■ 最後の代表戦は2015年の3月今シーズンのJリーグの最大の注目点と言えるのは7年半ぶりにJリーグに復帰してきたDF内田篤が久々のJリーグでどの程度やれるのか?である。2010年の南アフリカW杯の直後にシャルケに移籍した後はずっと欧州でプレーして来た「日本サッカー史上でも屈指の右SB」である。今年の3月27日に30才になるが昨今のサッカー界は選手寿命が長くなってきた。なのでベテランと呼ばれるには少し早い年齢である。
不安視されるのは、やはり、ケガの影響ならびに試合勘不足の2点になる。結局、ドイツ2部のウニオン・ベルリンでは2試合の出場のみ。2015年の春に膝蓋腱を負傷して戦線を離脱した後はほとんどプレーできていない。約2年半ものブランク期間がある。プレーヤーとしての最盛期の時期に主力として迎えるはずだった2018年のロシアW杯のメンバー入りを果たすためにはここから相当なアピールが必要になってくる。
アギーレJAPANでプレーしたのは2014年11月に行われたホンジュラス戦の1試合のみ。ハリルJAPANでプレーしたのはハリルホジッチ監督の初陣となる2015年3月のチュニジア戦、続く就任2試合目のウズベキスタン戦の2試合のみ。結局、最後に日本代表でプレーしたのは2015年3月のウズベキスタン戦になるので、結構な期間、代表からは離れている。アギーレ体制以降はわずか3試合の出場にとどまっている。