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オトギリソウ(弟切草)

  • 2013/07/31 : 狭山丘陵の四季
  • 以前はまったくお目にかかれない年もあったオトギリソウ、今では群生地を覚えたのでいい確率で見られるようになりました。
    それでも昨年は時期が遅くて残りのみたいでしたが・・
    今年のはまずまずというところか。


    オトギリソウ(弟切草)


    壇に植えられるキンシバイやビヨウヤナギもオトギリソウ属です。
    雄しべや雌しべの様子が似ていると思います。
    ただ、オトギリソウはそれらに比べてずっと小さいですが。

    写真
    オトギリソウ弟切草) オトギリソウ
    狭山丘陵ではところどころでみられるものの、の時期が良くないのか草刈りに遭って消えてしまうことが多いようです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/13 9:16:24
    Tv 1/80
    Av 7.1
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    今日は宴会があって遅くなったので写真のみ。


    オトギリソウ(弟切草)


    ・・といいつつ、粘菌も載せてしまう。
    変形菌類というやつで、アメーバが17時間ほどでこんな子実体に育ってしまうそうです。
    これは乾燥していていつでも胞子放出準備OKという段階じゃないかと思います。


    変形菌類


    なかなか興味深い、不思議な菌類です。
    一応、キノコのカテゴリーに入るのかと・・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : オトギリソウ弟切草写真狭山丘陵野草キノコきのこ変形菌類

    ヤマホトトギス(山杜鵑草)

  • 2013/07/30 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵の夏のヤマホトトギスがあちこちで咲き始めました。
    時期的にはまぁこんなものでしょうか。
    毎年7月20日過ぎるくらいから見かけるようになります。


    ヤマホトトギス(山杜鵑草)


    これは弁の開き方がまるでヤマジノホトトギスのようです。
    でも、の付き方からヤマホトトギスで間違いありません。
    ヤマジノホトトギスは開時期が遅く、秋口に咲きます。

    写真
    ヤマホトトギス山杜鵑草) ユリ科
    一度見たら忘れられない独特のです。
    ヤマジノホトトギスは葉腋にずらりとが咲きますが、ヤマホトトギスはいちばん上に枝分かれして花が咲きます。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/27 14:29:18
    Tv 1/50
    Av 9.0
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県レッドデータブック2011:絶滅危惧IB類


    埼玉県のレッドデータブックに掲載されていますが東京都には載っていません。
    狭山丘陵でも見かけるのは圧倒的に東京都側のほうが多いです。


    ヤマホトトギス(山杜鵑草)


    枝分かれした花序の特徴がよく分かります。
    花のあとには細長い実ができます。

    おまけは玉原高原で咲いていたイワガラミを。
    狭山丘陵にもありますが近くで見られるものに出会ったことがありません。
    これはすぐそばまで行くことができました。


    イワガラミ(岩絡み)@玉原高原


    近くにツルアジサイもあったけど写真がないので撮らなかったようです。
    ノリウツギもたくさん咲いていて、アジサイ科の花盛りでした。
    私はラベンダー畑よりもこっちのほうがよかったな・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヤマホトトギス山杜鵑草写真狭山丘陵野草イワガラミヤマジノホトトギス

    サジガンクビソウ(匙雁首草)

  • 2013/07/29 : 狭山丘陵の四季
  • ガンクビソウ属のは似ているのが多いです。
    サジガンクビソウコヤブタバコだけ見たら見分けは難しいと思います。
    ガンクビソウとヤブタバコもは似ていますが、の付き方がまるで違うので見間違える心配はないでしょう。


    サジガンクビソウ(匙雁首草)


    まずはのアップを。
    必ず下を向いて咲くので、下から見上げるように撮るのはなかなか難しいものがあります。
    これはまだ草丈が30cmに満たない小物でした。

    もうちょっと大きく育てば撮りやすいんですけどね~。

    写真
    サジガンクビソウ匙雁首草) キク科
    の時期にロゼット状の根生葉があり、茎の葉は疎らで細いです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/21 13:58:38
    Tv 1/60
    Av 5.6
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    草全体の様子はこんなので、かなり貧弱な個体でした。
    根生葉が青々と残っているのが分かりますかね・・


    サジガンクビソウ(匙雁首草)


    コヤブタバコは花の時期に根生葉がなく茎の葉がもう少し密で幅広なので、見慣れるとひと目でどっちか分かるようになります。

    昨日はラベンダーの写真を載せましたが、たんばらラベンダーパーク(というか玉原スキー場)ではラベンダー以外の植物にばかり目が行ってしまいました。
    その中でもまずはこれ。


    玉原高原のお化けウバユリ


    蕾の数を数えたら少なくとも25個はあるお化けオオウバユリです。
    こんなのをいくつか見つけました。
    これが全部咲いたら壮観でしょうね。

    茎の太さも半端じゃなく太く、かじったら歯が折れそうです。
    まぁ、これにかじりつく人はいないでしょうけど・・
    狭山丘陵ではオオウバユリに出会ったことがありません。

    玉原高原の気温は日中で20℃、さすがにウバユリの開花も狭山丘陵より遅いようです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : サジガンクビソウ匙雁首草コヤブタバコ写真狭山丘陵野草ウバユリ玉原高原たんばらラベンダーパーク

    猿ヶ京温泉

  • 2013/07/28 : 旅行・お出かけ

  • 今日は狭山丘陵探索をお休みして、群馬の猿ヶ京温泉に来ています。
    途中、ラベンダーが見ごろということで、ラベンダーフェチの家内のリクエストでたんばらラベンダーパークに立ち寄りました。
    さすがは標高1350m、気温は20℃そこそこで下界の暑さは微塵もありません。


    たんばらラベンダーパーク


    周辺にそれほど見所も多くはないので、結構な賑わいでした。
    私はラベンダーよりも周辺に咲いているイワガラミやらトリアシショウマのほうが気になりました。
    狭山丘陵ではあまり見かけないですが、玉原ではあちこちで満開でした。


    カツサンド


    ランチのカツサンドは意外や(失礼!)本格的で、上州麦豚のトンカツはボリューム十分でした。
    さて、温泉も豆腐懐石も堪能したし、あとは爆睡あるのみです。

    ところで、今日はEOSからWiFiで画像をiPhoneに取り込んでブログにアップしてみました。
    専用アプリのダウンロードが必要でしたが、手軽にできてしまいました。

    テーマ : 国内旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 猿ヶ京温泉玉原たんばらラベンダーパークカツサンド

    ヘクソカズラ(屁糞葛)

  • 2013/07/27 : 狭山丘陵の四季
  • 今宵のヘクソカズラは一味違います。
    ヘクソカズラといえばヤイトバナなんていう別名があるように、の中心が真っ赤で周辺の弁が白です。
    が、これは正面から見たらピンクの星!


