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機動戦士ガンダムUC展レポート 

池袋のPARCO別館で開催されている機動戦士ガンダムUC展に行ってきた。

http://www.gundam-unicorn.net/event/(公式ページ)

展示物

・100秒でわかるガンダムUCみたいなPV
・1話から7話までの原画(作監修正等々)
・版権絵
・キャラ表
・美術設定(小惑星パラオやコロニー)
・SF設定考証の資料
・本編に登場するMSのガンプラの作例
・1/10バンシィ

会場の雰囲気

行く前は料金を支払えばすぐに入場できると思っていたが
入場口で20人ぐらいが並んでいたので、入場までに15分ぐらいかかった。
どうやら会場内の入場人数を調整して、入場させていたようだ。
私が入場する直前には、列ができており後ろに20人ぐらいの人が並んでいた。

お客さんは、おじさん、カップル、親子連れ、ガンダム好きそうなグループなど
様々な層が来ていたので、ガンダムUCの人気の高さを感じさせた。

会場内に入場させるお客さんの量を調整していた為もあり、
会場内はスムーズに移動できるのはありがたかった。

感想

まず見たかったのは原画等々。
ガンダムUCの画面のクオリティの高さは見ればわかると思うが、
それを支えるアニメーターの絵の数々に、食い入るように見た。

特に7話に登場するであろうネオ・ジオングの原画や
他のMSの原画等々を見て、こんなに線の多いMS達を
どうやって動かすんだという、気持ちで見ていた。

しかも影つけや、機体への被弾の描写なども含めると
この手間のかかりようは、いかほどのものなのか。
素人の私でも、想像ができてしまう。

そんな手間のかかるMSを本編できちんとかっこよく見せてしまう。
本作のスタッフの仕事ぶりには感動してしまう。


またとても驚いたのは、パラオなどの美術設定。
SFというジャンルに位置するためか、
SF考証・科学考証がとてもきっちり行われている設定の数々。
設定考証の小倉信也さんのアイディアのすごさが垣間見えた。

コロニーの空気の抜ける時間の計算式、
地球と戦艦の距離を計算して、どう画面に配置するかを考証するなど
本編映像を科学的な整合性を確立させる為の様々な設定。

UC展で紹介された設定は、ホンの一部であるだろうから
本編では山のような設定が用意され、数々の考証を重ねてきたことを伺わせる。

画面だけを見ていると気づかない、様々な計算や考証の積み重ねで
ガンダムUCは成り立っている事を気づかせてくれた。
そしてロボットアニメやSFものは、作品を成立させるために
膨大な設定と考証を積み重ねる必要性があることを改めて思い知らされた。

意外に面白かったのは、100秒でわかるガンダムUCのPV。
シリアスな本編とは裏腹に、コミカルな編集とナレーションで
ガンダムUCの世界にツッコミを入れる感じの映像が面白かった。
ビスト財団、袖付き、連邦のそれぞれの思惑の説明もわかりやすかった。

1/10バンシィは何か威圧感があった。

まとめ

膨大な時間と精鋭スタッフと制作リソースを費やして
ガンダムUCは制作されていると、毎回見るたびに思っていた。
そしてUC展のSF設定考証の資料を見て、計算式などを使いながら
画面にどう説得力を持たせるかまで行われているのを見て、
本作が徹底的に拘りに拘りを重ねて作られたのを感じさせてくれた。

来週17日から最後のエピソード「虹の彼方に」が公開される。
ユニコーン、バンシィ、ネオ・ジオングのメカアクションに期待したい。
 
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[ 2014/05/11 01:08 ] 富野由悠季 | TB(0) | CM(0)
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