ハエドクソウ(蠅毒草)
今年は昨日、今日とハエドクソウに注目して観察してみました。
以前から少し気になっていたことを解決するためです。
とりあえずはハエドクソウの花です。
林縁の半日陰みたいなところにいるので、暗くて撮りにくいことが多いです。
しかも小さいし疎らだし、風が吹いたらやたらと揺れるし。
【写真】
ハエドクソウ(蠅毒草) ハエドクソウ科
根っこを煎じてご飯と混ぜて紙に塗ると蝿取り紙になるそうです。
全草有毒
カメラ機種名 Canon EOS 6D
撮影日時 2013/06/29 14:50:08
Tv 1/125
Av 5.6
ISO感度 1250
レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
全草有毒といいつつ、モンシロチョウはこの花の蜜を好むようです。
花の最盛期にはハエドクソウの群落を何頭ものモンシロチョウが舞っているのを見ることができます。
花序。
下から順に咲いていき、大体いつも3個くらいの花が咲いていて、咲いた順に種(ひっつき虫)になります。
1本でかなりの数の種ができるようですが、丘陵中がハエドクソウに占領されてしまうことはないのでそれほど繁殖力は強力ではないのかな。
最後に草全体の様子。
葉は下のほうにだけあって、ひょろりと弓なりにしなった花茎を伸ばしています。
時期的にはまだ咲き始めでこれからがピークというところかと。
いっぱい咲いている~、と思ってもファインダー覗くとスッカスカの隙間だらけ。
ハエドクソウは明日の第2弾に続きます。