    ヘクソカズラ(屁糞葛)


    全体に赤っぽいのは見たことがありますが、これほどみごとに弁の軸の部分だけが鮮やかなピンクのは見た頃がありません。
    咲いていたのはこれだけで、今頃はもっとたくさんのを咲かせているでしょう。

    写真
    ヘクソカズラ屁糞葛) アカネ科
    もうお馴染み過ぎ、毎年載せているのでコメントなしです。
    うんちくは過去の記事にてご参照ください。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 9:24:22
    Tv 1/320
    Av 3.2
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ということで、今日は比較できるように普通の白いのを撮ってきました。
    真夏の盛りのが少ない中で、ヘクソカズラばかり目立っています。


    ヘクソカズラ(屁糞葛)


    名前とか、実を潰したときの臭いとか考えなければきれいなだよねぇ・・
    金網フェンスは蔓植物の格好のすみか、蔓植物の観察には好適です。
    蔓植物は何かに絡まって這い上がらないとなかなか花を咲かせてくれませんので。


    オケラ(朮)@蕾


    毎年チェックしているオケラが今年も元気に蕾をつけていました。
    これは雄花が咲きます。
    近くに雌花があってもよさそうなんですが、見つかりません。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヘクソカズラ屁糞葛ヤイトバナ写真狭山丘陵野草オケラ

    ヤブミョウガ(藪茗荷)

  • 2013/07/26 : 狭山丘陵の四季
  • 毎年撮っているおなじみのです。
    狭山丘陵の林の中ではそこら中で咲いていますから探すのも世話なしです。
    独特のは見間違える余地もないし。


    ヤブミョウガ(藪茗荷)


    は両性と雄性があります。
    中央左のの中心に小さな玉のようなものが見えるのが両性花で、左端と右上もそうです。
    中心部が茶色く見える中央右とその右が雄性花で雄しべのみ。

    丸い玉の天辺からちょろっと一本だけ毛のようなものが出ているのが咲き終わった両性花で、すでに若い実ができています。

    写真
    ヤブミョウガ藪茗荷) ツユクサ科
    狭山丘陵では当たり前に咲いている花ですが、観察してみると面白い構造をしています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/13 8:28:07
    Tv 1/60
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    長い花序を真上に伸ばして半透明の白っぽい花を咲かせます。


    ヤブミョウガ(藪茗荷)


    なるほど葉の様子はミョウガにそっくりで、名前の由来も納得感があります。
    といいつつ、今日は葉の写真はなしですが。(笑)
    ちなみにミョウガがショウガ科で、ヤブミョウガとは単に葉が似ているというだけで何のかかわりもありません。


    ヤブミョウガ(藪茗荷)


    こちらはお客さんが来ていて、花粉を食べているようです。
    ヨツスジハナカミキリでいいと思いますがどうでしょう。
    東京都RDB2010では準絶滅危惧(北多摩)となっています。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヤブミョウガ藪茗荷ツユクサ科写真狭山丘陵野草ヨツスジハナカミキリ

    ニガクサ(苦草)

  • 2013/07/25 : 狭山丘陵の四季
  • 湿地や小さな流れのほとりなど湿ったところに咲いています。
    手軽に撮れるところがあってそこで済ませてしまうことが多いんですが、ぜんぜん違う場所でとてもきれいな色のを見つけました。
    咲き終わって茶色くなったが残っていないのは、まさに咲き始めたばかりということでしょう。


    ニガクサ(苦草)


    どんどんの数が増えて、咲き始めのきれいなのと咲き終わって萎れたのがごちゃ混ぜで咲いていることが多いです。
    こんなに鮮やかな色のばかりというのは見た覚えがないかも。

    写真
    ニガクサ苦草) シソ科
    舌のような弁がべろっと垂れ下がっていて、上のほうはどうなってるのか・・
    の形の特異さではハグロソウをも凌ぐ!?
    雄しべ雌しべは奥のほうで上に突き出ています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 10:38:49
    Tv 1/80
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    アップで。


    ニガクサ(苦草)


    花の色が濃いです。
    日当たりのいい場所の花はもっと白っぽいのが多いようです。
    これほど色の濃いのも少ないかもしれません。

    狭山丘陵ではよく見かける花です。
    でもこんなにきれいな個体は少ないと思います。
    やっぱり咲き始めのがいちばんきれいです。


    キホウキタケ?


    ホウキタケかなと思いましたが、先端の形状、基部の形状からキホウキタケでしょうか。
    キノコの姿も様々です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ニガクサ苦草写真狭山丘陵野草キノコきのこキホウキタケ

    シオデ(牛尾菜)

  • 2013/07/24 : 狭山丘陵の四季
  • ああ、シオデが咲いている・・なかなか立派な蔓でも多いな・・
    雄花だなぁ、なんて思いつつ撮ってました。
    家に帰ってびっくり、おなじみだと思っていたシオデはまだ一度も掲載したことがなかったのでした。


    シオデ(牛尾菜)


    何度か撮った気がしていたのは全部タチシオデで、これは5月頃に咲きます。
    シオデは夏のでした。
    どうもタチシオデの印象が強くて春のだと思い込んでいたようです。

    よくないですね、ちゃんと確認しなくては。

    写真
    シオデ(牛尾菜) サルトリイバラ科
    タチシオデの雄花は花弁がほぼ水平に開くのに対し、シオデは思いっきり反り返ります。
    どっちも花全体が緑色なのは同じで、葉もよく似ています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 11:49:35
    Tv 1/80
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    まだ蕾も多く、これからしばらく蔓を伸ばしながら咲くでしょう。


    シオデ(牛尾菜)


    この日見つけたのは雄花だけでした。
    きっと近くに雌花も咲いていたんでしょうね。
    蜜も花粉も少なそうだけどアブが来ていました。


    フクロツルタケ?


    どう見てもテングタケの仲間ですね。
    軸は綿くずみたいな鱗片があって、右の2本の根元には大きなつぼがありました。
    特徴的にフクロツルタケのように思いますがどうでしょう。

    もしそうなら、食べたらあの世行きの猛毒です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : シオデ牛尾菜写真狭山丘陵野草雄花キノコきのこフクロツルタケ

    ウバユリ(姥百合)

  • 2013/07/23 : 狭山丘陵の四季
  • 陽の当たるところに咲いているのはまず見た覚えがありません。
    薄暗い林の中で独特のを咲かせています。
    先日載せたヤマユリの華やかさとは違い、一種独特な雰囲気を醸し出しています。


    ウバユリ(姥百合)


    あちこちにあるので、若葉が出た頃からだんだん大きくなる姿を嫌でも観察できます。
    茎はまっすぐ上に伸び、蕾も真上を向いていて、あるときそれが水平方向に向きを変えたら開です。
    咲き終わるとまた真上を向いた俵型の実ができますから、が咲くときだけ横向きになるんですね。

    写真
    ウバユリ姥百合) ユリ
    名前の由来は何度も書いた気がするので省略します。
    弁が付け根まで切れ込んでいるのも特徴的です。
    また、おおきなハート型の葉というのもユリ科では特異だと思います。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/21 13:25:02
    Tv 1/80
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    それにしても今年はウバユリまで開の早いこと!
    過去の記録を紐解いてみると、8月1日から4日あたりに集中していましたので、少なくとも1週間以上早いんじゃないでしょうか。
    今度の週末は天気しだいですが大群落の谷に行ってみないと・・


