2021年12月29日、新宿の新店「なんでんかんでん 西新宿店」へ。
2021年12月22日大安にプレオープンスタート。休業中の「なんでんかんでん」が、新たに西新宿にちいさなお店を立ち上げて復活の狼煙を発煙。
なんでんかんでんについて。1987年7月8日新代田に「なんでんかんでん」創業。環七で深夜に大行列と大渋滞帯を形成。河原社長はTV「マネーの虎」で一躍著名人に。2012年11月5日、渋滞問題などで閉店。
2018年9月3日、高円寺に奇跡の復活。新店はタイ屋台居酒屋ダオタイ他を展開する会社のFC店。以降同社による経営。
2020年1月17日高円寺店が渋谷肉横丁へ移転オープン。コロナ禍で屋台村内的な渋谷店が休業する中、今回新宿に路面店をオープン。
店の場所は、JR新宿駅西口徒歩約5分。八百屋「千徳」→立ちそば「そば新」→日乃屋カレー」と入れ替わった跡地。
入店前にまず店外店頭タッチパネル式券売機で食券購入です。主なメニューはラーメン820円、のりラーメン920円、玉子ラーメン920円、ネギばかラーメン980円、わんたんメン980円(訪店時売切)、チャーシューメン1120円、替玉150円、他。
麺の固さ(粉落とし、ハリガネ、ふつう(固め)、やわらかめ)も券売機で指定。
店内は厨房を囲むへの字型カウンター8席(6・2)、テントで囲われた外に4人卓x1。博多の屋台を感じさせる活気のある和気あいあいとした空間ですが、いわゆる狭小店で席間は激狭。パーティションは無し。消毒液は券売機前と各所に配置。
18:40頃到着で先客6、後客5。外待ちこそ出来ませんが、常時満席近い入りをキープ。
スタッフはカウンター中に男女合わせて4。初日は川原さんもいらしたそう。高円寺店・渋谷店では川原さんとお話出来たのですが、今回は出遅れて残念。
BGMはJ-POP。箸は洗い箸でエコ仕様。卓上調味料・薬味は、かえしダレ、高菜、紅生姜、おろしニンニク、すり胡麻。
そして待つことも無くあっという間(1分未満)、「ラーメン (ハリガネ)」完成で〜す♪
派手な店名ロゴ入りの麺鉢型丼が、レンゲと共に銀の丸皿に載って着丼。
具はチャーシュー、キクラゲ、万能ねぎ、海苔。海苔はカルシウムで文字を書いたプリント海苔。
スープは白濁豚骨。ちょっと豚くさく粘度高めでクリーミー。髄もゼラチン質も融解したかの様な、いかにもコラーゲン濃度高そうなポークタージュ、あるいは豚(トーン)スープ。乳化がかなり進んでいて、ありし日のなんでんかんでんの様に、スープ表面に分厚い油膜が張る様なことはありませんが、これはこれですごく美味しい!
麺は村上朝日製麺所製のストレート細麺。ハリガネ指定で程よい歯応え。高菜、紅生姜、胡麻を投入指定夢中で啜っちゃいました。
おいしく完食!最高のロケーションで屋台っぽい雰囲気もグッド。営業時間長く、味、接客も申し分無し。人気の繁盛店へと、小粒ながら良店になりそうな予感です。ごちそうさま!
なんでんかんでん 西新宿店 (417/'21)