10位 : MF 奥埜博亮 (ベガルタ仙台)→ 2節の磐田戦(A)と4節の柏戦(A)はともに0対0で迎えた後半の終盤に決勝ゴールを記録。スコアレスドローに終わりそうな状況の中、チームに勝ち点「3」をもたらしたことは高評価できる。今シーズンの仙台は「3-4-2-1」を採用しており、シャドーの位置でプレーすることになったが勝負強さと豊富な運動量でチームに貢献している。「走行距離の多い選手」として知られているが、走行距離の数値はリーグ屈指。
9位 : MF 柿谷曜一朗 (セレッソ大阪)→ 開幕当初は2TOPの一角で起用されていたが、途中から左SHがメインポジションになった。徳島時代はこのポジションでプレーしていたので不慣れなポジションではないが最初の頃は戸惑いが見られた。なかなか決定機に絡めない試合が続いたが7節のG大阪戦(H)あたりから左SHの位置でも明確な違いを見せるようになってきた。また、相手ボールになったときの守備面での貢献度の高さも特筆すべきものがある。
8位 : MF マルティノス (横浜Fマリノス)→ 長いストライドを生かした突破は大きな武器となる。横浜FMの攻撃の中心は当然のことながらMF齋藤学であるが逆サイドにMFマルティノスがいるというのは相手にとって厄介な話である。リーチが長くてかつスピードがあるので日本人選手では真似が出来ないダイナミックなプレーが出来る。右サイドでボールを受けて中央にカットインしてから左足でゴールを狙うプレーを得意とするがシュートはパンチ力がある。