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ネコノメソウ(猫の目草)

  • 2014/03/31 : 狭山丘陵の四季
  • ぜんぜん目立たないながら、淡い緑のグラデーションがとても美しいです。
    まさに早の色ってこういうのじゃないかと思うくらいです。
    毎年同じ田んぼで撮っていましたが、今年はどうしたことかほとんど見かけません。


    ネコノメソウ(猫の目草)


    雑草扱いで抜かれちゃったのか・・
    東京都ではレッドデータブックに載る絶滅危惧種なんですけどね。
    とはいえ狭山丘陵のあちこちの湿地で見ることができますから、今のところなくなってしまう心配はなさそうです。

    写真
    ネコノメソウ猫の目草) ユキノシタ科
    種ができたときに実が割れて、その形が猫の目ににているのだそうです。
    毎年種を見ようと思いつつ、その頃には別のに夢中になっています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/29 12:35:38
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2013:絶滅危惧II類(北多摩)
    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧


    う~ん、見慣れた植物なんですが意外と希少種なんですね。
    狭山丘陵には谷戸と呼ばれる小さな谷がいっぱいあって、多くは湿地があります。
    そういう場所ではごく普通に生えています。


    ネコノメソウ(猫の目草)


    ネコノメソウにも仲間がいて、何種類かあります。
    狭山丘陵ではこれしか見たことがないのですけど、高尾あたりに行くと他のも見られるとか。
    距離的にも近いし、どこかにないかな・・ヨゴレネコノメとか。


    ツクシ(土筆)


    ツクシもあちこちに登場してきました。
    子どものころはツクシ採りに行くのが楽しみでしたが、食べるのは好きではありませんでした。
    単に採るのと袴を取るのを手伝うだけだったのですが、遠い昔のの思い出です。

    ちなみにツクシはシダの仲間で、スギナの胞子茎です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ネコノメソウ猫の目草写真狭山丘陵野草ツクシ土筆スギナ

    エイザンスミレ(叡山菫)

  • 2014/03/30 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵では細かく分類すると20種類を越えるくらいのスミレが咲きます。
    その中でもエイザンスミレは特に優美だと思います。
    が、昨年はなぜか載せていませんでした。


    エイザンスミレ(叡山菫)


    おそらくあまりいい状態のに出会えなかったからでしょう。
    今年は分の日あたりから咲き始め、この週末はだいぶが増えてきました。
    しかし以前は毎年大株が出ていたところはここ2年続けて姿が見えず・・

    写真
    エイザンスミレ叡山菫) スミレ
    狭山丘陵に咲くスミレとしては大きいを咲かせます。
    淡いピンクのグラデーションが美しいです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/29 14:22:14
    Tv 1/320
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    まだ株が小さくて、ようやく2輪ずつほど咲かせている状態です。
    これ以上は大きくならないかな!?


    エイザンスミレ(叡山菫)


    このスミレの特徴はなんといっても細かく切れ込んだ葉の形です。
    スミレの葉は丸いのや細長いのがありますが、エイザンスミレの葉は個性的ですね。
    日本で見られるスミレで、切れ込んだ形状の葉を持つものはエイザンスミレヒゴスミレ、ナンザンスミレの3種類しかないそうです。

    ナンザンスミレはごく限られた地域にしかないので狭山丘陵で見ることはできません。
    さて、自生のヒゴスミレ狭山丘陵にいるのか!?

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : エイザンスミレ叡山菫スミレ写真狭山丘陵野草ヒゴスミレ

    カタクリ(片栗)

  • 2014/03/29 : 狭山丘陵の四季
  • 昨年載せていなかったようなので今年は載せておきましょう。
    別のを探しに行ったら、思いがけずカタクリが見頃を迎えていました。
    午後3時くらいで日陰になっていましたけど、弁がしっかり反り返っています。


    カタクリ(片栗)


    狭山丘陵には何ヶ所か群生地があって、ここは規模が大きいです。
    ただ、保護に人手がずいぶん入っているので、なんだか壇のを眺めているような趣があります。
    柵があってに接近するのは難しく、マクロ1本で行ったのは失敗でした。

    もっと自生地っぽい場所もあるんですが、時期を逃す可能性が高いので撮っておきました。

    写真
    カタクリ片栗) ユリ科
    春、地上に葉が出てが咲き、地上部分が枯れるまでせいぜい2ヶ月ほどで、残りの期間は土の中で過ごします。
    曇りや雨の日はほとんど開花しないこともあります。
    今日は晴れて暖かかったのでカタクリ日和でした。

    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/29 15:03:30
    Tv 1/160
    Av 4.5
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2013:絶滅危惧II類(北多摩)
    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧


    代表的なスプリング・エフェメラルですね。
    「儚い春」というにはぴったりかもしれません。
    今日は儚い春が地面をびっしりと埋めていました。


    カタクリ(片栗)


    発芽して花が咲くまで8年ほどかかるそうで、葉を広げている期間が年間で2ヶ月に満たないのであればそのくらいかかろうというものです。

    今年はどの花も遅いので、見頃は来週あたりかと思っていたら意表をつかれました。
    考えてみたらもう3月も終わりなので、咲いていても何の不思議もないんですよね。


    カタクリ(片栗)


    狭山丘陵には何ヶ所か群生地があって、いずれも東京都です。
    ※追記・・埼玉県側にもあります。私が行くのはいつも東京側。
    住宅街のすぐ近くで見られるというのも狭山丘陵のいいところだと思います。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : カタクリ片栗写真狭山丘陵野草スプリング・エフェメラル絶滅危惧東京都

    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)

  • 2014/03/28 : 狭山丘陵の四季
  • 先週末あたりからようやく狭山丘陵スミレたちが目を覚まし始めました。
    ナガバノスミレサイシンも開時期の早い部類だと思いますが、ようやく2株ほど見ることができました。
    ここ一週間ほど暖かかったので、某所の大群落が一気に開しているかもしれません。


    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)


    暖かい日が続いて、少し雨も降って水分補給もできているようだし、明日はスミレ街道まっしぐらかな。
    冬の間に死んでしまった単車のバッテリーを新品に替えたし、からへミツバチのように飛びまわってみましょう。
    春ですねぇ。

    写真
    ナガバノスミレサイシン長葉の菫細辛) スミレ
    その名のとおり、先の尖った長い葉が特徴です。
    はスミレの中では大きめで、上向きの太くて丸い距が特徴的です。
    この写真では見えませんが・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/23 12:14:04
    Tv 1/640
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こちらは日陰でちょっとクールな感じ。
    タチツボスミレと比べると弁が厚ぼったいように見えます。
    また、柱頭の先端の形がぜんぜん違いますね。


    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)


    まずは開花確認の記録ということで。

    この花を撮ったちょっと前にアカハナワラビを見つけました。
    狭山丘陵においては珍しい植物だと思います。
    フユノハナワラビやオオハナワラビに似ていますが、胞子葉は胞子を飛ばすと枯れてしまい、栄養葉だけが残って赤くなるそうです。


