自分自身でも気づかない勇太への恋心に
六花はどう向かい合っていくのか。
そして現実に帰れと姉六花に言われて
中二病に対してもどう接したらいいのか。
六花には解決したい問題が山積みです。
勇太の支え/フォローに期待です。
感想六花の帰りたい場所はもう無かった。


現実を受け入れろという姉の十花。
いや、中二病であり続けるという虚構な態度でいる六花。
二人の間には現実と虚構の空間のそれぞれで戦い続けています。
現実側に属する十花と虚構に属する六花という主張の面での隔たりは、
二人の間に存在する不可視境界線そのものがあるのかもしれません。

姉に打たれ蹴られ、散々な六花。六花色々は耐え切れなくなりその場を離脱。
この引いた絵が結構好きだったりします。


対して、六花以外は楽しくやっている様子。
シリアス一辺倒にならないシナリオと申しましょうか。
物語的には六花と勇太のシリアス成分が強めな展開ですが、
彼ら以外がコミカルを担当することで、
勇太・六花=シリアス
モリサマー・凸森・一色・くみん先輩=コミカル
とそれぞれが担うことで
シリアス‖コミカルの不可視境界線が存在するようにも思えるのです。
さらにいえば、現実・虚構、シリアス・コミカルが対比されているとも言える。


六花は逃げ出してしまいます。まさに逃避行。
とは言っても自宅に帰るだけです。
逃避行とはいいながらも自宅に帰るだけなのが、安全でいいですね。
ここでは中二病にこだわる六花と、中二病を捨てたい勇太の会話が面白い。

とはいっても、逃避行的ではあるのでしょうね。
家が開かない六花と家に誰もいない勇太。
コンビニでご飯を買って、公園で食事をする。
この後、六花は勇太の家でお世話になるのですが、
コンビニ飯を食べた事がない六花にとって、
この日の夜の出来事は初めてだらけのことばかりだったのでしょう。
逃避行でしか味わえない至福の経験というか。
今回は、上のようなロングショット、引いて撮った絵がすんごく好みです。

勇太の服を借りて、その服の臭いにドギマギしている六花。
クンカクンカすることで六花自身でもわからない感情が湧き上がっています。。
夜遅くなのに、いや夜遅くだからか異様に興奮しています。
「中二病でも恋がしたい」の中でも屈指の恋を感じさせる後半でした。
まとめ
今回は不可視境界線=過去の家から逃避行し、勇太の家に撤退する流れでした。
撤退した意味で戦線は後退していますが、
撤退して見えてくるものもあるという話でもあったように思えます。
そこで勇太に対しての自分でもまだわかっていない恋心を発動させたわけですが、
姉十花から言われた「現実を認識しろ」という問いに六花はどう応えるのか。
それは六花が抱える中二病自体をどうするかという問題とも同義だと思いまし、
不可視境界線をどうするのかっていう問題とも繋がっていきます。
中二病を捨てて現実に帰るのか。
それとも中二病は中二病のまま虚構でいるのか。
私の中では、ずっと中二病であり続ける路線、なのかなぁなんて思っています。
あんまし、六花の中二病がダメだって描かれ方も空気感もないので。
それであり続けるとしても、六花にはどちらかを選択するときに、
何らかの心境やスタンスの変化が出てくると思います。
そのあたりの展開が今後の楽しみなのでしょうね。
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感想六花の帰りたい場所はもう無かった。


現実を受け入れろという姉の十花。
いや、中二病であり続けるという虚構な態度でいる六花。
二人の間には現実と虚構の空間のそれぞれで戦い続けています。
現実側に属する十花と虚構に属する六花という主張の面での隔たりは、
二人の間に存在する不可視境界線そのものがあるのかもしれません。

姉に打たれ蹴られ、散々な六花。六花色々は耐え切れなくなりその場を離脱。
この引いた絵が結構好きだったりします。


対して、六花以外は楽しくやっている様子。
シリアス一辺倒にならないシナリオと申しましょうか。
物語的には六花と勇太のシリアス成分が強めな展開ですが、
彼ら以外がコミカルを担当することで、
勇太・六花=シリアス
モリサマー・凸森・一色・くみん先輩=コミカル
とそれぞれが担うことで
シリアス‖コミカルの不可視境界線が存在するようにも思えるのです。
さらにいえば、現実・虚構、シリアス・コミカルが対比されているとも言える。


六花は逃げ出してしまいます。まさに逃避行。
とは言っても自宅に帰るだけです。
逃避行とはいいながらも自宅に帰るだけなのが、安全でいいですね。
ここでは中二病にこだわる六花と、中二病を捨てたい勇太の会話が面白い。

とはいっても、逃避行的ではあるのでしょうね。
家が開かない六花と家に誰もいない勇太。
コンビニでご飯を買って、公園で食事をする。
この後、六花は勇太の家でお世話になるのですが、
コンビニ飯を食べた事がない六花にとって、
この日の夜の出来事は初めてだらけのことばかりだったのでしょう。
逃避行でしか味わえない至福の経験というか。
今回は、上のようなロングショット、引いて撮った絵がすんごく好みです。

勇太の服を借りて、その服の臭いにドギマギしている六花。
クンカクンカすることで六花自身でもわからない感情が湧き上がっています。。
夜遅くなのに、いや夜遅くだからか異様に興奮しています。
「中二病でも恋がしたい」の中でも屈指の恋を感じさせる後半でした。
まとめ
今回は不可視境界線=過去の家から逃避行し、勇太の家に撤退する流れでした。
撤退した意味で戦線は後退していますが、
撤退して見えてくるものもあるという話でもあったように思えます。
そこで勇太に対しての自分でもまだわかっていない恋心を発動させたわけですが、
姉十花から言われた「現実を認識しろ」という問いに六花はどう応えるのか。
それは六花が抱える中二病自体をどうするかという問題とも同義だと思いまし、
不可視境界線をどうするのかっていう問題とも繋がっていきます。
中二病を捨てて現実に帰るのか。
それとも中二病は中二病のまま虚構でいるのか。
私の中では、ずっと中二病であり続ける路線、なのかなぁなんて思っています。
あんまし、六花の中二病がダメだって描かれ方も空気感もないので。
それであり続けるとしても、六花にはどちらかを選択するときに、
何らかの心境やスタンスの変化が出てくると思います。
そのあたりの展開が今後の楽しみなのでしょうね。
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