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ミヤマガマズミ(深山莢迷)

  • 2013/04/30 : 狭山丘陵の四季
  • ガマズミ3兄弟の見分けは今年の3月2日の記事で「見切った」と大見得を切っておきながらすっかり忘れてました。
    昨日は息抜きしたので今日は当ブログ初登場のミヤマガマズミにしました。
    少なくともミヤマガマズミと認識して載せるのは初めてです。


    ミヤマガマズミ(深山莢迷)


    ひと目で分かる特徴は、葉の先端が急に細くなって尖っている点と、1cmくらいの葉柄があるのと、開時期がガマズミよりも早くてコバノガマズミと同じ時期に咲いていること・・でいいかなと。
    コバノガマズミも散々撮ったので、近いうちに載せます。
    そのときに比べて見ましょう。

    写真
    ミヤマガマズミ(深山莢迷) レンプクソウ科
    例によってAPG第3版に従った科名で記載します。
    クロンキスト体系ではスイカズラ科。
    ガマズミの漢字表記は本来草冠つきの「迷」なんですが、機種依存文字ではじかれて入力できません。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/29 13:49:34
    Tv 1/640
    Av 4.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    次はのアップを見て見ましょう。
    コバノガマズミに比べると、えらく雄しべが立ち上がっているように見えます。
    もっとも、コバノガマズミも時間が経つと雄しべが立ち上がってくるようですが。


    ミヤマガマズミ(深山莢迷)


    いずれにしてもガマズミの仲間はだけで見分けるのは(少なくとも私には)困難です。

    もう4月も終わりになってしまいました。
    今月はそこそこがんばったので、載せたいがたくさんあります。
    さて、明日は何にしましょう。

    いっぺんに何種類も載せるのは私のスタイルじゃないので、100%私個人の独断と偏見で厳選してひとつずつ載せていくことにします。

    同日にジュウニヒトエの大群落を撮ってきました。
    別の植物を探しにいったんですが、すごく立派なのがずらりと並んでいて、思わず吸い寄せられるように近寄ってしまいました。


    ジュウニヒトエ(十二単)


    ジュウニヒトエは場所によっては2週間以上前に満開になっていたので、29日にこんなに咲いているのにめぐり合うとは思いませんでした。
    連休後半も天気がよさそうで、毎日狭山丘陵に出動することになりそうです。

    蛇足ながら、4~6日は西武ドームでデイゲームがあります。
    試合の終わる時間は西武球場前の道路がピクリとも動かないくらい渋滞しますのでご注意を。
    29日に最悪の時間に通ってハマリました。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ミヤマガマズミコバノガマズミガマズミジュウニヒトエ写真狭山丘陵野草

    ノミノツヅリ(蚤の綴り)

  • 2013/04/29 : 狭山丘陵の四季
  • この3連休は狭山丘陵を毎日歩いて、写真もだいぶ撮りました。
    初めて見た植物もいくつかあって、これから咲くが楽しみです。
    土曜日は観察会、日曜日は植生調査と、終わってからも撮った写真を見て植物の同定とか、数が多くて熱が出そうです。(笑)


    ノミノツヅリ(蚤の綴り)


    ということで、今日は何も考えずに肩の力を抜いてそこいらへんによくあるでいくことにします。
    まだ葯がピンク色のを選んで撮りました。
    名前はさておき、かわいいなぁ。

    無心にこういうのを撮る日も必要かもしれません。

    写真
    ノミノツヅリ蚤の綴り) ナデシコ科
    綴りは継ぎはぎだらけの粗末な衣服ということ。
    ブタナの大群落を見に行ったらあと数日というところでした。
    その代わりにこれが盛んに咲いていたので撮ってきました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/29 12:38:43
    Tv 1/400
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    おっと、この見て思い出した。
    昨年、狭山丘陵某所での形はこれとまったく同じに見えるのに、葉が針のように細いのを撮ったのでした。
    あれは何だろう、今年も咲いているのか、確かめに行かねば。


    ノミノツヅリ(蚤の綴り)


    ああ気になる。これじゃ休まらない。(笑)
    連休後半に探すなり調べるなりします。
    明日から3日は仕事だし、どうもそれほど暇そうでもないし。


    ムラサキコマノツメ


    緑の間からひょっこり顔を出したムラサキコマノツメ
    一輪だけでも存在感十分です。
    ニョイスミレ全体が紫~ピンクのもので、これくらいはっきりした色だとそれらしい気がします。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ノミノツヅリ蚤の綴りナデシコ科ムラサキコマノツメニョイスミレ写真狭山丘陵野草

    キンラン(金蘭)

  • 2013/04/28 : 狭山丘陵の四季
  • 先週末あたりから狭山丘陵キンランが咲き始めました。
    例年よりやや早めといったくらいで、それほど違和感のない開時期です。
    が咲くと同時に、あちこちで盗掘被害が出ているのは例年どおりです。


    キンラン(金蘭)


    最近、キンランの生態についてはだいぶ詳しくわかってきていて、特定の樹木から特定の菌類を介して栄養を摂取しているそうです。
    どれかひとつでも欠けると数年で枯死するので、盗んで持ち帰っても枯らせてしまうだけです。
    そもそもキンランの美しさは野にあってこそのもの、そう思いませんか。

    写真
    キンラン金蘭) ラン
    まさに黄金色に輝く野生のランです。
    狭山丘陵では環境改善の甲斐あって増えつつあります。
    明日は定点観察地点の個体数をカウントしてきましょう。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/28 13:44:00
    Tv 1/500
    Av 4.0
    ISO感度 1600
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    環境省レッドリスト:絶滅危惧II類
    東京都RDB2010:絶滅危惧II類
    埼玉県RDB2011:絶滅危惧IB類


    この1週間ほどですでに2ヶ所の盗掘を確認しました。
    ある場所では4~5株ほど並んでいたキンランが根こそぎ盗まれてしまいました。
    通販などでもキンランが売られていますが、多くの出所が盗掘品と考えていいでしょう。


    キンラン(金蘭)


    最近、狭山丘陵の水源地である金堀沢・大沢方面に柵が張り巡らされ、入り口に鍵がかかって一般の人が立ち入れなくなりました。
    少なくとも野草愛好家と称する盗掘者は入れないので、この措置はやむをえないかと思います。(が、観察者も入れない。)
    しかし水源地の林も手入れをしないと荒れてしまい、植物の多様性が失われてしまわないかという懸念はありますが・・

    しっかり手入れをお願いしますよ、東京都水道局さんと、東京電力さん。


    キンラン(金蘭)


    この株はつきのいい立派な株でした。
    の姿もいかにもランらしくて実に美しいです。
    毎年キンランを載せるたびに盗掘ネタを書く羽目になってしまうのはどうにかならないものですかねぇ・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : キンラン金蘭写真狭山丘陵野草盗掘絶滅危惧種ラン

    ツルカノコソウ(蔓鹿子草)

  • 2013/04/27 : 狭山丘陵の四季
  • 小さなが集まって咲いている姿はオトコエシに似ています。
    ハルオミナエシなんていう別名があるそうで、悪くない呼称だと思います。
    この写真はわずかにピンクが入っていますが、白だけのが多いかなと・・


