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2024年9月29日 (日)

爆撃は平和への道か?

2024年9月28日
Moon of Alabama

 昨夜、アメリカが供給した85トン以上の弾薬を使用し、シオニスト軍がレバノンのベイルート南部郊外を爆撃した。

 いくつかの大きなアパートが破壊された。

 住民に避難するよう警告したとシオニスト軍は主張している。しかし「避難命令」という形での「警告」は、爆撃機が到着する数分前、現地時間午後11時に軍の無線を通じてのみ伝えられたのだ。

 今夜の作戦だけでも何百人もの無辜の人々が死ぬだろう。

 現在、ヒズボラ書記長サイード・ハッサン・ナスララ氏がこの攻撃で死亡したと主張されている。

 だが、これは確認されていない。

 2006年にもイスラエルは、ヒズボラ本部と建物を攻撃した後、サイード・ナスララを殺害したと主張した。三日後、ナスララはテレビ生放送に出演し敵に対し開戦を宣言した。

 シオニストの計画がヒズボラの首を取ることだったのは明らかだ。
  • ポケベル爆破攻撃は、ヒズボラの民間中級メンバーを狙ったものだった。
  • トランシーバー爆破攻撃は、軍の一般工作員を狙ったものだった。
  • 上級指揮官を狙った攻撃が数回行われた。
  • 南レバノンとベカー高原での爆撃はミサイル施設が標的だった。
  • ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララの殺害を目的とした攻撃。
 だが、イスラエルは殺戮によって平和をもたらすことはできない。

 ヒズボラはレバノンの人々と社会に深く根付いた社会運動だ。

 ヒズボラには、支持者の大部分を世話し養う社会的側面がある。

 また、ヒズボラには、非常によく組織され、規律正しく、必要に応じ、すぐに動かせる多くの隠れた部隊を備えた軍事力がある。シーア派の信条に従い、ヒズボラの兵士たちは、大義のために死ぬ覚悟ができており、進んで死ぬ。

 1982年、イスラエルはヒズボラ指導者ムサウィを暗殺した。後継者ハッサン・ナスララは、地域全体に広がる抵抗運動を組織し、より手強い敵であることが判明した。ナスララに従う者は、より若く、リスクを嫌う傾向が少なく、より手強い敵になる。

 低レベルの負傷者補充も同様だ。

 シオニスト入植者は自らの行為の結果を悔やむだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/09/bombing-a-way-to-peace.html#more

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 元インド軍人によるイスラエルによるレバノン爆撃解説を見た。
What Israel Gained In Bombarding 'Hezbollah Targets' in Lebanon? Major General GD Bakshi Explains 37:09
 Arc Times 見城徹氏・幻冬舎からスラップ訴訟されたということで裁判費用カンパを求めている。
【見城徹氏・幻冬舎スラップ訴訟で会見/第1回口頭弁論後、私たちはどう戦うか/裁判費用カンパ呼びかけ】 39:49
 下記口座に、通常のカンパと区別するため、名前の後に「サイバン」と記入のこと。

三井住友銀行 神田支店(店番号219)
普通 3645392
アークタイムズ(カ

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コメント

 イスラエルによる抑圧に対して、住民の方が抵抗運動をするのは、全く正当なことです。
 それを、経済界だの、マスコミだのが、悪く言うことは、非常に不当なことです。

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