ネコノメソウ(猫の目草)
まさに早春の色ってこういうのじゃないかと思うくらいです。
毎年同じ田んぼで撮っていましたが、今年はどうしたことかほとんど見かけません。
雑草扱いで抜かれちゃったのか・・
東京都ではレッドデータブックに載る絶滅危惧種なんですけどね。
とはいえ狭山丘陵のあちこちの湿地で見ることができますから、今のところなくなってしまう心配はなさそうです。
【写真】
ネコノメソウ(猫の目草) ユキノシタ科
種ができたときに実が割れて、その形が猫の目ににているのだそうです。
毎年種を見ようと思いつつ、その頃には別の花に夢中になっています。
カメラ機種名 Canon EOS 6D
撮影日時 2014/03/29 12:35:38
Tv 1/160
Av 5.6
ISO感度 100
レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
東京都RDB2013:絶滅危惧II類(北多摩)
埼玉県RDB2011:準絶滅危惧
う~ん、見慣れた植物なんですが意外と希少種なんですね。
狭山丘陵には谷戸と呼ばれる小さな谷がいっぱいあって、多くは湿地があります。
そういう場所ではごく普通に生えています。
ネコノメソウにも仲間がいて、何種類かあります。
狭山丘陵ではこれしか見たことがないのですけど、高尾あたりに行くと他のも見られるとか。
距離的にも近いし、どこかにないかな・・ヨゴレネコノメとか。
ツクシもあちこちに登場してきました。
子どものころはツクシ採りに行くのが楽しみでしたが、食べるのは好きではありませんでした。
単に採るのと袴を取るのを手伝うだけだったのですが、遠い昔の春の思い出です。
ちなみにツクシはシダの仲間で、スギナの胞子茎です。