    ツルカノコソウ(蔓鹿子草)


    東京都、埼玉県ともレッドデータブックに載っているので狭山丘陵でも少数派でしょう。
    去年は4月30日に撮っていましたが載せていません。
    たぶん写真の出来がよくなかったので出番を失ったようです。

    その代わり今年はたくさん咲いていました。

    写真
    ツルカノコソウ蔓鹿子草) スイカズラ科(オミナエシ科)
    APG3版ではオミナエシ科をスイカズラ科に併合しています。
    が、オミナエシ科としてもいいらしく・・
    当ブログのお作法としてAPGの表記を優先して記載しておきます。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/13 11:04:31
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 250
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:絶滅危惧II類(北多摩)
    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧


    今年は4月13日に盛んに咲いていたのでこのも早い開だったようです。
    過去の記録を紐解くと、だいたい4月の後半から5月の連休あたりに撮っていました。
    こちらは白いばっかり。


    ツルカノコソウ(蔓鹿子草)


    見た目からは名前の「ツル」がピンと来ませんね。
    別に蔓性の植物というわけではなく、根元からランナー(走出枝)を伸ばして繁殖するのでこの名があります。
    ということで、ランナーを四方八方に伸ばしている様子なんですけど、分かるでしょうか。


    ツルカノコソウ(蔓鹿子草)


    連休初日、風は強めでしたが林の中では関係なし。
    天気もよかったし初めて見たもあったので気分のいい一日でした。
    なにしろ3連休の初日ですから、気分が悪かろうはずもありませんが。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ツルカノコソウ蔓鹿子草ハルオミナエシ写真狭山丘陵野草絶滅危惧種

    ニリンソウ(二輪草)

  • 2013/04/26 : 狭山丘陵の四季
  • 一昨日にイチリンソウを載せましたので、ニリンソウも載せておきましょう。
    昨年は4月後半、大型連休の初めに撮ってましたから今年はだいぶ早くに撮りました。
    まぁ昨年は何とか咲き残っている状態で、今年はのピークの頃ですから比較するのもどうかと思いますが。


    ニリンソウ(二輪草)


    大振りなを咲かせるイチリンソウに比べてコンパクトなながら、大群落をなして咲き誇る姿は一見の価値があります。
    こんな群落を見たのは何年ぶりだろう!?
    イチリンソウと同じく弁はなくて、白い部分は萼です。

    写真
    ニリンソウ二輪草) キンポウゲ科
    若葉は山菜として食べられるそうなので、有毒植物の多いキンポウゲ科としては食用になるのは珍しいかと思います。
    ただし、トリカブトの若葉に似ているそうなので、口にするのは・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 9:13:47
    Tv 1/80
    Av 7.1
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:準絶滅危惧(北多摩)


    白い萼は基本的に5枚ですが、下の写真のは6枚あります。
    中には8枚とかそれ以上のもあるので、そういうのを探してみるのも楽しいです。
    ほとんど八重咲きみたいなのもありました。


    ニリンソウ(二輪草)


    狭山丘陵では3月はじめくらいに芽吹いて4月に開し、5月中には地上部分が姿を消してしまいます。
    その後は次のまで夏眠に入る、典型的なスプリング・エフェメラルってやつですね。


    ニリンソウ(二輪草)


    東京都のレッドデータブックに載っていますけど狭山丘陵ではあちこちに咲きます。
    今日載せた3枚のうち2枚が東京都側で撮ったもの。
    やっぱり狭山丘陵はいいな。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ニリンソウ二輪草イチリンソウトリカブトスプリング・エフェメラル写真狭山丘陵野草

    ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)

  • 2013/04/25 : 狭山丘陵の四季
  • 毎年定点観察を行っているタンポポです。
    舌状の色が薄くてクリーム色である点を除けば、特徴はカントウタンポポと同じです。
    周囲に普通の色のカントウタンポポが咲いているんですけど、交雑しないんでしょうか。


    ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)


    背景のタンポポが普通の色なので、いかに薄い黄色かよく分かると思います。
    毎年同じ場所に10株かそれ以上咲くので、色の薄い遺伝子を受け継いでいっているんでしょうね。
    今年はもう終わってしまったかな。

    また来年も咲いてくれますように。

    写真
    ウスジロカントウタンポポ薄白関東蒲公英) キク科
    人の多い場所に咲いている割には特に注目を集めている様子もありません。
    これを見つけて歓声を上げて喜ぶのはすでにオタクの領域か!?
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 13:28:35
    Tv 1/200
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    普通のカントウタンポポと並んで咲いていたのを撮りました。
    色が違う以外は、乗っかっている虫まで同じです。(笑)


    ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)


    他の場所でもたまに色の薄めなタンポポを見かけるのでウスジロかな、と思うこともあります。
    でもこれほどはっきりと色が違うのは見た覚えがありません。
    これもまたある場所を知らないだけで、たくさんあるのかもしれませんが・・


    ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)


    まさにこれから開かんとする状態で十分色が薄いので、咲いて時間が経って色あせたものではないことが分かります。

    さて、あと1日がんばったら大型連休突入です。
    とはいっても完全にカレンダーどおりの休みなので長期休暇というわけではないですが、どこに行くでもないのでまぁいいかと。
    せっせと狭山丘陵を歩いて写真を撮ってきます。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ウスジロカントウタンポポ薄白関東蒲公英カントウタンポポ関東蒲公英タンポポ蒲公英写真狭山丘陵野草

    イチリンソウ(一輪草)

  • 2013/04/24 : 狭山丘陵の四季
  • 昨年の日記(2012年4月23日)に、狭山丘陵ではほとんど見かけませんと書きましたが、前言撤回です。
    今年はあちこちでイチリンソウを見つけました。
    要するに、どこにあるのか知らなかった、ということです。


    イチリンソウ(一輪草)


    とはいったものの、の時期にめぐり合ったのはごくわずかで、ことごとく週末の悪天候に阻まれてタイミングを逸してしまいました。
    唯一、これが見頃に撮った一輪、まさにイチリンソウになっちゃいました。
    逆光でしたがほとんど半透明に近い萼(これびらじゃないのよ~)が透けるようで、むしろよかったかも。

    ここは本当にしょっちゅう歩いている場所でしたので、今まで気が付かなかったことに驚いてしまいました。

    写真
    イチリンソウ一輪草) キンポウゲ科
    野草としては大きな(じゃなくて萼だけど)をつけ、よく目立ちます。
    秋に咲くシュウメイギク(同じくキンポウゲ科)に姿や大きさが似ています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/13 8:57:45
    Tv 1/320
    Av 4.0
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ここ数年、4月20日あたりが見頃だったので20日の土曜日にいつもの群落を見に行ってみました。
    たくさん咲いていたもののほぼが萎れかけで、正面から撮るのは憚られる状態でした。
    ということで後姿を。


    イチリンソウ(一輪草)


    イチリンソウの裏側にかすかな紫が入るのがまたいいんですよね。
    他にも大きな群落があったんですが、日当たりが悪すぎるのかの数が少なくて撮りませんでした。

    おまけの1枚。
    21日の日曜日に寄り道してイカリソウ錨草)を見に行ってきました。
    今年はどの花も早めに終わっているのでダメだろうと思ったら・・


    イカリソウ(錨草)


