■ 世代屈指のキーパーであるGK大迫城福監督が就任した広島は開幕3連勝。15位からの浮上を目指すが最高のスタートを切った。森保体制のときの3度の日本一を経験したMF森崎和、DF水本、DF千葉、MF青山敏などが30才をオーバーしてプレーヤーとして下り坂に入ってくる年齢になっているので「若手の台頭」が期待される状況で城福監督はバトンを受けているが育成力に定評のあるユースからは毎年のように有望株がトップに昇格してくる。
今オフも3人の高校3年生かトップ昇格を果たしたがいずれの選手も年代別代表の常連になっている。「次代の広島を担う存在」として期待を集めているが、やはり、最大の注目はGK大迫になる。186センチなので現代のキーパーの中では標準的なサイズになるが身体的な能力が高くて早い段階から「逸材」として大きな注目を集めてきた。有望株が多い東京世代の日本人のキーパーの中でも屈指の有望株と言える。
1999年生まれなのでU-19日本代表の対象になるが2つ上の1997年生まれの選手が対象となる年代別代表にも何度も招集されており、森保JAPANの初陣となった昨年の12月のM-150カップ2017のときも代表に召集されている。近い将来、広島の正キーパーになるのは確実といえるが、早い段階でGK林卓人やGK中林を蹴落とすことが出来れば2020年の東京五輪のときに日本のゴールマウスを守っても不思議はない。