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シラヤマギク(白山菊)

  • 2009/09/30 : 狭山丘陵の四季
  • 秋に咲く野菊の仲間は見分けが困難で、毎年悩みながら観察しています。
    その中でも比較的分かりやすいのがこのシラヤマギクではないかと思います。
    疎らな感じの舌状花と早い開花時期、草丈が高いこと、葉の様子など、特徴的な部分が多いです。

    最初の頃はこれとシロヨメナの区別がつきませんでした。
    この辺はようやく分かるようになってきたというところか・・
    カントウヨメナにノコンギクと咲いてくると非常に悩ましいです。

    【写真】
    シラヤマギク(白山菊) キク科
    狭山丘陵では林の縁のようなところでよく咲いています。
    野菊としては小振りな花です。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 13:47:13
    Tv1/125
    Av5.6
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    今週から無事に職場復帰したら、いきなり「忙しいモード」に突入してしまいました。
    金曜日の更新は日付変更線を越えるかもしれません。
    土曜日は休日出勤・・・う~む、振替休日に通院というのも味気ないけれど、やむなし・・

    ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)

  • 2009/09/29 : 狭山丘陵の四季
  • ホトトギスの仲間はどれも個性的な花を咲かせますね。
    狭山丘陵に咲くのはヤマホトトギスと、このヤマジノホトトギスの2種類です。
    よく似ていますが見分けは苦労しません。

    ヤマホトトギスは7月から開花し、花びらが反り返るように咲きます。
    それに対し、ヤマジノホトトギスの開花は9月、花弁はおよそ水平までした開きません。
    ヤマジノホトトギスには花弁の付け根に紫色の輪状の斑紋があろのも特徴的だと思います。

    ヤマホトトギスは埼玉県のレッドデータブックに載っていますが、ヤマジノホトトギスは掲載されていません。
    でも、狭山丘陵ではヤマジノホトトギスの方が少ないようです。

    【写真】
    ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草) ユリ科
    この株はほんのちょっと前までずらりと花が並んで咲いていたようです。
    sage55さんがその見事な姿を掲載されています。
    私はほんの1日遅れてしまったようです。
    花の寿命は2日とのこと。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/22 13:56:27
    Tv1/100
    Av3.5
    ISO感度640
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM

    ツリフネソウ(釣船草)

  • 2009/09/28 : 狭山丘陵の四季
  • 初秋の狭山丘陵を彩るツリフネソウ、鮮やかな赤紫色の花を咲かせています。
    シルバーウイークの連休あたりが見頃だったようで、私が訪れた9月22日には湿地一面を染めていました。
    ただ、訪れたのが午後で花が萎れ気味でしたので、写真は咲き始めた頃に撮ったものを載せました。

    どこかで見たような花だと思ったら、ホウセンカがツリフネソウ科だったんですね。
    種がはじけて飛び散るところも同じです。

    【写真】
    ツリフネソウ(釣船草) ツリフネソウ科
    狭山丘陵に点在する小さな湿地ではよく見られる花です。
    特に大谷戸湿地の群落が見事です。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 14:59:38
    Tv1/500
    Av5.6
    ISO感度200
    レンズEF70-200mm f/4L IS USM
    焦点距離200.0 mm
    トリミング


    今日は朝から病院に行って、手術した箇所を消毒してもらってから仕事に行きました。
    消毒だけなら自分でもできそうに思うんですが、ダメなんでしょうね。
    おかげで、朝8時に病院に行って順番を取り、9時過ぎに診察、送迎バスに乗って駅に着いたのが10時前・・

    週に1~2回、これが続くかと思うとちょっとウンザリします。
    メリットは普段より30分寝坊できることくらいですね・・
    裁量労働制なので、断っておけば昼までに出社すれば遅刻にも休暇にもならないというのが救いです。

    明日は久々に通常どおりの出勤、ちゃんと起きられるか!?
    入院中は早寝のおかげで毎朝5時に目が覚めていて、今朝も5時過ぎにおきてしまいました。

    ヤブマメ(藪豆)

  • 2009/09/27 : 狭山丘陵の四季
  • これは手術する2日前に訪れた狭山丘陵で撮ったヤブマメです。
    このときはそんな急に手術するとは思ってもいませんでした・・
    小さな花ながら、紫色がきれいです。

    この花、昨年撮った写真が結構気に入っていたんですが、載せそびれてしまいました。
    なので、当ブログには2年ぶりの登場だと思います。
    今年はノササゲの花がやたらと多い狭山丘陵、ヤブマメもそれに負けないくらい多いように思います。

    【写真】
    ヤブマメ(藪豆) マメ科
    狭山丘陵では至るところで見られる植物です。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/22 13:38:12
    Tv1/125
    Av5.6
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM

    ノササゲに似た三小葉は、こちらの方が丸みがあります。


    ヤブマメ(藪豆)


    さてさて、このところの闘病記にお見舞い・励ましのお言葉をたくさんいただき、ありがとうございました。
    術後はずっと微熱が続いていたものの、痛みも熱も収まって、とりあえずは予定通り退院しました。
    やはり自由の利く自宅はいいですね。

    明日は朝から消毒のために通院し、その後職場復帰の予定です。
    多少の不便はあるものの、左手の指3本は動かせる状態なのでどうにかなるかなと・・


    病室のトイレとシャワー


    病室は個室で、トイレとシャワー付きでした・・というか、ここしか空いてなかったです。
    壁面に大きめの液晶TV(当然、地デジ)も付いてました。
    4日ほどだったのでよかったですが、長期入院だと破産します。(笑)

    見舞いに来た息子が「ホテルみたい、僕も泊まっていこうかな」とか言ってました。

    とうとう大部屋が空かず個室から出られませんでしたが、他人に気を遣う必要もなかったし、よかったかも。
    結局、かかった費用の半分は差額ベッド代でした。
    さて、保険でいくら取り返すことができるでしょうか!?

