はてなキーワード: 転向とは
「嫌中」動画や日本称賛系動画のコメント欄には、内容を事実と疑わないような称賛と憎悪があふれていた。
動画が関心を集め、再生数が増えるほど、収益を生んでいることを実感した。得た報酬は、多い月で約5万円。「お金のためだった。でもそれが誰かの思想をゆがめ、社会を分断させたのかもと気づいた」
今年1月、発注者から「収益化ができなくなった」と知らされた。
仕事は途絶えた。だが焦りや不安より、後悔の念にさいなまれた。「外国人への影響を想像することもしなかった。人として、間違ったことをしたんじゃないか」
取材に応じたのは、「過度な中国批判は、お金もうけのために人為的に作られたものかもしれない。内容を信じてしまう人が少しでも減れば」という思いからだ。
発注者とはチャットでのやりとりに終始し、男性は最後まで顔も声も知らなかった。(華野優気)
■発注者は 「日本が大好きな方、中国が嫌いな方」募集 規制で収益消え政治系に転向「すごく簡単。2週間で50万円」
東京都内のオートロック付きマンション。インターホン越しに取材と伝えると、白髪交じりの男性が降りてきた。「家族が『外でやって』と言うので」
男性は近くの路上で、大手仕事仲介サイトに「嫌中系」をうたう動画制作の求人を出し、つくった動画をYouTubeに投稿してきたことを認めた。
計5回の取材に語ったところによると、男性は60代。有名私立大学を卒業し、外資系など複数の金融会社で20年近く働き、2000年代に国家公務員に転職した。
転機は定年退職した数年前。「独立し、クリエーティブなことで稼ぎたい」。目をつけたのがYouTubeだった。
当時、顔を出さずに、静止画や機械音声を使った動画がはやり始めていた。元手がほぼいらずに稼げることに魅力を感じた。セミナーに入り、収益を増やすため、「成功者」たちから編集や台本の外注方法も学んだ。
最初に始めたのは、大谷翔平選手を扱うチャンネル。広告収益は最高で月150万円に上ったが、浮き沈みも激しかった。それに、移籍先のことなど、ニュースを追わないと再生数は伸びない。「大変だった」
しばらくして、「嫌中」がはやり始めた。中国人と関わったことはないが、中国批判をする雑誌への投稿歴もあり、参入にためらいはなかった。「中国人は嫌い。自分のやりたいことと、視聴者の需要が一致した」
仕事仲介サイトの記録によると、男性は24年7月~25年12月、「嫌中」や、日本が中国など他国よりも優れているとする「日本称賛」の仕事ばかりを発注。募集文には、「中国人の迷惑行為、その後、自業自得になったり、天罰が下ったりするフィクション動画」「応募条件は日本が大好きな方、中国が嫌いな方」などと書かれ、少なくとも30人以上と業務委託が成約していた。
男性によると、大谷選手の動画も嫌中系も、視聴者の大多数は65歳以上。ただ、嫌中系は最後まで見る人が多く、広告単価は、大谷選手の動画の約3倍に。収益は「多くて月約60万円で、安定していた」と話す。
男性は取材に、「あくまで中国を批判しているだけ。嫌中は何年も許されてきたし、他にやっている人もたくさんいる。今さら問題視するのはおかしい」と憤った。
仕事仲介サイト上の募集は昨年12月、「差別につながる可能性が高い」として非公開処分に。「嫌中」チャンネルも今年1月にYouTubeに広告収益を止められたという。YouTubeは1月、AI(人工知能)による「低品質動画」を規制する方針を示していた。
すると男性は1月、新たな「政治系チャンネル」を開設。高市早苗首相を取り上げつつ、野党や、自民党でもネットで不人気の政治家を批判した。
外注せず自ら編集し、「すごく簡単。2週間で50万円稼いだ」と豪語する。まもなく広告収益を止められたが、こう語る。
「これからもYouTubeで稼ぎますよ。これを中心に、妻子を養っていくんで」
