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新宮城(続日本100名城 No.167)

  • 2021/06/30 : 続日本100名城
  • JR新宮駅から徒歩15分くらいのところに新宮城丹鶴城)があります。
    歩いて行けるので列車の乗り継ぎ時間を利用して登城しました。
    続日本100名城は昨年9月の白石城以来です。


    新宮城本丸虎口


    熊野川に面した丹鶴山に築かれた平山城で、小高い丘の上の城です。
    新宮城の見どころは何といっても石垣の見事さでしょう。
    こちらは本丸の大手虎口なんですけど、積んである石が大きいです。


    新宮城天守台


    階段のような通路があって、その右側がえぐれたようになって緑が生い茂っています。
    ここが天守台石垣で、中央部分は昭和27年の台風で崩落したとのこと。
    天守復元の話もあるようですが石垣の復旧も大変そうです。
    このあたりも角の石(隅石)がかなり大きいです。


    新宮城大手門跡


    松の丸の虎口の石垣
    ここが大手門跡で、どんな門が建っていたんでしょう。
    新宮城石垣は表面が滑らかに整えられている場所が多いです。


    新宮城水の手


    熊野川に面した水の手という場所は、かつて炭納屋があって備長炭の集積地だったそうです。
    江戸の炭需要の3割くらいを賄っていたといわれていて、藩財政は豊かだったようです。
    新宮城に行ったらここは見ておくべき。


    新宮城スタンプ


    続日本100名城のスタンプは城址から少し離れた新宮市立歴史民俗資料館の入り口受付前にあります。
    新宮城のパンフレットをいただけるので、登城前にスタンプをもらいに行くといいと思います。

    テーマ : 歴史・文化にふれる旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 新宮城続日本100名城丹鶴城熊野川石垣平山城水の手備長炭天守台大手門

    オカトラノオ(丘虎の尾)

  • 2021/06/29 : 野の花
  • 当地で梅雨時を代表するといったらこれでしょうかね。
    あちこちでたくさん咲いています。
    これはの数が多くて、りっぱな「尾」でした。


    オカトラノオ(丘虎の尾)


    どこでもたいていは群生していて、ほとんどのが同じ方向にたなびいています。
    光の当たり方とかの影響なんでしょうけどちょっと不思議な気がします。

    【写真】
    オカトラノオ丘虎の尾) サクラソウ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/14 13:48:14
    Tv 1/160
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    個々のサクラソウ科といわれたらそうかなと思うような姿です。
    花弁は深く5裂するのが多く、この個体は丸みのある幅広な花弁でした。


    オカトラノオ(丘虎の尾)


    最後のはかなり立派な「尾」で、ひとつひとつの花が際立っているように見えました。
    単に花の密度が低くて隙間が空いているだけ!?


    オカトラノオ(丘虎の尾)


    よく見ると6裂した花弁が結構多く含まれています。
    たまに6裂というのもあるんですけどこれはかなり多い方ではないでしょうか。
    こちらの花弁は細目で、花弁の太さは結構個体差があるようです。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : オカトラノオ丘虎の尾サクラソウ科野草多年草梅雨花弁個体差隙間

    紀伊半島一周乗り鉄記(10)~新宮

  • 2021/06/28 : 鉄道写真
  • クジラの町として有名な太地
    太地駅は1面1線のシンプルな駅ですが特急くろしおの停車駅です。


    紀勢本線太地駅


    オレンジ色の建物はホテルで、その向こう側あたりに太地町立くじらの博物館があります。
    子どもたちを連れて2度ばかり行った記憶があります。
    イルカのショーやシャチのショーもあって子連れにはいいところでした。


    くじらの博物館あたり


    部屋の整理をしていたら古い写真が出てきました。
    くじらの博物館の生け簀で撮った写真ですが、シャチを間近に見ることができました。
    こんなに近くでシャチを見られる場所は少ないのでは。


    くじらの博物館のシャチ


    右のほうに移っている赤っぽいワンピースが娘です。
    次の湯川駅は駅の目の前が海水浴場で、列車からもよく見えました。
    このあたりの海水浴場はどこもきれいで、わざわざ出かけていくだけの価値があると思います。


    湯川のビーチ


    紀伊勝浦那智を過ぎてしばらく行くと長い砂浜が見えました。
    王子が浜はアカウミガメの産卵地だそうです。
    見たところ砂利が多そうです。


    王子が浜


    12:50、ようやく新宮駅に到着しました。
    紀伊田辺からおよそ3時間、ずっと体をねじって車窓を眺めていたので首が痛くなってしまいました。
    紀州鉄道も含めて和歌山からすべてロングシートでした。


    227系@新宮駅


    お昼を過ぎたので新宮駅前のコンビニでサンドイッチを買って駅前のベンチで食べていたら、トンビの襲撃を受けてしまいました。
    トンビにサンドイッチさらわれるとは・・3つのうちひとつですけど。
    こんなこともあるんだなとちょっとびっくりです。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 太地くじらの博物館シャチ王子が浜ウミガメ海水浴場紀伊勝浦那智新宮トンビ

    イチヤクソウ(一薬草) 

  • 2021/06/27 : 野の花
  • 毎年観察しているイチヤクソウ、今年もたくさん咲きました。
    場所によっては姿を消したところもあるようですが、私が見ている場所は大丈夫そうです。
    今年も例年並みの咲き方のように思います。


    イチヤクソウ(一薬草) 


    ちょっとの数が少なめでしょうか。
    大物は少なかったけど個体数は多くて、これを撮った場所では茎が50本くらい立っていました。

    【写真】
    イチヤクソウ一薬草) ツツジ科イチヤクソウ亜科
    栄養の一部を菌類に依存している部分的菌従属栄養植物
    常緑の多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    Tv 1/100
    Av 4.0
    ISO感度 800
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2013:準絶滅危惧(北多摩)


    下向きに咲くし、たいていは林の中など暗いところに咲くことが多いので撮りにくいです。
    必要な栄養の一部を菌類から取り込んでいるので、日差しは必要ないのでしょう。


    イチヤクソウ(一薬草) 


    そんな中でこんな個体を見つけました。
    下から覗いたら八重咲きのように見えます。
    八重咲きイチヤクソウってあるんでしたっけ!?