    これはちょうどいい具合に咲いていました。
    残念ながら近寄れず、マクロレンズでは太刀打ちできない距離でした。
    くそ~、せめて200mmを持って行くべきでした。

    今年の春はすれ違いばっかりだなぁ・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : イチリンソウ一輪草イカリソウ錨草写真狭山丘陵野草

    ツボスミレ(坪菫)、ニョイスミレ(如意菫)

  • 2013/04/23 : 狭山丘陵の四季
  • 白くて小さなツボスミレニョイスミレ)が大群生していました。
    もう、行けども行けどもツボスミレというくらいでした。
    このスミレが群れなして咲くとそろそろスミレの季節も終わりかな・・


    ツボスミレ(坪菫)、ニョイスミレ(如意菫)


    4月の中旬でこれほど盛大に咲いているのを見た覚えがないです。
    20、21日と2日とも狭山丘陵を歩きましたが、アリアケスミレとマンジュリカ、アメリカスミレサイシン以外はおおむね終わってしまっていました。
    今年のスミレはあっという間に終わってしまった感があります。

    もうちょっとゆっくり楽しませて欲しいものですねぇ。

    写真
    ツボスミレ坪菫) スミレ科
    ニョイスミレ如意菫)とも。
    どちらが一般的な呼称なんでしょうか。
    タチツボスミレ同様、地上茎があります。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/13 10:44:30
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こちらは上の写真より1週間前の4月7日に撮ったもの。
    このころのほうがが大振りで美しかったかも。


    ツボスミレ(坪菫)、ニョイスミレ(如意菫)


    去年は4月末に撮ってますから今年がいかに早く春が来たのかよく分かります。
    スミレも終わって、早くも初夏のが登場してきそうな勢いです。
    昨年、一昨年は5月に撮ったがすでに咲いているんですよね・・


    ツボスミレ(坪菫)、ニョイスミレ(如意菫)


    今度の週末から大型連休ですし、特に出かける予定もないのでせっせと丘陵通いをしようと思います。
    全部は撮りきれないので昨年撮りそびれたを中心に狙っていきます。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ツボスミレ坪菫ニョイスミレ如意菫スミレ写真狭山丘陵野草

    クチナシグサ(梔子草)

  • 2013/04/22 : 狭山丘陵の四季
  • だけ見たらゴマノハグサ科っぽいですね。
    従来の体系ではゴマノハグサ科に分類しているのもこのの姿によるものなのか?
    イネ科の植物に寄生する半寄生植物で、今年は何ヶ所かでたくさん咲いていました。


    クチナシグサ(梔子草)


    昨年はそんなに見かけなかったんですが、たまたま行き当たらなかったのか、それとも裏年だったのか!?
    大発生するサイクルがあるんでしょうか。
    狭山丘陵某所では一面といっていいくらいたくさん咲いていてびっくりしました。

    写真
    クチナシグサ梔子草) ハマウツボ科
    今年は当たり年なのかあちこちで咲いています。
    の大きさはトキワハゼくらいで形も似ています。
    別名:カガリビソウ
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/21 13:14:10
    Tv 1/60
    Av 7.1
    ISO感度 1250
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧
    東京都RDB2010:絶滅危惧II類


    クチナシグサの名前の由来は後の実がクチナシの実に似ているところから。
    と実が並んでいたので撮ってみました。
    たしかにクチナシの実に似ています。


    クチナシグサ(梔子草)


    ただし大きさはクチナシよりうんと小さいです。
    数年前に大発生していた場所を毎年観察していたものの、その後はちらほら程度でした。
    今年は久々に大量のクチナシグサを見ることができました。

    しかし寒い週末でした。
    日曜日はほうとうなんか食べてしまいましたが、気温的にはちょうどよかったかも。


    ヒトヨタケ(一夜茸)


    そろそろキノコも出始めました。
    これはヒトヨタケでよろしいでしょうかね。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : クチナシグサ梔子草カガリビソウヒトヨタケ写真狭山丘陵野草キノコきのこ

    招かれざる客!?

  • 2013/04/21 : 狭山丘陵の四季
  • このところ雨の週末が多いので、雨の隙をついてポイント決めて出かけてきました。
    当ブログは基本的に狭山丘陵に自生している(と思われる)植物を載せています。
    でも今日はこれは何だ!?というのをふたつばかり載せてみます。


    シロヤマブキ(白山吹) 


    まずはシロヤマブキ(白山吹)から。
    中国地方と長野県の限られた場所に自生し、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類となっています。
    ただし園芸用にはごく普通に出回っているものです。

    狭山丘陵に自生しているはずがないので植栽です。
    きれいな花なんですが、ここにあってはいけないものじゃないの!?
    狭山丘陵に植物を持ち込むのは禁止のはずなんですけど、許可を得て植えているんでしょうか。

    場所は野山北公園、尾根道の「御判立」から六道山方面に向かって程なく、左の道端です。

    【写真】
    シロヤマブキ(白山吹) バラ科
    ヤマブキとは同科異属。
    シロバナヤマブキ(白花山吹)というのもあって5弁花です。
    対してこちらは4弁花、葉のつき方も対生と互生という違いがあります。
    美しい花なので庭木にするにはいいでしょうね。
    でもこの場所にあるべきものではないな。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/20 13:53:41
    Tv 1/200
    Av 4.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    花は真っ白です。
    薄暗い林で異様に目立っていて、いまだにモミジイチゴが咲いているのかと思いました。


    シロヤマブキ(白山吹)


    いずれにしても園芸品種を狭山丘陵に持ち込むのはよくない。
    林道脇にアジサイを植えたりしているみたいですけどこれも個人的には苦々しく思ってます。
    とはいえシャガなんかえらく増えているし、法面の土止めという目的もあるので一概にどうこうは言えませんけどねぇ・・

    別の場所でウラシマソウ(浦島草)が咲いていました。
    目印と思われる赤い棒も差してあるし、これも植栽か・・といううわさがあったので野山北公園に問い合わせたところ、笹を刈ったら出てきたものだそうです。


    ウラシマソウ(浦島草)


    ということで、ありかの記載は削除しました。
    自生のものならめでたく当ブログ初登場ということになります。

    ちなみにこのふたつは野山北・六道山公園管理所にメールで照会中です。
    →回答いただきましたので一部記載を訂正しました。
     シロヤマブキは園芸品種です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : シロヤマブキ白山吹ウラシマソウ浦島草狭山丘陵写真植栽

    ツクバネウツギ(衝羽根空木)

  • 2013/04/20 : 狭山丘陵の四季
  • このところ週末ごとに天気が悪くてどうにもよくないサイクルにはまっているようです。
    今日は夜になってから雨という昨日の予報が覆って、午後3時くらいから雨ということで、お昼から行けるところまで行こうと出かけてきました。
    結局天気予報どおり3時前から本降りの雨になって万事休す。


    ツクバネウツギ(衝羽根空木)


    かといって手ぶらで帰ったわけではなく、丘陵の尾根付近でツクバネウツギを見つけました。
    昨年も同じのを撮っていたようですけど時機を逸して載せそこないました。
    ブログ内を検索してみたら5年ぶり!?の登場らしいです。