    アカハナワラビ


    ちなみにアカハナワラビは、
    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧(NT)
    東京都RDB2013:絶滅危惧II類(VU) ※西多摩、南多摩
    北多摩地区はデータなしだそうで。

    狭山丘陵にもいますよ。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ナガバノスミレサイシン長葉の菫細辛スミレ写真狭山丘陵野草アカハナワラビ絶滅危惧

    シュンラン(春蘭)

  • 2014/03/27 : 狭山丘陵の四季
  • 先週末はあちこちでたくさんのシュンランを見ました。
    場所によって早く咲いたり遅く咲いたり、小さな狭山丘陵でも微妙に環境が違うようです。
    まずはいちばんよく咲いていたのから。


    シュンラン(春蘭)


    右側のに注目です。
    通常、シュンランは一本の茎にひとつのを咲かせます。
    この個体は茎が途中で2本に分かれてが2個付いていました。

    こういうのは珍しいらしく、私は初めて見ました。

    写真
    シュンラン春蘭) ラン
    代表的な地生ランでかつては食用にもされていたとか。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/23 12:01:55
    Tv 1/640
    Av 4.0
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧(NT)


    園芸用にも人気の植物のようです。
    狭山丘陵シュンラン盗掘被害で以前に比べて減ったと聞いています。
    なので、毎年定点観察している株があります。

    3月になると気になるので必ず見に行っています。


    シュンラン(春蘭)


    定点観察その1はまだようやく開したばかりで花茎が短く、地面のそばで4つばかり花をつけていました。
    よしよし、今年も無事でした。
    昨年見たときは前年の花後の残骸があって、どうやら種を飛ばしたようです。

    今年はガイコツみたいな花の残骸はありませんでした。


    シュンラン(春蘭)


    定点観察その2はやや花茎を伸ばしていて、4つほど花をつけていました。
    こちらも無事でした。
    シュンランは比較的多いと思うんですが、毎年姿を見せてくれる場所に今年も咲いてくれるとなんだかほっとします。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : シュンラン春蘭ラン写真狭山丘陵野草盗掘地生ラン

    カンスゲ(寒菅)の仲間

  • 2014/03/26 : 狭山丘陵の四季
  • 「仲間」なんてあいまいな・・と思うんですが、現時点ではそうとしかいえません。
    最初に見たときはカンスゲだと思ってました。
    でも、どうも葉の様子が違うような気がします。


    カンスゲ(寒菅)の仲間


    かなりの大株で、見慣れたヒメカンスゲ~昨日載せたやつ~とはボリューム感がまるで違います。
    3月23日に歩いた場所にはこんなのがぼっこぼこ出ていました。
    こんなに群生するんだ・・とちょっとびっくり。

    写真
    カンスゲ寒菅)の仲間 カヤツリグサ科
    カヤツリグサ科であることは間違いないですが、種類の確定には至らずです。
    識者の方に伺いましたところまずは果胞の確認とのことで、次回は果胞の確認をしたいと思います。
    種類の同定はそのときに・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/23 10:26:22
    Tv 1/100
    Av 4.0
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ということで、今回は確かなことが言えないので「仲間」です。
    まず気になったのは葉の形、断面です。


    カンスゲ(寒菅)の仲間


    こうしてみると葉の断面が「M」字型になりそうです。
    候補としてはオクノカンスゲミヤマカンスゲあたりかなと思っています。
    次回は同定のポイントを押さえて観察しなければ・・今回は知識的に「手ぶら」で行ってしまいましたから。


    カンスゲ(寒菅)の仲間


    これも葉に筋というか折り目がありますね。
    一番上のに比べての茎が長いかもしれません。
    ついでにもうひとつ。


    カンスゲ(寒菅)の仲間


    これも葉に折り目が付いているようです。
    こっちは茎が短めで、葉が長いもんで埋もれるように咲いていました。
    昨日のヒメカンスゲと同様、先端が雄小穂、茎の途中にいくつか出ているのが雌小穂です。

    次回はルーペと小型顕微鏡持参で正体を確認したいと思いますので、同定できましたらあらためてご報告することとします。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : 寒菅カンスゲオクノカンスゲミヤマカンスゲカヤツリグサ科スゲ狭山丘陵野草写真

    ヒメカンスゲ(姫寒菅)

  • 2014/03/25 : 狭山丘陵の四季
  • 苦手なカヤツリグサ科なんですけど、さすがにこれは大丈夫だろうと思ってほぼ毎年載せています。
    の少ない時期に咲くので貴重な植物でもあります。
    扇形に広がるような株になっていることが多いので、なかなか撮りにくいです。


    ヒメカンスゲ(姫寒菅)


    先端のモップのようなのは頂小穂、雄で触ると粉が煙のように舞い上がります。
    雄小穂というそうで、地味なカヤツリグサ科にあってよく目立つほうでしょう。
    対して茎の途中についている白いヒゲのようなのが雌、雌小穂で、これの付け根の鞘が赤茶色なのが目印です。

    写真
    ヒメカンスゲ姫寒菅) カヤツリグサ科
    葉が細いこと、苞の基部が赤茶色の鞘状なっていることからヒメカンスゲでよいかと思います。
    3月に狭山丘陵を歩いているとあちこちで見かけます。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/22 14:56:45
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    一本だけアップで撮ってみました。
    標本です。


    ヒメカンスゲ(姫寒菅)


    というのも、これは明日載せようと思っている植物の伏線なのです。
    ・・なんて、いきなり種明かしというのも面白くないですね。
    つまり明日もカヤツリグサ科なんですが、同定に大いに悩んでいるところです。

    明日のはどなたかご意見やら判定をいただけるとうれしいなと思っています。

    それにしても、一気に暖かくなりました。
    20℃になったらこうも違うものかと驚きます。
    次の週末はいろんなが咲いていることでしょうね。


    オオイヌノフグリに溺れるナズナ


    オオイヌノフグリもわが世の春を謳歌しています。
    青い海に一本だけナズナが漂流しているように咲いていました。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒメカンスゲ姫寒菅写真狭山丘陵野草カヤツリグサ科オオイヌノフグリナズナ

    フキ(蕗)

  • 2014/03/24 : 狭山丘陵の四季
  • いわゆるフキノトウってやつです。
    蕗の薹フキ茎で、葉よりも先に姿を現します。
    これはすでにが開してしまっているので、食用には少々遅いようです。


    フキ(蕗)


    我が家の近所の畑にいっぱい出ますが、これは狭山丘陵の山の中で出会ったもの。
    道の真ん中に咲いていました。
    淡い緑がいかにも春らしいですね。

    写真
    フキ) キク科
    狭山丘陵はかつてあちこちに人が住んでいたので、その名残なのかもしれません。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/23 9:36:24
    Tv 1/125
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    しかしフキを載せるのはずいぶん久しぶりです。
    狭山丘陵内でもたまに見かけるんですけどね・・


    フキ(蕗)


    アップで見るとキク科らしく筒状がたくさん寄り集まって頭を形成しているのがわかります。
    雌雄異花で、これは雄花ですね。
    雌花はこれまたキク科らしく結実すると綿毛になります。