    ウバユリ(姥百合)


    水準器でもついているんじゃないかと思うくらいに律儀に水平方向に咲きます。
    これでが4つ、四方に向かって咲いています。
    美しいというよりは、妖気漂うようなイメージでしょうかね。

    若芽やユリ根が食べられるそうですが、スーパーに行ったらもっとおいしいものをたくさん売っていますので、山で採取しないでください。


    吸盤みたいな・・


    よく分からないキノコ
    丸まっていないチャワンダケとか・・!?
    傘の大きさは1cmあまりというところです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ウバユリ姥百合ユリ写真狭山丘陵野草キノコきのこ

    コシロネ(小白根)

  • 2013/07/22 : 狭山丘陵の四季
  • 特に珍しい植物でもないように思うんですけど、当ブログ初登場です。
    とにかくが小さくて撮りにくいったらありゃしません。
    せめてもうちょっとたくさんがついている個体を探すべきだったかも・・


    コシロネ(小白根)


    湿地の植物なので、これ以上先に進むと水没間違いなしという状況から今回はこれが限度でした。
    よく似たヒメシロネも以前に撮ったんですが載せていません。
    わざとじゃないですけど、どうも縁の薄い植物です。

    写真
    コシロネ小白根シソ科
    枝分かれしない四角い茎、葉の形など特徴が掴みやすいほうかも。
    の大きさは3倍くらいあったらなおよかったのに、残念。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 11:21:39
    Tv 1/400
    Av 7.1
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    萼が残っているので、ちょっと前までもっといっぱい咲いていたんでしょう。
    わずかにタイミングを逸したようです。


    コシロネ(小白根)


    少しでも咲いていたからよしとしておきましょう。
    気が付けば今年に入って初めて掲載するが30以上になりました。
    一定の人数で行動すると見つかるものも増えるし知識や情報が格段に増えるので効果的だとつくづく思いました。


    コシロネ(小白根)


    枝が分岐するものはヒメサルダヒコ(姫猿田彦)なんていうそうです。
    これは分岐せず直立なのでコシロネですね。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : コシロネ小白根ヒメシロネ写真狭山丘陵野草シソ科

    フジウツギ(藤空木)

  • 2013/07/21 : 狭山丘陵の四季
  • どこかで見たようなだと思ったら、うちの近所で園芸品種のフサフジウツギが咲いていたんでした。
    野生のフジウツギがいっせいに咲くわけではないので、壇で咲くの艶やかさはありません。
    でもこのワイルドさがいいんですよ。


    フジウツギ(藤空木)


    アップで見たら得体の知れない生き物が集まっているようにも見えます。
    咲いたばかりのは紫色できれいですが、あまり日持ちしないのか、ちらほらとしか見えません。
    まだ蕾もあるので、今まさに咲いている最中だと思うんですが・・

    写真
    フジウツギ藤空木) ゴマノハグサ科
    草のように見えて落葉低木です。
    APG植物分類体系でゴマノハグサ科は空中分解した感がありますが、ことフジウツギに関してはフジウツギ科からゴマノハグサ科への編入です。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 9:36:35
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    東京都、埼玉県ともレッドリストの記載はありません。
    特に珍しいというものではなさそうです。
    でも狭山丘陵では初めて見ました。


    フジウツギ(藤空木)


    ということは当ブログ初登場のはず。
    でも何か以前に載せたような気がしないでもないんですよね・・
    検索しても出てこなかったので載せてはいないと思いますけど。

    ひところの猛暑日がおさまって日中でも多少は活動できるくらいの気温になりました。
    今日はとある(ラン)を探しにいったんですが玉砕しました。
    そろそろ出てきてくれないと、今年も見逃しちゃいましたという事態になりそうです。


    クロアシボソノボリリュウタケ


    傘が黒いのでクロアシボソノボリリュウタケでいいと思います。
    脇に幼菌2本が出てますけど、小さいときから傘は折りたたみになっているようです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : フジウツギ藤空木写真狭山丘陵落葉低木キノコきのこクロアシボソノボリリュウタケ

    オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)

  • 2013/07/20 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵に咲く地生ランとしては数の多い部類です。
    毎年労せずして、というか歩いているとどこかで出会います。
    ところが今年は状態のいいのに出会えませんでした。


    オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)


    今年はの萎れかかったのひとつだけで寂しく終わるのかと半ばあきらめていたら、この時期に凛々しく咲いているのに出くわしました。
    しかもかなりの大物6株と小さいの2株、ラッキー!
    やっぱり歩かないといけません。

    植物は向こうから来てくれませんから。

    写真
    オオバノトンボソウ大葉の蜻蛉草) ラン
    別名:ノヤマトンボ
    も含めて全体が緑色です。
    の形がトンボが飛ぶ姿、ということでしょうね。
    オオバじゃない、単なる「トンボソウ」も今年は撮ることができました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/20 10:53:56
    Tv 1/30
    Av 7.1
    ISO感度 2000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧


    同行者がの正面から撮れ!とおっしゃるので・・・


    オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)


    正面から見たらこんなです。
    葯が2本、下に垂れているのが舌弁、約の左右が側弁、上を覆うのが背萼片、左右に広がる翼のようなのが側萼片。
    びらと萼が入り混じってますね。


    オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)


    草全体はこんな感じで、とても美しい大株でした。
    狭山丘陵ではよく見かける花ですけど、これだけ整ったのは少ないかもしれません。

    今日は朝から6時間近く狭山丘陵を歩いてきました。
    気温が低めで林の中は天然のエアコン、非常に気持ちのいい一日でした。
    丘陵はよかったけど、夕方からパソコンに手を入れて大汗かきました。

    その話はまたいずれ・・

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : オオバノトンボソウ大葉の蜻蛉草ノヤマトンボ写真狭山丘陵野草ラン

    チダケサシ(乳蕈刺)

  • 2013/07/19 : 狭山丘陵の四季
  • 毎年7月に狭山丘陵北側の大谷戸湿地で一面に咲きます。
    アクセスしやすい場所でもあるし、毎年楽しみにしているんですが、今年は群落の規模が縮小したように思えてなりません。
    どうも今年はカナムグラやほかの植物がやたらと多いように思えます。


    チダケサシ(乳蕈刺)


    とても繊細な感じのです。
    多種多様な昆虫が集まってきますので、蜜源としては優秀なのかもしれません。
    ここで構えているといろんな昆虫が観察できます。

    残念ながら私の場合は昆虫はあまり興味がないのですが・・

    写真
    チダケサシ乳蕈刺) ユキノシタ科
    タイミング的に一週間遅かったみたいです。
    これから咲く蕾はいっぱいあっても群落全体としての勢いは衰え気味のような・・
    狭山丘陵ではあちこちにちらほら咲くほか、大きな群落がいくつかあります。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/14 12:06:56
    Tv 1/400
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    本当は一面をピンクに埋め尽くすところが撮りたかったんですが、それほどの数がありませんでした。
    腕のある人は一面の畑のように撮っちゃうんでしょうけどね。