YouTubeの運営会社Googleは、「スパムや詐欺などの欺瞞(ぎまん)行為」などを禁止。同社は25年10~12月、ポリシー違反があったとして世界で約340万チャンネルを削除したが、男性のものとみられる「嫌中」チャンネルは、5月上旬も削除されていない。(平川仁)
■アテンションエコノミー 怒り・嫌悪で引きつけ広告収益、視聴者は一呼吸置いて 国際大学・山口真一教授
SNSや偽・誤情報の問題に詳しい国際大学の山口真一教授(社会情報学)は、「嫌中」動画が出回る背景に「負の感情をあおるほど収益につながる『アテンションエコノミー』の構造的な問題がある」と指摘する。
山口教授によると、特定の国や集団への反感を刺激する内容など、怒りや嫌悪といった感情は人々の注意を引きやすく、制作者は広告収益を得やすい。「発信者の信条や差別意識だけではなく、経済的動機も無視できない」と言う。
山口教授は、「視聴者に現実の出来事と受け止められれば、差別意識の強化や現実認識のゆがみにつながりかねない」と話す。
「誰にでも起きうる問題」とする一方で、山口教授らの2023年の調査では、50、60代の視聴者は若い世代に比べ、偽・誤情報や陰謀論を「やや信じやすい」傾向にあった。背景に、「テレビでYouTubeが視聴できるようになり、テレビ番組や新聞に近い感覚で接している可能性がある」という。
動画には、露骨な差別表現は使わずとも、間接的に特定集団への嫌悪や偏見をあおるものも少なくない。
山口教授は、「明確なポリシー違反と断定しにくい『境界線上のコンテンツ』にプラットフォーム企業が適切に対処できるかが問われる」と指摘する。
具体的な対策として、問題のあるコンテンツを量産するアカウント群をより早く把握し、広告収益を停止することや、動画を視聴者にすすめる「アルゴリズム」を、特定の動画については抑制することなどをあげる。
視聴者は、強い反感をかき立てる動画ほど、「(直接の当事者の証言や公式発表などの)1次情報はあるか」「投稿の目的は何か」など一呼吸置いて考える習慣が必要だと指摘する。(平川仁)
戦前は町内会長で地域の顔役として政府の命令に従って食料品の配給活動や治安や防災対策に尽力していた
当然政府に逆らって平和主義者や反体制勢力を見逃すと治安維持法で逮捕や死刑もあるので、そう言うことはしなかった
戦後は平和主義者に転向して平和運動や被爆者の人権擁護運動に取り組んだってキャラなんだが
作中でゲンが「お前戦前は政府に協力してた転向者だろ!」って糾弾するシーンがあるんだが
政府に協力しないと弾圧されてるんだから政府に協力するのも仕方なくね?
面従腹背してたのかもしれないし、戦後私財を投げ打って平和運動や被爆者の人権擁護運動に取り組んだのなら、むしろそれは良いことじゃんって思った
以前、私は、「リベラル」であろうと、していた。
長々とは書かないが私は妹が発達遅滞の障害者であり、またそれに関連して私もいじめを受けた経験がある。私は世の中を変えたかったし、今も自分の立場で変えたいと思ってる。
数年前、ネット上のリベラルを自称する人々による、敵対する相手を「発達障害」の結果呼ばわりしたり相手の恋愛歴の有無で嘲笑するような態度を見て、
加えて一部の、地方議員たちがそれを肯定的にRTしているらしい様子などを見て、幻滅した。
私はそのことに対する疑問をリプライなどで投げかけたが、転向というのかスパイ扱いというのか、「これをダメと呼ばわるならうちでやってけないよ」「お前は最初から味方じゃなかったんだよ」みたいな反応を受けた。
この間も、ある人が、なぜ自分がネット上の左翼コミュニティに関わるのをやめたか、という話を書いていた。
その人は所属しているコミュニティ内のハラスメント気質、それも「リベラルな政治立場で行われるそれはハラスメントではなくコミュニケーション」みたいな言説に対して我慢できなくなったのだそうだ。