    薹が立って綿毛ができるとこれがフキ!?と思うくらい。

    昨日の日曜日はあちこちでアオイスミレが咲いていました。
    3月20日に載せました(←クリック)が、アオイスミレといったらこの写真の花がイメージにぴったりです。


    アオイスミレ


    同じ種類のスミレにもいろいろ変異があるようで、観察していると楽しいものです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : フキフキノトウ蕗の薹写真狭山丘陵野草アオイスミレキク科

    コスミレ(小菫)

  • 2014/03/23 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵もようやく春らしい暖かさを感じることができる気候になってきました。
    ここ数日でいろんなが咲き始めたようです。
    それでも総じてどのの開も遅いんですが・・


    コスミレ(小菫)


    丘陵の麓でコスミレがまとまって咲いていました。
    少し離れたところからでも地面が薄紫色に見えます。
    タチツボスミレかな・・と思ったらコスミレでした。

    写真
    コスミレ小菫) スミレ
    名前は「小」ですがスミレの中では小さいほうではないと思います。
    柱頭がカマキリの頭のような三角形をしていて、棒状のタチツボスミレとは容易に見分けができます。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/21 13:49:26
    Tv 1/640
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    葉の形がやや長めなのもタチツボスミレと違うところでしょう。
    コスミレは毎年定点観測している場所があって、昨年は3月20日にたくさん咲いていました。
    今年はまだようやく芽吹いたところで昨年とはまるで様子が違います。


    コスミレ(小菫)


    この3連休は毎日狭山丘陵を歩いていました。
    意識して狭山丘陵の植物を撮り始めたのが2006年ですから9年目になります。
    それでも新たな発見がありますから小さな狭山丘陵といえども侮れません。

    今日は同行者に白いウグイスカグラが咲くというところに案内していただきました。
    真っ白ではないですがほぼ白に近いです。


    ウグイスカグラ(鶯神楽)


    昨日も書きましたが木の個性というか、個体ごとに遺伝子が少し違うんでしょうか。

    この連休で何種類かのスミレが咲き始めているのを見つけました。
    次の週末、狭山丘陵のあちこちがスミレロードになっている・・んじゃないかと期待しつつ。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : コスミレ小菫スミレ写真狭山丘陵野草タチツボスミレウグイスカグラ

    ウグイスカグラ(鶯神楽)

  • 2014/03/22 : 狭山丘陵の四季
  • 昨日に比べたらいくぶん風が穏やかでらしさを感じる一日でした。
    しかしの訪れの遅さをキャッチアップするには至っていないようです。
    おかげで今日はウグイスカグラばかり撮っていました。


    ウグイスカグラ(鶯神楽)


    この写真は毎年定点観測を行っている木で、今日の最後に撮ったものです。
    昨年、同じ木で3月16日に撮ったを載せていましたが、今年の3月16日には開していなくて蕾だけでした。
    ウグイスカグラの開状況は昨年の一週間遅れくらいのようです。

    写真
    ウグイスカグラ鶯神楽) スイカズラ科
    APG植物分類体系で見直されたスイカズラ科ですが、ウグイスカグラスイカズラ科のままです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/22 14:09:59
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    大きな木がまだ葉を広げていない林の中を歩いていると、狭山丘陵にはウグイスカグラの木がものすごく多いことに驚きます。
    せいぜい2mくらいの低木なので、他の木に日光を遮られる前にを咲かせておくんでしょうか。
    アセビも似たような大きさの木で、同じような時期に咲きますし・・


    ウグイスカグラ(鶯神楽)


    この木のは随分色が薄かったです。
    隣り合って咲いている木のは濃いピンクだったので土壌のせいということでもなさそうで、ちょっと不思議です。
    白花の木もあるらしく、もうしばらく咲いていると思いますので探してみましょう。


    ウグイスカグラ(鶯神楽)


    これは今日最初に撮ったウグイスカグラ。
    大体こんな色の花が枝先に2個ずつくらい咲いていることが多いようです。
    蕾は先が膨らんで棍棒みたい。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ウグイスカグラ鶯神楽写真狭山丘陵定点観測スイカズラ科アセビ

    シロバナタンポポ(白花蒲公英)

  • 2014/03/21 : 狭山丘陵の四季
  • 白いタンポポは西日本ので、聞くところによると広島以西に多いとか。
    人や車の行き来が多くなったので、このも全国区になりつつあるようです。
    狭山丘陵でも毎年同じ場所に咲くので、定着したんでしょうね。


    シロバナタンポポ(白花蒲公英)


    観察していると毎年3月下旬に咲くので、今年もそろそろかなと思って行ってみたら2株ばかり咲いていました。
    先週末はの気配すらなかったのに、この株はすでに綿毛になりかかっているじゃありませんか。
    一週間でずいぶん違ってくるものです。

    写真
    シロバナタンポポ白花蒲公英) キク科
    5倍体の染色体を持ち単為生殖可能、荒地に強い・・という特徴はどっちかというとセイヨウタンポポに近いんですかね。
    めくれた総苞片もセイヨウタンポポっぽいし。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/21 13:59:05
    Tv 1/800
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    例によってお昼から狭山丘陵にでかけてきました。
    今日は上空でびょうびょうと風が唸りをあげている一日で、思った以上に寒かったです。
    こりゃあスミレはまだかな、なんて思いつつ目を皿のようにしての気配を探してきました。


    シロバナタンポポ(白花蒲公英)


    土日は風が収まって穏やかになるようです。
    さらに週明けは気温が上がるようですから、何もかも一緒くたにまとめてがやってくるかもしれませんね。
    さて、明日はどんなが出迎えてくれますやら。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : シロバナタンポポ白花蒲公英タンポポ蒲公英写真狭山丘陵野草セイヨウタンポポ

    アオイスミレ(葵菫)

  • 2014/03/20 : 狭山丘陵の四季
  • 本当はもうちょっと待っていい状態のを撮って載せたかったんですけど、載せちゃいます。
    スミレ先に見つけたら撮りたいですよね、載せたいですよね。
    こらえ性ないもんで・・(笑)


    アオイスミレ(葵菫)


    昨年は3月10日に撮ってました。
    その場所に3月16日に行ったんですが芽も付いていませんでした。
    今年は暖かい場所でようやく開花っていう感じです。

    写真
    アオイスミレ葵菫) スミレ科
    1cmくらいの小さなです。
    狭山丘陵スミレの中ではいちばん早く開花するスミレのひとつです。
    薄紫が多いですけど、こういう白いも時々見かけます。
    ここのは弁に丸みがあるな・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/15 14:56:23
    Tv 1/400
    Av 4.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    もともと小さな花なんですが、気温が低いせいもあってか地面に張り付くように咲いていました。
    しかも斜面で、一歩間違うと湿地に転落というような場所でした。
    そろそろほかも場所でも咲くはずなので、まずはこれを載せておいて、いいのが撮れたらあらためてアップするってことで。


    アオイスミレ(葵菫)