    何ヶ所かにあるのは知っているので、そんなにご無沙汰していたとはびっくりしてしまいました。

    写真
    ツクバネウツギ衝羽根空木) スイカズラ科
    目で見たときはきれいに見えたんですが、右のふたつは萎れかけ、左のは弁が欠けてました。
    は結構付いていたし蕾もあったので、ちょうどいい時期だったようです。
    このも例年より2週間近く早いような・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/20 14:18:37
    Tv 1/50
    Av 5.6
    ISO感度 1250
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    一ヶ所に律儀にふたつずつが咲いています。
    実ができても萼が残っているので、羽根つきの羽根に見立てた命名だそうです。
    初めてこの木をみたときはすでにが終わって萼だけの状態だったので、一体何者なのかと思ってしまいました。


    ツクバネウツギ(衝羽根空木)


    雨が降るのが分かっていたので足早に・・と思いつつ、寄り道しました。
    以前、スミレマンジュリカ)が群生していた場所に遊歩道整備で出たと思われる残土がばら撒かれてしまいました。
    以来数年間マンジュリカの姿を見かけませんでしたが、今日行ってみたら・・


    スミレ(菫)


    こんなのがあちこちに咲いているではないですか。
    野のの逞しい生命力を感じます。
    元どおりマンジュリカの群生地に戻る日もそう遠くはなさそうに思えました。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ツクバネウツギ衝羽根空木スミレマンジュリカ写真狭山丘陵野草

    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)

  • 2013/04/19 : 狭山丘陵の四季
  • ここ数年通っている大群落は悪天候に阻まれて見逃してしまいました。
    今年はナガバ君には会えないかと思っていたら、別の場所で発見~。
    よかったよかった。


    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)


    これは淡い水色でした。
    紫っぽいのや真っ白なのまで、場所や個体で微妙に色が違います。
    色違いを探して歩くのも楽しいものです。

    写真
    ナガバノスミレサイシン長葉の菫細辛) スミレ
    階は時期は早いほうなので今年は見逃したかと思いました。
    小さな丘陵でも場所によって気温がちがうんでしょうね。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 9:23:13
    Tv 1/80
    Av 5.6
    ISO感度 2000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    その名のとおり細長くて先端の尖った葉が特徴的です。
    つやがあって葉脈がはっきりしていて硬そう。


    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)


    これは紫っぽくて色が濃い目のもの。
    のうしろに突き出た「距」が太くて丸く、上を向いているのが分かると思います。
    もないかと探し回って、見つけたのがこれです。


    ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)


    ちょっと紫が入ってます。
    純白のも咲くんですけど今年は見つけられませんでした。
    また来年のお楽しみです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ナガバノスミレサイシン長葉の菫細辛スミレ写真狭山丘陵野草早春

    マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草) 

  • 2013/04/18 : 未分類
  • アブラナ科タネツケバナ属はとても種類の同定が悩ましいです。
    これ、オオバタネツケバナかと思ってましたがマルバコンロンソウでした。
    谷の水辺など湿ったところに咲いています。


    マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草) 


    タネツケバナ属としては大きく、きちんと開いた四弁です。
    茎や葉に細かい毛が生えているのがどうもタネツケバナの仲間っぽくないというか・・
    タネツケバナやミチタネツケバナは毛深いということはないですからね。

    写真
    マルバコンロンソウ丸葉崑崙草) アブラナ科
    狭山丘陵では数が少ないと思います。
    少なくとも私の行動範囲の中ではあまり見かけません。
    長靴を買ったので湿ったところも歩けるから来春はもっと見つかるかも!?
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 10:26:32
    Tv 1/200
    Av 7.1
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    葉は、先端の小葉が丸みがあって極端に大きいです。
    これもポイントでしょうね。
    こんな感じでこんもりと生えています。


    マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草) 


    ということで、このの正体がわかってめでたし、めでたし。
    教えてくださったOさん、ありがとうございました。

    暖かくなってきました。
    埼玉は初夏のような気候で、通勤時は薄手のジャケットに替えました。
    ちらほらとキノコの姿も見え始めているようです。


    キノコ


    もうじきいろんなキノコが登場してきそうです。

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    tag : マルバコンロンソウ丸葉崑崙草タネツケバナ写真狭山丘陵野草キノコきのこ

    マルバアオダモ(丸葉青梻)

  • 2013/04/17 : 狭山丘陵の四季
  • このを載せるのは初めてじゃないよなぁ・・と思いつつ検索してみたら、3年前に一度載せていました。
    近いところに咲いていなかったので、望遠で撮ったり木全体を撮ったりしていました。
    低いところに咲くのがあるよ・・ということで行ってみると・・


    マルバアオダモ(丸葉青梻)


    まだ小さな木ながら、しっかりが咲いていました。
    間近に見たのは初めてです。たぶん・・
    しかしこのはどういう構造なんでしょう。

    白くて細長い弁らしきものと、黄色い葯らしきものがたくさん見えるんですが。

    写真
    マルバアオダモ丸葉青梻) モクセイ科
    アオダモと違って葉に鋸歯がないのでマルバというらしいです。
    ホソバアオダモとも。
    狭山丘陵にはあちこちにあって、真っ白なを盛んに咲かせていました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/13 14:53:31
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    今日あたりならまだ咲いているかもしれません。
    もうちょっとアップでもう1枚。
    ピントの位置がいまひとつなんですが、これは風が強かったせいということにしておきます。


    マルバアオダモ(丸葉青梻)


    尾根筋だったので、事実風が強くてかなり弱ったのは確かです。
    さて、明日は初物を載せましょうか。
    この時期はネタに困らないのが幸せです。

    さて、ここで問題です。
    これは何の綿毛でしょう。大きさは全体で10cmあまりってところです。


    ナゾの綿毛頭


    よく見かける植物なんですけど、さすがにここまで育ったのを見ることは少ないです。
    薹が立つ・・どころか立ちまくって綿毛飛ばしまくりです。
    ということで、正解はフキでした。

    フキノトウフキで、最後まで育つとタンポポみたいな綿毛をいっぱいつけます。
    さすがはキク科。

    tag : マルバアオダモ丸葉青梻ホソバアオダモ写真狭山丘陵野草フキフキノトウ

    フモトスミレ(麓菫)

  • 2013/04/16 : 狭山丘陵の四季
  • 小さなスミレですけど真っ白な弁に鮮やかな紫色が美しいです。
    葉も硬そうで、カッチリと生えて咲いているように見えました。
    アオイスミレやタチツボスミレにやや遅れて咲く、狭山丘陵ではスミレシーズン中盤のです。


    フモトスミレ(麓菫)


    フモトスミレは変種が多く、全体に紫色のや真っ白のもあるとか。
    狭山丘陵で咲いているのはもっぱらこのタイプです。
    狭山丘陵のは紫色の模様が鮮明だといわれるようですが、いかがでしょう。

