■ 「アジア最強」とも言われるイラン「事実上の決勝戦」と言われた日本とイランの試合は1月28日(月)に行われたが日本が3対0で大勝。2大会ぶりの決勝進出を果たした。戦前の予想では「イランが有利」と言われていたが立ち上がりから日本はいいサッカーを見せて試合の主導権を握った。前半20分あたりを過ぎるとイランは伝家の宝刀のロングスローを中心にゴール前のシーンをたくさん作るようになったがDF吉田とDF冨安のCBコンビを中心に守り切った。
勝因はいくつも挙げられるが相手のエースをほぼ完ぺきに抑えたDF冨安の活躍は光った。大会前は「レギュラー候補の1人」という立ち位置でCBの序列的には「DF三浦弦やDF槙野と同じくらい」だったが完全に日本代表のCBのレギュラーを確保した。ややミスが目立つキャプテンのDF吉田を上回る活躍を見せているがまだ20才。「長きに渡って日本代表の守備の要になれる選手」が台頭してきたと言える。
「CBが弱点」と言われ続けてきた日本代表にとって嬉しい話になるがこれで今大会は6戦全勝になる。最初の5試合はいずれも1点差での勝利だったので森保JAPANに対する批判の声は少なくなかったが最大のヤマ場と言えたイラン戦は3対0の大勝。最高の雰囲気で決勝戦の舞台に進むことが出来た。FIFAランキングが29位のイランに勝利したことで(FIFAランキングの)ポイントを荒稼ぎできたのも非常に大きい。