1人目 : MF 田口泰士 (名古屋グランパス) ・攻撃CBP/90分 → 3.679 (1位)
・パスCBP/90分 → 3.353 (1位)
・クロスCBP/90分 → 0.325 (51位)
→ 攻撃CBPはパサー系の選手に有利に働く指標である。なので「J2で断トツのパス数を誇るMF庄司(FC岐阜)が1位だろう。」と思っていたが、90分あたりの攻撃CBPで1位になったのはMF田口(名古屋)だった。怪我のため開幕から数試合を欠場したが復帰してから効果的なパスを出し続けていることが分かる。昨オフは多くのJ1クラブが獲得に乗り出したが名古屋に残ることを決めた。「1年でのJ1復帰」は至上命題である。
2人目 : DF/MF 北爪健吾 (ジェフ千葉) ・攻撃CBP/90分 → 2.281 (26位)
・パスCBP/90分 → 1.774 (22位)
・クロスCBP/90分 → 0.485 (19位)
→ 過去2年間は思うように出場機会を得られなかったが大卒3年目の今シーズンは開幕からフルタイム出場が続いた。運動量とスピードを生かした右サイドからの仕掛けが大きな武器となるが、攻撃CBP/90分は26位、パスCBP/90分は22位、クロスCBP/90分は19位。3部門でリーグ上位の数字を残している。エスナイデル監督が就任した千葉は攻撃CBP/90分のベスト30にDF/MF北爪を含めて7名が顔を出している。
3人目 : DF 林堂眞 (愛媛FC) ・守備CBP → 161.89 (8位)
・守備CBP/90分 → 13.890 (4位)
→ 間瀬監督が就任した愛媛FCは14節を終えた時点で7勝4敗3分けで6位とプレーオフ圏内に位置する。いいスタートを切ったが、今シーズンはDF林堂が3バックの中央でプレーしている。木山監督時代は右ストッパーの位置でプレーする機会がほとんどだったので大きな変化と言えるが守備CBPが8位、守備CBP/90分が4位。高いフィード力に定評のあるCBであるが、守備に関するスタッツも優れている。