■ 攻撃的なサッカーを繰り広げる札幌J1は7節が終了した。開幕前は川崎F・鹿島・C大阪・浦和・柏・磐田あたりの評価が高くて、湘南・長崎・清水あたりの評価が非常に低かったが1位が広島、2位が仙台、3位がFC東京、4位がC大阪、5位が川崎F、6位が札幌、7位が柏、8位が清水、9位が神戸と鳥栖、11位が浦和、12位が湘南、13位が鹿島、14位が横浜FM、15位が磐田、16位が名古屋、17位が長崎、18位がG大阪なので前評判とは大きく異なる。
7試合で9得点/2失点の広島が首位を走っているが「面白いサッカーをしているチーム」の筆頭に挙げられるのは札幌だろう。開幕から3試合は0勝2敗1分け。出だしでやや躓いたが4節以降は3勝1分け。一気に順位を上げてきた。7節終了時点で3勝2敗2分け。6位と好位置に付けている。攻撃的なサッカーを志向するペトロヴィッチ監督が就任して注目度と期待値は高かったがここまで期待通りの成績を残している。
7試合で10得点/8失点。総得点は3位タイとなる。コンスタントに点が取れているが1試合平均のシュート数が14.43本。J1最多となる。2位の川崎Fが12.57本なのでぶっちぎりでJ1最多となる。1試合平均の被シュートも11.71本でJ1で4番目に多いので「札幌絡みの試合はシュート数の多い試合になることが多い。」と言える。エンターテイメント性を重視してペトロヴィッチ監督を招聘したが大成功と言える。