    イチヤクソウ(一薬草) 


    よく見たらカブトガニの足のような雄しべが見えません。
    ヤブカンゾウと同じように雄しべの糸が弁化し、雄しべがびら状になっていました。
    こういうイチヤクソウは初めて見ましたが、珍しいものなんでしょうか。
    この茎のはみんな花糸の弁化が見られました。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : イチヤクソウ一薬草ツツジ科野草多年草菌従属栄養植物絶滅危惧八重咲き弁化

    紀伊半島一周乗り鉄記(9)~本州最南端

  • 2021/06/26 : 鉄道写真
  • 9:53に紀伊田辺を出発した列車が新宮に到着するのは12:50。
    およそ3時間の道のりです。
    紀伊田辺での乗り換え時間は2分なので、御坊から新宮まで3時間40分ほぼ乗りっぱなしのようなものです。


    白浜駅


    紀伊田辺から南の紀勢本線は単線になります。
    紀伊田辺から13分、3駅目の白浜駅でいきなり24分停車して特急を先に通します。
    まずは新大阪発新宮行きの特急くろしお1号に追い抜かれました。


    287系パンダくろしお@白浜駅


    287系、これがパンダくろしおってやつか。
    白浜のアドベンチャーワールドにジャイアントパンダがいるんですよね。
    先頭がパンダの顔になってますが、このライトの目は人相よくないよな・・
    かわいいかというと・・う~ん、なかなかシュールなデザインに思えます。


    283系くろしお@白浜駅


    続いて新大阪行きのくろしお16号との行き違いです。
    こちらは283系、イルカっぽいイメージですかね。


    もうすぐ串本


    白浜から30分あまり、見老津駅あたりからしばらく海がよく見える区間です。
    天気はイマイチですけどね・・
    白浜から1時間10分ほどで串本駅に到着しました。


    本州最南端の駅


    大学生の頃、串本駅の近くで「めはり天」なるものを食べました。
    ご飯に高菜を巻いためはり寿司の中に海老のてんぷらが入っていて、輪切りにしたのを生姜醤油で食べました。
    妙においしかったので帰宅してから母親に説明したら、再現してくれたのを思い出しました。
    なお、串本のお店はなくなったそうです。


    南紀は岩場が多い・・


    串本駅を出発してほどなく、一列に岩が並んだ橋杭岩が車窓からもよく見えます。
    ・・が、写真を撮りそこないました。
    このあたりの海岸は岩場が多く、磯遊びも楽しいです。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 紀伊田辺パンダくろしお287系283系串本橋杭岩新宮紀勢本線白浜めはり寿司

    フトイ(太藺)

  • 2021/06/25 : 野の花
  • 前回はフトイなのかオオフトイなのかわからず「?」付きで載せました。
    フトイ柱頭が2岐、オオフトイは3岐とのことだがさてどうか。
    見たところ柱頭は2本のようなのでフトイでOKみたいです。


    フトイ(太藺)


    ただし、いろいろ調べてみたらオオフトイ柱頭はすべて3岐というわけではないようです。
    果期が違うとか鱗片の色が違うとか、どれが正解なんでしょう。
    正直言って分けないといけないほどの差がなさそうにも思えます。

    【写真】
    フトイ(太藺) カヤツリグサ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/22 11:34:59
    Tv 1/400
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    柱頭が非常にきれいに見える小穂を見つけました。
    どう見ても柱頭はすべて2岐なのでフトイでいいかと思います。


    フトイ(太藺)


    以上が丘陵の埼玉県側で撮ったもので、最後の1枚は東京都側のもの。
    これは柱頭の数が多いように見えました。
    小穂をひとつ拝借して顕微鏡で観察してみましたが・・


    フトイ(太藺)


    う~ん、柱頭は2岐みたいです。
    これもオオフトイじゃなくてフトイでいいかなということで。
    やっぱりカヤツリグサ科は分かりにくいです。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : フトイ太藺カヤツリグサ科野草オオフトイ柱頭多年草顕微鏡小穂

    紀伊半島一周乗り鉄記(8)~紀伊田辺

  • 2021/06/24 : 鉄道写真
  • わずか30分ほどの紀州鉄道訪問から再び紀勢本線に復帰しました。
    御坊発9:10の紀伊田辺行きに乗車。
    またしても227系の2両編成です。


    227系@御坊駅


    紀勢本線普通列車はほぼこの227系に置き換わったそうです。
    普通列車とはいえ観光路線にこういう通勤型の車両を充当するのって、正直がっかりというか残念というか。
    広島の227系は転換クロスシートなので同じにしてほしかった。


    御坊駅


    御坊駅を出発、さらば紀州鉄道、また会う日まで。
    御坊を出ると紀勢本線はしばらく山の中を走り、切目駅あたりから海岸線に沿って走ります。
    紀勢本線に乗るのは45年ぶりくらいだけど、こんなに海が見えなかったっけ・・


    切目駅付近


    前回この路線に乗ったときはまだ電化されてなくて、天王寺駅から乗った特急くろしおは電車じゃなくてディーゼルカーでした。
    当時中学2年生で、家族旅行は気が進まなかったけどキハ82に乗れるのだけはうれしかったです。
    少年時代から電車より気動車が好きでした。


    岩代駅付近


    岩代駅付近の海には波待ちのサーファーがたくさん浮かんでました。
    南紀の海は岩場が多いけど大丈夫なんでしょうか。
    ・・う~ん、やっぱりロングシートは外が見づらい。


    227系@紀伊田辺駅


    9:51、紀伊田辺に到着しました。
    ここで2分の乗り継ぎで新宮行きに乗り換えました。
    同じホームの反対側なので余裕です。


    新宮行き227系


    新宮行きも227系の2両編成なので、だったら御坊発の新宮行きでいいんじゃない!?とか思ってしまいます。
    3時間40分のロングランになるとはいえ、乗り換え時間2分だったら利用者から見たら同じことのような・・
    もっとも、御坊から新宮まで行くなら普通の人は特急に乗るでしょうけどね。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 紀州鉄道紀勢本線御坊紀伊田辺新宮227系普通列車キハ82気動車電車

    フジウツギ(藤空木)

  • 2021/06/23 : 野の花
  • 先週は咲き終わりそうな花序花芽だけだったフジウツギ、リベンジしてきました。
    これから咲きそうな花序がいくつかあったのでタイミングを合わせたつもりです。
    咲き具合はこんなものですけど。


    フジウツギ(藤空木)


