2021年12月13日、浅草橋の新店「新潟タレカツ丼 亀ちゃん 浅草橋本店」へ。
2021年11月18日大安にオープン。デリバリー専門のゴーストレストランを都内に11店展開する「新潟タレカツ丼 亀ちゃん」初のイートイン店舗。注目点は、タレカツ丼と併売で渋谷にある「しょうがの湯」のラーメンが提供されること。
「しょうがの湯」の運営会社は「野郎ラーメン」、鶏白湯ラーメン「ICHIKORO」などを展開する㈱フードリヴァンプ。公式HPに掲載ありませんが、「新潟タレカツ丼 亀ちゃん」もフードリヴァンプのブランドかと(未確認)。ちなみに似た大型チェーン「新潟カツ丼 タレカツ」は別な会社。
店の場所は浅草橋駅西口の目の前。茶月→東京チカラめし→野郎ラーメンと入れ替わった跡地。野郎ラーメンからはリニューアル。
入店するとまずタッチパネル式券売機で食券購入です。主なメニューはタレカツ丼並4枚880円・ミニ2枚480円、ヒレカツ丼並4枚1130円・ミニ2枚680円、長岡生姜ラーメン・黒生姜ラーメン880円、紫生姜つけめん980円、他。
奥に長い店内は、奥突き当たりが厨房で手前が客席スペース。席は間が通路の対面カウンター16席(8・8)。カウンター2席ごとにアクリル板の仕切りあり。空いてると1席ごとに誘導されますが、混んでくると詰めて案内されます。1席ずつの着席は、固定椅子で席間狭く窮屈。消毒液は券売機横と各席に設置。
18:40頃到着で先客11、後客3。スタッフは調理の男性と接客の女子2名体制。ホールの女の子の動きが実に良くて、広い客席を1人で見事に捌いてます。
メニュー立て裏の手書きメッセージ「三杯の想い」が中々いいです。「我々が作る渾身の一杯と精いっぱいのおもてなしの心で世界中のお客様の笑顔を一杯にする」。
BGMは昭和歌謡、秋桜、燃えろいい女、カモメは飛んだ、恋のサバイバルとか♪渋過ぎるセットリスト。箸は割り箸。卓上調味料はトンカツソース、生姜汁、胡椒、七味、タレカツソース。
そして待つことしばし、「黒生姜ラーメン」完成で〜す♪
店名ロゴ入りの反高台丼が、レンゲと共に銀の丸い受け皿に乗って着丼。
具はたっぷりのチャーシュー片、メンマ、ほうれん草、なると、海苔、小口切りねぎ。
スープはさらさらの清湯醤油味。きりりと生姜が効いて、しっかりばっちり長岡生姜醤油ラーメンしてます。生姜効果で体がポカポカ温まってきます。タレカツ丼専門店でのサブメニュー的なポジションですが、本店と変わらぬクオリティでとても美味しい!
麺はストレート中太タイプ。多分本店と同じ村上朝日製麺所製。ツルッともちもち、なめらかな麺肌としっかりとしたコシで、生姜全開スープといいシナジーを演出。
「タレカツ丼ミニ(2枚)」
茶碗一杯分よりは多めのご飯の上に、ミニはタレカツ2枚。お新香としじみの味噌汁付き。フルサイズのラーメンとセットだと、ライス多め、お新香と味噌汁不要でボリューム多め。一緒に注文する人はそう居ないか^^;
ラーメンとタレカツ丼プチ(1枚)のセットか、ラーメン小があるといいのにって思ってみたり。
タレカツは味が付いているのでそのままいただけます。衣サックサクで肉はさっくり切れる柔らかさ。ラーメンと一緒だとちょい味が薄いので、ヒレカツのタレをかけていただきます。タレは甘えめですが、ベタついた重たい甘さではなく、フルーティで酸味もあり、すっきりさっぱりとした自然で心地よい甘さ。新潟タレカツは数十年ぶりですが、実にまさに美味しい!正直ライスじゃなくてタレカツで一杯やりたくなりました!
おいしく完食!テイクアウトはまだ未対応の様ですが、タレカツのお持ち帰りが出来ると嬉しいかと。ごちそうさま!
新潟タレカツ丼 亀ちゃん 浅草橋本店 (396/’21)