    これから来週にかけて暖かくなるようですね。
    いよいよ本番かなぁ。
    数日暖かかったので、今日の冷たい雨は骨身に沁みる寒さでした。


    ネタ切れ用に鉄塔シリーズをもう1本用意してあるんですが。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : アオイスミレ葵菫スミレ写真狭山丘陵野草スミレ科開花

    ナズナ(薺)

  • 2014/03/19 : 狭山丘陵の四季
  • 日差しが春めいてくると一斉に咲き始めますね。
    オオイヌノフグリ、ナズナにホトケノザはこの時期のレギュラーメンバーです。
    というか、まだ他にめぼしいもなく・・


    ナズナ(薺)


    この時期にはナズナもわんさか咲いていてもおかしくないんですけど、今年はナズナまで遅いようです。
    春分の日から3連休、どうでしょうね。
    シュンランあたりは咲いてくれるでしょうか。

    写真
    ナズナ) アブラナ科
    春の七草、セリ、ナズナ・・のナズナ。漢字で書けない・・(笑)
    序をどんどん伸ばしつつを咲かせては種を作る無限序という構造です。
    言うまでもなく無限に咲き続けるわけではありません。
    しかし一本の序でいくつくらいのが咲くんでしょう。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/15 14:09:21
    Tv 1/640
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ・・なんて、数えようという気もありませんが。
    ナズナだけでは寂しいので他の花も入れたかったんですけど今年はホトケノザすら少ない感じです。
    いよいよ春本番かと思ったら今日は風が冷たいし、明日は寒い雨降りとのこと。


    ナズナ(薺)


    三寒四温、株価みたいに上がったり下がったりしながら春本番が来るんでしょうね。
    株のほうはアベノミクスが息切れしそうな気配も感じますけど、春は確実にやってきます。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ナズナ写真狭山丘陵野草春分三寒四温春の七草アベノミクス

    オオアラセイトウ(大紫羅欄花)

  • 2014/03/18 : 狭山丘陵の四季
  • やはり今年の春の訪れは遅いようです。
    大雪の影響もきっと無視できないほどだったんでしょうね。
    毎年3月はじめにはどこかで咲いているオオアラセイトウ、ようやく咲き始めました。


    オオアラセイトウ(大紫羅欄花)


    まだ小さくて弱々しく、十分に太陽のパワーを吸収しきれていないようです。
    まずは咲き始めましたという記録ということで、盛んに咲くようになったらまた撮りなおすことにしましょう。
    早い年は2月中に咲き始めるんですけどね。

    写真
    オオアラセイトウ大紫羅欄花) アブラナ科
    ショカッサイ諸葛菜)、ハナダイコン花大根)、ムラサキハナナ(紫菜)、シキンサイ(紫金菜)と別名が豊富です。
    私はハナダイコンで覚えました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/15 13:10:22
    Tv 1/500
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    もうちょっと経ったら線路脇を菜のの黄色とオオアラセイトウの紫が埋め尽くすくらい咲きます。
    今年はどうでしょう、全体的に一週間から10日くらい遅いですかね。


    オオアラセイトウ(大紫羅欄花)


    ここにきてようやく春めいてきたので、次の週末はスミレに期待したいところです。
    今日は仕事帰りもオーバーコートなしでOKでした。
    この先の天気予報は木曜日以外は暖かいようで、期待が膨らみますね。

    花の蕾も膨らんでくれるといいんですけど。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : 写真狭山丘陵野草オオアラセイトウ大紫羅欄花ショカッサイ諸葛菜ハナダイコン花大根

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(10)「本当の最終鉄塔」

  • 2014/03/17 : 送電鉄塔
  • 103号鉄塔から北に向かって右折し、右側が畑になっている狭い道を中富線104号鉄塔に向かって歩きます。
    ここはちょうど道路の正面に104号鉄塔が見えるんですが、道路がカーブしているので鉄塔全体は見えませんでした。
    でも鉄塔直下まで行くことができました。


    中富線104号鉄塔


    次の中富線105号鉄塔は都道117号線(吉祥寺通り)の向こう側でした。
    しかも老人ホームの建物の奥にあるらしく、仕方がないので裏側に回ってみました。
    結局、鉄塔の真下までは行けたものの番号札は見えませんでした。

    さすがに部外者が勝手に老人ホームの敷地内に入り込むわけにはいきませんからね・・


    中富線105号鉄塔


    しかももう中富線最終鉄塔が見えているし、相当歩いた(鉄塔40基分)ので早く決着をつけてしまいたくなりました。
    なのでここは鉄塔を見上げておしまい。

    そして、ついに到達しました。
    中富線最終鉄塔です。
    ・・が、ここも番号札は見えませんでした。

    中富線106号鉄塔はどっしりした鋼管鉄塔で、ここから千歳変電所送電線を引き込んでいます。


    中富線106号鉄塔と・・


    めでたし、めでたし・・いや、ちょっと待てよ。
    引込線についているプレートの表示を確認するとこんなでした。


    中富線106号、107鉄塔のプレート


    北歳線(中富線の下段に併架)は「中富線#106~千歳」とあります。
    北歳線は鋼管鉄塔から地中に引き込まれているので、鋼管鉄塔が中富線106号鉄塔であることが分かりました。
    しかし中富線のほうには「中富線#107~千歳」とあります。

    このプレートは鋼管鉄塔の先の門型の鉄構に付いていたもので、実はこの門型の鉄塔が中富線107号鉄塔、本当の最終鉄塔ということのようです。
    いやぁ、あやうく最終鉄塔を見逃すところでした。
    せっかくここまで歩いたんだし、気づいてよかったです。




    より大きな地図で 千歳変電所 を表示


    2013年11月24日の川世線追跡以来の千歳変電所です。
    今年2月18日の日記に「いずれまたここに来ることになる」という宣言どおりにやってきました。
    2009年以来の中富線全鉄塔107基、これにて完結です。

    なお、千歳変電所からは近くのバス停から吉祥寺行きのバスに乗って帰途につきました。
    ああよく歩いた。
    吉祥寺で食べた遅昼のフォー、香草が効いていておいしかった。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) このシリーズ完


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    tag : 中富線北歳線鉄塔送電線川世線最終鉄塔吉祥寺世田谷区千歳変電所

    アセビ(馬酔木)

  • 2014/03/16 : 狭山丘陵の四季
  • 朝から狭山丘陵の探索に行ってきました。
    そろそろスミレが顔を出しているかと期待したんですが、今しばらく待たないといけないようです。
    ウグイスカグラでさえようやく咲き始めでした。


    アセビ(馬酔木)


    そんな中でいちばんたくさんのをつけていたのがアセビでした。
    背の低い木なので冬枯れの林で高木が葉を茂らせる前の早春を咲かせる戦術なんでしょうね。
    日当たりのせいかどの木も上のほうから咲いてきていて、下のほうは蕾でした。

    【写真】
    アセビ馬酔木) ツツジ科 有毒
    アシビとも。どっちが正式なんでしょう。
    ツツジアセビ属とありますからアセビなんでしょうか。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2014/03/16 9:54:51
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    狭山丘陵を歩いていると意外なくらいアセビの木が多いのにあらためて驚きます。
    が終わったら単なる低木で見向きもしなくなってしまうから!?


