■ リーグ戦に限定するとここ6試合負けなし。5月21日(土)にヨドコウ桜スタジアムで行われた大阪ダービーは前半33分にMF山見が今シーズン初ゴールを決めてアウェイのG大阪が先制に成功したが後半だけで3ゴールを奪ったホームのC大阪が3対1で逆転勝利を飾った。大阪ダービーの通算成績はC大阪が13勝、G大阪が23勝、引き分けは7つとなる。C大阪は大阪ダービーで大きく負け越しているがリーグ戦に限定するとここ6試合負けなし。4勝2分けとなる。
2019年9月に行われたダービーで「2012年3月以来のダービーでの勝利」をつかんだがそこから6試合負けなしとなる。ルヴァン杯の4試合を含めると6勝1敗3分けなのでG大阪に対する苦手意識はなくなりつつあるが2017年にC大阪がJ1に復帰してからの5シーズンの成績でも「G大阪よりもC大阪がJ1での最終順位が上だったシーズン」は4シーズンもある。G大阪が順位の上でC大阪を上回ったのは2020年の1回だけ。
両クラブの力関係はここ5年ほどの間に大きく変わったが今回の大阪ダービーはG大阪にとっては屈辱的な試合になった。シュート数はC大阪が14本、G大阪は2本だけ。ほとんどシュートチャンスを作れなかった。2019年にロティーナ監督が就任してからのC大阪は後ろからボールをつなぐスタイルを取り入れているがボール回しの質が高まって大阪ダービーのときもC大阪が主導権を握る試合が続いている。