    写真
    フモトスミレ麓菫) スミレ科
    は1cmくらいでニョイスミレと同じくらいです。
    フモトスミレ柄は紫色で、ニョイスミレは緑色なので見分けのポイントのひとつかと思います。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 11:09:15
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ニョイスミレと比べると、葉がしっかりとした印象です。
    また、ニョイスミレは地上茎があるのに対し、フモトスミレは地上茎がありません。
    あれこれ見ていくと花は色や大きさが似ていても全体では随分違うものです。


    フモトスミレ(麓菫)


    今年はフモトスミレをたくさん撮った気がしたんですが、そうでもありませんでした。
    他のスミレたちも一気に咲いたのでそんな思い違いをしたんでしょう。

    以前に一度載せましたけど、ピンクのタチツボスミレを見つけました。
    しかも結構な数が咲いていました。


    ピンクのタチツボスミレ


    サクラタチツボスミレでよろしいですかね。
    見慣れた薄紫のタチツボスミレと比べると華やかに見えます。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : フモトスミレ麓菫写真狭山丘陵野草スミレ

    ノミノフスマ(蚤の衾)

  • 2013/04/15 : 狭山丘陵の四季
  • 田んぼの畔でハコベに似た白いがあちこちに咲いています。
    ハコベと違ってびらがほぼ水平まで開くのでひと目で違いが分かります。
    びらは10枚あるように見えて、ハコベと同じくV字型のが5枚です。


    ノミノフスマ(蚤の衾)


    1cmに満たないですけど、さすがはナデシコ科だけあって美しいじゃありませんか。
    ハコベに比べたら大きめでの密度が濃いので見栄えがします。
    まぁ、田んぼにとっては邪魔者なんでしょうけど。

    写真
    ノミノフスマ蚤の衾) ナデシコ科
    狭山丘陵には小さな田んぼが何ヶ所かあって、水田雑草の種類が意外と多いです。
    今年は水田雑草の登場も早いかもしれません。
    狭山丘陵・菩提樹池の田んぼにて。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/14 13:08:35
    Tv 1/640
    Av 4.5
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    「フスマ」は布団の意なので、蚤の布団という意味にまりますか。
    この草に蚤が寝ているのは見たことがありませんけど、どういう発想でこの名前になったんでしょう。


    ノミノフスマ(蚤の衾)



    名は体をあらわす・・っていう感じじゃないなぁといつも思います。

    久しぶりにへいすけくん登場。
    このところ怒涛の勢いで押し寄せる春に抗うのが精一杯で載せてませんでした。
    暑いのか体が大きくなったのか、後ろ足を伸ばして寝ています。


    へいすけ@寝相悪し


    2日続けてこの格好で寝ていたので、こいつにとっては快適な格好なんでしょう。
    私だったら足がこむら返りになりそうですけど。

    テーマ : 花の写真
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    tag : ノミノフスマ蚤の衾ハコベ写真狭山丘陵野草ナデシコ科ねこアメリカンショートヘア

    ジュウニヒトエ(十二単)

  • 2013/04/14 : 狭山丘陵の四季
  • 野草観察会に行く途中、早く着いたので寄り道してジュウニヒトエを見に行ってきました。
    例年ならまだちょっと早いかなというところだと思いますが、今年は予想どおり見頃の咲き具合でした。


    ジュウニヒトエ(十二単)


    シソ科キランソウ属だけあっての形はキランソウにそっくりです。
    違うのは色と、塔のようにが積みあがるように咲くところですね。
    セイヨウキランソウアシュガ)は紫ですけど在来種のジュウニヒトエはほぼ白です。

    写真
    ジュウニヒトエ十二単) シソ科
    これは一ヶ所から7~8本の序が出ている大株でした。
    以前、探しまわってようやく見つけたのが嘘のように、今は生育地を何ヶ所も覚えました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/13 8:45:35
    Tv 1/320
    Av 3.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    紫のアシュガよりこっちのほうが落ち着いた色でいいかなと思いますがどうでしょう。
    近くにつきのいいのがあったのでそれも載せておきます。


    ジュウニヒトエ(十二単)


    地べたに広がるキランソウとは随分イメージが違います。
    ひとつひとつのは色は違っても同じ形なのに、まったく別の植物みたいです。
    最後に一番上の写真の株全体のを。


    ジュウニヒトエ(十二単)


    ここは林の縁の半日陰で、決して日当たりがいいということはないし、気温が高そうにも思えません。
    でも、ここがいちばん最初に見頃になるんですよね、なぜか。
    このに適した条件なんでしょうか。

    ここ3日ばかり随分狭山丘陵を歩き回りって、さすがにちょっと疲れました。
    健脚を自負しているんですけど、長靴で6時間以上歩くのはさすがに・・・

    テーマ : 花の写真
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    tag : ジュウニヒトエ十二単アシュガ写真狭山丘陵野草キランソウセイヨウジュウニヒトエシソ科

    アリアケスミレ(有明菫)

  • 2013/04/13 : 狭山丘陵の四季
  • 白地に鮮やかな紫のストライプの弁がお洒落なスミレです。
    私の中ではスミレシーズン終盤戦の主力メンバーで、マンジュリカとの2枚看板です。
    狭山丘陵に咲く多くのスミレの中でも特に気に入っています。


    アリアケスミレ(有明菫)


    昨年は4月22日に撮っていたというのに、今年は4月6日時点ですでにいい具合で咲いていました。
    普通ならヒカゲスミレ(ハグロスミレ)など中盤戦のスミレの時期なんですけど、今年は3月の高温が影響しているのでしょう。
    ちなみに上の写真は4月12日に撮ったものです。

    6日は天気がよくなかったので撮りなおしに行ったのに、撮ったのはこれ1カットだけでした・・

    写真
    アリアケスミレ有明菫) スミレ科
    灯台下暗しということばがぴったりなくらい、身近な場所に大群落がありました。
    美しいです。
    大好きです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/12 13:16:45
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    以下2枚は4月6日に撮ったもので、芝に埋もれるように咲いていました。
    はスミレとしては中くらいの大きさで、草丈はマンジュリカよりやや低いくらいかと・・


    アリアケスミレ(有明菫)


    葉はヘラ状でマンジュリカに似ています。
    狭山丘陵にはこのスミレに似たはないので、見ればすぐに分かります。


    アリアケスミレ(有明菫)


    一輪でも凛として美しいです。
    これも野にあるからこそ感じる美しさだと思っています。
    庭のプランターに咲いていたらそれほど魅力を感じないかもしれません。

    今日は狭山丘陵リスの親子に出会い、愛らしい姿を堪能してきました。
    自宅のごく近くにこういう場所があるのは幸せなことだと思います。
    12日、13日とかなり歩いて心地よく疲れました。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : アリアケスミレ有明菫スミレ写真狭山丘陵野草リス

    スミレ(菫)

  • 2013/04/12 : 狭山丘陵の四季
  • スミレは種類が多いものの「何とかスミレ」じゃなくて「スミレ」という名前のはこれです。
    狭山丘陵には20種類以上のスミレが咲きますので、このは「マンジュリカ」と呼ぶことが多いです。
    学名 Viola mandshurica は直訳すると満州のスミレ、ですかね。


    スミレ(菫)


