新宮城(続日本100名城 No.167)
歩いて行けるので列車の乗り継ぎ時間を利用して登城しました。
続日本100名城は昨年9月の白石城以来です。
熊野川に面した丹鶴山に築かれた平山城で、小高い丘の上の城です。
新宮城の見どころは何といっても石垣の見事さでしょう。
こちらは本丸の大手虎口なんですけど、積んである石が大きいです。
階段のような通路があって、その右側がえぐれたようになって緑が生い茂っています。
ここが天守台の石垣で、中央部分は昭和27年の台風で崩落したとのこと。
天守復元の話もあるようですが石垣の復旧も大変そうです。
このあたりも角の石(隅石)がかなり大きいです。
松の丸の虎口の石垣。
ここが大手門跡で、どんな門が建っていたんでしょう。
新宮城の石垣は表面が滑らかに整えられている場所が多いです。
熊野川に面した水の手という場所は、かつて炭納屋があって備長炭の集積地だったそうです。
江戸の炭需要の3割くらいを賄っていたといわれていて、藩財政は豊かだったようです。
新宮城に行ったらここは見ておくべき。
続日本100名城のスタンプは城址から少し離れた新宮市立歴史民俗資料館の入り口受付前にあります。
新宮城のパンフレットをいただけるので、登城前にスタンプをもらいに行くといいと思います。
テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行