    チダケサシ(乳蕈刺)


    マルハナバチかと思ったら、どうやらハナアブらしいです。
    腹に黄色い帯一本、ずんぐり丸くて大きいのでオオハナアブじゃないかと。
    ・・が、このサイズの写真では黒い点にしか見えませんね。(笑)

    チダケサシの名は。チチタケという茸をこれに突き刺して持ち帰ったというところからきているそうです。


    イグチ科の何か・・


    まるで軸が枝分かれしてふたつの傘がかかっているように見えます。
    これは傘の裏側にひだではなく小さな孔のようなのが無数に見えるのでイグチ科でしょう。
    イグチ科キノコは似たようなのばっかりで見分けがつきません。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : チダケサシ乳蕈刺写真狭山丘陵野草キノコきのこイグチ科

    ホドイモ(塊芋)

  • 2013/07/18 : 狭山丘陵の四季
  • 先週末はこれを撮っておきたかったので、前週に見つけてあったのを撮りに立ち寄りました。
    もそろそろ終わりかけで、だったらなんで前の週に撮っておかなかったのか!?
    ・・ということなんですが、時間的に太陽とカメラの間にがあるというポジションでしたのでスルーしました。


    ホドイモ(塊芋)


    結局昼に近い時間になってしまい、同じようなものでした。
    単純な話で、朝、先にこっちに寄ればよかったんですよね。

    林道のフェンスに絡んだ蔓の、高いところにが多く咲いています。
    下のほうに咲いているのは数が少ないのでピンポイントで撮ってみました。
    一体この、どういう構造しているの!?

    写真
    ホドイモ塊芋マメ科
    不思議な形のです。
    でも、マメ科らしい形といっていいと思います。
    色や咲き方は違えどアズキやヤブツルアズキに似ています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/14 11:30:36
    Tv 1/125
    Av 7.1
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:絶滅危惧II類(北多摩)、準絶滅危惧(西多摩)


    こっちのは雄しべが見えます。
    どこから出ているんだか・・


    ホドイモ(塊芋)


    昨年は東京都の北多摩地区で撮ったので絶滅危惧II類ということになりますが、これは埼玉県側で撮ったので特に希少種としての指定はありません。
    でも、少なくとも狭山丘陵では決して多い植物ではないので、残り続けてほしいものです。
    最後に、花序の様子ですが・・


    ホドイモ(塊芋)


    まっすぐ伸びた花序にずらっと花が並んで咲きます。
    これはまぁ、こんなふうに咲くんだなというくらいに見ておいてください。

    今日の埼玉は蒸し暑い一日でした。
    明日からは30℃ちょっとくらいの予報なので、いくらか過ごしやすいようです。
    すでに夏バテ気味・・歳かな~!?

    テーマ : 花の写真
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    tag : ホドイモ塊芋写真狭山丘陵野草マメ科絶滅危惧アズキ

    ジャノヒゲ(蛇の髭)

  • 2013/07/17 : 狭山丘陵の四季
  • 去年の写真が割とよかったので今年はどうしようかと思ってましたが、今日はこれしか準備がないのでジャノヒゲで・・
    ごくごく小さなが下向いて咲くので、三脚も役に立ちません。
    カメラをほぼ地面に置くくらいの位置で撮りました。


    ジャノヒゲ(蛇の髭)


    オオバジャノヒゲが終わって緑色の実ができていました。
    ジャノヒゲもそろそろが終わって実ができるでしょう。
    特にジャノヒゲは結実する割合が低いようで、つやのある紺碧の実を見かける機会は少ないです。

    まだ緑色のオオバジャノヒゲの実も熟すと美しい青色になります。

    写真
    ジャノヒゲ(蛇の髭) クサスギカズラ科
    茎の高さがせいぜい3cmくらい、は5mmってところでしょうか。
    狭山丘陵の林縁にはごく普通に生育しています。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/15 15:09:04
    Tv 1/125
    Av 5.6
    ISO感度 1600
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    の大きさも目分量じゃアレなので、仕事帰りに100均で超小型のメジャーを買ってきました。
    500円玉くらいで1mまで計れるのでポケットに入れておいても邪魔にはなるまい・・


    ジャノヒゲ(蛇の髭)


    名残の花だな、こりゃ。

    今日は仕事帰りに某有名経済学者の講演を聴きに行ってきました。
    下手な漫談なんかよりよっぽど面白かったです。
    参考になる部分もあり、同意できない部分もあり。

    少なくともモノを考えるきっかけくらいにはなったのでよかったです。


    食べられる!?


    1cmあるかないかくらいのキノコがびっしり生えていました。
    これは何となく食べられそうに見えます。
    でも、小さいのでせいぜいなめこ汁みたいに味噌汁の具になるくらいかな。

    とかいっていたらとんでもない猛毒だったりして。

    テーマ : 花の写真
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    tag : ジャノヒゲ蛇の髭写真狭山丘陵野草キノコきのこクサスギカズラ科

    ヤマユリ(山百合)

  • 2013/07/16 : 狭山丘陵の四季
  • この季節の狭山丘陵といえばヤマユリ、これは絶対に外せないでしょう。
    威風堂々、の大きさは20cmを越え、丘陵の王者の風格です。
    まずは大輪の3輪が林の中で出迎えてくれました。


    ヤマユリ(山百合)


    日本特産種で、オリエンタルハイブリッドと呼ばれる園芸種の原種になっています。
    カサブランカなんかが有名ですが、やはり原種には敵わないように思います。
    オリジナルは素晴らしいなぁ。

    写真
    ヤマユリ山百合) ユリ科
    芳香が強くて、一輪だけでも漂う香りで近くに咲いていることが分かります。
    の自重に耐えられないのか、若い個体は開すると弧を描いて倒れそうになっているのが多いです。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/13 7:26:27
    Tv 1/100
    Av 4.0
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    これは昨年も撮った個体で、多いものは蕾が8個付いています。
    数、直立できる茎の太さから相当の年季ものでしょう。
    たぶん10年とか、それに近い年齢だと思います。


    ヤマユリ(山百合)


    まとめて3本あって、うまい具合に蔓植物が絡んで支えてくれているようでした。
    13日は猛暑を予想して朝7時前に家を出て、2時間ばかり歩いてきました。
    途中、4ヶ所ほどでヤマユリに遭遇、なかでもこれは最大級です。

    結構目立つところに咲いている割には盗掘を免れて咲いています。


    ヤマユリ(山百合)


    もうひとつ、蕾が7個付いている個体をチェックしていましたが、残念ながら全部蕾でした。
    今度の週末には全部咲いているんじゃないかと期待しています。

    狭山丘陵でヤマユリを見るなら今!
    次の週末でも大丈夫かと。
    ただいま狭山丘陵のヤマユリマップ作成中ですが、公開は控えさせていただきます。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヤマユリ山百合写真狭山丘陵野草オリエンタルハイブリッドカサブランカ

    オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

  • 2013/07/15 : 狭山丘陵の四季
  • およそヤマユリと同時期に咲きます。
    ものによっては40cmくらいあるような、葉柄のある大きな葉が根元から生えているのでが咲く前からそれと分かります。
    序の下から順番に咲いていき、ひとつのは1日でに萎れてしまうので、全体がきれいな状態のに意外とめぐり合いません。


    オオバギボウシ(大葉擬宝珠)


    狭山丘陵においては非常に多い植物で、7月半ばに丘陵を歩くとどこかしらで見かけます。
    これはいちばん下のがいい具合に開いたところでした。
    撮りにくいけどあえて正面から狙ってみました。

    写真
    オオバギボウシ大葉擬宝珠) クサスギカズラ科リュウゼツラン亜科
    旧来の新エングラーやクロンキストではユリ科に分類しています。
    の形が似ている以外にはユリとの類似点がないような・・
    春先の若い芽はウルイという山菜で、近所のスーパーでも栽培品を売っていました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/14 9:12:31
    Tv 1/320
    Av 3.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    あえて光に逆らって撮ってみました。
    写真は背景7割なんていう写真家の方もらっしゃいますが、そのとおりかも。


    オオバギボウシ(大葉擬宝珠)


    今年は葉っぱがぜんぜん写ってませんでした。(笑)

    この3連休は毎日少しずつ狭山丘陵のどこかしらを歩いていました。
    まぁしかし毎日暑いことです。
    今日は風があって写真を撮るには不向きでしたが過ごしやすい1日でした。

    暑いのはそんなに苦手じゃありませんが、車の温度計の「車外35℃」なんていう表示を見たら、正直萎えます・・


    きのこの団体さん


    きのこが徒党を組んででてきました。
    まるっきり腐葉土も何もない土の上なんですけど、地中に菌糸を伸ばしているんでしょうか。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : オオバギボウシ大葉擬宝珠ギボウシ写真狭山丘陵野草キノコきのこ

    ヌマトラノオ(沼虎の尾)

  • 2013/07/14 : 狭山丘陵の四季
  • オカトラノオが終わるのを待つかのように、ヌマトラノオが咲き始めます。
    とはいえオカトラノオも結構しぶとく咲いているので、交雑しているのがありそうです。
    イヌヌマトラノオというやつで、これも純血種かどうか分かりません。


    ヌマトラノオ(沼虎の尾)


    序がほぼ垂直なので、ヌマトラノオでよさそうに思います。
    個々のも小振りで、オカトラノオは水平に近く咲くのに対し、ヌマトラノオはそこまで開きません。

    たまたまモンシロチョウが吸蜜していました。
    どれを撮ろうかと迷っていたので、これに決定しました。
    さてどこまで寄っていけるか・・どうにかモンシロチョウを刺激することなく撮れたようです。

    写真
    ヌマトラノオ沼虎の尾) サクラソウ科
    埼玉県はレッドデータブックに載ってますが、東京都は記載がありません。
    狭山丘陵でも東京都側の方が多いように思われます。
    ファイル名 2013_07_14_00702.CR2
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/14 12:08:50
    Tv 1/1000
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県RDB2010:準絶滅危惧


    毎年ヌマトラノオが咲く埼玉県側の小さな田んぼに行ってみました。
    だいぶ個体数が減っているようです。


    ヌマトラノオ(沼虎の尾)


    というか、草ぼうぼうでえらく荒れていると言った方がよさそう。
    大谷戸湿地はカナムグラやオオブタクサが幅を利かせてチダケサシの群落は昨年の半分くらいになったような・・

    今日の埼玉も暑い一日でした。
    朝から武蔵村山方面に行ってきたものの、獲物はキノコ(の写真)ばかり。
    池や湿地があるものの、金網に囲われていて入れない。
    公園として整備が進むようで、いずれは湿地の植物が観察できるようになるかもしれません。


    サカズキウロコタケ?


    山渓フィールドブックによるとサカズキウロコタケというやつのように思えます。
    が、キノコの同定には自信なし。(笑)
    美しいキノコでした。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヌマトラノオ沼虎の尾オカトラノオモンシロチョウ写真狭山丘陵野草キノコサカズキウロコタケ

    ハグロソウ(葉黒草)

  • 2013/07/13 : 狭山丘陵の四季
  • 完全に定点観測の対象になってしまった感のあるハグロソウ、今年も見に行ってきました。
    2週間ほど前にだいぶ葉が茂っていたので、時期としてはもう咲いていてもいいはずです。
    果たして思惑どおり咲いていました。


    ハグロソウ(葉黒草)


    個体数は多いもののの数は少なかったので、咲き始めという時期だと思います。
    もっとも、の盛りというほど華やかに咲くということもないので、ちらほら咲いているくらいで十分ですが。

    弁は上下2枚だけ、凝った意匠もなくあまりにもシンプルです。
    そこがまたこのの魅力でもあると思います

    写真
    ハグロソウ葉黒草) キツネノマゴ科
    狭山丘陵では珍しい部類ので、どこにでもあるというものではありません。
    高尾など南多摩、西多摩方面には結構あるらしいですけどね~。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/13 8:39:12
    Tv 1/40
    Av 7.1
    ISO感度 1600
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧


    葉が黒っぽいのでハグロソウの名が付いたという説が一般的なようです。
    でも、普通の葉っぱの色ですよねぇ。


    ハグロソウ(葉黒草)


    今朝は平日と同じく朝6時過ぎに起きて、7時前に出動しました。
    何しろお昼になると暑くてたまらないのです。
    朝早かったらいくらかましだろうというのも単なる浅知恵か、蒸し暑いのなんの。

    でも、昼からでかけるよりよっぽどましでした。


    ハグロソウ(葉黒草)


    キノコもだいぶ姿を現してきました。

    直径20cm、高さも20cmくらいの、なかなかの大物です。
    見た目、かなりグロいです。
    触ってみたらグロさ倍増でした。


    大きなキノコ


    でもこの姿、かなり魅惑的です。

    傘を裏返してヒダの様子を見たかったものの、触ってみたらずっしり重くて水分たっぷり!?
    まるでコンニャクを持っている感触でした。
    その時点で裏返すのは断念。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ハグロソウ葉黒草写真狭山丘陵野草キノコきのこ

    コイケマ(小生馬)

  • 2013/07/12 : 狭山丘陵の四季
  • 昨年は最後の一を見損ねて枯れたの残骸を見たのみでした。
    なので今年はかなり早い時期から気にして観察していました。
    今年はずいぶん早くに開したので、早めにチェックしていてよかったです。


    コイケマ(小生馬)


    球形の序を形成する小さなはほとんど開きません。
    イケマはトウワタのように反り返るくらい開くのとは対照的です。
    これはこれで控えめでいいです。

    今年はおそらくいちばんいい時期に見ることができたのでは!?
    まぁ毎週見に行ってましたからね・・

    写真
    コイケマ小生馬) キョウチクトウ科ガガイモ亜科
    東京都のRDBによると北多摩絶滅となっていました。
    が、2ヶ所ほどで生育が確認できたようです。
    これは絶滅したと思われていた北多摩地域で自生していたもの。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/29 14:19:52
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:絶滅(北多摩)、絶滅危惧II類(西多摩)


    高尾あたりに行くと結構あるようですが、狭山丘陵では昨年初見です。


    コイケマ(小生馬)


    蔓に沿ってずらりと花序が並んでいました。
    狭山丘陵では非常に珍しい植物なので、少しずつでもいいから増えて欲しいものです。
    次回のレッドデータブックには絶滅危惧IB類くらいで載るかな?