    先週末はほとんど見かけなかったマンジュリカ、今日はたくさん咲いていました。
    一週間でこうも違うものかと驚いてしまいます。
    しかもまだ4月も10日を過ぎたばかり、昨年なんて4月29日に盛りでしたから今年のは突っ走っている感じです。

    写真
    スミレ() スミレ科
    狭山丘陵に咲くスミレ属のうち、ほぼ一番最後に登場するのがマンジュリカです。
    ということは4月中旬でスミレの季節が終わってしまう!?
    今年もの時期が読めない一年になるのでしょうか。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/12 13:07:21
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    狭山丘陵ではどこにでも咲いているというほど多くはありません。
    いくらか咲く場所を選ぶようです。


    スミレ(菫)


    これは特に色が濃かったもの。
    上の写真くらいのが標準的な色のように思います。

    今日は休みだったので午後からいつものコースをひとまわりしてきました。
    ターゲットはこれとあと何種類かのスミレ、それにオドリコソウの偵察です。
    オドリコソウは日当たりのいいところは咲き始めていましたが、本丸はまだ蕾でした。
    次の週末あたりにもう一度行ってみます。


    スミレ(菫)


    背景が金網というのがいまひとつですが、唇弁が白いタイプのが咲いていました。
    スミレ(マンジュリカ)のは色や模様、形が個体によってさまざまです。

    特徴はの色と葉柄に翼のある細長いヘラ状の葉の形。
    マンジュリカより少し青っぽいアメリカスミレサイシンがたくさん咲いています。
    アメリカスミレサイシンは葉が丸いのでまずは葉の確認を。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : スミレマンジュリカアメリカスミレサイシン写真狭山丘陵野草

    ヒメスミレ(姫菫)

  • 2013/04/11 : 狭山丘陵の四季
  • の大きさが1cmほどの小さなスミレです。
    の割には距が太く、ちょっとアンバランスなようにも思えます。
    小さくても繁殖に必要な蜜はたいして違わないということでしょうか。


    ヒメスミレ(姫菫)


    3月中にヒメスミレを撮ったというのも過去になかったです。
    咲いていたのかもしれませんが、少なくとも撮っていませんでした。
    どうやら今年は4月の上旬でほぼすべてのスミレが出揃ってしまったようです。

    写真
    ヒメスミレ姫菫) スミレ
    曇っていて、しかも公園のベンチの下という暗い場所に咲いていてもこのくらいは撮れるので、今のカメラはたいしたものです。
    しかも手持ちで。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/31 15:26:01
    Tv 1/40
    Av 7.1
    ISO感度 2000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    小さいながらも姿かたちや色はしっかりスミレです。
    これはアングルを変えて横から。


    ヒメスミレ(姫菫)


    翌週の4月6日に別のスミレを探しに行ったらヒメスミレが一面に咲いていました。
    なぜかここも公園のベンチとテーブルの周辺に咲いていて、結構踏まれたあとがありました。
    小さくて目立たないからしょうがないんでしょうけど。


    ヒメスミレ(姫菫)


    たくさん咲いているように見えて、ファインダーを覗いてみたら案外疎らだったりします。

    さて、スミレのストックはまだまだありますが、どうしましょう。
    毎年4月いっぱいかけてスミレを撮っているのに今年はもう完熟に近く、熟れ切ってしまう前に載せてしまわねば・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒメスミレ姫菫スミレ写真狭山丘陵野草

    ヒカゲスミレ(日影菫)

  • 2013/04/10 : 狭山丘陵の四季
  • 4日連続で初登場のが続き、少々力が入った感があるのでここらで息抜きしましょう。
    それに、スミレたちの出番がなくなりそうだし。
    このは昨年までタカオスミレとして載せていましたが、今年からはヒカゲスミレで載せることにします。


    ヒカゲスミレ(日影菫)


    ヒカゲスミレの葉は通常両面緑色ですが、狭山丘陵で咲くのは表面が茶褐色で裏面が緑色です。
    裏まで茶色だとタカオスミレ、表だけ茶色だとハグロスミレと呼ぶそうです。
    ここまで分けると少々ややこしいのでヒカゲスミレとして、括弧書きでハグロスミレとしておきましょう。

    写真
    ヒカゲスミレ日影菫) スミレ科
    茶色の葉もきれいなものです。
    ヒカゲスミレの中でもハグロスミレというやつだと思います。
    雨上がりでしたが、はしっかりと咲いていました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 8:35:01
    Tv 1/125
    Av 5.6
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    毎年4月に入ってから咲き始めるのに、今年は3月中に結構な数が咲いていました。
    過去の記録を見ても、3月中に撮ったというのは一度もありません。
    これは3月31日に撮ったものです。


    ヒカゲスミレ(日影菫)


    横やうしろから見ても美しいです。
    ハグロスミレは葉に斑が入るタイプもあるそうですが、狭山丘陵では斑なししか見たことがありません。
    大きな群落に砂利が撒かれて心配したものの、順調に数を増やしているようです。


    アオキの黄色い実


    黄色い実のアオキ。
    赤より落ち着いていてこっちのほうがいいかも。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒカゲスミレ日影菫ハグロスミレ葉黒菫スミレ写真狭山丘陵野草

    セキショウ(石菖)

  • 2013/04/09 : 狭山丘陵の四季
  • 当ブログ初登場のがなんと4日も続いています。
    狭山丘陵にはまだ見ぬがたくさんありそうで、楽しみなことです。
    毎週末、トレジャーハンティングにでかけているような・・


    セキショウ(石菖)


    細長いヤングコーンみたいなセキショウは初見です。
    この群落は秋に確認していて、咲くのを楽しみにしていました。
    他にも2ヶ所ばかり群落をチェックしています。

    それ以外の場所では見たことありませんが、きっと人知れず咲いている場所があるんでしょうね。

    写真
    セキショウ石菖) ショウブ科
    国内のショウブ科といえば端午の節句に菖蒲湯に使うショウブと、このセキショウの2種類のようです。
    ハナショウブはアヤメ科でまったく別物です。
    そういえばニワゼキショウなんていうのもありますが、これもアヤメ科でした。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 9:29:35
    Tv 1/30
    Av 5.6
    ISO感度 2000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    あんまり見栄えのするじゃないですね。
    大き目のオオバコって感じでしょうか。
    やっぱり細長いヤングコーンに見えてしまうな、これは。


    セキショウ(石菖)


    他の群落でももう咲いているでしょうね。
    3月30日時点ではまだ気配もありませんでしたが。

    3月31日にはこんなものを見つけました。
    これってなんだか分かりますか。
    私は見たことない姿の植物だったので、首をひねってしまいました。

    シュンランのみたいに薄い膜状のものがあるし、すでに芽も付いているようだし。


    ホウチャクソウ(宝鐸草)


    答えは4月6日にもう一度見て分かりました。
    発芽して間もないホウチャクソウでした。
    いつの間にやら周囲は若いホウチャクソウだらけで、これもまもなく咲きそうです。

    やはり今年は半月くらい季節が早いようです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : セキショウ石菖ショウブショウブ科写真狭山丘陵野草ホウチャクソウ

    シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)

  • 2013/04/08 : 狭山丘陵の四季
  • 純白のタチツボスミレが咲いていました。
    オトメスミレがあちこちに咲く場所なのでこれもオトメかなと思ってうしろから距を見たら白でした。
    オトメスミレなら距のみ紫色が残っているので、これはシロバナタチツボスミレでよろしいでしょう。


    シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)


    昨年、岸田んぼの駐車場の奥でも見かけたんですが、今年行ってみたら生育していた場所には草1本ありませんでした。
    どうやら公園整備ではがされちゃったようです。
    ことしはもう見られないかと思っていたら、いつも歩くスミレロード(と仲間内で呼んでいる道)で咲いていてよかったです。

    ちなみに当ブログ初登場です。
    この春はいきなり初登場ののおおいこと!!