    園芸種のブッドレアみたいにいっせいに開することはないです。
    花序の付け根のほうから順に咲いては黄変していくようなので、きれいなのは咲き始めでしょうね。
    きれいに咲いているが少ないのが惜しい。

    【写真】
    フジウツギ藤空木ゴマノハグサ科
    落葉低木
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/22 12:58:06
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    一見すると草本のように見えて、落葉低木です。
    当地では珍しい部類の植物でほとんど見かけません。


    フジウツギ(藤空木)


    しかし変わった形の花ですね。
    花筒が長いので蜜にありつけるのは長い口吻を持ったチョウだけです。
    花筒の中は毛がびっしりと生えているので小さな虫が入り込むのも難しそう。


    フジウツギ(藤空木)


    対生する細長い葉とそのつき方が特徴的です。
    この姿を覚えてしまえば見逃すことはなさそうですね。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : フジウツギ藤空木ゴマノハグサ科落葉低木ブッドレア花筒草本花序花芽

    紀伊半島一周乗り鉄記(7)~紀州鉄道

  • 2021/06/22 : 鉄道写真
  • 乗客は私一人、貸し切りの気動車KR205はゆっくりとした速度で御坊市内を走ります。
    紀伊御坊駅の留置線の車両はキテツ2号、2017年に引退したもの。
    休車中という札が見えるけど、もう走ることはないんだろうなぁ・・


    キテツ2号


    富士重工(スバル)製で、バスの車体とバスのエンジンを利用した国内最後のレールバスといわれています。
    紀州鉄道の駅は御坊を出ると学門、紀伊御坊、市役所前、終点の西御坊
    8分で終点の西御坊駅に到着しました。


    紀州鉄道西御坊駅


    なんだか商店街の隅っこに間借りしているような駅です。
    1両だけのディーゼルカーがやっと収まるくらい・・
    近年の平均乗車人員は1日40人台と、ちょっと寂しいです。


    紀州鉄道の廃線跡


    西御坊駅の車止めの先にはまだレールが残っています。
    0.7km先の日高川駅までの区間は1989年に廃線とのこと。
    鉄橋はなくなっていますが今も線路が残っています。
    特産のみかんを日高川駅まで鉄道で運び、そこから船で東京や大阪などの消費地に輸送していたというのも今は昔。


    西御坊駅を出発


    廃線跡を歩いてみたいと思いましたが先の行程が詰んでしまいます。
    駅周辺を2周くらいして折り返しの御坊行きに乗りました。
    復路も予想どおり、貸し切りです。


    貸し切り・・


    たった一人のために列車を走らせていただくのも申し訳ない気がしますが、私が乗らなかったら空気を運ぶだけですからね。
    往復の運賃360円では軽油代だけでも足が出るでしょう。


    タブレットキャリア


    運転席のドアにかかっている丸い輪っかはタブレットキャリアじゃないですか。
    これを見るのはいつ以来だろう、子どものころに近鉄田原本線で見たように思います。
    単線の路線で列車同士が鉢合わせしないように制御する仕組みなんですが、スタフ閉塞式が残っているのは珍しい。
    もっとも、2.7kmの路線を同じ車両が往復しているので鉢合わせになることはなさそうですが。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 紀州鉄道廃線レールバス御坊西御坊KR205ディーゼルカースバルスタフ閉塞式日高川

    オオハンゲ(大半夏)

  • 2021/06/21 : 野の花
  • そういえば以前に見たオオハンゲ、どうなっているか・・
    通りかかったので久しぶりに見に行ってみました。
    当地は分布範囲外だし、気候が合わずに絶滅しているかも!?


    オオハンゲ(大半夏)


    行ってみたらびっくり、なんと一面にはびこっているではありませんか。
    分布は本州中部以西とのことなので、これは人の手で持ち込まれたものでしょう。
    でも、雑草然としてびっしりと生えています。

    【写真】
    オオハンゲ大半夏) サトイモ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/20 14:15:11
    Tv 1/200
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    よく見かけるカラスビシャクにそっくりです。
    でもこちらのほうが大きく、特徴的な三小葉は1枚が15cmを越えるものもありました。
    これはかなりたくましそうですね。


    オオハンゲ(大半夏)


    10年ほど前に掲載したときはひとかたまりという感じでした。
    今はかなり増えていて、個体数は数えられないくらいです。
    もともとあるものじゃなさそうなので、あまり勢力範囲を広げないように頼みます。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : オオハンゲ大半夏サトイモ科野草多年草カラスビシャク雑草気候三小葉

    紀伊半島一周乗り鉄記(6)~御坊へ

  • 2021/06/20 : 鉄道写真
  • 2日目、いよいよ紀伊半島をぐるっと一周します。
    JR和歌山駅で熊野市駅までの乗車券をみどりの券売機で購入しました。
    本当は京都から熊野市までの乗車券を買おうと思ってましたが、経路の都合もあって分けて買ったほうが安かったです。


    JR和歌山駅


    朝7時過ぎの和歌山駅は土曜日のせいもあってか閑散としていました。
    本日の第一走者は和歌山発7:23の紀勢本線御坊行きです。
    またしても227系、ただし朝の時間帯だからか4両編成でやってきました。


    227系@和歌山駅


    部活でもあるのか、乗客は高校生が多かったです。
    御坊までは1時間ほどで、乗客は多めでした。
    この区間は案外海が見えなくて、冷水浦(しみずうら)付近で少し見えるくらい・・


    227系@御坊駅


    御坊到着が8:28で乗り継ぎの紀伊田辺行きが9:10発、40分ほどあるので寄り道しました。
    御坊駅から御坊市内を走る紀州鉄道線に乗ってみようということです。
    紀州鉄道といったらリゾートホテルとかのイメージですけど、鉄道事業もやってます。


    紀州鉄道KR205


    路線は御坊駅から西御坊駅までのわずか2.7kmで、小さな気動車で片道8分で終点です。
    30分くらいで往復できるので列車待ちのタスクとしてちょうどいいかも。
    8:34発の西御坊行きに乗ったら、ええっ、他に乗客がいない!?
    途中に御坊市役所があるだろ、通勤時間だろと思ったけど土曜日でしたね。


    紀州鉄道KR205の車内


    平日のこの時間は通勤客で賑わうのだと信じたい。
    いくら土曜日とはいえさすがにディーゼルカー1両貸し切りになるとは思いませんでした。
    御坊市民の皆さん、紀州鉄道に乗ろうよ・・