    注)ガガイモ科はAPG体系(第3版)ではキョウチクトウ科の亜科となっていますので、それに従って表記します。


    ダイダイガサ


    ダイダイガサ(キシメジ科)ですかね。
    菌類は難しい・・

    しっかし毎日暑いですね。
    殺人的猛暑です。
    明日の埼玉はまたしても猛暑日なので、朝一番で軽くひとまわりしてくるとしますか。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : コイケマ小生馬写真狭山丘陵野草キノコきのこ絶滅危惧種ダイダイガサ

    ワルナスビ(悪茄子)

  • 2013/07/11 : 狭山丘陵の四季
  • 古今東西これほどの悪党も珍しいかもしれません。
    抜き取ろうにも硬くて鋭い棘があり、根っこが1cmも残っていれば元どおり再生し、しかも有毒ときています。
    以前、ユウガギクが群生していた原っぱが、いつの間にか見渡す限りのワルナスビに埋め尽くされてしまいました。


    ワルナスビ(悪茄子)


    初めて見たときはこんなところにジャガイモのが咲いている!?と思いました。
    かわいい顔をして、実態は邪悪の限りといっても過言ではないかも。
    ことワルナスビに関していえば、いいところを見つけるのは不可能かと思ってしまいます。

    ・・といいつつ、毎年載せているわけですが。

    写真
    ワルナスビ悪茄子) ナス科 有毒
    これほど相応しい名前をもらった植物も少ないでしょう。
    もちろん帰化植物で、狭山丘陵でも増えつつあります。
    根絶するには土を入れ替えるしかないとも。
    要注意外来生物
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/29 14:46:34
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    真夏が来て、いよいよ元気いっぱいです。
    この原っぱでわが世の春、ならぬわが世の夏を謳歌するんでしょう。


    ワルナスビ(悪茄子)


    この写真でもいたるところに棘が見えると思います。
    布の軍手なんてまったく用をなしません。
    皮革の軍手でも突き刺さりました。


    ベニタケ科の何か・・


    ベニタケ科の何か。(笑)
    どれも同じに見えてなんだか分かりません。
    今年の梅雨はベニタケの生育が悪かったのか、ベニタケ類を宿主にするギンリョウソウの姿をさっぱり見かけませんでした。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ワルナスビ悪茄子写真狭山丘陵野草キノコきのこベニタケ要注意外来生物

    ツルアリドオシ(蔓蟻通し) 

  • 2013/07/10 : 狭山丘陵の四季
  • 以前から一度見てみたいと思っていたツルアリドオシ、今年はいいタイミングでめぐり合うことができました。
    白いラッパ状のは先端が4つに裂けて開き、必ず2つ一組で咲きます。
    どのを見ても必ず2個が対になって咲いているのがユニークです。


    ツルアリドオシ(蔓蟻通し) 


    以前から丘陵の何ヶ所かで咲くと聞いていましたがようやく対面できました。
    も小さいけれど草丈も小さく、か弱そうな印象です。
    この写真を撮ってからすでに1ヶ月経ってしまいました。

    今度は実を見に行かなくちゃなりません。

    写真
    ツルアリドオシ蔓蟻通し) アカネ科
    アリドオシの別名を一両といいますが、これも一両でいいのでは!?
    十両がヤブコウジ、百両がカラタチバナ、千両に万両と、これで狭山丘陵一両から万両までを見ることができました。
    ただしセンリョウはどうも園芸種の漏出のように思われますが。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/09 11:30:10
    Tv 1/60
    Av 5.6
    ISO感度 2000
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:絶滅危惧IA類(北多摩)、準絶滅危惧(西多摩)


    この写真ツルアリドオシの特徴がよく分かると思います。
    は2つなんですが、もののみごとにの付け根は一体化しています。


    ツルアリドオシ(蔓蟻通し) 


    はふたつなのに実はひとつしかできず、実の天辺にはつたつの花のあとが残る・・なんていわれたらもう見に行くしかありません。
    子房が合着するといいますが、すでに花の時点でひとつになっているように思います。
    花をふたつ咲かせるのは、きっと何か合理的な理由があるに違いありません。

    もしかしたらこの先の進化の過程で花がひとつになってしまうのか!?
    そんな遠い未来まで咲いていてほしい花です。


    ツルアリドオシ(蔓蟻通し) 


    アリドオシは低木なのに対し、ツルアリドオシは草本で、地を這うように伸びるのが名前の由来でしょうね。
    蔓というほど長いのはなかったものの、これはちょっと蔓っぽいですかね。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ツルアリドオシ蔓蟻通しアリドオシ一両写真狭山丘陵野草

    コクラン(黒蘭)

  • 2013/07/09 : 狭山丘陵の四季
  • 3年前に一度掲載して以来、あちこちで見つかるようになりました。
    一度見ると形状を覚えるので次回からは判別しやすくなるんだろうと思います。
    しかし、ちゃんとが咲いているのを見るのは初めてです。


    コクラン(黒蘭)


    今年は何のにしても開時期が早く、コクランもあわや終わりが近い状態で、ほかの株はが終わっていました。
    狭山丘陵コクランの数が少ないと聞いていましたが、これだけ咲いていれば十分です。

    写真
    コクラン黒蘭) ラン
    小さくて地味な!?
    いやいや、しっかりランの花です。
    細かく観察して同定できましたが、内容は省略。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/06 11:50:50
    Tv 1/200
    Av 3.2
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2010:絶滅危惧II類
    埼玉県RDB2011:絶滅危惧IB類


    Wikipediaには「特に利用価値はなく、花が地味なため鑑賞用として不向き」という記載があります。
    なんという無礼、審美眼のなさなのか。


    コクラン(黒蘭)


    とはいえ、そう書いておいていただいたほうが盗掘被害に遭わなくていいかも。
    狭山丘陵では比較的多く分布しているようですが、マニアは見境なく盗んでいきますから困ったものです。
    何度も書きますが、狭山丘陵から無許可で植物を持ち出すのは犯罪で、即座に110番通報です。

    とっていいのは写真だけです。
    写真はいいですよ、枯れないし、世話要らないし、自然破壊しないし、盗掘者の汚名も着せられることはないし。


    コクラン(黒蘭)


    花は花序の下から咲いていき、上のほうに咲いたばかりの花、途中に花粉塊を落とした花、下のほうに開ききって反り返った花が見られます。
    写真が小さいですが、それなりにコクランの特徴が分かるように撮ったつもり。
    唇弁の付け根に半透明の2本の突起が映っているんですけど、このサイズでは分かりませんね。

