レノファ山口→ 霜田監督になって2年目の山口はホーム2連戦スタートだったが2連敗。大きく出遅れた。開幕戦は「優勝候補の筆頭」に挙げられている柏との対戦になったが1対2で逆転負け。2節も上位候補の甲府との対戦だったが守備的なポジションの選手が致命的なミスを連発して2対5の大敗を喫した。「強豪との2連戦だった。」とは言っても想定外の連敗である。J1昇格を目指すシーズンだったが出だしで躓いた。
内容的にも低調な試合が続いている。柏戦(H)は開始早々に先制ゴールを奪ったが軽率なミスが多発。自らのミスで流れを手放す結果になった。2節の甲府戦(H)は論外の出来と言える。「キーパーのフィードのミスから2失点」となると選手もサポーターもテンションはガタ落ちである。特に1失点目は信じがたいミスからの失点になった。開幕戦はGK吉満、2節はGK山田が起用されたがキーパーが足を引っ張っている。
オフの補強に成功して期待感は高かっただけに失望の大きいホーム2連戦になったがネガティブなニュースが多い。期待の新戦力のDFドストンが力を発揮できておらず、怪しいプレーが多いのも気になるところである。2節の甲府戦(H)はショッキングな敗戦となったが早く気持ちを切り替えないといけない。精神的に引きずりそうな試合になったので「1週間でリカバーできたのか?」が3節の千葉戦(A)の注目点になる。
ネガティブなニュースはたくさんあるので敢えて目を瞑ってポジティブな要素を挙げると大卒2年目のFW山下敬が2節の甲府戦(H)で2ゴールを挙げた点になる。FW工藤壮の怪我によってチャンスが回ってきたが期待に応える働きを見せている。また、大卒ルーキーのMF小野原は潰し役としてJ2でも活躍できそうなプレーを見せている。最悪のスタートになったが若い選手が多いチームなので巻き返しに期待したい。