年末恒例の今年度放送のアニメ作品から各話10本をセレクトする企画。
ルールは
・1作品につき上限1話
・思いつき順。順位は付けない
コメントを添えました。
戦姫絶唱シンフォギア 1話「覚醒の鼓動」脚本 :金子彰史
絵コンテ :伊藤達史
演出 :室谷靖
作画監督 :いとうまりこ
ノイズ作監:光田史亮
余りのテンションの高さに驚かされた1話でした。
この1話があってこそのシンフォギア。
この1話があったからこそ、最後まで突っ走れたと思います。
ジュエルペットサンシャイン 52話「卒業式だよ!イェイッ!」脚本 :柿原優子
絵コンテ:稲垣隆行
演出 :徐恵眞
作画監督:藤田まり子、鶴田愛
よくこのラストまで、この境地までたどり着いた意味で
最高に素晴らしい最終話だったのがJPS。
4クールアニメの積み重ねてきたものの強みを感じさせる最終話でもありました。
機動戦士ガンダムAGE 49話「長き旅の終わり」脚本 :日野晃博
絵コンテ:長崎健司、酒井和男
演出 :角田一樹、酒井和男
作画監督:千葉道徳(キャラ)大塚健、阿部邦博、有澤寛(メカ)
100年の歴史の終着点を銅像を使って完璧に描ききった最終回。
この作品も4クールアニメの蓄積の頼もしさを感じさせてくれました。
中二病でも恋がしたい 11話「片翼の堕天使(フォーリン・エンジェル)」脚本 :花田十輝
絵コンテ:小川太一
演出 :川浪栄作
作画監督:引山佳代
このキャプ1枚でもわかるように冷たいとも
鮮やかな中二病の世界から色が青ざめていくような圧倒的な空気感が良かったです。
六花さん達が中二病から引き剥がされ、味気ない現実に戻ったことで、
世界の色すら冷めてしまった事を表現できていたのが抜群に上手かったです。
DOG DAYS’2話「パスティヤージュ参戦!」脚本 :都築真紀
絵コンテ:西村純二
演出 :筑紫大介
作画監督:飯野誠、萩尾圭太
原画 :吉成鋼
今年も吉成鋼は強かった。以上に尽きます。
スマイルプリキュア 35話「やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?」脚本 :成田良美
演出 :大塚健、大塚隆史
作画監督:小島彰
原画 :大張正巳
この1話でたぶん今の日本のロボットアニメの置かれている状況がわかると思います。
そういう意味では楽しくもあり、悲しくも感じる回であり
ロボットアニメ好きにとっては、とても印象深いものでした。
ちはやふる 14話「はなよりほかにしるひともなし」脚本 :鈴木智
絵コンテ:川尻善昭
演出 :細川ヒデキ
作画監督:山口真未
現クイーンと戦うシリーズ折り返しのクライマックス。
千早のクイーンの鮮烈なモーション・エモーションが記憶の残像にこびりつくような映像。
百人一首のアニメという題材を見事に昇華した1話でした。
織田信奈の野望 4話「風雲!桶狭間!」脚本 :鈴木雅詞
絵コンテ :熊澤祐嗣、村岡朋美
演出 :村岡朋美
作画監督 :小嶋慶祐
総作画監督:高品有桂、宮前真一
柴田勝家のこの表情が最高に良いので選びました。
これを見たいために高品さんの修正原画集も買いました。
エロイ!
戦国コレクション 23話「The Dune」脚本 :金澤慎太郎
絵コンテ :松本淳
演出 :三上喜子、金子伸吾
作画監督 :中村深雪、柴田勝紀
個人的に好きな話です。
歴史上の陣取り合戦に見立てた子供たちの砂場の争いを描いた単発エピソードの傑作。
戦国コレクションという作品の懐の深さを感じさせてくれる回です。
てーきゅう 1話「先輩と一期一会」脚本 :板垣伸
絵コンテ :板垣伸
演出 :板垣伸
作画監督 :板垣伸
原画 :板垣伸
アニメの新しい可能性を提示した作品だと思います。
つまり2分でもTVアニメは成立するかつ面白いことを
今年最も体現したのはこのてーきゅうの1話。
今までに無いスピード感溢れる映像の流れにド肝を抜かれました。
今年はまずJPSなど4クールアニメの見終わった後の達成感・満足感の素晴らしさを
再確認させられたというのが、特に印象に残りました。
次にシンフォギアやTARITARIや夏色キセキのような1クールアニメの作り方に関しても
畳み掛けるような物語の勢いで押していく作品も多かった印象を受けました。
最後にやはりてーきゅう。このアニメの方向性の後続が登場することを期待したいです。
今年は以上です。
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