だがその人への反応やブクマは、「そういう嘘松で左翼へのネガキャンをしてるんだろう!」「お前は元々左翼じゃなかった!」みたいなものばかりだった。
私は単に、何か不正をしたからとかそういうことで「転向」したとか、不純な動機があったんじゃない。嘘をついたわけではない。
今でも憂いているといえば、憂いている。私が去ったところで障害の揶揄などが止まるわけじゃない。ただ、自分を守るために、そうしただけだ。
「転向」「退転」「転び」されるに相応しいコミュニティが存在してしまっている、自分もそれに加担してしまっている、ということには想像が及ばないらしい。
だが、それをいうことすら、不都合かのように攻撃する人々がいる。転向だ、退転者だなんだと言いたいのだとは思うが、私は別に右翼になったわけではない。「あなたたち」であることをやめたのだ、と。
そして、トランプ政権の誕生や参政党の躍進に絡んで、また色々なことが言われている。
「あの人はかつては〇〇だったのに、『いつのまにか』あっち側に回った」、こんな「驚き」「嘆き」あるいはそういう形をとった「脅し」を見かけるときもある。
その『いつのまにか』である。人間の思考は0と1ではない。そういっているあなたが、「いつのまにか」を演出させてしまったのではないか。それが転向とか反ウォーキズム(Awoke)というものに繋がるのではないのだろうか。
何かを信じたことがあり、そしてそれを「信じなくなった」自覚の経験がある人は、是非反応を寄せてほしい。
何を見て信じ、何を見て信じられなくなり、その後どうしているのか。
大学院では科学哲学なんて学ぶカリキュラムの余裕はないし、広く自然科学を学んだ人ではなくて、医師から転向して2、3年実験しただけの人が「オレは生化学者だ」などと言い出して、しかもその手の人はロジックによる実証主義者のことが多いしで、モデル化できる現象のみが生物学だと思ってるからね。
実証的な態度は大事だけど、証明するまで信じないという論理実証主義があまり行きすぎると、くだらない仮説の反証に認知コストを費やすことになって、実に不合理。
『みいちゃんと山田さん』における主人公・みいちゃんは、作品内外で極めて対照的な解釈を突きつけられている。作中では「大家族のママになることが夢」と明言し、二つの瞳にそれぞれ新生児を映すほどの出生主義の象徴として描かれる一方、ネット上では「反出生主義のフェミニスト」という真逆のレッテルを貼られ、ミーム化の対象になっている。この乖離はなぜ生じるのか? ここには、作品解釈の三つの層が重なり合っている。
みいちゃんは「子供を産みたい」と繰り返し発言し、その願望はキャラクターの核を成す。にもかかわらず、「反出生主義者」という解釈が生まれるのはなぜか?
作中の明確な描写(例:瞳の新生児、多産願望の台詞)を意図的に切り捨て、都合の良い断片だけを拾い上げる。「読んでいない」または「読みたくない」という態度が透けて見える。
解釈者自身の反出生主義やフェミニズムへの嫌悪が、みいちゃんというキャラクターに向けられている。『みいちゃんと山田さん』は、読まれないまま語られ利用されている。
一部の議論では、「みいちゃんは近々死ぬことが確定しているが、もし現代まで生きてたら反出生主義になっていただろう」という話が持ち出されている。しかし、これは根拠のない空想に過ぎない。
作中の時間設定(2012年)から14年後を想定しても、みいちゃんの出生主義が反転することを匂わせるような描写は一切ない。この「もしも」は、「何でもあり」の妄想である。
「大家族のママになりたい」という核心的な願望を持つ人物を、「反出生主義に転向する可能性がゼロではない」という論理的飛躍で覆い隠すことは、キャラクターのアイデンティティを消し去る行為だ。これは、「男女カップルが作中で成立して結婚したとしても、別れてゲイになる可能性がゼロではないので、私の推しのBLカップルはほぼ公式みたいなものである」と言い出すのと同レベルで、情報の重みづけを無視した狂気的な解釈である。