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 紀伊半島和歌山熊野市御坊紀州鉄道227系西御坊気動車ディーゼルカー紀勢本線

    クララ(眩草)

  • 2021/06/19 : 野の花
  • クララ序ひとつでいくつくらいのが咲くんでしょうね。
    こんなにたくさんを咲かせないといけないものなのかと見るたびに思ってしまいます。
    種、というか豆はたくさんできるので、そんなに結実する割合が低くもなさそうですが・・


    クララ(眩草)


    でも個体数が増えないところを見ると発芽割合が低いんでしょうかね。
    発芽率を検索してみましたが、分かりませんでした。
    少なくともたくさん豆をばらまいてどんどん増えるというのではなさそうです。

    【写真】
    クララ眩草) マメ科 有毒
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/14 14:10:11
    Tv 1/320
    Av 4.0
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    当地では6月の半ばくらいに咲くことが多いです。
    多摩川の土手で5月に盛りになっているのを見かけましたので、環境によってだいぶ時期が変わってくるようです。


    クララ(眩草)


    をアップで見るとマメ科らしい姿ではあるものの、独特の形状です。
    花弁が硬そうにみえますね。
    もうちょっと接近して撮りたかったんですが田んぼの作業中で立入禁止になっていました。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : クララ眩草マメ科有毒野草多年草多摩川発芽田んぼ

    紀伊半島一周乗り鉄記(5)~わかやま電鉄貴志川線

  • 2021/06/18 : 鉄道写真
  • 和歌山県にはJRと南海電鉄以外に2路線の私鉄があります。
    いずれも短い路線なので行ってみました。
    この日はわかやま電鉄貴志川線、一日乗車券を買って「いちご電車」に乗りました。


    わかやま電鉄いちご電車


    車両は南海電鉄2270系、さっき乗った南海加太線の7100系に何となく似てます。
    わかやま貴志川線はもと南海電鉄の路線で、2006年に岡山電鉄が鉄道事業を譲り受けた際に南海から無償譲渡された車両だそうです。
    ということで和歌山電鐵岡山電鉄の100%子会社です。
    路線名の表示はわかやま電鉄貴志川線ですが、会社名は和歌山電鐵


    いちご電車の車内


    いちご電車の車内はシートの柄まで全部いちご柄です。
    高校生が座っている席には木製のテーブルもありました。
    この路線は乗客少ない!?と思っていたら、発車直前に買い物帰りの人とかたくさん乗ってきました。


    いちご電車@貴志駅


    路線は和歌山駅から東に、内陸方向に向かって30分ほどで終点の貴志駅に至ります。
    貴志駅は1面1線の駅ながら立派な駅舎です。
    駅長は三毛猫の「たま駅長」、2代目のニタマだそうで・・


    貴志駅


    私が行ったときはニタマ駅長は爆睡中でピクリとも動きませんでした。
    いい田園風景なのでお隣の甘露寺前駅まで歩いて和歌山に戻りました。
    帰りの電車はすごいラッピング・・「おかでんチャギントン」ですか。


    おかでんチャギントンラッピング


    岡山電鉄ではチャギントンそのままの電車が走っているのでその広告ラッピング電車みたいです。
    和歌山電鐵岡山電鉄の子会社ですしね。
    甘露寺前駅の近くには県立高校があって、帰りの車内は高校生ばっかりでした。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : わかやま電鉄貴志川線和歌山電鐵いちご電車南海電鉄甘露寺チャギントン岡山電鉄ニタマ駅長貴志駅

    ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

  • 2021/06/17 : 野の花
  • 一昨日のホタルブクロに続いてヤマホタルブクロです。
    こっちのほうが紫色が濃いですね。
    ホタルブクロと同じ場所に咲いているんですが色だけで見分けられそうです。


    ヤマホタルブクロ(山蛍袋)


    とはいえ見分けは萼片が太くて短いことと萼片の間の付属体がないこと。
    ちょうちんみたいなの形は同じでも萼の形がぜんぜん違います。
    中央のはこれから開くところで、まさに袋になってます。

    【写真】
    ヤマホタルブクロ山蛍袋) キキョウ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/08 14:29:25
    Tv 1/80
    Av 4.5
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ホタルブクロヤマホタルブクロも、たまに直立しているのがあります。
    なんでしょうね、茎が丈夫なんでしょうか。


    ヤマホタルブクロ(山蛍袋)


    これも色が濃い目でした。
    今日これを撮った場所を通ったら、どっさり咲いていました。
    もうしばらく楽しめそうです。


    茶室・紅松庵


    和歌山城をひと回りして歩き疲れたので和歌山城公園の紅葉渓庭園にある茶室紅松庵に立ち寄りました。
    点出し一服470円で抹茶を楽しめます。
    たまにはこういうの、いいですね。
    落ち着きすぎて御橋廊下に行くのを忘れた・・

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ヤマホタルブクロ山蛍袋キキョウ科野草ホタルブクロ多年草和歌山城紅松庵抹茶

    和歌山城(日本100名城 No.62)

  • 2021/06/16 : 日本100名城
  • 言わずと知れた徳川御三家、紀州徳川家55万5千石の居城です。
    江戸城、水戸城、名古屋城は登城したので御三家の城としては最後になりました。
    和歌山市駅から徒歩で向かい、和歌山城公園の入り口まで15分くらいだと思います。


    和歌山城天守


    天守は昭和10年に国宝に指定されたものの和歌山大空襲で焼失とのことで惜しいことです。
    現在の天守は鉄筋コンクリートによる外見復元です。
    姫路城、松山城と並んで三大連立式平山城に数えられています。


    和歌山城大手門


    一の橋から大手門を通っていざ登城・・ではなく、ここから出ました。
    明治時代に倒壊した大手門、昭和58年に復元とのことです。


    御橋廊下


    斜めにかかった屋根付きの橋は御橋廊下、藩主の生活の場である二の丸と能舞台や茶室があった西の丸を繋ぐもの。
    藩主が移動するのを見えないようにするために壁、屋根付きになっています。
    傾斜があるのはかなり珍しい構造だと思います。


    和歌山城石垣の刻印


    ちょっと面白いのが石垣で、刻印のある石が2000個以上あるそうです。
    真ん中の四角が3つつながったようなのが刻印で、40種類以上見つかっていて、これを探すもの面白いです。
    この周辺だけでも10種類以上はありました。


