2013年7月10日、本日オープンの新店「もりずみキッチン」へ。
かつて系列店がミシュランで星を獲得した実績もある「ちゃぶ屋」が、2012年4月に破産状態に陥ったニュースは、業界に衝撃が走りました。その「ちゃぶ屋」代表で、ラーメン界のイチローこと森住康二氏が復活。今度はカフェ・カンパニー(株)と組んで、東京ドームシティラクーアに「らぁ麺」を提供するショップをオープン。これは気になると、初日に早速訪問!
東京ドームシティラクーアではショップリニューアルを敢行。
続々店舗入れ替え中。
「もりずみキッチン」も、そのムーブメントの一環として誕生。
店の場所は、東京ドームシティラクーア2F。
ショップ目の前に見えるのが「ウォーターシンフォニー」。
音楽に合わせて光と水流が鮮やかに変化、とても綺麗!
店頭には開店祝花いっぱい。
暗くて大半は見えませんでしたが、ひときわ大きな花はマタドールさんから。
店頭の電光メニュー看板。
入口横のディスプレイ。
21:20頃到着、驚くことに店内はほぼ満席に近い盛況。 出入り口付近では、なんと森住シェフ自らドア開店を行なって、お客様をお出迎え・お見送り。 店内は、白木を多用したウッディで明るいカフェのようなインテリア。 店内各所に、イラストレーターの白根ゆたんぽ氏のイラストを配して和みを演出。
席数は、こちらのニュースによるととカウンター5席、テーブル36席とか。
ですが、ホール担当のお姉さんに聞いたところ、70席以上あります、との回答。とにかく広いです!
中に入ってふと見渡すと、マタドールの岩立店主発見!ご一緒することに!
オープン告知のA4版チラシ、白根ゆたんぽ氏のイラストを使った5種類のデザインあり(確認済み)。
チラシ裏はすべて同一。
ショップカード、何種類あるか確認忘れましたが、とりあえず4種類はゲット^^;
券売機は無く後会計制。画像は、メニューブックの表・裏表紙見開き。
主なメニューは特製醤油らぁ麺819円、彩り野菜とハーブの熟塩らぁ麺945円、熟塩らぁ麺893円、
”浮糀”味噌らぁ麺872円、旨みそば(油そば)893円、ざるらぁ麺872円、他。(価格は税込表記)
おつまみ・ドリンク、各種ラインナップ。
オーダーは岩立さんが醤油にしたそうなので、「熟塩らぁ麺」にしましたw
卓上装備はなく、プラコップに箸とレンゲ・、ウェットティッシュ、ペーパーナプキン?が入って、お冷とともに登場します。
卓上調味料も無し。
そして待つことしばし、「熟塩らぁ麺」完成でーす♪
プラ製の赤い受皿に載って登場。
座った席がたまたまピンクの照明の下で、すべての写真がピンキーに(^_^;)
具は、チャーシューのみ、以上w
ネギもなくチャーシューのみとは、何かの間違いかとも思いましたが、メニューにちゃんとそう書いてありました^^;
スープは白濁した白湯塩味。
メニュー説明書きによると、「日本の伝統的な発酵調味料”塩糀”と旨み出汁が出会い、まろやかでコクのある至福の一杯ができました。」との事。
柳麺ちゃぶ屋というと清湯での淡麗な印象がありますが、こちらはまったく異なるベクトル。 ちゃぶ屋のイメージを覆す力強くパワフルな味わい。 これで「高栄養価なのに塩分・カロリーは控え目」というから驚き! ちゃぶ屋の面影はありませんが、食べ易く万人受けしそうで、素直に美味しいです!
麺は平打ちで縮れの強い太麺。
これまた、ちゃぶ屋のイメージとは真逆^^;
モチモチ感が心地よく、簡単にほぐれるデカイ柔らかチャーシューと麺を一緒に頬張ると、幸せな気持ちになれます!
こちらは岩立さん発注の「特製醤油らぁ麺(全部のせ)」。
「特製」=「全部のせ」ではなく、「特製」というネーミングのディフォタイプ(^_^;)
スープは、甘みとこってり感を感じるふくよかな醤油味。
パッと見清湯のようですが、やはりコク深く旨みがやや過多で淡麗とは趣を異にする味わい。
醤油も分り易く素直に美味しいといえる味で、「もりずみキッチンのスタンダード」に相応しい一杯でした。
「塩」も「醤油」もさすがの完成度でした。機会があれば、「彩り野菜とハーブの熟塩らぁ麺」や味噌、油そばあたりを試してみたいです。ごちそうさま!
もりずみキッチン (251/'13)