10位 : FW 鄭大世 (清水エスパルス) ・・・ vs ジュビロ磐田 (5節) → アウェイの浦和戦(12節)で決めた左足の弾丸シュートもインパクトが大きかったがより見事だと個人的に思うのは5節の磐田戦(A)で決めたオーバーヘッドでのゴールである。残念ながら0対3と3点ビハインドの状況で生まれたゴールだったので「焼け石に水」と言えるがここまで奇麗にオーバーヘッドが決まるのはなかなか珍しい。Jリーグでは年に一度あるか?ないか?のレベルなので高評価したいゴールである。
9位 : MF 兵働昭弘 (ヴァンフォーレ甲府) ・・・ vs コンサドーレ札幌 (5節) → J1でプレーするのは柏時代の2011年以来。清水で活躍した技巧派レフティが久しぶりにJ1に戻って来たが新天地の甲府では「3-1-4-2」のアンカーの位置で起用されて大きな存在感を発揮している。コントロールタワーとして特にシーズンの序盤戦は素晴らしい活躍を見せていたが5節の札幌戦(H)で決めたダイレクトシュートは美しかった。極めて難易度の高いシュートだったが見事に枠に飛ばした。
8位 : MF 山口蛍 (セレッソ大阪) ・・・ vs ベガルタ仙台 (16節) → 首位のC大阪を攻守両面で支える代表ボランチは充実したシーズンを過ごしているが16節の仙台戦(A)で決めたミドルシュートが6月の月間ベストゴールに選出された。カウンターの場面でこぼれてきたボールに対して思い切って右足を振り抜くと強烈なシュートがコース隅に突き刺さった。年に1回くらいの頻度でミドルシュートを決めるので「年一ミドル」と言われたが22節の浦和戦(H)でもミドルシュートを決めた。
7位 : DF 山中亮輔 (横浜Fマリノス) ・・・ vs 大宮アルディージャ (17節) → 2016年1月のU-23アジア選手権で活躍したDF山中がアウェイの大宮戦で決めた左足のダイナマイトシュートはインパクト大だった。相手のパスをインターセプトしてそのままドリブルで持ち運んでから得意の左足を振り抜いたが驚きの軌道を描いてあっという間にネットに付き刺さった。無回転気味のシュートだったが「左足のスペシャリスト」であるDF山中にしかできないようなスーパーゴールになった。
6位 : MF 中村俊輔 (ジュビロ磐田) ・・・ vs 鹿島アントラーズ (8節) → 新天地の磐田でも左足の技巧が冴えに冴えている。39才とは思えないプレーを続けているが8節の鹿島戦(A)で決めたシュートは鮮やかだった。3節の大宮戦(A)で決めた直接フリーキック弾も鮮やかだったが、こちらのゴールの方がより鮮やかだったと言える。かつてはナショナル・ダービーと言われた伝統の試合で生まれたMF中村俊のミドルシュートが4月のJリーグの月間ベストゴールに選出されている。
5位 : MF 藤本淳吾 (ガンバ大阪) ・・・ vs コンサドーレ札幌 (11節) → 加入1年目の昨シーズンは力を発揮できなかったが今シーズンは全盛期を彷彿とさせるプレーを見せている。清水時代の恩師である長谷川監督の評価も高まって来たがアウェイの札幌戦で見せた「らしいループシュート」は芸術的だった。少し前にポジションを取っていたGKク・ソンユンは全く動けなかった。高度な技術と豊富なイマジネーションを持った天才肌のアタッカーにしか決められないゴールと言える。
4位 : MF ダビド・バブンスキー (横浜Fマリノス) ・・・ vs コンサドーレ札幌 (2節) → ここに来て存在が無くなっているが開幕2連勝の立役者となったMFダビド・バブンスキー。バルセロナの下部組織出身で「テクニックのあるアタッカー」という評判だったが開幕から2戦連続。しかも、どちらのシュートもゴラッソだった。4位に選んだのは2節の札幌戦(H)で決めた左足でのシュート。利き足ではない左足でのシュートになったが不規則な軌道を描いてネットに突き刺さった。2・3月の月間ベストゴール。
3位 : FW クリスラン (ベガルタ仙台) ・・・ vs アルビレックス新潟 (13節) → 先制ゴールを許した直後に投入されたFWクリスランは後半38分に同点のPKを決めると直後の後半39分に大卒ルーキーで左WBのMF永戸のクロスから左足でボールを浮かしてからジャンピングボレー。意図的にボールを浮かせたのか?偶然だったのか?は分からないが、美しさとダイナミックさを兼ね備えたスーパーゴールとなった。このゴールはJリーグが選出する5月の月間ベストゴールに選出されている。
2位 : DF 福森晃斗 (コンサドーレ札幌) ・・・ vs 大宮アルディージャ (18節:2点目) → 試合前の時点で勝ち点差はわずか「1」。残留争いの行方を大きく左右する大一番だったがDF福森晃の直接FK2発で札幌は0対2の状況から同点に追いついた。その15分ほど前にも左足で直接FKを決めていたので予感が無かったわけではないが決まった瞬間は鳥肌ものだった。正真正銘のラストプレーで追いついた札幌がJ1残留を勝ち取ることが出来れば「伝説のFK」として長く語り継がれることになるだろう。
1位 : MF 関根貴大 (浦和レッズ) ・・・ vs サンフレッチェ広島 (17節) → 2対0とリードしながら3連続失点。不穏な空気が漂う中、3対3の同点に追いついたあとに生まれたスーパードリブルからのゴールだった。5・6人と相手選手をドリブルでかわしてからゴールゲット。広島の守備のまずさにアシストされたところもあるが驚異のキレとスピードで次々に相手選手をかわしていった。後半47分にこのプレーができるところに非凡さを感じる。いつまでも記憶に残るだろうゴールになった。
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