鹿島アントラーズ なしin
なし
out
なし→ ACLのラウンド16の広州恒大戦の2ndレグを戦った直後に石井監督が電撃的に解任されて大岩監督が就任したが、大岩監督になってからリーグ戦は5勝1分け。一時は首位に浮上するなど18節を終えた時点で2位と絶好の位置に付けている。初のアジア制覇が期待されたACLは残念な結果に終わったが、監督交代というショッキングな出来事を大きなプラスのエネルギーに変えることができるのはさすがと言える。
「確固たるスタイル」を持ったチームなのでシーズン途中に監督が交代した場合でも基本となる戦い方に大きな変化は生じないが、石井監督のときは本来の力を出せなかったMF中村充、FWペドロ・ジュニオール、MFレアンドロの3人が力を出せるようになってきて攻撃的なポジションの層が厚くなった。特にFWペドロ・ジュニオールはここ5試合で6ゴールを量産体制に入っており、最大の得点源になりつつある。
前半戦はACLとリーグ戦を並行して戦う過密日程に悩まされたところもあったが、ACLはすでに敗退しており、今後はリーグ戦に集中することができる。「J1制覇に最も近いチーム」と言えるが、もともと戦力が充実したチームであり、かつ、怪我をしていた選手が徐々に戻ってきていることもあって今夏の移籍市場で即戦力となる選手をたくさん獲得することは考えにくい状況である。夏の移籍市場での存在感は薄い。
現時点ではinの情報もoutの情報も全く聞こえてこない。「このまま1人の選手補強も行わない。」という可能性も十分に考えられる。選手層が厚いチームなので全く補強を行わなくてもやり繰りが可能なメンバー構成になっているが不安要素を挙げるとCBである。日本代表のDF昌子は不動のCBとして君臨しているが、期待の若手で190センチの長身のDF町田が怪我で長期離脱した関係でCBの層が非常に薄くなっている。
今シーズンはDF植田直も怪我で離脱するケースが多くなっており、最近はボランチが本職となるMF三竿健をCBの位置で起用している。それなりにうまく対応しているが、やはり、強力な「個の力」を持った選手と対峙する時は苦しくなる。控えにはDFブエノがいるが、もともと選手層が薄かったCBのポジションはDF町田が離脱したことでさらに厳しい状況になった。即戦力の補強があるとしたらやはりCBだろう。
浦和レッズ なしin
FWウェリトン(カイセリスポル) ・・・ クラブ関係者が否定
FWメフディ・タレミ(ペルセポリス) ・・・ 獲得に動く可能性あり。
DFセインズベリー(江蘇蘇寧) ・・・ 獲得に動いている???
out
なし→ 開幕ダッシュに成功して独走態勢に入った時期もあったが急失速。18節を終えた時点で9勝7敗2分けで8位と不本意な成績になっている。ペトロヴィッチ監督に対する批判の声は日に日に高まっている。川崎F戦(A)の後の「バス囲み」のときに自ら公言した「ここから連勝できなかったらチームを去る。」という公約は辛くも新潟と熊本に連勝して免れたが依然として危うい立場にあることは誰の目にも明らかである。
18試合で43得点/30失点。得点数はJ1で断トツ1位となるが、失点数はワースト5位。主力メンバーは新潟から加入したFWラファエル・シルバを除くとほとんど代わっていないので「今シーズンになって急激に失点数が増えたこと」については不思議に思うところもあるが、18節を終えた時点で早くも2016年の34試合で28失点という失点数を上回っている。「守備が崩壊している。」と言われても仕方がない状況である。
サポーターのフラストレーションが溜まる展開になっており、ガス抜きが必要な状況である。何人かの名前が獲得候補として挙がっているがトルコでプレーするFWウェリトン(カイセリスポル)については浦和の関係者が完全否定した。その後、イラン代表のFWメフディ・タレミ(ペルセポリス)の名前が挙がったが続報は無し。つい最近は現役のオーストラリア代表であるDFセインズベリー(江蘇蘇寧)の名前が挙がった。
もちろん、FWズラタンやFWオナイウ阿道がなかなか期待に応える活躍が出来ていないので「能力の高いCF系の選手」が加わったら戦力アップになる可能性はあるが、やはり、最大の補強ポイントは守備的なポジションである。やや精彩を欠くGK西川の代わりになるようなキーパーを連れてくることはほぼ無理な話。ボランチや左右のWBは充実していることを考えると最優先補強ポイントはどう考えてもCBである。
浦和式の3バックでプレーする選手には高い攻撃力が必要となる。DF森脇とDF槙野は批判の対象になることが多いが、何だかんだでDF槙野の1対1の強さはJリーグの中で有数。DF森脇には「ペトロヴィッチ監督のサッカーを誰よりも理解している。」というアドバンテージがあるので簡単にポジションを明け渡すことは考えにくいが、手っ取り早く失点数を減らそうと考えるならば弄れるのはDF森脇のところである。
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