は、1914年西洋の新たな大崩壊の前にアメリカ詩人、おそらく最も偉大なアメリカ詩人ロバート・フロストが書いた詩を思い出させる。「壁の修理」(2)には「良い塀は良い隣人を作る」という有名な行がある。

 ヨーロッパを断層線が通っているというのが事実だ。その断層線は11世紀に多かれ少なかれ決定的な形になった。1000年の歴史。カトリック世界(したがってプロテスタント世界も、この二つは同じコインの両面だ)を正教会キリスト教世界から分離するのはこの断層線だ。それはフィンランド、バルト諸国のほとんど、ポーランドの大部分、ウクライナの最西端、スロバキアの大部分、おそらくハンガリー、そして確実にクロアチアをユーラシアの他の地域から隔てている。その線の東と南側には世界の他地域、非西洋世界があり、その信仰は多様性にもかかわらず多くの点で欧米世界のLGBT反文明より遥かに共通している。さてニューイングランド詩人ロバート・フロストは次のような詩に書いている。

 壁を作る前に何を壁で囲むのか
 何を壁で隔てるのか知りたいと思う。

 さてロバート・フロストに答えると、ウクライナ全体が解放されれば、ウオーク反文明を後ろにした塀で良い隣人であり続けるために隔離される。上述の通り精神的基盤や信仰を持たない文明は文明ではなく反文明であり「西洋文明」は段階的にそうなったのだ。人々はそれを維持できる。我々はその退化を見ても少しも喜びを感じず、衝撃を受け、動揺し、全ての犠牲者に同情する。帝国の対ロシア戦争を止めろとThe Sakerは言うが、我々は言いたい。世界に対する帝国の戦争を止めろ。

注記:

1.ここでロシアではポグロムは起きず現在のリトアニアやポーランド、モルドバ、ウクライナ西部でのみ起きたことに言及する必要がある。(1942年以前オデッサは本質的にユダヤ人都市だった)。ポグロムは近隣西欧からの輸入で、19世紀には特にドイツ語圏の国々でも暴力的ポグロムが発生した。約20年、時にユダヤ人、時に反対側に始められた基本的には貧しい人々と裕福なユダヤ人間の人種暴動(全ての国籍の多くの貧しい人々が巻き込まれた)は第二次世界大戦中にドイツが平均毎日殺害した犠牲者総計とほぼ同じだった。ロシア帝国でのポグロム人種暴動で全体的にユダヤ人より多くの非ユダヤ人が亡くなった。もちろん、これは欧米では決して言及されない。なぜだろう。おそらくユダヤ人を殺害したナチズムを生み出したのはロシアではなく西側だったからだろうか? いずれにせよ、なぜロシア帝国にこれほど多くのユダヤ人が住んでいたのだろう? 中世に彼らが人種差別をする西ヨーロッパから追放されたからだ。それが事実だ。

2. https://www.poetryfoundation.org/poems/44266/mending-wall

記事原文のurl:https://thesaker.is/stop-the-empires-war-on-the-world-from-bob-dylan-to-robert-frost/

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 オペラ『ドン・ジョバンニ』。金と権力にまかせ女性をだまし誘惑して捨てる男の話。結局地獄に引きずり込まれる。
 終幕の合唱セリフ字幕で彼を想起。字幕は正確に覚えていない。「オペラ対訳プロジェクト」から引用させていただこう。

これぞ悪事をなす者の最期
そして不誠実な者の死は
その生と似つかわしいものになる

 統一協会はエバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にする」「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させる」ことが狙い。宗主国とうの昔に狙いを実現している。与党全員と、ゆ党も熱心な信者。ツボのかわりにポンコツ兵器を途方もない金額でかわされ続けている。決して金は帰ってこない。今や国民の命まで差し出している。

 植草一秀の『知られざる真実』

軍備増強したら平和になるのか

 デモクラシータイムス

防衛費43兆、掴み金!ガラクタを買っている日本【半田滋の眼 NO70】20221129 43:28

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

プーチン大統領発言「核戦争の脅威が高まっている。私たちの領土が攻撃された場合先制攻撃も辞さず。核兵器を振り回すつもりはないが、抑止のためには使う。誰もがこれを理解してくれることを願っている」

 日刊IWJガイド

「本日午後6時半より、岩上安身によるJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)原田大輔氏へのインタビューを生配信します!」

ウクライナがついに一線を超えた! ウクライナが国境を越え、ロシア深部の基地をドローン攻撃、ロシア軍の戦略爆撃機に被害!? ブリンケン米国務長官は「ウクライナ人がロシア国内を攻撃することを奨励も肯定もしていない」と発言する一方、オースティン米国防長官は「ウクライナが長距離兵器を独自に開発することは止めない」と断言!! プーチン大統領は「核は防衛手段であり抑止力」と言いながら「核戦争のリスクは高まっている」とも表明! ロシアには「戦略爆撃機が攻撃されれば核兵器で反撃できる」と軍規範にあるとの指摘も!