    また来年も美しい花を見せてくれますように。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : コクラン黒蘭ラン地生蘭写真狭山丘陵野草

    ヤブカンゾウ(藪萱草)

  • 2013/07/08 : 狭山丘陵の四季
  • 今日は派手に雷が鳴ったので、も派手なやつにしました。
    何度見てもごちゃっと詰め込んであるようなです。
    去年も同じくらいの時期の撮りましたけど、去年はようやく咲き始め、今年はの盛りという感じです。


    ヤブカンゾウ(藪萱草)


    狭山丘陵にはノカンゾウ、ヤブカンゾウともに咲きますが、どうも埼玉県側にはヤブカンゾウが多く、東京都側にはノカンゾウが多いようです。
    いずれのも南北どちらにも咲きます。
    ちなみにこれは埼玉県側でとりました。

    写真
    ヤブカンゾウ藪萱草) ススキノキ科キスゲ亜科
    このはどういう構造になっているんだか・・
    真夏の日差しを避けるようにほかの木や草に埋もれるように咲いていました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/07 14:10:38
    Tv 1/80
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    日なたに咲いているは、午後の強烈な日差しにちょっとお疲れ気味かな・・
    気温35℃になったら外で活動するのはダメですね。
    この花を撮った日曜日はあちこちで熱中症でバタバタ倒れる人が出たそうですけど、そりゃそうでしょう。


    ヤブカンゾウ(藪萱草)


    アジサイも突然の梅雨明けに戸惑っている!?

    山の中には各種キノコが登場し、目移りしてしまうくらいです。
    タマゴタケも大物が出始めました。
    この姿、初めて食べた人は度胸があるなと・・


    タマゴタケ


    いい出汁が出て非常においしいキノコだそうです。
    テングタケ科というと毒キノコばかりと思いがちですが、何種類か食べられるものがあります。
    私はまだ試したことがないので、感想をお伝えできないのが残念です。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヤブカンゾウ藪萱草ワスレグサ写真狭山丘陵野草キノコきのこタマゴタケ

    ヒメヤブラン(姫藪蘭)

  • 2013/07/07 : 狭山丘陵の四季
  • 猛暑の週末、昨日の土曜日は満足のいく収穫があったので今日は安息日・・
    と思ったものの、某所でそろそろあるランが出始めるかもとのこと。
    それほど遠くない場所なので気温34℃の中を出かけてきました。


    ヒメヤブラン(姫藪蘭)


    ほんの30分ほど歩くだけ・・と思って油断しました。
    持参した水分はぜんぜん足りません。
    結局ランは見つからなかったけど手ぶらで帰るのも悔しいということで、ランならぬヒメヤブランを撮って帰りました。

    写真
    ヒメヤブラン姫藪蘭) クサスギカズラ科
    ランと付いてもランとは何の関係もありません。
    ヤブランと比べるとの数ははるかに少ないものの、弁が水平になるまで開きます。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/07 13:34:08
    Tv 1/250
    Av 4.0
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    それにしても暑い一日でした。
    夕方、雷が鳴って大粒の雨が降ったもののこれこそ焼け石に水、湿気が増えて蒸し暑さ倍増です。
    植木の水遣りがサボれたくらいのものでした。


    ヒメヤブラン(姫藪蘭)


    しゃがんで地面すれすれの視線で見ると、たくさんのヒメヤブランが見えてきました。
    これじゃ踏まれてしまうな・・

    結局、いつも植生調査している場所に立ち寄って、こちらも小一時間歩きました。
    ま~この気温は外で活動する限度を超えてますね。
    熱中症の危機を感じたので早々に撤収しました。


    小さなキノコ


    森の中で見つけた小さなキノコ
    ちょっとは涼感漂ってますかね。
    なんだろう、えらく小さくて軸も細かったけど、ヒノキオチバタケあたりか!?

    →7/8追記 キュウバンタケ

    明日も35℃の予想のようで、しばらく暑い日が続きそうです。
    今夏の猛暑予想は早くも的中の予感。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒメヤブラン姫藪蘭クサスギカズラ科ヤブランキノコ写真狭山丘陵野草きのこ

    ヒメドコロ(姫野老)

  • 2013/07/06 : 狭山丘陵の四季
  • ともするとおかしなコトを想像してしまいそうな名前ですけど、要するにオニドコロより小さいのでヒメドコロということでしょう。
    分布は関東以西で、ごく普通に見られる・・という割には当ブログ初登場です。
    これは、十把ひとからげにオニドコロだと決め付けていたからにほかなりません。


    ヒメドコロ(姫野老)


    まずは雌から。
    オニドコロ同様、雌雄異株だそうです。
    実のできかかったこの姿はオニドコロを少し小さくしたようで、気にしないとスルーしてしまうかも。

    写真
    ヒメドコロ姫野老) ヤマノイモ科
    迂闊でした。ヒメドコロがあったか・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/07/06 14:13:33
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 1250
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    対して雄
    オニドコロの雄に比べるとはるかに小さくて、写真に収めるには厳しいサイズです。
    これで何とか形が分かるでしょうか。


    ヒメドコロ(姫野老)


    細長い序に小さな雄がさらさらと咲いています。

    最後に葉を。
    葉の形はコヒルガオの葉を丸くしたようで、付け根の部分が張り出し、そこ以外はオニドコロと比べてほっそりしています。


    ヒメドコロ(姫野老)


    確かにこの葉、オニドコロとは違うよなぁ・・

    本日7月6日、早々と関東甲信越は梅雨明け発表がありました。
    真夏の青空というわけでもなく、ただひたすらひたすら蒸し暑い1日でした。
    まるで蒸し器の中の中華まんにでもなった気分です。

    それでも朝から弁当持ちで観察会に参加してきました。
    この場でご紹介するわけにはいきませんが、苦労の甲斐あって成果は上々でした。
    やはり一定の人数で歩くと見つかるものも増えて効率がいいです。

    クソ暑い中、ご参加各位におかれましてはお疲れさまでした。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヒメドコロ姫野老オニドコロヤマノイモ科写真狭山丘陵野草

    アカメガシワ(赤芽槲)

  • 2013/07/05 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵ではよく見かける植物で、雌雄異株です。
    おかげで雄か雌だけを見かけることが多く、両方一度に載せたことがありませんでした。
    今回はたまたま歩いていた道すがら、両方咲いていたのでめでたく雌雄そろい踏みです。


    アカメガシワ(赤芽槲)


    まずは雄から。
    トウダイグサ科の植物ながら、トウダイグサとは似ても似つきません。
    そもそもアカメガシワは結構大きな木に育つのです。

    これは崖の下に生えている木の天辺が見えるところに道路があったので、まるで足場に乗って撮っているような感じでした。

    写真
    アカメガシワ赤芽槲) トウダイグサ科
    トウダイグサ科は有毒な植物が多いですが、アカメガシワの若葉は食べられるそうです。
    でも遠慮。スーパーに行ったらいくらでおいしいもの売ってるし。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/29 11:47:31
    Tv 1/125
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    こちらは雌
    これも独特の形で、序の形に丸い実ができます。
    近くに雄があったので、受粉は容易でしょう。


    アカメガシワ(赤芽槲)


    空き地や山火事あとに真っ先に生えるパイオニア植物で、成長が早いようです。
    わが家の庭にもいつの間にか入り込んでいたので大きくなる前に引っこ抜きました。

    同じ木でも雄花と雌花がまるで違う姿というのも面白いです。
    雌雄がよく似ている植物も多いんですけどね。

    うちの「やんきぃ」、へいすけ。


    へいすけ@1歳3ヶ月


    昨日は脱走して半日外をほっつき歩いてきたらしい。
    今日はやたらと痒がっているんですけど、ダニでも拾ってきたのか!?
    えらく高い薬を投薬したばっかりなんだけどなぁ。

    少し大人っぽくなったでしょ!?

