QB、この作品の中で私はあなたが
一番大好きです!!
この作品が面白いのはあなたがいるからです。今回はさやかが絶望=魔女へ転落する様を克明に描きます。
ほむらの悲痛な叫びも、まどかの優しさも届かず。
まどか★マギカは壮絶なディスコミュニケーションのお話です。
美樹さやか、魔女になる!絶望的なディスコミュニケーションの連続
追う側・追われる側の立場
今回は克明にの相互不信・ディスコミュニケーションが描かれていきます。このディスコミュニケーションの果てに、さやかの魔女化という結果になるのが
今回の物語構成といえるでしょう。
まず、さやかとまどかの会話が描かれます。
さやかを気遣うまどかの言葉は、絶望で心を濡らしたさやかには届きません。
そして自分が傷つきたくないばかりに
「同情はいらない」
「同じ魔法少女の立場にならないとわからない」とまどかに対し攻撃的になります。
一方のまどかもさやかにかける言葉が無い。今まで確かにあった友情は
さやかの絶望によって、大きく雲を落としかけてしまってます。
最後にさやかは止めとして
「ついてくるな」とまどかを完全に突き放します。
ここでまどかはさやかを追えません。次にほむらと杏子の会話にQBが割り込むシーンです。
ほむらが提供するワルオウルギスの夜の断片的過ぎる情報にとまどう杏子。
彼女も
「お互い信頼するなんていえない柄だけど」と不信感を表明します。
ここでQBが登場。杏子・ほむらともにQBに対して
不信感が増大します。
そしてさやかの使い魔狩り中に現れるほむら。
ほむらはさやかにグリーフシードを手渡し、汚れたソウルジェムを浄化するよう言います。
しかし、ほむらが本心ではない事を盾に忠告を無視するさやか。
そしてほむらは本心を見抜かれ
「全てはまどかの為」と本心を言い、
さやかを殺そうとしますが、杏子に邪魔され、さやかを追えません。ほむらはさやか・QB・杏子と様々なキャラに不信を抱かれ大変です。
この場面ではほむらの言う事が信用できない事、さやかは聞く耳を持たない事。
そして、ここでも
追いかけたいのにそれができない状況がここでも繰り返されます。そしてまどかに契約を迫るQBを殺すほむら。
多分QB虐殺シーンは、多くの視聴者の溜飲を下げたでしょう。
私も
「ヤッター」と思いました。まぁここでやられたとは思いませんでしたが。
今回はほむらが銃や手榴弾を使いますが、近代兵器を使うのは虚淵の趣味ですね。
また武器に頼るのは魔力が弱い事と魔力の節約を意味すると思います。
しかしここでもほむらの行動をやり過ぎと映ったまどかに不信を抱かれます。
そしてほむらは切実に
「全てはまどかの為に」と本心を叫ぶのですが、
今のまどかにはさやかの方が切実です。ここでもまどかはほむらを置き去りにし
ほむらは泣き崩れ「待って」と言い、追いかけられません。
(ここはほむら=斉藤千和の泣きの演技がすごかったです)
そして最後でさやかは魔女になりました。
もし、さやかがまどか・杏子・ほむらの言葉を聞けば、
まだもう少しは救いはあったのかもしれません。
ただ、幸せと不幸が等価交換であるなら、さやかは人の幸せを安易に願った分
自らを不幸にしてしまう子なのかもしれません。
最終的に、さやかは他者に心を開かず自分の首を絞め続ける選択を選び続けました。
まるで7話・8話は自らが魔女になるかのように進んだ展開でした。
一方で、仁美の行動は一体何だったのでしょう。
今まで一度も一緒に上條と帰ったことが無いという事実。
そして具体的な好意を言葉や仕草で出ていなかった事から
仁美はさやかと上條をくっつけたかったのかもしれません。
だとしたら、仁美の行動は逆にさやかを追い詰めてしまったのですから
まさにこの意味でも相互の思惑が違った事による悲劇でしょう。
つまり今回はキャラ同士の相互不信、ディスコミュニケーションを経た結果に起こった
最悪の結果を描いた展開といえるでしょう。
このお互いが信じられない状況で生じた、キャラがキャラを追えない展開が何度も続きます。・さやかを追えないまどか
・さやかを追えないほむら
・まどかをおえないほむら
というように、重要な局面で追いたいのに追えない展開が続きます。
まさに相互不信が生んだ追えない展開。ここに相互不信が象徴されていました。
誰もが他者を信じられない。それが今のまどか★マギカの世界でしょう。
この負の連環で起こりえた結果で得しているのは、QBでしょうね。
QB=インキュベーターについて
もはや裏の主人公とも言うべき圧倒的存在感を放つQB。
今回の最後でQBは
「だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」と言います。
この台詞から、QBは魔法少女から魔女になる事は必然の理である考えの持ち主です。
またほむらが、QBの真名を