「みいちゃん=バカな女」という認識が定着すると、作品の文脈は関係なくなる。これは、進撃の巨人においてはっきりと反出生主義的な思想を口にして行動にまで移した「ジーク・イェーガー」ではなく、不自然にもみいちゃんが反出生のアイコンとして選ばれる理由でもある——「バカな女」というイメージを利用したいからだ。
ここでは、みいちゃんはもはや『みいちゃんと山田さん』のキャラクターではない。彼女は、ネット上の「バカな女」を象徴する記号と化している。
読者が作品をどう受け取るかは、その人の経験や価値観に左右される。しかし、テキストを無視した解釈は、「自由」ではなく「暴力」に近い。
一度記号が独り歩きすると、元の作品は関係なくなる。これは、文化的な消費の在り方を問う問題でもある。
ここで問うべきは、
「私たちはいつ、なぜ、作品を『読む』のをやめて『利用する』ようになるのか?」
「キャラクターは、『サンドバッグにするための記号』であってよいのか?」
「『考察』と『妄想』の境界線は、どこにあるのか?」 である。
「自由な解釈」とは、テキストと向き合う責任を伴う。みいちゃんを「反出生フェミニスト」と呼ぶとき、私たちは何を無視し、何を強調しているのかを自覚すべきだ。
こりゃ泥沼化するわ…イランの徹底抗戦がえぐり出した「トランプ政権の急所」日本も他人事ではない理由
日章丸事件は1953年。オイルショックは1973年。イラク戦争は2003年。いずれもトランプ政権とは無関係だが、起こっていることはそう変わらない。
カジノ経営に進出して本来の運営元であるネイティブアメリカンを侮辱したり、経営が傾いてジャーナリストを訴えたりしたのも政治家に転向するより前の話だが、やっていることは全く同じだ。
政権の軍部高官による「イスラエルと同国の米国内での強力なロビー活動からの圧力」などという発言は、少し前なら陰謀論者扱いされて終わりだったはずだ。起こっていることは何も変わらないのに。
例えば、銀行預金がある日突然なくなって、銀行にも警察にも法律事務所にも取り合って貰えなかったら、どうやって生きて行けばいい?
日本の法律が守られているという事実は、どうしたら確認できるだろう?法律を守らないブラック企業なんて、そこらじゅうに溢れているというのに。
中道支持者に教えてほしいこと
まあ凄く簡単に「中道の政策がよく分かんないから教えてくれや」でしかないんですけど。
公明が自公政権として通して民主〜立憲が反対してた政策がめっちゃいっぱいあるじゃないですか。
一つの政党になるに当たって、説明されてない政策に関しては公明の立場を丸呑みしたのか、してないのか、なんかよく分かんないですよね。
例えば
原発再稼働
武器輸出の解禁(今自民と維新が進めてるやつの一個前段階で、戦闘機を第三国に輸出できるようにしたのは自公)
とか色々あるわけですけど(ていうかこれ以外にも無数にあるけど)調べた結果立憲に合わす方向で明確に撤回して廃止に転向したのはインボイスくらいっぽいんですよね。
あと説明があったのは安保法制と原発再稼働で、こっちはまあ話題になってた通り公明に寄った。
で、他は特になんの撤回も説明もしてないみたいなんだけど、なんか立憲層も公明層も支持者達があんまり気にしてない?のかあえて触れないようにしてる?のか、あんま話題になってないんですよね。
なんかめっちゃ不思議。中道にブチギレて社民共産に行った人達はここに関して文句言ってる人やっぱりいましたけど。
あのXで見た中道いいじゃんママ戦争止めてくるわ的なグループの人達って、公明と組むに当たって自公政権で進められた政策全部賛成しつつ
でも去年の10月の自公連立解消までの軍拡はセーフですていうか色々セーフですっていうなかなかにエクストリームな主張をしてたのか…?
いやまあ確かに公明の立場で言えばそうなるのかと思いつつ、でも元立憲支持者達はそれでいいのか…?