    マレットフィンガー入院3日目

  • 2009/09/26 : 減量とか健康とか
  • 術後の痛みが引いた3日目、いよいよもって暇でありますな・・
    指先以外は元気なだけに、余計に時間を持て余します。

    今日は朝から点滴があって、昼ご飯を食べたあとはまるっきりフリーです。
    看護士さんに予定を聞いたら、次の点滴は夜8時の予定だそうで、さあどうしましょう!?
    見舞いに来た家族が帰ったあとは時間がたっぷりあるので、入浴することにしました。

    病室にシャワーが付いているので、この際使ってやりましょう。
    看護士さんにギブスの上からビニール袋を巻いていただき、3日ぶりの洗髪です。
    あ~、気持ちいいですね、サッパリしました。

    しかしシャワーの間中、左手を高くあげてますので長時間は無理。
    明日は自宅ですからその他は汗を流す程度に洗っておきました。

    さて、このあとは夕食と夜の点滴でおしまいかな。
    先生は手術があるそうなので、夜遅くに手術あとの消毒するかも。
    今日もTV三昧の一日でした。

    写真は病室から見た夕焼け。
    明日もいい天気のようです。

    マレットフィンガー入院2日目、退屈だ~!

  • 2009/09/25 : 減量とか健康とか
  • 入院2日目、今日は朝から点滴の一日でした。
    昨夜は早く寝てしまったので、5時半に目が覚めてしまいました。
    うぉ~、喉がカラカラだ~!

    そういえば昨日は朝食をとったあとは全身麻酔のために一切の飲食をしていないのでした。
    ミネラルウォーターを一口飲んでから自販機でオレンジジュースを購入。
    飲食に制限がないのは救いです。

    本日は診察もなくて、日がな一日ゴロゴロして過ごしました。
    動くと術後が疼くので、普段滅多に見ないTVを見まくりです。
    あとは読みかけの本を少々・・

    夜になって往診があり、消毒してもらいました。
    ギブスを巻き直してもらったら、術後中指から小指まで3本固定されていたのが、中指が解放されて少し楽になりました。
    いや~、ギブスで固定しているだけで痛いんですね。

    しかし、手術の跡は自分の指じゃないみたいです。
    こんなになっちゃったんだな・・・
    左手の薬指には金属のピンがしっかり2本、顔を出してました。

    写真は病室の様子です。
    大部屋が空いたら移らせてもらうようお願いしてますが、居心地がいいのでこのまま個室にいようかな。

    ミゾソバ(溝蕎麦)

  • 2009/09/24 : 未分類
  • 突然ですが、ただいま入院中です。


    ミゾソバ(溝蕎麦)
    ミゾソバ(溝蕎麦) posted by (C)たけぽ


    24日の朝一番で左手薬指の診察を受けました。

    「これは手術しないとだめですね。今日の午後4時からでどうですか。抗生物質の点滴が必要なので3~4日入院が必要ですが。」

    ひえぇぇぇ~、手術はともかく、入院するの!?
    今から入院したら来週始めから職場復帰できるということで、すぐに手術前の検査に入りました。
    19日に人間ドックを受けていたので、採血と肺活量の検査だけで終わってしまいました。

    指先の手術とあって、初体験の全身麻酔です。
    訳もわからないうちに手術は終わってしまいました。
    まさかこんな大袈裟なことになるとはねぇ~。

    詳しい内容を書くと稲川某の怪談よりも怖いのでやめておきますが、金属のピン2本で欠けた骨と靭帯を固定しています。
    麻酔が切れたので、結構痛い・・包帯取ってじかに見たら気絶するかも!?

    病室は個室なのでiPhoneも使い放題です。
    トイレもシャワーも付いているのですが、左手にギブスをはめているので気軽に使えるという状況ではありません。
    なにしろ差額ベッド代が安くないので、大部屋の空きを待っています。

    マレットフィンガーというそうで、ググっていただければどんなものかよく分かると思います。
    あと3日、病院で過ごす予定ですが、左手以外はほぼ元気なので、時間を持て余しそう。
    とりあえず術後の経過は順調かな・・痛さも我慢できる範囲です。

    IPhoneがあってよかった~。

    アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)

  • 2009/09/23 : 狭山丘陵の四季
  • シルバーウィークとかいう秋の連休も終わり、いよいよ秋本番ですね。
    狭山丘陵の湿地もすっかり秋らしくなってきました。
    アキノウナギツカミの小さな花も、そこかしこに咲いています。

    少し前に載せたママコノシリヌグイの花に似ていますが、こちらの方がずっと小さいです。
    ママコほど鋭くはないものの、茎には下向きの棘があります。
    この棘があるから鰻が掴める、ということなんでしょうかね。

    しかしどちらも個性的な名前ですね。

    【写真】
    アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み) タデ科
    この花もママコ同様に花弁はなく、萼のみです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/22 13:05:16
    Tv1/200
    Av4.5
    ISO感度200
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    狭山丘陵の小さな田んぼの稲も、だいぶ頭を垂れてきました。
    たくさんの案山子たちが守っています。


    狭山丘陵の田んぼ


    今日は久しぶりに送電鉄塔巡りに行ってきました。
    自転車も乗れない状態なので、カメラだけ持って徒歩で出掛けました。
    家でゴロゴロしていても身体がなまってしまいますからね・・

    何しろ左手薬指以外は至って元気なので。

    お昼12時過ぎに家を出て、1時間行ったら引き返そうと思いつつ、うちに帰ってきたのは3時半を過ぎていました。
    おそらく15kmくらいは歩いたんじゃないかと思います。
    それでも巡った送電鉄塔は10基のみで、これが徒歩の限界というところか・・

    見に行ったのは今年で築70年の骨董品的な鉄塔で、さすがに建て替えられちゃうんじゃないかなと思って写真に撮っておきました。
    ブログネタが底をついたら載せることになろうかと思います。

    アカネ(茜)

  • 2009/09/22 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵の遊歩道脇に、小さなアカネの花がたくさん咲いていました。
    毎年この時期、月に2~3回くらい歩く場所なのに、今まで気付いていませんでした。
    存在に気付いていない花、まだまだありそうです。

    今日は午後から狭山丘陵散策に行ってきました。
    ケガで車の運転ができないので、やむなく1時間に2本のバスで出動です。
    郊外へ向かうバス(といっても、わが家も結構な郊外ですが)の乗客は私含めて4人。
    他の方はバス停5個くらいで全員降りてしまい、途中からは貸し切り状態になりました。