    和歌山城スタンプ


    広い城址は見どころが多いし、アップダウンもあるので全部見て回るのは時間と体力が必要です。
    この日に歩いた歩数は16600歩でした。
    なお現在残されている城跡は最盛期の4分の1ほどの広さだそうです。

    テーマ : 歴史・文化にふれる旅
    ジャンル : 旅行

    tag : 和歌山城日本100名城御三家徳川和歌山市天守国宝御橋廊下大手門平山城

    ホタルブクロ(蛍袋)

  • 2021/06/15 : 野の花
  • 梅雨時は野のの種類が少なくて、歩く時間の割には撮影枚数が増えません。
    そんな中で6月に入って盛んに咲くホタルブクロは貴重です。
    野のとしては大きくて目立ちますしね。


    ホタルブクロ(蛍袋)


    当地では毎年6月半ばくらいに見頃を迎える年が多いです。
    今年は昨年、一昨年と比べて数日早く咲いたかな・・

    【写真】
    ホタルブクロ蛍袋) キキョウ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/08 13:49:06
    Tv 1/80
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ヤマホタルブクロとの見分けは迷わなくなりました。
    ホタルブクロの萼片は細長く、萼片の間に反り返るような付属体があります。


    ホタルブクロ(蛍袋)


    同じ場所でヤマホタルブクロも咲くので容易に見比べることができます。
    萼の形状がだいぶ違うんですよね。
    そのうちヤマホタルブクロも掲載しようと思います。


    ホタルブクロ(蛍袋)


    これを撮る一週間前に小さな蕾がついているのを確認していました。
    そろそろ咲き始めているかと思って見に行ったらすっかり見頃でした。
    わずか一週間でずいぶん育つものですね。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ホタルブクロ蛍袋キキョウ科野草多年草ヤマホタルブクロ梅雨見頃6月

    紀伊半島一周乗り鉄記(4)~南海加太線

  • 2021/06/14 : 鉄道写真
  • 和歌山市駅到着が10:47、和歌山城に登城しようと思ったんですが2時間くらいで雨が小降りになる予報でした。
    和歌山市駅は南海電鉄のターミナルで、加太線(かだせん)という支線が出ています。
    1時間くらいで往復できるので雨宿りのつもりで行ってみました。


    7100系@和歌山市駅


    10:54発の加太行きは南海7100系の2両編成でした。
    いかにも時代を感じるデザインで好みの形です。
    調べてみたら1973年製で、もうじき半世紀になろうかという年代物です。


    雨の磯ノ浦


    海からそんなに離れていない路線ですが海が見えるのは終点手前の磯ノ浦だけでした。
    白波が立っていますけど海には波待ちのサーファーがたくさん浮かんでいます。
    いつの間にか車内はガラガラで、私が乗っていた車両は貸し切り状態でした。


    南海7100系車内


    終点の加太まで行ったのは私以外に年配のご夫婦らしいおふたりの3人でした。
    終点手前の磯ノ浦駅と終点の加太駅には海水浴場があるので季節には賑わうんでしょうか。
    沿線には日本製鉄和歌山製鉄所もあるので通勤時間は混雑する!?


    7100系@加太駅


    終点の加太駅はいかにもローカル線の終点といった雰囲気でした。
    加太は和歌山の最東端で、紀淡海峡を挟んで淡路島まで10キロないくらいのところです。
    きっと魚がおいしいんでしょうね・・今回は縁がありませんでしたけど。


    南海加太駅


    加太線はワンマンなので無人駅ばかり・・かと思いきや、意外なことに各駅に駅員さんがいます。
    JRだったら間違いなく全部無人駅でしょうね。
    無人駅は1駅(西ノ庄駅)のみとのことで、これはびっくり。


    まる万ラーメン


    和歌山市駅に戻ったらちょうどお昼時だったので和歌山ラーメンで腹ごしらえして和歌山城登城に備えました。
    腹が減っては戦はできませんので・・
    お城に向かう途中でまる万ラーメンに立ち寄りました。
    紀州とんこつとかいうらしく、麺は博多あたりと同じストレートの細麺でした。
    もやしとニラのトッピングを追加、おいしかったです、ごちそうさまでした。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 和歌山市南海電鉄加太線和歌山城和歌山ラーメン紀淡海峡磯ノ浦7100系日本製鉄海水浴場

    カナビキソウ(鉄引草)

  • 2021/06/13 : 野の花
  • この時期になってもまだカナビキソウが咲いているという情報をいただきました。
    そういえばカナビキソウってここ数年見ていないような・・
    5年ぶりの掲載です。


    カナビキソウ(鉄引草)


    の大きさは2ミリほどで、茎も細いのでかなり注意しないと見逃しそうです。
    確かこの辺で咲いていたはず・・と思って探したら案外簡単に見つかりました。
    6月も中旬になるのでさすがにも少なめでした。

    【写真】
    カナビキソウ鉄引草) ビャクダン科
    寄生多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/13 13:29:24
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    茎はほとんど枝分かれせず、葉も細くて草自体ぜんぜん目立ちません。
    びらのように見えるのは萼で、5裂のものが多いようです。


    カナビキソウ(鉄引草)


    カナビキソウ吸根という特殊な構造で他の植物に寄生して水分や養分を吸収するそうです。
    宿主は何でしょう、イネ科を好むとのことなので周囲にたくさん生えていたチガヤでしょうか。
    メドハギなんかにも寄生するようで、これも周辺に多かったです。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : カナビキソウ鉄引草ビャクダン科野草多年草寄生吸根チガヤメドハギ

    紀伊半島一周乗り鉄記(3)~和歌山

  • 2021/06/12 : 鉄道写真
  • 高校の登校時間を過ぎてしまうと車内は静かなものです。
    2両編成のワンマンカー、無人駅では前の車両からしか乗り降りできないので私が乗っていた後ろの車両は貸し切りになりました。
    通勤電車然としたオールロングシートです。


    227系の車内


    9:26、橋本駅に到着、2分停車なので外に出てみました。
    一番奥のオレンジ色の電車は南海高野線で、橋本駅で乗り換えると高野山に行けます。
    高野山は一度行ってみたい場所です。


    和歌山線橋本駅


    高野山は難波から南海電車の特急で1時間40分ほどで行けてしまうので、意外とお手軽かも。

    和歌山に近づくにつれて雨が強くなってきました。
    天気予報どおりではありますが・・


    国道24号線


    窓から見える道路は国道24号線、40年近く前にこの道を単車で走って和歌山港から徳島の小松島にフェリーで渡りました。
    この道は単調で、和歌山の市街地が見えた時はすごくほっとした記憶が少し残っています。