    写真
    シロバナタチツボスミレ白花立坪菫) スミレ科
    名前のとおりタチツボスミレの白で、背後に伸びる「距」も白です。
    タチツボスミレはバリエーションのなんと多いことか。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 8:40:58
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    はひとつしか咲いてなかったのでサイドビューも。
    スミレって横から見ると正面から見たのとだいぶ印象が違います。


    シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)


    ちなみにうしろに伸びる距は唇弁(いちばん下の花びら)につながっています。
    ここに蜜腺があって、その手前に雄しべがあるので、繁殖のためにこういう姿になったんでしょう。

    すぐ近くにオトメスミレが咲いていたので比較のために載せておきます。
    距の部分が紫色であることが分かると思います。


    オトメスミレ(乙女菫)


    台風並みの低気圧はうまい具合に土曜日の夜に通り過ぎてくれて、この週末はなかなか収穫が多かったです。
    しばらく好天が続きそうで、すでに次の週末の出動計画を検討中です。
    そろそろイチリンソウやジュウニヒトエが咲き始めるかな!?

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : シロバナタチツボスミレ白花立坪菫タチツボスミレ立坪菫オトメスミレ写真狭山丘陵野草スミレ

    ミツバツツジ(三葉躑躅)

  • 2013/04/07 : 狭山丘陵の四季
  • これほど猛スピードで春がやってくると、撮るのも撮ったあとの処理もぜんぜん追いつきません。
    春の交通安全週間だし、スピード違反でキップ切っておいて欲しいくらいです。
    スミレもたくさんスタンバイしてるのに出番がまわってきません。


    ミツバツツジ(三葉躑躅)


    やはり過去に載せていないがプライオリティ高いですので、今日はミツバツツジです。
    前から狭山丘陵にも咲くよと聞いていましたが、ようやく遭遇しました。
    朱色のヤマツツジはいっぱいあるんですけど、ミツバツツジはそれに比べて非常に少ないです。

    写真
    ミツバツツジ三葉躑躅) ツツジ
    ピンクというかやや紫かかったような色合いがなんともいえずきれいです。
    葉が出る前にが咲くので、枯れ木にの趣です。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 11:18:16
    Tv 1/320
    Av 3.5
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こんな具合に、の付き方は疎らな感じでした。
    園芸品種のようにびっしりとは咲かないんですかね・・


    ミツバツツジ(三葉躑躅)


    ミツバツツジのこの色も案外派手さを感じませんでした。
    もっとも、芽吹き始めた林の中では十分すぎるくらいに目立ってましたが。

    ミツバツツジにはトウゴク、コバ、ダイセンなどいくつかバリエーションがあって、これらは雄しべ10本に対してこのミツバツツジは5本です。


    ミツバツツジ(三葉躑躅)


    ヤマツツジよりも早い時期に咲きます。
    そういえば以前に長瀞方面にミツバツツジを見に行ったものの時期が遅く、ヤマツツジばっかりだったことがあったのを思い出しました。
    早くても遅くてもいいけど、もうちょっと天気がよかったら・・

    台風並みの低気圧は通り過ぎたあとも台風並みの「低気圧一過」の青空になりました。
    このところ空模様との相性がよくないな~、言っても仕方ないけど。

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    ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)

  • 2013/04/06 : 狭山丘陵の四季
  • ・・って何だ!?
    スミレでした。
    ニョイスミレ(ツボスミレ)のは唇弁に紫の模様が入ってその他の部分はおおむね白ですが、これは側弁や上弁も紫色です。


    ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)


    まずはA地点(ってどこや)で咲いていた個体。
    今日見た中ではいちばん色が濃かったです。
    う~ん、今まで気にしたことなかったなぁ・・全部ニョイスミレで済ましてました。

    写真
    ムラサキコマノツメ紫駒の爪) スミレ
    ニョイスミレの紫色のもので、葉が馬の蹄に似ているということだそうです。
    半日狭山丘陵を歩いて、あちこちで見つけました。
    意外と多いのに気づいてなかったのはちょっと・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/04/06 8:49:50
    Tv 1/400
    Av 5.6
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    続いてB地点で見つけた個体。


    ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)


    上弁、側弁にも紫の網目模様が広がっているようです。
    さらに歩みを進めてC地点の
    これは上弁の上半分くらいがピンクできれいでした。


    ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)


    最後にD地点のは3つ並んで咲いていました。
    そもそもこの時期にニョイスミレが盛んに咲いていること自体早すぎるので、これからムラサキコマノツメも多く咲くようになるんでしょうかね。


    ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)


    しかし単に歩いているだけでは見つかりませんね。
    教えていただける方と同行できればいいですが、もうちょっと勉強しないと。
    今日はスミレだけで8種類、その他大勢を含めると何種類撮ったか分かりません。

    375枚は久々の大漁です。
    ということで、ド○クエふうにいうと「たけぽのけいけんちがあがった。」という一日でした。
    多少通り雨はあったものの、本格的な嵐が来る前に撤収できてよかったです。

    明日以降、よさそうなのを見繕って順次掲載していきます。
    同行の皆さん、お疲れさまでした。
    そしてありがとうございました。

    それと、A~D地点の具体的な場所は内緒です。
    盗んで持って帰っちゃう人いますんで。

    テーマ : 花の写真
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    ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)

  • 2013/04/05 : 狭山丘陵の四季
  • 淡い紫色が絶妙なです。
    小さいながら、この色に惹かれて毎年撮っています。
    狭山丘陵ではあちこちに咲いて、特に珍しいではありませんが、多摩丘陵あたりでは見かけなくなったという話も聞いています。


    ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)


    よく似たでヤマエンゴサクというのがあって、これは狭山丘陵の北の加治丘陵に咲くそうですが狭山丘陵では見たことがありません。
    ごく近い距離なのに、咲くが違うというのも興味深いです。
    もしかしたらどこかでひっそりと咲いているのかもしれませんが・・・

    写真
    ジロボウエンゴサク次郎坊延胡索) ケシ科
    昨年と同じ大群落に行ってきました。
    生憎の雨だったものの、このは見た目以上に雨に打たれ強いようです。
    これが次郎坊なら太郎坊は?
    スミレです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/30 12:58:48
    Tv 1/100
    Av 7.1
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    小雨くらいならたまにはいいかも。
    カメラが壊れないか少々心配になってしまいますけど・・
    明日は午後から天気が荒れるそうなので、しっかり装備して出動します。


    ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)