    これじゃあ1時間に1本か2本ですよね・・

    250円払っていつもの湿地の最寄りバス停で降ります。
    う~ん、ちょっと高いかな・・単車なら80kmは走れる金額だななんて計算してしまいます。
    たまにはのんびりバスで移動も気楽でいいものですけどね。

    【写真】
    アカネ(茜) アカネ科
    別に花が赤いというわけではなく、赤根なんですね。
    アカネの根を使った草木染めが茜染めというやつです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/22 13:07:34
    Tv1/250
    Av3.5
    ISO感度200
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    今日はいくつか見たい花があったんですが、ちょっと遅かったようです。
    水田雑草も今年は撮り損なってしまいました。
    このアカネは予定外だったので、成果がなかったということでもありませんが・・


    アカネ


    小さくて目立たない花なので、カナムグラに埋もれていて気付かなかったんでしょうね。

    帰りはバスを待つ時間が少しあったので、バス停2つ分だけ歩いて戻りました。
    おかげで帰りのバス代は210円と、40円も安くなりました。
    今日はだいぶ歩きましたけど身体の不具合は特に感じなかったので、ダメージは左手薬指だけのようです。

    秋の5連休も明日でおしまい、自業自得のアクシデントで思ったように動けませんでした。
    ケガが治ったらまたせっせと活動しましょう。
    それまでブログネタが続くかな~!?(笑)

    ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

  • 2009/09/21 : 狭山丘陵の四季
  • 昨日怪我しちゃったおかげで車の運転ができなくなってしまったので、今日は自宅から歩いて行ける、狭山丘陵東端の散策に行ってきました。
    いつもはマウンテンバイクで駆け抜ける道も、徒歩だといろんな花が咲いていることに気付きます。
    その中で、特に多かったのがこのヒヨドリジョウゴです。

    毎年探して撮っているのですが、今年は至るところでわんさか咲いています。
    もともとこんなに多かったんだっけ!?と思うくらいです。
    ちょうど花の時期なんでしょうかね。

    【写真】
    ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科
    雄しべの形状がいかにもナス科という感じですね。
    花弁の付け根にある黄緑色のワンポイントがきれいです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/21 13:38:38
    Tv1/200
    Av3.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)


    これは比較的民家に近いところで撮りました。
    ヒヨドリジョウゴは丘陵の山の中よりも里の方に多いのかも。
    いつも山の方ばかり気にしていますが、たまには里も歩かないと・・

    そういえば、東京・杉並の実家でも先月たわわに咲いていたのを思い出しました。


    ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)


    すでにたくさんの実ができています。
    まだ緑色のばかりですけど。

    左手が使えないので右手だけでキーボード打ってます。
    効率悪いし、肩が凝りますね。
    せめて無傷の中指は固定せずに開放して欲しい・・

    越生・黒山三滝へ

  • 2009/09/20 : 旅行・お出かけ
  • 秋の5連休2日目、風は少し強いものの好天に恵まれました。
    いつもよりちょっとだけ早起きして、午前中いっぱいくらいの予定でプチツーリングに行くことにしました。
    あまり遠くまで行く気もないし、なにせ高速を走れない原付2種なので、行き先は近場です。

    そこで、以前に越生の梅林に行ったときに看板が出ていた「黒山三滝」を見に行くことにしました。
    ここなら、そのまま山を越えて帰ってこられるし、手頃そうなところです。
    調べてみたら、かつて「日本百景」にも選ばれたらしいし・・

    飯能まではR463、そこから県道30号を北上します。
    連休とはいってもローカルな道路は空いてます。
    程なく越生梅園の脇を抜けて黒山三滝の駐車場に到着しました。

    ここから滝までは徒歩10分あまり・・ライダージャケット着ていると汗が出ます。

    【写真】
    黒山三滝の、手前が女滝、奥にちらっと見えているのが男滝。
    これ以外に天狗滝というのがありますが、時間が早すぎたのか真っ暗でした。
    カメラ機種名Canon EOS Kiss Digital N
    撮影日時2009/09/20 7:56:17
    Tv0.4
    Av13.0
    ISO感度400
    レンズ EF-S 18-55mm USMII
    焦点距離18.0 mm


    こちらは男滝を別の位置から。
    男滝の落差は10m、女滝は5mだそうです。
    こぢんまりしていますが、いかにも霊場と行った雰囲気です。


    黒山三滝(男滝)


    さて黒山三滝をあとに、きれいに舗装された林道を登って顔振峠に出ます。
    ここは見晴らしがいいのですが、時間が早くて茶屋は全部閉まってました。
    茶屋の駐車場にはロープがかかっていて、景色のいいところでは写真が撮れませんでした。

    さらに奥武蔵グリーンラインと呼ばれる尾根道を秩父方面に進みます。
    名前は立派なドライブウェーのようですが、要は舗装済みの林道でした。
    ずっと杉などの林の中で視界は開けません。

    狭いしこのところの風で落ちたと思われる木の枝やら葉がいっぱいで滑りそうなので、刈場坂峠というところから山の下に降りることにしました。
    しかし・・


    刈場坂峠


    ここでアクシデント発生!
    下り坂左カーブの浮き砂に前輪のグリップを奪われ、不意にすってんころりん・・
    あ~、やっちゃったよ~と思いつつ、まぁ速度も遅かったし、大したことなかろうと。

    単車はウインカーやヘッドライトが破損したものの、普通に走れそうです。
    身体は・・足はOK、しかし・・

    どうやら左手薬指を思いっきり突き指したようです。
    昨日、人間ドックを受けた病院が診察をやっているので行ってみたら、なんと一番先の関節部分が欠けてしまっているようです。
    突き指特有の状態みたいで、とりあえず添え木で固定し、連休明けに本格的な治療となりました。

    やれやれ・・
    このところ、寝る間も惜しんで活動してましたから、ゆっくり休めということですね。
    自覚していなくても、集中力が落ちているんでしょう。
    連休後半はのんびり過ごすことになってしまいました。