2022年12月 1日 (木)

戦争犯罪を自慢するウクライナ

2022年11月26日
SakerブログへのBatko Milacic寄稿

 ウクライナとアメリカは「ナチズムの賛美、ネオナチズム、および現代の人種主義、人種差別、外国人排斥および関連する不寛容を煽るのに寄与する慣行との闘い」と題する国連決議に賛成しなかった世界でたった二つの国だ。加えてウクライナは正規軍に親ナチ部隊をとりこんでおり、この全てが集団的精神病理を生み出している。

 それゆえメディアやソーシャルネットワークで広まっているウクライナ部隊によるロシア人捕虜死刑執行の映像はウクライナ軍による戦争犯罪の唯一の映像記録からはほど遠い。(1)ロシア-ウクライナ紛争の初めから殴打され裸にされた捕虜やロシア人と協力した容疑をかけられた一般人の映像がネットに現れている。拷問映像も広まっている。

 だが大衆に衝撃を与えるのはキーウ当局がジュネーブ条約違反を宣伝し、戦争犯罪推進を気にかけないことだ。ウクライナ軍とウクライナのゼレンスキー大統領自身両方を大いに危険な状況に陥れるこのような「公然の暴力」の理由は一体何だろう?

 ウクライナのロシア軍も200,000人以上の武装兵編成であることを考えれば、多少犯罪を行っているのは確実だ。だがこの点、ロシア憲兵は鉄のような規律があり、このような行為は厳しく罰せられる。またプーチン大統領が繰り返し公的にロシア人とウクライナ人は同じ人々だと強調しているため、このような命令はクレムリンから来る。ロシア軍はウクライナ民間人だけでなく捕虜兵も考慮に入れなければならない。

 上記は紛争の初めから、多数の独立ジャーナリストがロシア軍に従軍し、前線から報じている事実で確認できる。大多数のジャーナリストがロシア人ではなく欧米の人々であることを強調しなければならない。これは一度ならずジャーナリストがロシア軍陣地を撮影し、ロシア軍で装置の紛失があったこと明らかにしている事実で証拠づけられる。

 だがロシア人は残酷さを特徴としていない。ウクライナ民族主義者とロシア兵の主な相違は異なる文化的伝統だ。リヴィウで西部ウクライナの人々で編成されたウクライナ軍第80旅団の要員は第二次世界大戦中のウクライナ地下組織の伝統精神で育てられている。当時シュチェパーン・バンデラ信奉者が、西ウクライナに送られた医者や教師を含め、親ソ連、親ポーランドの活動家に反撃し、全てのユダヤ、ポーランド人村で大虐殺したことを想起願いたい。

 ロシア人の気質として囚人をあざけったり虐待したりすることは許されない。人は敵を殺せるが拷問してはいけない。ロシア人はイデオロギー的に常にドイツ・ナチの強制収容所とガス処刑室に反対だった。それで、もし誰かがウクライナ軍の捕らえられた兵士の拷問や殺人の映像を公開したら、それを見たロシア人は、そのような行為の加害者を戦争犯罪人と見なし、憤慨で激怒するだろう。

 だがウクライナの拷問ビデオが出現する本当の理由はウクライナ民族主義者とロシア人の心理が違うためではない。実際は、キーウのプロパガンダ屋が意図的にこのような映像を許可しているのだ。これは主にロシア兵や補充兵を怖がらせるためにされている。しかもキーウ当局はこれらの罪にさして注意を払わない。

 最近のマキイフカのウクライナ戦争犯罪を例にとろう。ウクライナ軍は即座にビデオは演出された偽物だと主張し始めた。だが欧米の専門家たちが、そのビデオは本物だと確認し調査を開始するよう圧力をかけたのだ。

 だがこのような残酷なビデオ宣伝には遙かに重大な狙いがある。主な狙いはロシア人とウクライナ人の間に固定された憎悪感を形成することだ。EUの人々は普通のロシア人の気質をほとんど知らない。ほとんどのロシア人は、今の戦争を、心から内戦だと考えているのが事実だ。ほとんど全てのロシア人がウクライナ人を非常に近い民族、あるいは南西のロシア人と見なしている。ウクライナ国民の半分はロシアの姓で、ロシア人の親類がいて、ロシア語を主要言語として使っている。だが、そのような映像は、キーウの過激なプロパガンダ屋の計画では、もっともっとロシア人の気質を益々変えるはずなのだ。彼らはウクライナの全ての住民を憎み、彼らを「自分と同じ」として扱うのをやめ、ウクライナとの和平や新たな再統一は不可能だと認識するはずなのだ。遅かれ早かれ平和になるだろうが、将来ウクライナとロシア間には憎悪の鉄の雨が降るのだ。同時に無防備な捕虜や一般人を殺した人々を罰したいというロシアの願望は何十年間もモスクワとキーウ間関係の和解を阻止するだろう。