「インキュベーター」と言いました。
インキュベーターを直訳すると孵化器。直訳通りであるなら、
QBとは魔女候補の少女を見つけ出し覚醒させる孵化器、つまり魔女生成装置なのです。余談ですがインキュベーターの語源はラテン語の
「cubare」。意味は
横たわるです。
彼はいつもまどかやさやか、杏子の側で横たわる存在でしたね。
ちなみに「横たわる」は英語で
「lie」ですが、「lie」には
「嘘」という意味もあります。
QBは確かに直接的な嘘はついていませんが、魔法少女になると良いというように
言っている意味では嘘をついています。QBの言う事は「嘘」で信用できないという事か・・・。
もう一つ余談ですが、今回QBは「2回殺された」と言ってる事から、
1話の襲撃前にもしくは本編の時間軸内で1回殺されたようです。
そんなQBは「ファウスト」におけるメフィストみたいな存在、
つまり悪魔なのかもしれません。しかしまだ見えないのはQBの目的です。
QBにも関係してくるであろう
「ワルプルギスの夜」。QBも存在は察知しています。
しかしQBの態度を見ていると、QBとワルプルギスの夜は直接的な因果関係を感じられない。
どうやら別個の意志で動いているという事なのかもしれません。
死んだ肉体を食うキュゥべえ。この行為も意味があるはずです。
おそらく死体にあったグリーフシード等を回収しているのでは。
そんなQBの目的がハッキリしているのは、
魔女候補を「魔法少女」として契約させ、魔女に孵化させる事。グリーフシードを集める事です。
その為に
「君が力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう」
「まどか。君は、望むなら、万能の神にだってなれるかもしれないよ」と太鼓判を押す、まどかとは是が非でも契約したい。
彼女と契約する事で、大きな力が集められるのでしょう。
QBが何をしたいのかはわかりませんが、魔女を増やし力を蓄えているのは確かなようです。
これは魔法少女モノなのか?
今回、一番強く思ったのは
「この作品は魔法少女モノなのか」という事でした。
私の記事でも「魔法少女」というジャンル論から語った記事がありましたが、
この展開を見る限り、改めて再考したほうが良いと感じました。
私は当初、この作品を「魔法少女」のカウンターとして見ていました。つまり「魔法少女」という過去の作品を通して一般的に流通したイメージを逆手にとって
既存には無い新しい魔法少女のジャンルを作るのではないかと考えていました。
3話のマミの死も今までのダークな展開も全て
「魔法少女」というジャンルのカウンター展開として見ていました。
しかし予想はしていましたが、魔法少女が全て魔女に堕ちていく可能性が明確に描かれ
「魔法少女」が魔女への成長途中である事でしかない存在とQBから堂々と語られると、
これはもう「魔法少女」のカウンターではない印象を受けました。それはあの世界にとって大事なのは、魔法少女<魔女なのですから。
その為「魔法少女」という言葉は設定に過ぎず、
過去の魔法少女モノと言われる作品から得たイメージを用いて
この作品の批評をするならミスリードさせてしまうのではと感じるようになりました。
だからこの作品は、どんな意味で「魔法少女モノ」なのかどうか再考したいです。
少なくとも既存作品のカウンターではないのが私の立場です。
では、どんな「魔法少女」モノになるのか。
「魔法少女」ジャンルの新しい先鞭なのか。この1本で終わる極北なのか。
それはまどかの今後の行動に全てが掛かっていると考えます。
まとめ まどかの宿命 そしてワルプルギスの夜
今回QBが「宇宙の法則をねじ曲げる」や「万能の神」になれるというように
(このQBの言い方は多少誇張した表現があるでしょうが、とにかく力はあるのは確実)
まどかが魔法少女になる事は、作品世界にとって限りなく特別な意味を持っています。
ほむらの行動全ても、彼女が魔法少女にならない事に集約される事でも明らかです。
つまり本当の意味でこの世界で魔法少女に相応しい力があるのは「まどか」だけなのです。ほむら・さやか・杏子の契約で手に入れた能力などたかがしれているのです。
だからまどかの選択が「魔法少女モノ」としての指針を決めるのです。
そして今後のまどかの行動を予想してみます。
今まではこのまま、まどかが魔法少女にならない展開も考えましたが
それでは収拾がつかないと思います。だからまどかは今後契約すると思います。
そしてこの契約する場面こそ、ほむらが戦いながらも自らの無力を呪う
1話のアバンでの事なのでしょう。つまり1話のアバンシーンが今後訪れると思います。
1話のアバンでのシーン。1話ではまどかの夢でしたが、これが現実のものとなります。
ほむらが戦っているのは、魔女化したさやかなのでしょうか?