いやそれともあのXで見た方々は立憲の元々の立場を維持していたのか?これがよく分からない。
でも後者だとしたら公明と組むにあたってもっとあれはどうなんだこれはどうなんだお前らあの時賛成してただろ全部撤回しろや明確に言えって中道結成したときに大騒ぎになると思うんだけど
ぶっちゃけさ、もう見てられないんだよね。
いや、俺自身はAI推進派だよ。バリバリ使ってるし、技術の進歩を止めるなんて愚かだと思ってる。そういう意味では「反・反AI」の立場なわけ。でも、最近のその界隈の暴れっぷりを見てると、正直「反反反AI」に転向したくなるレベルで民度が終わってる。
まず、言葉選びが絶望的にダサい。「お気持ち表明」とか「ラッダイト」とか、覚えたての言葉を擦り倒して、相手をバカにすることに全力を出しすぎ。相手が感情論で動いてるからって、こっちが冷笑系でマウント取っていい理由にはならないだろ。
「絵師(笑)は淘汰される運命」とか「AI使いこなせない老害」とか、よくあんな攻撃的なこと言えるな。技術がすごいのはOpenAIとかMidjourneyの開発者であって、お前じゃないから。プロンプト数行書いただけで、自分が文明の最先端に立ってる神にでもなったつもり? その万能感、見てるこっちが恥ずかしくなるわ。
結局、反反AIの連中って、技術の未来を考えてるんじゃなくて、単に「叩いてもいい正義の対象」を見つけてイキりたいだけだよね。やってることが、かつて自分たちがバカにしてた自称正義の味方と同じだってことに気づかないのかな。
ネットの端っこで「論破w」とかやってる間に、一般層からのAIに対するイメージはどんどん悪くなってる。
お前らが暴れれば暴れるほど、AI技術そのものが「性格の悪いオタクの武器」だと思われて、まともな普及が遅れるんだよ。
AIを擁護してる自分の知能指数が高いと勘違いしてる君たち、傍から見たらただの攻撃的な無職にしか見えてないよ。
一度、画面閉じて外歩いたら?
左派・反戦の旗を急ぎ畳み、公明との合流にて中道保守寄りにシフトせしとき、
説明を求められれば、「赤ちゃんなんです」などと幼稚なる戯言を吐きて、
急場を凌ごうとするさま、まさに義仲の驕慢に似たり。
支持者ども、混乱の渦に巻かれ、
人心の離反を外部のせいとなす。
本質の変節誤魔化しを覆い隠さんとするも、
支持者の心は既に去りぬ。
転向したのを認めて、支持者が納得する理由を説明したらマシだったんじゃない?
野田と安住が強引に進めたけど、この二人に政策調整する知能がなかったのが運の尽き。枝野も虚言で叩かれてたけど、枝野が主体的に関与してたら政策全捨てという判断はなかったと思うよ。ノンポリの政治屋に牛耳られた時点で、自民党の対抗勢力としても形骸化してたんだね。
今回の衆院選で、自民党は単独316議席を獲得し戦後最多の圧勝を記録した。だが選挙戦のハイライトは、立憲民主党と公明党が電撃合流で生んだ中道改革連合(中道)の壊滅的敗北である。
大手メディア(産経・日経を除く)は中道を過剰に持ち上げ、自民を「戦争路線」とレッテル貼りで叩き続けたが、有権者はこうした「数合わせ優先」の胡散臭い合流に対し「否」を突きつけた。
もし立民が旧来の反安保・反原発・9条維持という左派アジェンダを、中露の脅威増大という現実に対応した形で真剣に刷新できていたら、選挙の構図は根本的に変わっていただろう。しかし、立役者の野田佳彦・安住淳両氏は、典型的な「調整型」政治家だったため、政策の本質的刷新を担う能力も意思もなかった。公明側は「中道と公明党の政策は同じ」と説明した一方で、立民側は転向の説明すらろくにできず、ただただ混乱を晒しただけだった。枝野幸男氏は「原発ゼロを主張したことはない」と言い逃れを図ったが、旧立民HPに「原発ゼロ」が堂々と残存し、矛盾は誰の目にも明らかだった。安住氏は「政権担うなら現実的主張を」と過去の公約を暗に切り捨てる発言を繰り返し、辺野古基地問題でも二転三転を演じて信頼を完全に失墜させた。
中道の惨敗は、政策の中身を棚上げした「数合わせ政治」に対する有権者の断固たる拒絶だった。立憲民主党の残党は、理念なき合従連衡のツケを払い続けることになる。