    10:33、ようやく終点の和歌山駅に到着しました。
    乗ってきた列車は折り返し奈良行きになります。


    227系@和歌山駅


    王寺から2時間27分、京都から4時間21分・・・
    最短ルートの東海道本線、阪和線経由で来ると特急を使わなくても2時間10分とか20分で京都から和歌山まで行けてしまいます。
    奈良線、和歌山線経由は変態ルートなのでこのコースで行くのは乗り鉄の人くらいでしょう。


    227系紀勢本線和歌山市行き


    和歌山駅で和歌山市駅行きの紀勢本線に乗り換えました。
    ここも和歌山線と同じ227系の2両編成でした。
    紀勢本線は三重県の亀山駅を起点として、和歌山駅から2駅だけ枝分かれした和歌山市駅が終点になっています。
    ちょっと紛らわしい名前の駅ですが、和歌山駅はJR、和歌山市駅は南海電鉄のターミナルになっています。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 乗り鉄和歌山線和歌山市橋本駅南海高野線紀勢本線国道24号高野山227系南海電鉄

    アキマルニワゼキショウ(仮称)

  • 2021/06/11 : 野の花
  • オオニワゼキショウの群生地にちょっと色違いのが咲いていました。
    の大きさはオオニワゼキショウというよりニワゼキショウでした。
    の色はどちらでもなく、紫のニワゼキショウを薄くした感じです。


    アキマルニワゼキショウ(仮称)


    これはニワゼキショウオオニワゼキショウ交雑種のアキマルニワゼキショウのようです。
    アキマルニワゼキショウ不稔なのでひとつも実ができていません。
    何年か前に他の場所でも見ているので、両方咲く場所にはたまに出現するようです。

    【写真】
    アキマルニワゼキショウ(仮称) アヤメ科
    漢字表記は不明です。
    「秋丸」と記載しているサイトがありましたが不確かなので・・
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/09 11:18:20
    Tv 1/320
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ところで「アキマル」という名前はどこから来たんでしょうか。
    調べてみましたが由来は分かりませんでした。


    アキマルニワゼキショウ(仮称)


    の色からすると紫色のニワゼキショウとオオニワゼキショウハイブリッドですかね。
    の中心部の黄色い部分、下のほうが膨らんでいるのはオオニワゼキショウの特徴のように思います。
    どちらの特徴も半々に引き継いでいるようです。


    田植え


    例年なら市民参加で行う田植え、今年はスタッフで実施みたいです。
    屋外だし普通に市民参加でやればいいんじゃないかと思いますけどね。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : アキマルニワゼキショウアヤメ科野草交雑オオニワゼキショウニワゼキショウ田植え不稔ハイブリッド

    紀伊半島一周乗り鉄記(2)~王寺駅

  • 2021/06/10 : 鉄道写真
  • 木津駅発7:15の天王寺行き区間快速に乗り換えました。
    関西本線、というか今は大和路線というのか、運用がちょっと面白いです。
    王寺駅から大阪環状線を一周し、再び天王寺駅に戻ったところで終点。


    221系@木津駅


    この列車は天王寺着8:06、大阪着8:28なのですっかり通勤時間帯です。
    でもシートは東京圏では見られない転換クロスシートというのが羨ましい。
    奈良、郡山、法隆寺を経由して7:42に王寺駅に到着しました。
    221系電車は1990年前後の製造なので、そこそこ年季が入っています。


    221系@王寺駅


    昨年他界した母親の実家が王寺駅から近鉄で数駅先です。
    従兄弟も多くて、子どもの頃は毎年夏休みに遊びに行ってました。
    王寺駅で近鉄に乗り換えるともうじき着くなとわくわくしたのを思い出します。
    駅の周辺には大きな建物が建ってだいぶ様子が変わっていました。


    201系@王寺駅


    同じホームの反対側にはJR難波行きの普通列車が停まっていました。
    201系、東京あたりだと中央線快速や中央総武緩行線で2010年くらいまで走っていた車両で、これも懐かしい。
    お茶の水の大学に通い始めたころに登場して、大学の後半2年と社会人になって5年ほどこれで通学・通勤していました。
    JR西日本では2024年くらいに運用終了とのこと。


    227系1000番台@王寺駅


    で、乗るのはこちら、8:06発の和歌山線経由の和歌山行きです。
    乗り換え時間があったので手洗いに行って売店で朝食を調達しておきました。
    車両は真新しい227系の2両編成で乗客は高校生ばっかりでした。
    沿線にいくつか高校があって、入れ替わりで高校生が乗ったり降りたり。


    吉野口駅


    御所駅の次の玉手駅で高校生がごっそり降りて車内はガラガラになってしまいました。
    地方路線のユーザーは高校生が主力で、大人はみんな車ですかね。
    吉野口駅近鉄吉野線と共用で、同じホームの反対側の電車は大阪阿倍野橋行きの急行でした。
    私が生まれた病院が阿部野橋にあって、生家はそのちょっと手前です。
    今の様子を一度見てみたいなと列車の行き先表示を見て思ってしまいました。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 乗り鉄関西本線221系王寺和歌山線227系201系吉野口駅近鉄JR西日本

    ミクリ(実栗、三稜草)

  • 2021/06/09 : 野の花
  • よく訪れる湿地に見慣れない植物がありました。
    ミクリ・・だよなぁ。
    今まで気がついていなかったのが不思議なくらいたくさん咲いていました。


    ミクリ(実栗、三稜草)



    湿地整備のおかげで出てきたものらしいですが、いつから生えているんでしょう!?
    草丈は80cmくらいか、決して小さな植物ではありません。
    少なくとも月に3回くらい訪れる場所なのになぜか見ていませんでした。

    【写真】
    ミクリ実栗三稜草) ガマ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/09 10:59:44
    Tv 1/320
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM

    東京都RDB2013:準絶滅危惧
    埼玉県RDB2011:準絶滅危惧
    環境省レッドリスト :準絶滅危惧


    序の上部が雄、下のほうが雌です。
    下の写真のは雌盛りで雄はまだ開花していないようです。


    ミクリ(実栗、三稜草)