    アセビ(馬酔木)


    白いがほとんどですがピンクのを咲かせる木もあります。

    ツツジ科といわれてもツツジとはだいぶ姿が違います。
    でもドウダンツツジの花を思い浮かべるとそっくりですね。
    可愛らしい花に似合わず毒性が強く、馬のような大型動物でも食べると毒の影響があるというのが名前の由来だそうです。


    アセビ(馬酔木)


    ようやくらしい気温になりました。
    この先は寒暖の差が激しいようなので、このまま順調に植物が育ってくれるかどうか。
    まだ大雪の残骸が残っている場所もありました。

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    ジャンル : 写真

    tag : アセビ馬酔木アシビ狭山丘陵早春ツツジドウダンツツジ冬枯れ

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(9)「100号!!」

  • 2014/03/15 : 送電鉄塔
  • 延々と続いている中富線シリーズ、距離が短いんですが鉄塔数が多いんです。
    この日、64号鉄塔を皮切りに鉄塔追跡を始めて36基目の中富線100号鉄塔に到達しました。
    徒歩で辿った鉄塔数としては過去最高だと思います。


    中富線100号鉄塔


    100号鉄塔は近くに行けるものの近すぎて写真が撮れません。
    やむなく少し離れて住宅の屋根越しになってしまいました。
    続く中富線101号鉄塔は仙川沿いに立っていました。


    中富線101号鉄塔


    おかげで全景を見ることができます。
    地図では袋小路のような場所に見えましたが、実際に行って見ると仙川沿いの歩道に抜けられたので迂回はせずに済みました。
    すぐそばに橋もあって幸運でした。

    前シリーズの川世線でも仙川を渡りましたが、この場所のほうが1kmほど北にあたります。

    中富線102号鉄塔はガッチリした鋼管鉄塔です。
    しかしこの鉄塔も厄介な場所にありました。


    中富線102号鉄塔


    鉄塔の周囲は道路なのですぐそばに寄れるんですが住宅が密集していて見上げるばかりです。
    やむなく少し道を戻って屋根越しに撮りました。
    住宅街は仕方がありません。

    中富線103号鉄塔も鉄塔直下まで行けるものの似たような状況でした。


    中富線103号鉄塔


    仙川も越えたし、鉄塔も100番台に突入したし、いよいよ最終目的地の千歳変電所が間近に迫ってきました。




    より大きな地図で 白百合女子大学付近 を表示


    今年は春の訪れが遅いです。
    スミレたちはまだ早春のまどろみの中にいるようですね・・

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく

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    tag : 中富線北歳線鉄塔送電線仙川白百合女子大学三鷹市調布市川世線スミレ

    アメリカイヌホオズキ(アメリカ犬酸漿)

  • 2014/03/14 : 狭山丘陵の四季
  • このは2013年分を載せたと思っていましたが、検索しても出てこないしどうやら未掲載だったようです。
    イヌホオズキの仲間は同定が非常に難しく、自信を持て「これだっ!」ってなかなかいえないんですけどね。


    アメリカイヌホオズキ(アメリカ犬酸漿)


    序が散状(一点に付いている)こと、弁が深く切れ込んで水平に開いている(反り返っていない)こと、紫色が濃いことからアメリカイヌホオズキでよいかと思います。
    イヌホオズキの仲間は果実の内容物を調べると種類が分かるそうです。
    毎年イヌホオズキは果実が実ったら中味の分析をしようと思いつつ忘れてしまうんですよね。

    小さい顕微鏡を手に入れたので今年こそはしっかり同定できるように・・

    【写真】
    アメリカイヌホオズキアメリカ犬酸漿) ナス科 有毒
    以前に比べたら減ったような気がします。
    そこいらの雑草ですけど、好きです、この
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/08/25 13:52:15
    Tv 1/125
    Av 5.6
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こっちのは弁がちょっと反り返っています。
    でも、アメリカイヌホオズキでしょうね。


    アメリカイヌホオズキ(アメリカ犬酸漿)


    本日は宴会があったのでこの辺で・・
    カヤツリグサ科も難しいですがイヌホオズキの仲間も難題です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : アメリカイヌホオズキアメリカ犬酸漿イヌホオズキナス科狭山丘陵野草有毒

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(9)「中央フリーウェイ」

  • 2014/03/13 : 送電鉄塔
  • 住宅街の鉄塔を写真に収めるのが非常に難しいです。
    いい例がこれで、真下までいけるものの見上げて撮るしかありません。
    中富線96号鉄塔までくると、かなりの速度で走る車の音が聞こえてきます。


    中富線96号鉄塔


    中央自動車道の高架までやってきました。
    かつて「中央フリーウェイ」なんていう歌がヒットしましたけど、フリーウェイになり損なって「toll road」です。
    ETCの割引もなくなるらしいので、高速道路を使う頻度は低くなりそうです。

    中央道を越えて中富線97号鉄塔に到着しました。


    中富線97号鉄塔


    下半分にネットがかかってますけど何か工事でもするんでしょうかね。
    たまにこういう鉄塔を見かけますが、長いことネットをかけっぱなしだったりします。
    ちなみにここは中央道三鷹料金所のすぐ南で、歌に出てくる競馬場やビール工場はもっと西のほうです。

    中富線98号鉄塔の西は袋小路の道があって、うまい具合に鉄塔全体が見えました。


    中富線98号鉄塔


    住宅が建て込んできて鉄塔の全容を撮るのは至難の業・・というかほぼ無理な地域になってしまいました。
    この辺に住んでいたら京王線の駅まで自転車で出るかな、なんて思いつつ、さらに東に歩きます。
    靴下を2枚履いていましたが内側のがずり落ちかかっていたせいか左足にマメができてしまったようで痛くなってきました。


    中富線99号鉄塔


    中富線99号鉄塔は四方を完全に建物に囲まれていてこれが精一杯。
    かろうじて塔頂の番号札がかすれつつも「99」と読み取れます。
    次はいよいよ100号鉄塔、よく歩きました。




    より大きな地図で 中央高速付近 を表示


    東京付近は春の嵐で、風雨が強くて電車が遅れるほどでした。
    やっと春本番の暖かさがやってくるようですね。
    身も心も軽快にいきたいもんです。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく


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    tag : 中富線北歳線鉄塔送電線中央道中央自動車道中央フリーウェイ三鷹料金所京王線高速道路

    ミツバ(三つ葉)

  • 2014/03/12 : 狭山丘陵の四季
  • 梅雨時から夏の初めにかけて、白くて小さながちらほらと咲いています。
    さすがにの頃になったら、あのかぐわしさはないようです。
    食べるなら春先でしょうね。


    ミツバ(三つ葉)


    もっとも、狭山丘陵は植物の採取は禁止ですが。
    以前、斑尾高原で摘んだミツバのなんとおいしかったことか。
    もちろん無断で採ったわけではありませんよ。