    指以外はかすり傷だったんですけどね・・
    もう若くないし、自重しないといけませんなぁ。

    オオイヌタデ(大犬蓼)

  • 2009/09/19 : 狭山丘陵の四季
  • イヌタデというと、道端の小さな草を思い浮かべます。
    いわゆる「赤まんま」とか呼ばれるやつですね。
    でもこれはその名のとおり、大きいです。

    1mは優に越えて、大きいのは私の背丈ほどもありそうです。
    ちょっと前に載せたオオケタデと一緒に咲いていました。
    この花も以前には見かけた覚えがなくて、林道工事の際に入り込んで来たんじゃないかと思っています。

    【写真】
    オオイヌタデ(大犬蓼) タデ科
    イヌタデとは違って、花は白か淡いピンクのような色です。
    花は萼のみで、花弁はありません。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 13:57:46
    Tv1/200
    Av3.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM

    狭山丘陵にて。


    オオイヌタデ


    秋の大型連休はいつの間にかシルバーウィークと呼ばれるようになったんですね。
    私の連休は人間ドックで幕開けです。
    毎年同じ病院で、毎年同じコースですから、何をするのかも分かっています。

    それでも嫌ですよね・・超音波検査でお腹中まさぐられたり、試験管に6本くらい血を抜かれたり。
    数年前から胃カメラが鼻から入れるタイプになって、かなり楽になりました。
    それでも、鼻から十二指腸まで硬い内視鏡が入ってますから、苦しいです。

    唾飲むなって、それは無理。
    それと、胃カメラ入れた状態で説明してくれなくていいから!
    説明は胃カメラ抜いたあとで聞くから!!

    3年続けて「他人に自慢していいきれいな胃」といわれました。
    胃底腺ポリープも健在で、胃ガンの心配なしとのこと。

    それと、前回140を越えていた血圧が、今回は128と正常値になってました。
    胡麻麦茶が血圧に効くとのことでここ3ヶ月ばかり飲んでますが、上が15くらい下がっています。
    一定の効果はあるようですね。

    2時間半の検査が終わり、鼻から喉にかけての麻酔が残りつつも、晴れて気分爽快の4.5連休が始まったのでした。

    イチビ(桐麻)

  • 2009/09/18 : 狭山丘陵の四季
  • この花を載せるのはいつ以来のことか・・しばらくぶりに見かけました。
    こってりした感じの黄色が目立ちます。
    イチビという名前の漢字表示は調べても分かりませんでしたので、別名のキリアサを併記しました。

    インドあたりの原産で、日本には中国から繊維を取る栽培種として持ち込まれたものと、近年アメリカから家畜の飼料に混ざって入り込んだものと2種類があるようです。
    今見られるのは後者が多いそうで、熟した果実が黒くなります。
    過去に見たイチビの果実はみんな黒っぽくなってましたので、狭山丘陵のイチビはアメリカ経由で入ってきたものでしょう。

    【写真】
    イチビ アオイ科
    花は同じアオイ科のアブチロンを小型にしたような形ですね。
    別名:キリアサ(桐麻)など
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 15:09:33
    Tv1/1000
    Av3.5
    ISO感度100
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    この植物の特徴は、何といっても種でしょう。
    果実の形が独特で、花よりも大きいくらいです。


    イチビ


    この中に40個くらいの種が入っています。
    種の殻は非常に強靱で、水が染み込みにくく細菌やバクテリアも侵入できないので容易に腐らないそうです。
    そのため、土中で20年くらいも眠り続けることができます。

    「シードバンク」なんていうそうですね・・これも確実に生き残る戦術なんでしょう。
    ある年が干ばつでも、種ができる前に刈り取られても、翌年以降目を覚ました種から発芽できるわけです。
    しかもセイヨウタンポポ同様に単為生殖だそうなので、そう簡単には死に絶えることはなさそうです。

    狭山丘陵でもところどころで咲いているのを見かけます。
    私が見たところでは大繁殖しているということもなさそうです。

    クコ(枸杞)

  • 2009/09/17 : 狭山丘陵の四季
  • クコというと赤いドライフルーツを思い浮かべます。
    1cmあまりの小振りな紫色の花は、ナス科といわれたらなるほどそんな感じです。
    パラパラと疎らに咲いているのばかり見ていましたが、これは枝にずらっと並んで咲いていました。

    狭山丘陵ではそれほど多くはありませんが、ところどころでこの花を見かけます。
    花は見かけるものの、赤い実はまだ見たことがありません。
    きっと誰か(鳥とか、人とか)に先を越されてしまうんでしょう。

    【写真】
    クコ(枸杞) ナス科
    ナス科は草本と思ってましたが、これは落葉低木です。
    すっと1mくらいに伸びた枝に、紫の花がずらりと並んでました。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/13 13:32:08
    Tv1/125
    Av3.5
    ISO感度800
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    葉っぱの色が淡く、とても柔らかそうです。
    スーパーでパック詰めで売られているベビーリーフみたいです。
    サラダにして食べられるの!?


    クコ


    週間天気予報を覗いたら、5連休はお日様マークが並んでました。
    期待していいのかな~!?

    ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

  • 2009/09/16 : 狭山丘陵の四季
  • 金平糖のような鮮やかなピンクの花が可愛らしいですね。
    ミゾソバやアキノウナギツカミなど、似たようなタデ科の花の中で一番先に咲きます。
    色もこれがいちばんはっきりしたピンク色のように思います。

    花の見た目以上に、その名前にインパクトがあります。
    きっと歴史のある名前なんでしょうから、今更変えろなんて言う気はありませんが。
    可憐な花とは裏腹に、茎には鋭い棘がたくさんあって、これで尻など拭かれた日には、ただでは済みそうにありません。

    【写真】
    ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) タデ科
    似たような花がありますが、三角形の葉と鋭い棘で見分けは簡単だと思います。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 15:18:13
    Tv1/320
    Av3.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM

    狭山丘陵にて


    ママコノシリヌグイ


    秋の連休が近付いてきましたね。
    どうやら台風も南の方にそれるようで、埼玉地方はあまり影響がなさそうです。
    お天気に恵まれるといいのですが~。

    ちなみに私の場合、5連休初日は人間ドックで幕開けです。

    ゲンノショウコ(現の証拠)

  • 2009/09/15 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵においては道端や原っぱの隅っこで普通に咲いています。
    ゲンノショウコの花は東日本が白花で西日本が赤花といわれますね。
    狭山丘陵で見られるのはほとんどが白花で、赤花は過去に一度しか見たことがありません。

    白といっても、ご覧のとおりどっちかというとピンクのが多いみたいです。
    ゲンノショウコは白い花だと思っていましたが・・
    まさかミツバフウロとか!?