    3枚目の写真のはすでに花期が終わって実になっているもの。
    この姿がいがぐりに似ているところから「実栗」という名前になったそうです。
    実の姿はカヤツリグサ科のような感じにも見えます。


    ミクリ(実栗、三稜草)


    ミクリはAPG4ではガマ科ミクリ属の分類となっているためガマ科で記載しました。
    そういえばヤマトミクリが咲く場所があるのを思い出しました。
    明日行ってみましょう。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ミクリ実栗三稜草ガマ科野草絶滅危惧湿地ヤマトミクリ環境省

    紀伊半島一周乗り鉄記(1)~奈良線

  • 2021/06/08 : 鉄道写真
  • 人生の節目ということもあり、思い出の地をさらっと巡ってきました。
    プラスアルファで久しぶりのお城めぐりもコースに盛り込んで・・
    スタートは2020年10月20日の日記と全く同じ、JR八王子駅前を23:45に出発する夜行バスで京都に向かいました。


    高速バス(JR八王子駅)


    3列シートの高速バスは満席だったようです。
    八王子から京都まで4200円というのは今だけか、前回利用時は5千円くらいだった気がします。
    今回は定刻の朝6時ジャストにJR京都駅前に到着、毎度正確な運行に驚くばかりです。


    クハ103ー215


    早朝の京都駅は閉まっている入り口もあって毎回迷います。
    和歌山までの乗車券を買って奈良線のホームに向かうと懐かしいうぐいす色の103系が!
    この編成の両端の2両はかつて山手線を走っていた103系の最後の生き残りで、今も奈良線で現役です。
    残念ながら私が乗るのはこれではなかったです。


    奈良線205系@京都駅


    京都発6:12の奈良行き普通列車に乗車、今回もぎりぎり間に合いました。
    武蔵野線では昨年すべて引退した205系、色は違いますけどおなじみのやつでした。
    阪和線から奈良線に転籍してきた車両で、色も阪和線のブルーのまま。


    奈良線205系@木津駅


    宇治、城陽を経由して7:09に奈良線の起点である木津駅に到着しました。
    木津駅は京都府木津川市で、JR奈良線は全線京都府内です。
    1ミリたりとも奈良県を通らない奈良線って・・


    木津駅で京都行きを見送り


    奈良行きの到着を待っていた京都行きが出発していきました。
    京都行きが向かっているのが奈良線で、右のほうに伸びるのが関西本線の名古屋方面。
    木津駅で右のほうからやってくる関西本線の区間快速天王寺行きに乗り換えです。
    結構雨降ってるなぁ・・乗り鉄には列車の運行に支障がなければ大した問題ではないけど。

    (つづく)

    テーマ : 鉄道旅行
    ジャンル : 旅行

    tag : 乗り鉄高速バス奈良線103系山手線205系木津駅京都関西本線阪和線

    ノアザミ(野薊)

  • 2021/06/07 : 野の花
  • 当地では秋に咲くノハラアザミは多いんですが春咲きのノアザミは少ない・・
    なんて以前に書いた気がしますが、最近あちこちで咲いているのを見つけました。
    絶対的な数は多くはないものの、思った以上に多そうです。


    ノアザミ(野薊)


    の時期は5月初めくらいからで、個人的には初夏という印象です。
    上の写真は6月に入ってから撮ったもので、の期間は長い方でしょう。

    【写真】
    ノアザミ野薊) キク科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/01 13:30:27
    Tv 1/400
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    2枚目は5月半ばに別の場所で咲いていたものです。
    金網の隙間で咲いていたので写真両側に縁取りみたいに水色になってしまいました。


    ノアザミ(野薊)


    このくらいがの盛りといったところでしょうかね。
    最後は5月2日に撮ったものでまだほんの咲き始めでした。
    毎年たくさん咲く場所なんですが今年は数えるほどしかありませんでした。


    ノアザミ(野薊)


    多年草なので出始めに草刈りが入ったのかもしれません。
    そういえば関東はまだ梅雨入りしていませんね。
    西日本の梅雨入りが異様に早かったので長梅雨を覚悟していましたが、どうやら今週いっぱいは活動できそうです。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ノアザミ野薊キク科野草多年草ノハラアザミ初夏関東梅雨

    ナツハゼ(夏黄櫨、夏櫨)

  • 2021/06/06 : 野の花
  • こちらの林ではたまに見かける樹木です。
    でも掲載するのは7年ぶりのようなので、しばらく縁がありませんでした。
    いつも訪れる場所でたまたまを見つけました。


    ナツハゼ(夏黄櫨、夏櫨)


    へぇ、こんなところにもあったのか・・
    ミヤマガマズミとかツクバネウツギをよく撮っている場所なのに気づいていませんでした。
    気がつかない時ってそんなものでしょう。

    【写真】
    ナツハゼ夏黄櫨夏櫨) ツツジ科
    落葉低木
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/01 13:48:33
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 640


    が見えたので枝を持ち上げてみたら、葉の下にたくさんの序がありました。
    葉に隠れてたのでは気がつきにくいですね。
    ただしはほとんど終わりで、青い実がたくさんできていました。


    ナツハゼ(夏黄櫨、夏櫨)


    果実にはアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれているそうです。
    どこかで一度食べたことがありますが、かなり酸っぱかった記憶があります。
    熟していない実を食べたのかもしれません。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ナツハゼ夏黄櫨夏櫨ツツジ科落葉低木アントシアニンポリフェノールミヤマガマズミツクバネウツギ

    ウマノアシガタ(馬の脚形、馬の足形)

  • 2021/06/05 : 野の花
  • 昨日のコゴメイヌノフグリに続いて昨年たくさん咲いていたウマノアシガタを見に行きました。
    今年も車がバンバン走る道路わきにたくさん咲いていました。
    この花は人里に近いところに多いですかね。


    ウマノアシガタ(馬の脚形、馬の足形)


    ガラスのような光沢のある花はなかなか美しいです。
    これを撮った日は曇っていたのでよかったですが、日差しがあると撮りにくいかもしれません。

    【写真】
    ウマノアシガタ馬の脚形馬の足形) キンポウゲ科 有毒
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/05/03 13:35:18
    Tv 1/320
    Av 4.5
    ISO感度 200
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    上部で枝分かれして数個ずつ花を咲かせます。
    枝分かれした先の花茎が長めなので花はなんだか間延びしたような感じで咲いています。
    もうちょっと集まって咲いたら見栄えがしそうです。


    ウマノアシガタ(馬の脚形、馬の足形)


    いつも思いますが変わった名前ですね。
    根生葉が馬の蹄の形に似ているという説、花の形が蹄鉄を打つ前に使われていた馬わらじに似ている説などあるようです。
    ・・どっちも似ていないかな!?

