■ アジア最終予選は大混戦アジア最終予選の8節が各地で開催されたがA組はホームでウズベキスタンに2対0で勝利したイランの首位通過が決定。開催国のロシア、南米のブラジルに次いで3か国目となるW杯出場が決まった。カタール vs 韓国は3対2でホームのカタールが競り勝った。韓国は4勝3敗1分けで勝ち点「13」。ウズベキスタンは4勝4敗で勝ち点「12」。2位の韓国と3位のウズベキスタンの差は「1」のままで変わらなかった。
韓国は9戦目がホームのイラン戦、10戦目がアウェイのウズベキスタン戦となる。イランはW杯出場が決まっているので消化試合になる点は韓国にとってのプラス要素と言えるが韓国はイランを大の苦手にしている。ウズベキスタンの次の相手は1勝4敗3分けで勝ち点「6」の中国。ウズベキスタンが勝ち点で上回った状態で10節の直接対決を迎える可能性が出てきた。韓国は9大会連続W杯出場に黄色信号が灯った。
『当面のライバルに「1差」を付けて上の順位に位置するが最後の2連戦は上位チームとの直接対決になる。』という点で日本と韓国は似たシチュエーションと言えるが、当然、すでに「1枠」がイランで確定しているA組の韓国と比較するとちょっとだけ日本の方が恵まれた状況である。ウズベキスタンはW杯の本大会に出場した経験は無い。10節のウズベキスタン vs 韓国は「生きるか死ぬかの大一番」になりそうだ。