    上の方の葉は先端が細かったりしますが、根っこの近くは丸い形でした。
    葉の様子からしたら、やはりゲンノショウコでしょうね。

    【写真】
    ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科
    言わずと知れた民間薬の代表格ですね。
    お盆のころから秋口にかけてたくさん咲きます。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/08/15 11:15:26
    Tv1/250
    Av4.5
    ISO感度200
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    これなんか、葉の形があまりゲンノショウコっぽくないんですが。
    ゲンノショウコには腺毛があってべたつくといいますが、それも特に感じられず・・


    ゲンノショウコ


    上の写真とは別のところで撮りました。
    この花もピンクだったな~。

    気が付けば超大型台風が接近中なんですね。
    このペースで行くと大型連休あたりに来そうです。
    直撃だけは避けて欲しいです。

    楽しみにしている花もあるので~・・

    ヒガンバナ(彼岸花)

  • 2009/09/14 : 狭山丘陵の四季
  • 一週間前には見かけなかった彼岸花、この週末にはあちこちで真っ赤な花を咲かせていました。
    しかしもう彼岸花の時期なんですね・・
    朝夕はめっきり涼しくなって、日に日に秋らしくなってきています。

    彼岸花はちょうどお彼岸の頃に咲き、死人花なんて呼んで忌み嫌う方も少なくないようです。
    毒々しいくらいの真っ赤な色も、この時期他にないですからね。
    実際に有毒で、リコリンという成分があって誤食すると命に関わることもあるそうです。

    【写真】
    ヒガンバナ(彼岸花) ヒガンバナ科
    地面から真っ直ぐ伸びた花茎に、派手な花を咲かせる姿も独特です。
    埼玉には「高麗の巾着田」というヒガンバナの名所があるんですが、盛りの頃にはものすごい観光客でごった返しているので、行く気になりません。
    一面真っ赤に染まった様子はきれいなんですが~。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/13 13:55:01
    Tv1/125
    Av4.0
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    彼岸花は田んぼの畦なんかでよく咲いているのを見かけますね。
    根っこの鱗茎はデンプンが豊富で、農作物が不作のときは非常食にもなったそうです。
    有毒成分は水溶性なので、水にさらすと食べられるとか。


    ヒガンバナ


    子供の頃、ヒガンバナに触ると舌が曲がるとか、いろんなこと言われました。
    毒があるから触るなということだったんでしょうね。

    ヒガンバナの別名は、曼珠沙華をはじめとてつもない数があるそうです。
    興味がある方は、「ヒガンバナ 別名」でググって見てください。
    英語ではLycoris(リコリス)ですかね。


    タカアザミ


    休耕田のタカアザミの蕾が紫色になってきました。
    この花も開花が楽しみです。
    今年もたくさん咲きそうです。

    ナンバンギセル(南蛮煙管)

  • 2009/09/13 : 狭山丘陵の四季
  • 狭山丘陵にもナンバンギセルが咲くとは聞いていましたがまるで見つからず、今日ようやく目にすることができました。
    この写真の左の方にあと2本出ていて、そちらはもう花が終わって黒くなっていました。
    写真のはまだ蕾があるようなので、今しばらく見られるかも。

    今日は青空の広がる日曜日、久しぶりに狭山丘陵南側の田んぼに行ってみました。
    そこで野草調査中のシーナさんにお会いし、ナンバンギセルの開花情報をいただきました。
    これはもう行ってみるしかありません。

    狭山丘陵北側の田んぼに行く予定を急遽変更し、教えていただいたポイントへ~!!
    おお~、咲いているじゃありませんか。
    しかも「えっ、こんなところに!?」というくらい意外な場所でした。

    この写真、車道から撮っているんです。
    最低でも月に2度は歩く場所なので、今年まで気付かなかったのは観察力不足というべきか・・

    シーナさん、貴重な情報ありがとうございました。

    【写真】
    ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科
    ススキの根に寄生する植物で、自身では光合成ができません。
    写真にはススキらしきものは写ってませんが、ここまで根が伸びているのでしょう。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/13 15:30:41
    Tv1/160
    Av4.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    ・・しかし撮りにくい場所で咲いている・・
    背伸びしてようやく撮れたというところです。
    あと10cm、背が高かったらもうちょっと撮りやすかったはず。


    ナンバンギセル


    ということで、200mmでも撮っておきました。
    いつの間にか陽が当たって、上の写真と色が違うような・・

    埼玉県レッドデータブック2005では絶滅危惧II類に指定されています。
    これは狭山丘陵の東京都側で自生していたのですが、東京都のレッドデータブックには記載なしでした。
    う~ん、東京もなかなか侮りがたいな。

    ・~・~・~・

    8月末に買った単車、280kmほど走ったので給油してみました。
    結果、5.8リットルで満タンになりました。
    ということは、燃費は48km/リットル。

    おお、これは優秀じゃありませんか。
    まだ慣らし運転中なので、エンジンは6千回転以上回さないようにしているにしても、想定以上の結果です。
    40kmくらいは行くかなと思ってましたが。


    GN125Hメーターまわり


    これがメーターまわりの様子です。
    ライダーが得られる情報は、これがすべてです。
    この単車、燃料計がないんですよね・・・

    ガス欠になったら、タンクのレバーを予備タンクに切り替えるとしばらく走れる仕掛けになってます。
    予備タンクは2リットルで、90kmくらい走れる計算なので十分でしょう。