    丸みのある独特の葉の形で芽が出た直後から私でもそれと分かります。
    ムラサキケマンに比べてが疎らで色も控えめ、このくらいの花が好きかな。

    たまには載せましょう、へいすけくん。
    やっぱり隠れてます。


    物陰へいすけ


    毎度のことながら丸見えなんですけどね。

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    オカスミレとアカネスミレ

  • 2013/04/04 : 狭山丘陵の四季
  • 珍しいことに今日もスミレ2種類の豪華版(!?)です。
    というか、どちらも終わりかけでかろうじて咲いていたのを雨中無理繰り撮ったので、せめてふたつ載せておこうかと・・
    それに、非常によく似たスミレだし。


    オカスミレ(丘菫)


    まずはオカスミレです。
    こちらは何とか2輪咲いていて、近くに別の株もありました。
    この写真で、茎につやがある=毛がないことが分かると思います。

    オカスミレは側弁の付け根以外は無毛だそうです。

    写真
    オカスミレ丘菫) スミレ科
    昨年4月15日に載せたアカネスミレ、一枚目と三枚目はオカスミレっぽいです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/30 12:50:44
    Tv 1/160
    Av 4.5
    ISO感度 2500
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    かたや無毛のオカスミレに対し、こなた有毛のアカネスミレ茜菫)。
    すっかりが痛んで、咲き終わり寸前ってところです。
    茎に細かい毛がびっしりと生えていて、上の写真と明らかに違うことが分かります。


    アカネスミレ(茜菫)


    葉にも細かい毛が生えていたので、こちらはアカネスミレでよろしいかと思います。
    このふたつのスミレは、側弁以外に毛があるかないかの違いだそうで、同じ場所に咲いていることが多いそうです。
    実際、狭山丘陵でもふたつのスミレが隣り合って咲いていました。

    まぁスミレの見分けは難しいものです。
    しかしいい勉強になったので、雨の中を出かけた元は取ったかなと。(笑)


    ヤブレガサ(破れ傘)


    ヤブレガサも若い葉をたくさん出していました。
    雨が降ったら破れ傘では役に立たないかもしれませんが。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : オカスミレ丘菫アカネスミレ茜菫写真狭山丘陵野草スミレヤブレガサ

    アカシデ(赤四手、赤垂)

  • 2013/04/03 : 狭山丘陵の四季
  • 樹木はでも咲いていないとなかなか見分けが難しいです。
    これは、さえ咲いていれば割りと分かりやすいかもしれません。


    アカシデ(赤四手、赤垂)


    アカシデの雄です。
    序は枝に直についてぶら下がっていて、木全体がこんなです。
    雨に打たれていっそう赤味が増していたようにも思えます。

    クマシデは何ヶ所かで見ていましたけど、アカシデを撮ったのは初めてのような気がします。
    これでまたひとつエクスペリエンスが上がったかな。

    写真
    アカシデ赤四手赤垂) カバノキ科
    雌雄同株雌雄異花
    も赤いけれど秋の紅葉も楽しみ。
    アマナ、サクラタチツボスミレに続いてすでに今年3つめの初登場です。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/30 14:15:54
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 3200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こちらは雌花ですね。ぜんぜん目立ちません。
    パッと見は新芽が出ているのかなという感じでした。


    アカシデ(赤四手、赤垂)


    アカシデが咲いているということは、イヌシデやクマシデも咲いていたのでしょうかね・・
    この日はめぐり合いませんでしたが、いつも歩く道にクマシデがあるので次の週末にでも。
    ちょっと遅いかなぁ。


    アカシデ(赤四手、赤垂)


    咲いたばかりでしょうか。
    いっそう赤味が鮮やかな雄花序です。

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    tag : アカシデ赤四手赤垂写真狭山丘陵雌雄同株雌雄異花

    ムラサキケマン(紫華鬘)

  • 2013/04/02 : 狭山丘陵の四季
  • 去年は4月中旬に開したムラサキケマン、今年は3月中に咲いていました。
    このも昨年に比べて半月くらい早いようです。
    独特のは何度見てもどうしてこういう形になったのか、不思議でなりません。


    ムラサキケマン(紫華鬘)


    今日は何を載せようか逡巡してしまいました。
    雨ニモ負ケズ、案外がんばっていろいろ撮ってきたので、あれもこれもと思いつつ、結局水滴がきれいだったのでこれにしました。
    そろそろシロヤブケマンも咲いているかな。

    写真
    ムラサキケマン紫華鬘) ケシ科 有毒
    毎年載せているの定番です。
    APG第3版でケマンソウ科はケシ科に含まれたのでそれに従った表記とします。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/31 13:06:58
    Tv 1/40
    Av 7.1
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ムラサキケマン後の種が落ち、翌に発芽して夏前に地上部分が姿を消し、秋に葉が出て翌に開するそうです。
    種ができてからが咲くまで2年近くかかることになります。


    ムラサキケマン(紫華鬘)


    葉の鋸歯の先端にひとつずつ水滴がついています。
    雨上がりも悪くないものです。

    それはそうと、週間天気予報では次の週末も傘マークが・・
    週末ごとに雨が降る最悪のサイクルに入っているのではないか!?
    平日身動きできない身としては如何ともしがたく、雨でも合羽着て出かけてみるか。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ムラサキケマン紫華鬘写真狭山丘陵野草

    オトメスミレとサクラタチツボスミレ

  • 2013/04/01 : 狭山丘陵の四季
  • 今日はなんと豪華2本立てです。
    吝嗇家の私が一度に2種類載せるのはめったにないことです。
    いずれもタチツボスミレの変種で、色以外の特徴はタチツボスミレです。

    まずはオトメスミレ


    オトメスミレ(乙女菫) 


    弁が真っ白で、距の部分だけが紫色です。
    箱根の乙女峠で牧野富太郎博士が発見・命名したそうで、これはのイメージに近いいい名前ですね。
    とてもハキダメギクと名付け親が同じとは思えない・・

    写真
    オトメスミレ乙女菫) スミレ
    いくつも咲いていたのになぜか撮ったのはこれだけでした。
    徐々に増えつつあるようです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/31 13:23:52
    Tv 1/200
    Av 4.0
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    続いてサクラタチツボスミレ
    こちらは弁がピンク色で、桜よりもっとはっきりとした色合いです。
    かろうじて一輪だけ咲いていました。


    サクラタチツボスミレ(桜立坪菫) 


    写真
    サクラタチツボスミレ桜立坪菫) スミレ科
    ピンク色のタチツボスミレをこう呼ぶそうで、変種というよりは変異の範疇なんでしょうか。
    毎年同じところに咲くそうで、スミレの時期には欠かさず歩いている場所だったのに見落としていました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/03/31 13:44:22
    Tv 1/125
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    なんで一度に2種類載せたかというと、いずれもタチツボスミレのバリエーションだし、サクラタチツボスミレはこれ一輪しか咲いていなくてちょっと寂しかったからです。


    サクラタチツボスミレ(桜立坪菫) 


    タチツボスミレはの期間が長いからもう一度くらい見にいけるかもしれません。
    なんだか分からないナゾの植物も見つけたし、来週末に再度行ってみます。

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    tag : オトメスミレ乙女菫サクラタチツボスミレ桜立坪菫写真狭山丘陵野草スミレタチツボスミレ

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