 ロシアとウクライナ軍の戦線は長くなっており、新兵と新しい兵器が双方から戦線に届いている。マキイフカでの処刑は明らかにキーウによる「民主主義の価値観」、ジュネーブ条約と人権の完全な無視を示す最後のビデオにはなるまい。

 だがウクライナ紛争の観察者を更にぞっとさせるのはウクライナ軍が自国民を拷問にかけて殺す事実だ。我々はウクライナによるイジュームとヘルソン掌握の際にこれを見た。掌握後、何百人ものウクライナ市民が姿を消した、すなわち彼らはウクライナ保安庁とウクライナ軍に清算されたのだ。

 そこで自然こういう疑問が生じる。ヨーロッパ全体は大虐殺を誇りに思うようなウクライナを必要としているのだろうか?

記事原文のurl:https://thesaker.is/ukraine-is-proud-of-its-war-crimes/

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 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

中間選挙で共和党が少数で支配。→バイデン大統領が自己の政策を実現するための法案を通せないことを意味する。共和党も自分の主張は民主党優位の上院で否決される。関心は大統領選。民主党は高齢の「バイデン問題」、共和党は「トランプ問題」を抱える

 日刊IWJガイド

「社会学者の宮台真司都立大教授が暴漢に襲われる! 教授は7月17日の『朝日新聞』でこうした暴力を生み出す社会的背景を指摘していた!」2022.12.1号~No.3731号

2022年11月27日 (日)

解放を待ちながら:前線からの報告と警告

2022年11月20日

SakerブログへのBatiushka寄稿

 彼らが(欧米メディアが報じない全ての)町村を解放する時、同盟軍がゆっくりとしかし断固、毎週全ての欧米国籍の何千人ものナチや彼らの軍用車両や兵器の山の多く破壊して進んでいるドンバスからの劇的ニュースや画像を期待しているなら申し訳ない。これは国内戦線からの物語だ。それは人間の物語だ。私は皆様が全てを理解されるよう願っている。

 キーウの南にある小さい町の話だ。2年前、ウクライナ人の(彼らに関する限りロシア人だが)私の家族、成人した二人の子がいるカップルがそこで新しい家を買った。私はそこに留まっている。去年。よく私はそれを知っている、道路はそこから中央キーウに通じる。私は今そこに皆様を連れて行けるはずだ。

 そもそも雪が降っている。私に送られた写真がそれを見せている。長い小春日和は申し分がなかったが、本当に終わっている。そしてロシアはセルビアでアメリカが使ったと同じ戦術を使うと決めた。エネルギーインフラへのミサイル発射。どのように戦争をするべきか手本を示してくださったアメリカ合衆国。ありがとう。

 ウクライナ通貨フリヴニャはドル、ポンドとユーロに対して30%下がった。輸入品全てが価格で少なくともその分だけ上がった。多くのものは100%。だがそれは私が今住んでいる西ヨーロッパの状況に似ている。それに加えてロシアから得ていたものは「制裁」のため今や手に入らない。

 ウクライナでは、これはアメリカ/イギリス/EUにより一カ月何十億ドルも支援されている破綻した経済を背景にだ。今年40%GDPが下落した国に住むのを皆様はどのように想像されるだろう? 将来どんな変化の兆しもなく、少なくともキーウ政権が崩壊し、ゼレンスキーがヘリコプターでアメリカ大使館の屋根からマイアミに向かって出発し(サイゴンを覚えておられるだろうか?)、ナチがBorispol空港から飛び立つアメリカ航空機の外部にしがみつく(カブールを覚えておられるだろうか?)時に初めて他の狂信的国家主義者がポーランドに向かって出発する(既に一部はそうした)、今必要で不可避に思われる通りとロシアは国全体を解放する。

 中央キーウの不動産価格が下がった。それらが主にアパートで、爆発は主にキーウでなので多くが引っ越ししよとしている。もちろん、もし皆様が高層アパートにいるなら、低層階でなければ決して売らないだろう。誰もエレベータに閉じ込められたくはなく、毎日階段で食料雑貨を15階に運ばなければならないのも同じぐらいひどい。