    今の単車は燃料計は当たり前なんでしょうね。
    一時期通勤で使っていた原付のスクーターにも付いていましたからね。
    このメーターまわりの景色は昭和の匂いがプンプンです。

    ユウガギク(柚香菊)

  • 2009/09/12 : 狭山丘陵の四季
  • 優雅なんじゃなくて、柚の香りがするからユウガギクなんですね。
    白くてマーガレットを少し小振りにしたような花を、狭山丘陵のあちこちで見かけます。
    葉の鋸歯が深かったので、ユウガギクでよろしいでしょう。

    さて今年もまた悩ましい野菊の季節がやってきました。
    カントウヨメナにシロヨメナ、ノコンギクにシラヤマギクと、毎年見分けに悩んでいます。
    そろそろきちんと整理しておかないと・・

    【写真】
    ユウガギク(柚香菊) キク科
    狭山丘陵で見ることのできる野菊で最も多いのがこれだと思います。
    昨年はいまひとつでしたが、今年はどうかな。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 14:54:48
    Tv1/60
    Av5.6
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    今日は息子の中学校の運動会でした。
    天気予報どおり、曇りで時折小雨が落ちてきて、涼しい一日でした。
    この時期、カンカン照りの運動会も辛いので、濡れない程度の小雨ならむしろ運動会にはちょうどいいくらいの天気だったのかもしれません。

    おかげで、半日外にいても日焼けせずに済みましたし・・

    しかし、10月頃にすれば気候もいいので、もうちょっと遅い時期にやったらいいんじゃないかと思うんですけどね。
    きっと何か学校の都合があるんでしょう。



    ユウガギク


    葉を揉むと柚のような香りがするそうな。
    花の時期には香りがしなくなるらしく、その香りを確かめるに至っておりません。

    センニンソウ(仙人草)

  • 2009/09/11 : 狭山丘陵の四季
  • 少し前に載せたボタンヅルコボタンヅルにそっくりの花です。
    形は似ていても大きさはセンニンソウの方がずっと大きいです。
    花の写真だけだと大きさが分からないので、見分けはほぼ無理でしょう。

    狭山丘陵では、この3種類の中ではセンニンソウがいちばんたくさん見られます。
    この時期、白い花がまとまって咲いていたら大概はこの花です。
    ボタンヅルは気を付けて探さないと見つかりません。

    【写真】
    センニンソウ(仙人草) キンポウゲ科
    蔓を伸ばして白い花をたくさん咲かせます。
    花びらのように見えるプロペラ状のものは萼で、花弁はありません。
    園芸用にお馴染みのクレマチスもキンポウゲ科センニンソウ属だそうです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 14:26:48
    Tv1/125
    Av8.0
    ISO感度400
    レンズEF70-200mm f/4L IS USM
    焦点距離200.0 mm


    センニンソウとボタンヅルの見分けは、葉を見たら一目瞭然です。
    鋸歯のあるボタンヅルに対して、センニンソウの葉はご覧のとおり・・


    センニンソウ


    名前の由来は花後の種が仙人の髭のように見えること。
    以前に載せたような気がしますが、いつだったか・・

    メドハギ(筮萩)

  • 2009/09/10 : 狭山丘陵の四季
  • 真っ直ぐに伸びた枝に小さな葉と花を密生させています。
    ハギの仲間ですが、ヤマハギなんかとはだいぶ趣を異にしていますね。
    花だけ見たらまさにマメ科、ハギの花らしい形ではありますが。

    漢字の「筮」はメドギ、つまり占術に使う筮竹のことです。
    竹を使う前は、真っ直ぐなメドハギを使っていたとか。
    地面近くで枝分かれして、真っ直ぐに伸びた枝は、長いものは1mくらいになると思います。

    【写真】
    メドハギ(筮萩) マメ科
    独特の姿なので、すぐにそれと分かります。
    紫の入った白い花がきれいなんですが、葉と一緒にごちゃごちゃ咲いているので撮りにくいです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 14:21:26
    Tv1/125
    Av5.6
    ISO感度500
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM



    メドハギ


    こんな具合に、枝は一直線に伸びています。

    今週もあと1日で週末です。
    今週の土曜日は息子の中学の運動会ですが、天気がちょっと心配・・
    気温は低そうなので運動会向きなようですが。

    新型インフルエンザがかなりの勢いで蔓延しつつあるようですね。
    幸い、どうやらこちらの中学はまだ流行には至っておらず、この分だと運動会はできそうです。

    シュウカイドウ(秋海棠)

  • 2009/09/09 : 狭山丘陵の四季
  • 園芸品種としても人気のシュウカイドウ、狭山丘陵の山の中で自生しています。
    この花はどこかのお庭から逃げ出したのか、誰かが持ち込んだのか、人の手によって持ち込まれたものでしょう。
    昨日のオオケタデもおそらくはそうだと思いますが・・

    このシュウカイドウが咲いていた場所はリンドウのフェンスの補修工事でだいぶ掘り返されていました。
    でも、今年も昨年同様に咲いたので、これも見た目以上に逞しいようです。

    見た目のとおりベゴニアの仲間だそうです。
    狭山丘陵は平地よりも冬の寒さが厳しいのですが、ここに自生しているということは寒さに強いんですね。

    【写真】
    シュウカイドウ(秋海棠) シュウカイドウ科
    ベゴニアの仲間で唯一耐寒性があるそうです。
    鮮やかな色合いが、どう見ても野の花じゃないですね。
    これはストロボ使うべきだったか・・
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 12:54:15
    Tv1/50
    Av4.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    シュウカイドウは今使っているEOS40Dで初めて撮った被写体です。
    もう2年使っているのか・・


    シュウカイドウ


    まだ咲き始めなのか、花の数は少なかったです。
    民家の庭先で、石垣一面に花を付けているようなのも見かけます。
    きちんと手入れをしているからいっぱい咲くんでしょうね。


    栃の実


    トチノキの下に、栃の実がいくつか落ちてました。
    誰も拾わないのかな・・・
    以前載せた丸い実の中に、栗をまん丸くしたような実が1個入ってます。

    オオケタデ(大毛蓼)

  • 2009/09/08 : 狭山丘陵の四季
  • 鮮やかな紅色の花が、房状にふくよかに咲いていました。
    地味で目立たない花の多いタデ科にあって、草丈も高くひときわ目立ちます。
    大きな花房は、私の人差し指ほどもありそうです。

    この花は日曜日にツルリンドウを探しに行って、その帰りに見つけました。
    昨冬に拡幅工事のあった林道脇にたくさん咲いていてびっくりです。
    この時期もたまに歩いていた道なのに、今まで一度も見たことがありませんでした。

    まさか、林道工事の際に土や砂利と一緒に持ち込まれてしまったとか!?