    【写真】
    ミツバ三つ葉) セリ科
    日本原産だそうです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/23 14:36:25
    Tv 1/60
    Av 5.6
    ISO感度 1000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    今日は少々疲れ気味でテキストを書く気力がないので写真だけ・・


    ミツバ(三つ葉)


    そういえばこの間の日曜日にスミレの様子を見に行ったらジャノヒゲの青い実をたくさんみつけました。
    ちらほらできているのはよく見るんですが、こんなにまとまって実っているのはあまり見た記憶がありません。


    ジャノヒゲ


    予報どおり暖かい一日でした。
    明日は雨が降るんですかね・・寒くないようなのでいいか

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ミツバ三つ葉狭山丘陵野草ジャノヒゲ蛇の髭日本原産

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(8)「消防大学校」

  • 2014/03/11 : 送電鉄塔
  • 携帯電話のアンテナだらけだった91号鉄塔をあとに、さらに東に歩きます。
    中富線92号鉄塔は細長い区画の住宅地の向こう側にあって、南北どちらから迂回するか迷った挙句、北周りにしました。
    地図を見ると、気持ち南から行ったほうが近かったかな!?


    中富線92号鉄塔


    市街地の鉄塔は至近距離から撮らねばならないことが多くて難しいものです。
    次の中富線93号鉄塔は大きな敷地を占める施設の端っこに立っていました。
    柵の隙間からかろうじて番号札が見えました。


    中富線93号鉄塔


    中富線の番号札はどれも文字がかすれていてよく見えません。
    大きな敷地には消防大学校なんていうのもあって、どうやら消防関係の施設らしいです。
    詳しいことは分かりませんが・・

    次の中富線94号鉄塔も同じ施設の敷地内にあって、こちらは番号札が見えませんでした。
    塔頂のプレートも見えませんし、そもそも接近できる場所がありません。


    中富線94号鉄塔


    う~ん、ここは仕方がないか・・
    少し離れて撮りました。
    北歳線からの引込線つきです。

    どうも土地勘のない場所を歩くというのも不安なものです。
    果たして先はまだ長いのか・・


    中富線95号鉄塔


    中富線95号鉄塔は手前が駐車場だったのでやや逆光気味ながら全容が見えました。
    そろそろゴールも遠くないはずなのですが・・だいぶ歩き疲れてきました。
    青空は気持ちいいけどどうやら日焼けしてしまったみたいです。




    より大きな地図で 消防大学校付近の中富線追跡 を表示


    地図の左から右に向かって歩いています。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく

    テーマ : ぶらり旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 中富線鉄塔送電線調布市北歳線消防大学校送電鉄塔高圧線青空

    ヤブレガサ(破れ傘)

  • 2014/03/10 : 狭山丘陵の四季
  • この写真では何のだかよく分からないですね。
    オニドコロに絡みつかれて茎が横倒しになっていました。
    キク科らしく筒状花を束ねた頭茎の先にいくつも咲かせます。


    ヤブレガサ(破れ傘)


    初めて見たときは地味ながらも珍しくてうれしかった気がします。
    その後、狭山丘陵のあちこちに群落があって時期を外さなければ撮れる当たり前のになってしまいました。
    とはいえ梅雨時に咲くので、きれいな状態の花を探すのは難しいこともありますが。

    【写真】
    ヤブレガサ破れ傘) キク科
    花だけ見たらどこがヤブレガサ!?と思いますね。
    頭花は両性の筒状花のみ。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/16 13:31:05
    Tv 1/80
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こんな具合に、1mくらいの花茎を伸ばしています。
    大きな葉とひょろりと背の高い花茎が独特の雰囲気です。


    ヤブレガサ(破れ傘)


    なお、若い頃の葉を2013年4月4日の日記(←クリック)に載せてありますので、お時間あればご参照ください。
    まさにヤブレガサっていう感じです。

    関東地方、今日が寒さの底だとTVで言ってましたが、そうあって欲しいものです。
    昨日の日曜日はスミレの様子を見に狭山丘陵を歩いたものの、まだ葉だけでした。
    南側では花芽が付いたとの話もあって、次の週末あたりには何か咲くかもしれません。


    春はまだ気配だけ・・


    昨日見つけたのはの気配だけ。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヤブレガサ破れ傘狭山丘陵野草キク科筒状花タネツケバナ

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(7)「久我山線と北歳線」

  • 2014/03/09 : 送電鉄塔
  • 神代公園付近をあとに、さらに東に向かって歩きます。
    建物が比較的疎らな地域なので、中富線88号鉄塔は全容が見えました。
    いかにも中富線らしい、L字鋼のスリムな鉄塔です。


    中富線88号鉄塔


    さてこの次の鉄塔中富線89号鉄塔深大寺五差路の少し北にあって、かなり複雑な姿をしています。
    よくある引込線付きの鉄塔なんですがどうも引込線の数が多いように見えます。
    一番上の中富線からの引き込みはありません。


    中富線89号鉄塔


    地中に引き込まれている線に付けられたプレート観察してみると、久我山線からの引込線と北歳線からの引込線の2系統がありました。


    中富線89号鉄塔の引込線


    鉄塔を見上げると、中富線の下に併架している送電線はこの鉄塔の東側と西側がつながっていないようです。(ジャンパ線という配線がない。)
    西のほうからここまで併架してきた久我山線はここで引き込まれて、すぐそばの調布変電所に接続しているようです。
    一方、ここから東の中富線の下段にかかる送電線北歳線に変わっています。

    飛田給変電所までは結構あるけど地下ケーブルなのか!?
    ・・とまぁこの鉄塔ばかりに時間を取られるわけにも行かないので次の中富線90号鉄塔に向かいました。


    中富線90号鉄塔


    このあたりでは唯一の赤白鉄塔です。
    上から3段が中富線、下の3段が久我山線から北歳線という送電線に変わっています。
    さらに工事現場の塀で囲まれたような道を進んで中富線91号鉄塔へ。


    中富線91号鉄塔


    この鉄塔にも携帯電話基地局アンテナが付いています。
    しかも4ヶ所も設置してあるのはそうそうないんじゃないかと。


    中富線91号鉄塔のアンテナ群


    今日は写真多くてすみません。
    最終目的地の千歳変電所まではいましばらく歩かないといけないようです。




    より大きな地図で 指定の地点への徒歩ルート を表示


    う~む、今回からGoogleマップの仕様が変わったらしく、前回までとは埋め込める地図が違っています。
    地図の左から右に向かって歩いています。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく

    テーマ : ぶらり旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 中富線鉄塔送電線調布市深大寺五差路携帯電話基地局アンテナ久我山線北歳線

    オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)

  • 2014/03/08 : 狭山丘陵の四季
  • 例によって、というかあまりにも当たり前に咲いているのでスルーしてしまうことの多いです。
    梅雨時に薄暗い林の中に咲いているので、撮りにくいというのもあるんですが・・
    ご覧のとおりは下向きに咲きますのでなおさら撮りにくいです。


    オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)