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : アカメガシワ赤芽槲トウダイグサ科写真狭山丘陵雌雄異株アメリカンショートヘアねこ

    ノリウツギ(糊空木)

  • 2013/07/04 : 狭山丘陵の四季
  • このはここ3年ほど同じ場所で同じ木を撮っていました。
    今年は残念ながら周囲の木が折れたりして整備中とのことで立ち入り禁止になっていました。
    やむなく狭山丘陵の埼玉県側に付きのいい木があるのでそちらに行ってみると・・


    ノリウツギ(糊空木)


    日当たりのいい場所で開が早いかと思ったら、まだ周囲の装飾が開いたところでした。
    まぁ、両性は蕾でも見た目はそれほど変わらないような。(笑)
    序が三角形のガクアジサイといった趣です。

    写真
    ノリウツギ糊空木) アジサイ科
    この木の周囲の林は皆伐(つまり丸坊主に)されてしまい、やたらと日当たりがいい状態です。
    半日陰くらいのところに咲いていてくれたほうがしっとり感があっていいんですけどね。
    なにせアジサイの仲間ですから。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/23 14:57:54
    Tv 1/320
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    なぜか埼玉県側はこういうことするんですよね。
    埼玉緑の森博物館と西久保湿地の間の尾根付近も間引きとか出なくすべての木が刈られてしまいました。
    行政としては手間がかからないんでしょうけど、おかげで毎年どっさり出ていたギンリョウソウは陰も形もなくなってしまいました。


    ノリウツギ(糊空木)


    いまではもうタケニグサの密林状態という無様な姿に変わり果てています。
    (6月28日の日記参照)
    林が再生したらギンリョウソウは戻ってくるのか・・

    狭山丘陵の埼玉側に魅力的な植物が少ないのはこういう「管理」の仕方をするからじゃないのでしょうか。
    タケニグサやヨウシュヤマゴボウばかりになって、希少な植物が再生するとは思えないんですが。
    おかげですっかり足が遠のいています。


    ウラシマソウ(浦島草)


    これは超大物のウラシマソウ
    来年の花の時期が今から楽しみです。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ノリウツギ糊空木サビタの木写真狭山丘陵野草ウラシマソウ浦島草

    ヨツバムグラとヒメヨツバムグラ

  • 2013/07/03 : 狭山丘陵の四季
  • 今日はゴージャスに2本立てです。
    ・・なんて、あまりにも小さくて貧相(失礼!よ)なのと、それぞれ1枚ずつしか載せられるのがなかったのでまとめて2種類並べておきます。
    まずはヨツバムグラから。


    ヨツバムグラ(四葉葎)


    の形はヤエムグラに色も形も大きさもそっくりです。
    ヤエムグラ属といわれればなるほどと思います。
    茎は短めで、最盛期には小さなが集まって咲くように見えますけど、すでに咲き終わりでした。

    それにしても・・いくらなんでも小さすぎ。

    写真
    ヨツバムグラ四葉葎) アカネ科
    道路のコンクリの割れ目で咲いていました。
    山の中でも見かけるんですけど、あまりにもが小さいので敬遠していました。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/29 11:56:56
    Tv 1/125
    Av 4.5
    ISO感度 640
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
    トリミング


    さてもうひとつのヒメヨツバムグラ姫四葉葎)です。
    こちらは以前に「ヒメヨツバムグラだろう」で載せた気がします。
    今回は図鑑で照合しているので大丈夫かと・・


    ヒメヨツバムグラ(姫四葉葎)


    の色、形、大きさはヨツバムグラにそっくりです。
    こちらは花序がとっちらかっていてまとまりがない感じです。
    毛の生えた俵型のタマが2個ずつくっついてますね。

    脇を車が走るし花は小さいしでこれが限度。
    この次は三脚を立てられるところでじっくり撮ろう。

    こんな景色を眺めつつランチを食べてきました。
    写真の空が茶色っぽいのは窓ガラスがあまりきれいでなかったから・・とiPhoneをかばうわけじゃなく、本当にガラスが汚れてました。


    東京都庁職員食堂


    東京都庁32階にある職員食堂です。
    職員食堂といいつつ、誰でも利用できます。
    5~600円で食べられるのでもうちょっと近かったらたまには行ってもいいんですけどね~。

    無料の都庁展望台で東京の風景を鳥瞰し、職員食堂でランチというのもいいですよ。
    ただし平日限定ですが。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ヨツバムグラ四葉葎ヒメヨツバムグラ姫四葉葎写真狭山丘陵野草東京都庁

    ネジバナ(捩花、捩摺)

  • 2013/07/02 : 狭山丘陵の四季
  • ここ2日、地味なハエドクソウ兄弟を載せたのでちょっと華やかなネジバナを。
    この間の週末にいい具合に咲いていたのでネジバナも若干早めでしょうか。
    もっとも、場所にもよるのかもしれませんけど。


    ネジバナ(捩花、捩摺)


    どれを撮ろうかあれこれ物色していたら、茎の曲がり方、の付き方がみごとに揃って並んでいるのを見つけました。
    同じ遺伝子を持つ双子でしょうかね。
    原っぱや田んぼの畔で見かける、ラン科としては唯一雑草扱い!?の植物かな。

    写真
    ネジバナ捩花捩摺) ラン科
    モジズリとも。みちのくの信夫捩摺誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに、のモジズリです。
    狭山丘陵ではこの時期普通に見られるです。
    うちのあたりでは街路樹の植え込みで咲いていることもあります。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D
    撮影日時 2013/06/29 14:07:11
    Tv 1/80
    Av 7.1
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    とはいえ地生ランですから。
    単独で鉢植えにすると枯れてしまうそうです。


    ネジバナ(捩花、捩摺)


    他の多くの地生ランと同様、根菌を形成しているので単独では生きていけないんですね。
    をアップで見たらまさにランそのものじゃありませんか。

    このところ少し雨が降ったおかげか、キノコがあちこちで出てきました。
    これはテングタケの子どもかな。
    傘につぼの破片が残っています。


    テングタケ?


    いやもう7月ですか。
    そろそろ夏休みの予定を考えないと。

    テーマ : 花の写真
    ジャンル : 写真

    tag : ネジバナ捩花モジズリ捩摺写真狭山丘陵野草キノコきのこ

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