    【写真】
    オオケタデ(大毛蓼) タデ科
    鮮やかな色と大柄な草丈で、遠くからでもはっきりと存在が分かります。
    オオベニタデなど、いくつかの別名があるようです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 13:40:59
    Tv1/200
    Av3.2
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    こちらはちょっと引き気味に。


    オオケタデ


    ママコノシリヌグイやアキノウナギツカミ、ウシノヒタイなど、タデ科の花の季節が来ますね。
    こうして名前を並べてみると、個性的な名前の植物が多いです。
    今は濃いめのピンクに三角の葉のママコノシリヌグイが咲いていて、他のふたつはもうちょっとあとかな・・

    こちらはアップで。


    オオケタデ


    くっきりとした花が開花しています。
    この手のタデ科の植物の花は咲いているんだかいないんだかよく分からないのが多いですが、これははっきりと咲いているのが分かりますね。

    もしかして当ブログ初登場かな~。

    ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)

  • 2009/09/07 : 狭山丘陵の四季
  • 昨日に引き続いて、淡い黄色がきれいなマメ科の花です。
    何だかすごく複雑な形をしていますね。
    左右非対称な形が、ちょっと珍しいです。

    この花はよく歩く場所のちょっとした斜面一面に咲いていました。
    よく歩くと行っても月に一度くらいなので、いままでタイミングが合わなかったんでしょう。
    昨日の丘陵歩きでは、こういうのにいくつか遭遇しました。

    【写真】
    ヤブツルアズキ(藪蔓小豆) マメ科
    小豆の原種だそうです。
    花は小豆にそっくり、豆の莢も小豆に似ていると思います。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/06 14:36:30
    Tv1/125
    Av5.6
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    下の写真、左下の花の下に豆がぶら下がっています。
    手前にイノコズチがあってよく見えないのですが・・


    ヤブツルアズキ


    これにそっくりのノアズキという花もこちらの丘陵で見られるそうです。
    豆が出来ていれば見分けは簡単で、サヤインゲンみたいな丸い棒状の莢ならヤブツルアズキ、絹さやみたいな平べったい莢ならノアズキ。
    さて、ノアズキの方も探さなくっちゃ。

    昨日はツルリンドウを探しに行ったものの見つからず、代わりにこんなもの見つけました。


    シロツチガキ


    最初はツチグリかと思いましたが、色が白いしきれいに開いた外皮(っていう?)がまるでフェルトのように厚みがあります。
    調べてみたら、どうやらシロツチガキというキノコのようです。
    見た目はツチグリに似ているものの別種で、ホコリタケの仲間なんですね。

    あちこちのサイトでシロツチガキの写真を見ましたが、こんなにきれいに外皮が開いているのはないというくらい見事に開いています。
    とてもきれいなキノコでしたので、記念に撮っておきました。

    ノササゲ(野大角豆)

  • 2009/09/06 : 狭山丘陵の四季
  • この花の黄色が好きで、毎年秋口に探す花です。
    いつも撮っている場所で花が見つからなかったものの、別の場所で盛大に咲いているのを見つけました。
    ひとつの蔓にこんな具合に10カ所かそれ以上の花や蕾を付けていました。

    今日は狭山丘陵南側の尾根道をしばらく歩きましたが、林道脇のフェンスを這い上がるノササゲがあちこちにあって、どれも花や蕾を付けていました。
    過去にこんなたくさんのノササゲの花を見たことがありません。
    例によって、単に私が見逃していただけかもしれませんけど・・

    ノササゲは花だけでなく、鮮やかな紫色の豆の莢もきれいです。
    また、寒くなって莢から爆ぜたマットな紺色の豆も捨てがたい魅力です。
    たくさん花が咲いていたので、豆が出来るのが楽しみです。

    【写真】
    ノササゲ(野大角豆) マメ科
    花、豆の莢、豆と1種類で3回楽しめます。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 13:12:44
    Tv1/40
    Av5.6
    ISO感度800
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    今日は今年の課題のひとつ、ツルリンドウを探しに行ってきました。
    残念ながら見つかったのは花の咲いていない小さな苗のようなものだけ。
    しかし別の花を見つけてきました。


    カセンソウ


    以前にオグルマと載せましたが、葉の様子からカセンソウでよろしいかと思います。
    以前、群落があったところに砂利の山が築かれ、その後は公園整備用の車両が置かれていました。(2008年4月30日2009年4月23日の日記参照)
    もう絶滅したかと思ったら、なんと2株も咲いていました。

    か弱そうに見えて、なかなか逞しいですね。
    また来年も咲いてくれますように。

    イヌトウバナ(犬塔花)

  • 2009/09/05 : 狭山丘陵の四季
  • 花の形や萼の長い毛、開花時期からイヌトウバナでよろしいかと思います。
    シソ科トウバナ属は似たような花が多く、見分けるのに注意が必要です。
    ブログに載せるには度胸が必要かも!?