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ウマノアシガタ馬の脚形馬の足形キンポウゲ科有毒多年草根生葉蹄鉄馬わらじガラス

    コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)

  • 2021/06/04 : 野の花
  • 昨年見つけたコゴメイヌノフグリ、今年も咲いているか探しに行きました。
    同じ場所で同じくらい咲いていました。
    白くて小さいオオイヌノフグリといった感じのです。


    コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)


    小石川植物園で栽培していたものが野生化したものだそうです。
    場所的には人為的に持ってきたとは考えにくいし・・
    どうやって繁殖域を広げていくのかは興味深いところです。

    【写真】
    コゴメイヌノフグリ小米犬の陰嚢) オオバコ科
    ヨーロッパ原産の帰化植物越年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/05/03 12:27:49
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 400
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    葉の形や生え方はフラサバソウオオイヌノフグリを思わせるものがあります。
    これはの付き方がかなり疎らでぜんぜん目立ちません。
    の大きさは5ミリほどでオオイヌノフグリと比べたらかなり小さいです。


    コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)


    5月末に見に行ったら草自体が枯れていました。
    が咲き終わったら種を付けて枯れてしまうようです。
    また来年咲くでしょうか。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : コゴメイヌノフグリ小米犬の陰嚢オオバコ科野草帰化植物越年草オオイヌノフグリ小石川植物園フラサバソウ

    ユキノシタ(雪の下)

  • 2021/06/03 : 野の花
  • 5月の半ばを過ぎると、丘陵のあちこちでユキノシタが咲きます。
    毎年同じ場所で撮っているんですが、今年は序を出している個体が少ないように感じました。
    以前はもっとたくさん咲いていたように思うのは気のせいか・・


    ユキノシタ(雪の下)


    ユキノシタは小さい3枚の弁がピンク色だと思っていました。
    なので最初はハルユキノシタかと思ってしまいました。
    茎の付け根からランナーを伸ばしているのと葉に斑が入っているのでユキノシタでした。

    【写真】
    ユキノシタ雪の下) ユキノシタ科
    多年草
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/05/29 14:02:32
    Tv 1/100
    Av 5.6
    ISO感度 1600
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    下の写真、左上のは下の大きな弁が4枚ありました。
    ぼやっと写っている右端のは3枚です。


    ユキノシタ(雪の下)


    今年はこういう下の弁の数が多いのが多かったです。
    下の写真の序には大きい花弁が3枚、4枚の花が集まっています。
    たまにあるんですけどこんなに多いのは珍しいかも。


    ユキノシタ(雪の下)


    花の色だけでなく、当地のユキノシタは茎の色も赤みが少ないです。
    葉の裏の毛がちょっと紫色っぽいくらい。
    アントシアニンの産生が少ないのか、丘陵のどこに行ってもこの色です。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

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    ニワゼキショウ(庭石菖)

  • 2021/06/02 : 野の花
  • このを載せるのは2年ぶりのようです。
    昨年も撮っているんですけど載せていませんでした。
    あちこちでたくさん咲く、当たり前の雑草なので後回しにしたのかな・・


    ニワゼキショウ(庭石菖)


    その当たり前の雑草であるニワゼキショウ、今年は少ないように感じました。
    昨年たくさん咲いていた狭山湖の堰堤でもちらほら咲いているくらいでした。
    単にタイミングを外しただけなのか!?

    【写真】
    ニワゼキショウ庭石菖) アヤメ科
    北米原産の帰化植物。
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/05/30 12:59:07
    Tv 1/250
    Av 5.6
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    5月は週末ごとにどこかしら歩いていたので見逃しはないと思います。
    どこに行ってもニワゼキショウの仲間の数が少なく感じました。


    ニワゼキショウ(庭石菖)


    咲いていないわけではないんですが、密度が低いとかそういう感じでした。
    昨年盛んに咲いていたオオニワゼキショウルリニワゼキショウも同じです。
    草刈りのタイミングとかではないと思いますがどうでしょう。


    ニワゼキショウ(庭石菖)


    ニワゼキショウについて検索していたら、ウィキペディアには一年草、その他の差異とは多年草と書かれているところが多かったです。
    ルリニワゼキショウ(アイイロニワゼキショウ)は多年草、ニワゼキショウは一年草ということのようです。
    あちこち探してみたものの、分かりやすい解説は見つかりませんでした。

    テーマ : 花・植物
    ジャンル : 写真

    tag : ニワゼキショウ庭石菖アヤメ科野草多年草一年草ルリニワゼキショウオオニワゼキショウウィキペディア

    イワガラミ(岩絡み)

  • 2021/06/01 : 野の花
  • そろそろイワガラミが咲いているはずなので見に行きました。
    一週間ちょっと前に見に行った際は装飾花が開いていたのでそろそろのはず。
    半分くらいの序の両性花が開いているように見えました。


    イワガラミ(岩絡み)


    同じ蔓でも開が早いところと遅いところがあるようです。
    日当りとかが関係するんでしょうか。
    もっとも、両性花が咲いていても地味ですけど・・

    【写真】
    イワガラミ岩絡み) アジサイ科
    落葉つる性木本
    カメラ機種名 Canon EOS 6D Mark II
    撮影日時 2021/06/01 13:23:49
    Tv 1/160
    Av 4.5
    ISO感度 100
    レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM


    ガクアジサイ装飾花を質素にしたような感じと言ったらいいでしょうか。
    これはこれでいい花だと思います。


    イワガラミ(岩絡み)


    山の中を車で走っていて、斜面一面にイワガラミが咲いているのを何度か見ました。
    当地のイワガラミは咲いているのをなかなか見かけません。
    小さな苗木みたいなのばっかりです。


    イワガラミ(岩絡み)


    今日から6月、今年は梅雨入りが早いのかと思ったら案外粘りますね。
    東京あたりは6月7日くらいが標準っぽいので、今年もそんなものでしょうか。
    うっとうしい日が続くのは嫌ですが、そのあとは猛暑らしいのでそれもちょっと・・
    心配してもしょうがないんですけどね。

    テーマ : 花・植物
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