 皆様は自身で全てしなければならない。金切り声を上げ、蹴られて軍隊に誘拐されたため置き残された労働者はほとんどいない。もし彼らが幸運なら彼らは憎悪されているウクライナ秘密警察に遺体のボロに変えられるか、背中を撃たれる前に、彼らはロシアの兄弟に降伏可能だろう。残った労働者は天文学的賃金を要求する。私の親類全員が2月にことが始まる数週間前に最終的に全て完了できて非常に喜んでいる。

 先週木曜日Xが近くの道路で酷い事故を見た。信号は停電のため機能していなかった。それはいたる所起きている。道路は真っ暗で、明かりはない。

 多くが在宅で仕事をするか、そうしていた。それは今や困難だ、なぜなら最善でも、それが少なくとも同じ時間をかけた後、3から4時間しか電気がもたないのだから。照明はない。コンピュータの最良バッテリーでさえ1、2時間後に電力を失うことを意味する-すなわち、もし皆様が常時動いているわけではないインターネットがあっても。

 そして電力が復帰次第、忘れずに電話を充電することだ。電力は続かず、終日停電かもしれない。人はそれを知れない。そして停電すると、ボイラーも止まる。暖房はなく、熱湯もない。ガラスを粉々にする可能性があるミサイル爆発に対し窓はX形にテープを貼り付けてある。私の親類は5月ミサイルが上空を越えるのを見た。それはキーウに落下した。

 そして時々洗濯機は途中で止まる。停電。それは不便だ。常にポケットやハンドバッグに懐中電灯を入れておくのを忘れずに、家でも少なくとも一つ予備を持つことだ。多くがスウェーデン製プリムス・コンロを料理に使っている。もし皆様が一台と補充品を入手できるなら。一部のスウェーデン人はこれで一儲けしている。

 買い物は、暗くとも近所の雑貨店は開いているが営業時間は停電で変化する。もちろんキーウは現金経済に戻った。電気がなくカード装置は働かない。銀行ATMが十分補充されているよう願う。皆様の口座にお金があればだが。

 私の親類は自動車を持っていない。自動車を持つのに十分裕福なウクライナ人の多くが彼らの新兵採用年齢の息子(国境警備兵には最高5,000ドルの賄賂で)と3月/4月/5月西洋にドライブし、彼らを受け入れるだけ十分世間知らずの、かつて裕福だった西洋人の家で狭苦しい部屋に住んでいる。

 彼らを田舎の家に連れて行く小型バスに乗れたので私の親類は非常に幸運だ。つまらないことだが、そこには野菜、特にジャガイモと沢山まきがある。彼らは広い野菜畑で忙しい夏を過ごした。冬のために摘んではビンに詰めピクルスを作って準備した。そこで唯一の暖房方法はストーブに薪をくべることだ。ガスはないが必要ではない。そして、ろうそくの在庫があるから電気なしでさえ生活できる。唯一の問題は冬にはそこは本当に寒くなり、戸外は-20か-30度、室内は常に暖房しない限り-10度だ。だからできる限り屋内に留まり、何年もかけて沢山の乾燥したまきを用意しておく。

 このすべては西ヨーロッパに対する警告だ。私は皆様がワールドカップサッカーというサーカスで注意をそらされているのを知っている。だまされてはいけない。皆様はゼレンスキーのようなアメリカ傀儡指導者に投票をしたのだろうか? 皆様はアメリカにウクライナ化されるのをお望みだろうか? そうであればこれは皆様の未来だ。皆様は警告されたのだ。ラトビア、リトアニアとモルドバにも友人がいる。彼らは既にこのように暮らしている。これは皆様に向かって西方へと忍び寄るウイルスだ。

 皆様は皆様の未来を見ている-皆様が間に合って親ナチ傀儡政府を追い出せなければ。ロシアに友好的な政府を選出するように。ヨーロッパの東の隣人と友達になろう。(「汝の隣人を愛せよ」など聞いたことがない?)。モスクワはベルリンから1,600キロ、ローマ、パリとロンドンから約2,500キロだ。皆様はそれが理にかなっているのをご存じだ。皆様はまもなく好調で温かくなれるはずなのだ。

記事原文のurl:https://thesaker.is/awaiting-liberation-a-report-from-the-front-and-a-warning/

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 寺島メソッド翻訳NEWS

米国はウクライナへの武器提供が枯渇(CNNの報道)

 植草一秀の『知られざる真実』

温暖化とコロナの真相

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

日本は今戦争をする国に向かって動いている。国会では九条を主体に、憲法改正に賛成する勢力が3分の2、防衛費増大当然。これらは国際問題に①武力行使反対と②対立あれば双方の妥協を基礎に平和的手段を模索する両輪が必要。後者の模索を全く怠ったつけ

 日刊IWJガイド

「台湾統一地方選で独立派の与党・民進党が大敗! 親中派の国民党が伸長すれば、米中関係にも大きく影響、台湾有事が遠のく!?」

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