    時々訪れる林道脇一面に群生していました。
    この時期には過去何度も訪れているのに、気が付かなかったのが不思議です。
    他の場所では見た覚えがないので、もしかしたら当地では少ない植物なのかもしれません。

    【写真】
    イヌトウバナ(犬塔花) シソ科
    シソ科らしい唇形の花が、段々に咲きます。
    疎らに咲くのもトウバナの仲間の特徴かも。
    オドリコソウメハジキは各段の花がまとまって咲くのに、トウバナの仲間は違うんですね。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/09/05 13:32:56
    Tv1/125
    Av3.2
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    もうちょっとアップにすると、萼に生えている長い毛が見てとれると思います。


    イヌトウバナ


    今日は久々に朝から青空の広がる土曜日になりました。
    昨晩は雨が降ったのでどうなるかと思いましたが、杞憂でした。
    さて、天気がいいとあれもこれもやりたくなるのが人情というもの。

    朝から先週手に入れた新しいおもちゃの「当たり」を付けるためと称してプチツーリング。
    帰ってきてから午前中に家内とスーパーで買い物に行き、午後はカメラ持って狭山丘陵へ。
    さらに夕方、このところサボっていたマウンテンバイクでまた狭山丘陵へ・・

    ま~、貧乏性なんですね。
    休みの日にうだうだしているのは時間がもったいなくて・・
    明日の日曜日も天気がよさそうです。

    月曜日に疲れが残らないくらいに活動しようっと。

    ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)

  • 2009/09/04 : 狭山丘陵の四季
  • 8月に入る頃にあちこちで咲き始め、狭山丘陵では11月初めくらいまで咲いていることもあります。
    小さな筒状花がたくさん集まってひとつの頭花を形成しているのがいかにもキク科の花らしいです。
    真ん中あたりのいちばん大きい花がちょうど満開で、これ以上は開きません。

    なかなかいい紅色をしていますが、いかんせん地味な咲き方なのが惜しいです。
    これでもうちょっとパッと開いたら、まるで印象が違うんでしょうけど。

    アフリカ原産の帰化植物で、日本で見つかったのは1950年頃のようです。
    ごく最近なんですね。
    今やすっかりお馴染みの雑草になってしまいました。

    【写真】
    ベニバナボロギク(紅花襤褸菊) キク科
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/08/09 13:11:24
    Tv1/400
    Av3.2
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    この花の名前の由来になっている綿毛を・・
    これがボロに見えるってことですかね。


    ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)


    週末を前に、埼玉は雨の夜になっています。
    明日の天気は大丈夫かな・・いろいろ狙っている花があるんですけど。

    訂正~暫定でクワイ(慈姑)

  • 2009/09/03 : 狭山丘陵の四季
  • ※訂正です。アギナシで載せましたが、少々葉の幅が広すぎるようです。
     正体は別途突き止めようと思いますが、いちばん可能性が高いのはクワイだろうと・・
     判明したら改めてご報告します。

    ---

    最初はオモダカかと思いましたが、この花はアギナシだそうです。
    こんなところにオモダカ・・にしては少し様子が違うと思っていたら、sage55さんのところで解決しました。
    いつもありがとうございます~。

    ちょっと前に載せたヘラオモダカと同じくオモダカ科で、三弁の花の形がよく似ています。
    こちらの方が花も花茎も葉もはるかに大きく、ぱっと見はまるで別物のようですが。

    残念ながら花弁が完全に開いておらず、少し丸まっています。
    天気が悪くて暗かったせいか発色がイマイチだったので、せめてちゃんと咲いていてくれたらなぁ・・
    でも貴重な植物なので載せてしまいます。

    この花も最低月に2度は歩く谷戸に咲いていました。
    本当に、出会いは一期一会ですね。
    来年また出逢えるかは何の保証もないし・・

    そういえば一昨年に狭山丘陵北側の田んぼで咲いていたオモダカは、去年も今年も姿を見せてくれませんでした。

    【写真】
    暫定 クワイ(慈姑) オモダカ科
    オモダカよりも葉の幅が広いでしょうか。
    矢じりのような葉の形はいかにもオモダカのなかまらしいです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/08/08 14:37:18
    Tv1/100
    Av8.0
    ISO感度400
    レンズEF70-200mm f/4L IS USM
    焦点距離200.0 mm


    特徴のある大きな葉の様子が分かるでしょうか。


    アギナシ


    楽天ブログの「日記を書く」画面のレイアウトが変わりましたね。
    一瞬、以前にあった「大改悪」が脳裏をよぎりました。
    どうやら項目の順番と罫線が入ったくらいの違いみたいですね。

    セリ(芹)

  • 2009/09/02 : 狭山丘陵の四季
  • ごく小さくて白い花は肉眼で見ると小さな点にしか見えません。
    でもアップで見ると雄しべが長くて、なかなかきれいなものです。
    暑い時期に、湿地や休耕田なんかでたくさん咲いています。

    場所によってはドクゼリも生息しているようなので、採って食べようと思ったら注意が必要です。
    もっとも、狭山丘陵は山菜も含めて植物の採取は禁止なので、食べられないのですが。
    そういえばドクゼリはまだ見ていないので、探してみないと・・

    【写真】
    セリ(芹) セリ科
    とはいっても、春には山菜採りの人が結構います。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/08/15 9:57:31
    Tv1/160
    Av7.1
    ISO感度200
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM



    セリ


    ドクゼリは葉柄が長く、草丈が大きいのだそうです。

    ウマノスズクサ(馬の鈴草)

  • 2009/09/01 : 狭山丘陵の四季
  • 何度見ても変わった形をしている花です。
    一体どこが花びらなんだろうと調べてみると、この花には花弁がないそうです。
    このサックスのような部分を舷部といい、付け根の丸い部分も含めて萼です。

    写真右のが開花しているもので、左端はこれから開花する「蕾」。
    真ん中にはさらに小さいのがあって、小さいうちから同じ形で全体が大きくなっていくのが分かりますね。
    蕾の形は翼竜の頭のようにも見えます。

    【写真】
    ウマノスズクサ(馬の鈴草) ウマノスズクサ科
    見えている部分が全部萼なら、花はどこ!?
    丸い部分のなかに雄しべと雌しべがあって、腐臭でハエを誘き寄せるそうです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/08/08 15:26:43
    Tv1/80
    Av4.5
    ISO感度400
    レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM


    ウマノスズクサ


    去年初めて見つけたウマノスズクサ、今年も探していたんですが草刈り隊が一歩速かったようで、今年は影も形もありませんでした。
    この花は去年とは別のところで撮ったものです。
    年間を通じてよく行く場所なので、何で気付いていなかったのかと思うくらいです。

    とりあえず今年も見ることができてよかったです。
    ようこそ!
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