    のあとに瑠璃色の美しい実ができます。
    名前は「蛇の髭」ですがさしずめ龍の珠といったところでしょうか。
    ただ結実する割合は低くて、ヤブランみたいにたくさん実をつけているのはほとんど見たことがありません。

    写真
    オオバジャノヒゲ大葉蛇の髭) クサスギカズラ科スズラン科
    根茎から匍匐枝を伸ばして増えるそうです。
    従来の分類ではユリ科ですが、特徴からどうかと思いますので、最新のAPG第3版(2009年)に従った分類とします。
    日本固有種
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/16 13:22:50
    Tv 1/125
    Av 4.0
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    園芸用にグランドカバーなんかにも使われますね。
    私の勤務先付近でも斑入りのものが植えてあります。


    オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)


    この時期になると天気予報が気になります。
    東京、埼玉あたりの週間天気予報を見るとようやく最高気温が2桁の日が続くようです。
    これで春の植物が成長してくれるといいんですけどね。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : オオバジャノヒゲ大葉蛇の髭写真狭山丘陵野草クサスギカズラ科スズラン科日本固有種園芸

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(6)「神代公園」

  • 2014/03/07 : 送電鉄塔
  • 中富線送電線は住宅の建て込んだ地域から畑や樹木の多い場所に景色が変わりました。
    東京近郊といえどもこの辺は緑が多いようです。
    地図を見たら神代公園をかすめるように歩いていました。

    中富線84号鉄塔は畑の中で接近不可能で、番号札も見えませんでした。


    中富線84号鉄塔


    下段の久我山線から枝分かれしている送電線航研線で、航空宇宙技術研究センターなんていう施設があるのでそちらに給電しているようです。
    さすがに枝線まで追跡する余裕はないので先に進みます。
    何しろ84号鉄塔を取れる場所がなくて、行ったりきたりして時間を食いましたし・・

    中富線85号鉄塔は北西側は鉄塔下まで行けるものの、南東側はアパートがあって鉄塔全体は見えませんでした。


    中富線85号鉄塔


    まぁこのくらい見えたらよしとしましょう。
    さらに南東に歩いて中富線86号鉄塔に向かいました。
    ここは畑越しにほぼ鉄塔全体が見えました。


    中富線86号鉄塔


    おや、この鉄塔にも携帯電話基地局が設置してありますね。
    このあたりの鉄塔は携帯のアンテナ付きが特に多いです。

    歩き始めて2時間以上が経過し、トイレに行きたくなりました。
    いい具合に神代公園の北の端、調布市総合体育館があります。
    ここでお手洗いを拝借し、一息つきました。

    このくらい歩いていると大抵一ヶ所くらい公衆トイレのある公園があるものなんですけどねぇ・・


    中富線87号鉄塔


    中富線87号鉄塔付近は公園予定地の看板があちこちにあって、神代公園を拡張整備するんでしょうか。
    せっかく来たので神代植物公園に立ち寄ってみようかとも思いましたが、直線で7~800mありそうだったので今回はスルーしました。
    なお、見えにくいですがこの鉄塔も携帯電話基地局アンテナ付きです。




    大きな地図で見る


    う~ん、中富線は距離の割には鉄塔の数が多いなぁ・・
    この区間の歩行距離は1.2km+α、行ったり来たり、枝道に入ったりしています。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく

    テーマ : ぶらり旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 中富線鉄塔送電線調布市深大寺携帯電話基地局アンテナ久我山線航研線

    ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)

  • 2014/03/06 : 狭山丘陵の四季
  • なぜか狭山丘陵では一ヶ所だけでしか見たことがありません。
    毎年梅雨時に今年も咲いているかな・・と見に行くとひとつかふたつ、シロツメクサに埋もれるように濁りのない黄色いが咲いています。
    アカバナユウゲショウを黄色くしたようなで、大きさは1cmくらいです。


    ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)


    このの咲く場所、毎年5月の連休明けに草刈りがあります。
    数が少ない(増えない)のはそのせいもあるのかもしれません。
    ここだけ刈り残してください、って言えたらもう少し咲いてくれるかも。

    写真
    ヒナマツヨイグサ雛待宵草) アカバナ科
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/16 15:15:06
    Tv 1/100
    Av 4.5
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    さて、今年も無事に咲いてくれるでしょうか。
    の時期は6月頃かと思います。


    ヒナマツヨイグサ(雛待宵草)


    これだけでは寂しいので2013年に撮って載せそこなったをもうひとつ。
    2012年に載せたムラサキニガナ、たくさん咲いている場所を見つけました。
    ただし接近できなかったので、200mmの望遠で撮りましたがこれが精一杯でしたので載せていませんでした。


    ムラサキニガナ(紫苦菜)


    せめての形が分かるくらいのところに咲いていればねぇ・・

    今回は予約投稿でアップしています。
    この記事があがる頃には東京湾岸の某所でヘロヘロに疲れ果てているはずですが、さていかがなっていることやら。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒナマツヨイグサ雛待宵草アカバナユウゲショウ紫苦菜ムラサキニガナ写真狭山丘陵野草アカバナ科

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(5)「調布市へ」

  • 2014/03/05 : 送電鉄塔
  • 苦戦した79号鉄塔への接近を断念し、中富線80号鉄塔に向かいます。
    一昨日載せた東八道路から79号鉄塔を撮ったところからすぐの場所で、自動車用品店の駐車場に立っていました。
    所沢市内でも同じチェーン店の駐車場に中富線鉄塔があったなぁ・・


    中富線80号鉄塔


    おや、この鉄塔携帯電話基地局アンテナが付いています。
    中富線の鉄塔には他の送電線に比べて本当に多いです。
    市街地を行くせいでしょうかね。


    携帯基地局@中富線80号鉄塔


    この先、住宅街の道がやや入り組んでいるので地図を確認して歩きます。
    地図があって自分の位置が分かるというのはすごく便利なものですね。
    少なくとも迷子にならないし、無駄なコースを歩くことも少ないし。

    ここから調布市深大寺北町です。
    中富線81号鉄塔は鉄塔の下までいけるものの近すぎて鉄塔が撮れないので少し離れて撮りました。


    中富線81号鉄塔


    月極め駐車場の一角に立つ中富線82号鉄塔の番号札だけ撮って全体が取れる場所を探して先に進みます。
    午後なら逆光にならずに番号札とともに撮れたんですけどね・・
    結局のところは住宅の屋根越しになりました。


    中富線82号鉄塔


    送電線はほぼ南東に進んでいて、順光で鉄塔を撮るには一旦通り過ぎて反対側から撮らねばなりません。
    中富線83号鉄塔はドイツ車のディーラーの奥にあって接近できないので番号札だけ撮って反対側に回り込みます。


    中富線83号鉄塔


    ガッチリした鋼管鉄塔が畑越しによく見えます。
    このあたりは畑が多くて差ほど住宅が建て込んでいるという感じではありませんでした。
    地図を見たらどっちを向いても鉄道の路線から少し離れているせいでしょうかね。

    中央線東小金井駅からかなり歩きましたし・・




    大きな地図で見る


    埼玉県地方、またしても本降りの雨です。
    雨のウェンズディ、なんていう歌がありましたね。
    しばらく寒い日が続くようで、異常気象だとTVで報道していました。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく


