送電鉄塔をゆく(34)~富士見線(1)「働いてない!?」
膝折線39号鉄塔から枝分かれしている(ように見える)富士見線からも枝線が2本出ていて、サブタイトルを「富士見線と愉快な仲間たち」にしようかとも思ったけど、さすがにちゃらけ過ぎているのでやめました。
またしても柳瀬川の土手を自転車で走り、富士見線1号鉄塔(←クリック)を横目で見つつ(やっぱりジャンパ線がはずしてある)その先の富士見線2号鉄塔に向かいました。
私立高校のグラウンド内に立っているごく普通の鉄塔です。
V吊りなので送電線は途切れていません。
さらに柳瀬川の土手を進むとR254川越街道の手前に富士見線3号鉄塔があります。
これもごく普通の66kVらしい鉄塔で、ジャンパ線もつながっています。
歩行者・自転車用通路で川越街道をくぐり抜け、柳瀬川の対岸に渡って次の鉄塔を目指します。
ここは一般道ながら英(はなぶさ)インターチェンジと呼ばれていて、大きな立体交差の交差点になっています。
英インターのすぐ東に富士見線4号鉄塔登場。
ここもこれといって特徴のない普通の鉄塔です。
ちなみに鉄塔の西側、浦所街道に沿った一角は新座市の公園になっているらしく、中に入ることができました。
でも枯れ草ぼうぼうで何もなく、なんだか土地がもったいない気がしました。
鉄塔撮るには都合よかったんですけどね。
さらに柳瀬川に沿って進むと富士見線5号鉄塔に・・おっと、この鉄塔は。
ジャンパ線をはずして鉄塔の下のほうにくっつけてあります。
つまりこの鉄塔の前後の送電線はつながっていません。
ということは、今日載せた区間の送電線はどこにもつながってなくて、電気が流れていないということになります。
立ってるだけで仕事してない鉄塔たち・・おお何と不憫な。
でもジャンパ線はいつでもつけられるようにしてあるみたいなので、何かあったら接続できるようになっているんでしょう。
2015年2月21日 送電鉄塔をゆく(34) つづく