    テーマ : ぶらり旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 中富線鉄塔送電線調布市深大寺携帯電話基地局アンテナ雨のウェンズディ逆光

    ミコシガヤ(御輿茅)

  • 2014/03/04 : 狭山丘陵の四季
  • 難解なカヤツリグサ科にあって、早い時期に覚えた草です。
    独特の形をした小穂が多数集まって序を形成していて、見分けやすいのではないでしょうか。
    ところどころに針のように突き出ているのは苞葉だそうです。


    ミコシガヤ(御輿茅)


    狭山丘陵の湿地ではおなじみの草で、あちこちで観察できます。
    ・・って、このところ同じフレーズばかり書いているような。
    この時期まで載せそびれている植物は大体がどこにでもあるものが多いです。

    あとは同定しきれていないものもあるんですが・・

    写真
    ミコシガヤ御輿茅カヤツリグサ科
    神輿に似ていますかねぇ!?
    集まった小穂を眺めていると「ロマネスコ」っていうブロッコリーとカリフラワーのあいのこみたいな野菜を連想します。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/09 14:32:25
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    一緒に写っているシソ科の植物はミゾコウジュというやつで、東京都の絶滅危惧種になっています。(東京都レッドデータブック2013:準絶滅危惧)
    ミゾコウジュを撮りに行ったらミコシガヤが生えていたので、そういやこんなやつもいたなと思って撮りました。


    ミコシガヤ(御輿茅)


    埼玉県地方、今日は風もなく青空の広がる一日でした。
    明日は雨だそうでめまぐるしく天気が変わります。
    そのあとは寒いながらも好天が続くようでよかったよかった・・

    ということで朝から自転車でこんなところまで行ってきました。


    新座変電所


    何年も前から追跡しつつ放置状態だった某送電線の鉄塔追跡です。
    今日を逃したらもう出かけられるチャンスはないので決着をつけてきました。
    自宅から川越市をかすめて三芳経由で新座まで行って帰ってきましたから40kmくらい走ったかもしれません。

    さすがに今日の追跡劇を掲載するチャンスはないと思います。
    もし載せるようなことになったら春の訪れが相当遅いという悲惨な状況になっているかも・・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ミコシガヤ御輿茅ミゾコウジュ写真狭山丘陵野草自転車新座変電所カヤツリグサ科

    送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(4)「東八道路」

  • 2014/03/03 : 送電鉄塔
  • 75号鉄塔をあとに真南に歩きます。
    中富線76号鉄塔は75号鉄塔の面している道路のひとつ東の道を南下したところにありました。
    鉄塔の南側が畑なので市街地としては珍しく全体がよく見えました。


    中富線76号鉄塔


    徒歩ゆえにこういう無駄がない移動は大助かりです。
    この鉄塔にも中段に携帯電話基地局アンテナが取り付けてありました。


    携帯基地局@中富線76号鉄塔


    どこのキャリアかは知りませんが配線がごちゃごちゃしています。
    縦の2本の筒の中にアンテナが格納されているはずです。

    さらに歩みを進めて南→東→南と進むと介護施設の一角に立つ中富線77号鉄塔に到着しました。
    ・・しかし中富線の鉄塔に付いている番号札、何で数字の部分だけどれもこれもかすれているんだろう!?


    中富線77号鉄塔


    撮りにくいですが市街地でこれだけ見えれば十分です。
    さらに南に歩いて中富線78号鉄塔に向かいました。
    この鉄塔は人見街道に面した植木の畑みたいなところに立っていて、番号札がどこから見ても確認できませんでした。


    中富線78号鉄塔


    かろうじて塔頂のプレートに書かれた「78」という文字が見えたのでこれで代用しておきます。
    中富線の鉄塔はこの番号札も色が褪せて読めないのが多いのです。

    次の中富線79号鉄塔は厄介な場所にありました。
    周囲を住宅とビルに囲まれていて、接近することができません。
    大通り~東八道路に面した一角を一周歩いてみましたが、ダメです。


    中富線79号鉄塔


    やむなく東八道路を渡って遠くから撮ったのを載せておきます。
    さて東八道路ですが、東京の西部に住む人以外には馴染みのない道路かと思います。
    この場所から西に2kmほど行くと府中の運転免許試験場があって、私にとっては馴染みの道路です。

    しかし初めて免許を取ったときから東八道路ってあったような・・
    東京と八王子を結ぶ道路(の計画)から東八らしいですが、延伸の反対運動もあって伸びていないようです。
    別名30m道路ともいって幅の広い道路のくせにあまり走りやすかった記憶がありません。

    どうも多摩地区の道路は印象がよくなくて、車で出かけるのをためらってしまう地域です。
    まぁ埼玉の道路事情も大差ないかもしれませんが。




    大きな地図で見る


    この区間の歩行距離は2km弱で少し迷走。
    地図に引いたコースを少し外れて歩いたところもあります。

    2014年2月25日
    送電鉄塔をゆく(29) つづく


    テーマ : ぶらり旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 中富線送電線鉄塔東八道路三鷹市多摩携帯電話基地局アンテナ人見街道

    アゼムシロ(畦筵)

  • 2014/03/02 : 狭山丘陵の四季
  • 半円形に広げた5枚の弁と雌しべの様子がまるで鳥が翼を広げているように見えます。
    田んぼの畔に筵を広げたように一面に生えるのが名前の由来とのことです。
    別名のミゾカクシも意味としては同じでしょう。


    アゼムシロ(畦筵)


    小さいながらも優美なです。
    いわゆる水田雑草で、狭山丘陵の小さな田んぼのうちの2ヶ所ほどで咲いているのを見ました。
    もしかしたらもっとあちこちにあるのかもしれませんが、狭山丘陵近辺は田んぼ自体が少ないので目にする機会の少ないです。

    写真
    アゼムシロ畦筵) キキョウ科
    分布範囲は北海道から沖縄までと暑さ寒さに強いようです。
    さすがは雑草の逞しさといったところか。
    サワギキョウなどと近縁といわれると、の形が似ているのでなるほどと思います。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/02 13:11:52
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    を後ろから撮ってみました。
    雄性先熟で、雄しべが熟したあとで雌しべの先端(柱頭)が開きます。


    アゼムシロ(畦筵)


    今年のシーズンに見つけたらを分解して観察してみようと思います。
    雄しべが合着している様子など観察してみましょう。

    埼玉県地方、土日2日続けて冷たい小雨の週末になりました。
    なんというか、ストレスのたまる天候です。
    天候不順も春が近い印と思いつつも、やはりどっちか一日くらいは晴れて欲しいもんです。


    尾根道(丘陵南側)


    狭山丘陵の尾根道(南側)の雪は大方消えたようです。
    さて、北側の外周道路の様子はどうでしょうか。
    また寒くなったので雪解けが遅れそうな気がしますね・・・

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    tag : アゼムシロ畦筵ミゾカクシ溝隠し溝隠写真狭山丘陵野草水田雑草

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