しかしながら今回魔女化したさやかと戦う場合、
この事実を知ってもまどかは、魔女化したさやかと戦えるのでしょうか。
「私、さやかちゃんとは戦えないよ」と言って泣きそうな姿は、容易にイメージできます。
一方で1話の冒頭シーンがワルプルギスの夜なら
まどかとワルプルギスの夜は深い関係があり、予想するなら
もしくはまどかがワルプルギスの夜を引き起こす鍵かもしれません。
この作品の全ての謎、それはまどかに集約されそうです。
今回たびたび画面に登場したこの三日月の意味は?
ワルプルギスの夜が満月に訪れる事を意味してそうですが果たして・・・。
さてまどかがどんな行動を取るのかとっても楽しみです!!
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追う側・追われる側の立場
今回は克明にの相互不信・ディスコミュニケーションが描かれていきます。このディスコミュニケーションの果てに、さやかの魔女化という結果になるのが
今回の物語構成といえるでしょう。
まず、さやかとまどかの会話が描かれます。
さやかを気遣うまどかの言葉は、絶望で心を濡らしたさやかには届きません。
そして自分が傷つきたくないばかりに
「同情はいらない」
「同じ魔法少女の立場にならないとわからない」とまどかに対し攻撃的になります。
一方のまどかもさやかにかける言葉が無い。今まで確かにあった友情は
さやかの絶望によって、大きく雲を落としかけてしまってます。
最後にさやかは止めとして
「ついてくるな」とまどかを完全に突き放します。
ここでまどかはさやかを追えません。次にほむらと杏子の会話にQBが割り込むシーンです。
ほむらが提供するワルオウルギスの夜の断片的過ぎる情報にとまどう杏子。
彼女も
「お互い信頼するなんていえない柄だけど」と不信感を表明します。
ここでQBが登場。杏子・ほむらともにQBに対して
不信感が増大します。
そしてさやかの使い魔狩り中に現れるほむら。
ほむらはさやかにグリーフシードを手渡し、汚れたソウルジェムを浄化するよう言います。
しかし、ほむらが本心ではない事を盾に忠告を無視するさやか。
そしてほむらは本心を見抜かれ
「全てはまどかの為」と本心を言い、
さやかを殺そうとしますが、杏子に邪魔され、さやかを追えません。ほむらはさやか・QB・杏子と様々なキャラに不信を抱かれ大変です。
この場面ではほむらの言う事が信用できない事、さやかは聞く耳を持たない事。
そして、ここでも
追いかけたいのにそれができない状況がここでも繰り返されます。そしてまどかに契約を迫るQBを殺すほむら。
多分QB虐殺シーンは、多くの視聴者の溜飲を下げたでしょう。
私も
「ヤッター」と思いました。まぁここでやられたとは思いませんでしたが。
今回はほむらが銃や手榴弾を使いますが、近代兵器を使うのは虚淵の趣味ですね。
また武器に頼るのは魔力が弱い事と魔力の節約を意味すると思います。
しかしここでもほむらの行動をやり過ぎと映ったまどかに不信を抱かれます。
そしてほむらは切実に
「全てはまどかの為に」と本心を叫ぶのですが、
今のまどかにはさやかの方が切実です。ここでもまどかはほむらを置き去りにし
ほむらは泣き崩れ「待って」と言い、追いかけられません。
(ここはほむら=斉藤千和の泣きの演技がすごかったです)
そして最後でさやかは魔女になりました。
もし、さやかがまどか・杏子・ほむらの言葉を聞けば、
まだもう少しは救いはあったのかもしれません。
ただ、幸せと不幸が等価交換であるなら、さやかは人の幸せを安易に願った分
自らを不幸にしてしまう子なのかもしれません。
最終的に、さやかは他者に心を開かず自分の首を絞め続ける選択を選び続けました。
まるで7話・8話は自らが魔女になるかのように進んだ展開でした。
一方で、仁美の行動は一体何だったのでしょう。
今まで一度も一緒に上條と帰ったことが無いという事実。
そして具体的な好意を言葉や仕草で出ていなかった事から
仁美はさやかと上條をくっつけたかったのかもしれません。
だとしたら、仁美の行動は逆にさやかを追い詰めてしまったのですから
まさにこの意味でも相互の思惑が違った事による悲劇でしょう。
つまり今回はキャラ同士の相互不信、ディスコミュニケーションを経た結果に起こった
最悪の結果を描いた展開といえるでしょう。
このお互いが信じられない状況で生じた、キャラがキャラを追えない展開が何度も続きます。・さやかを追えないまどか
・さやかを追えないほむら
・まどかをおえないほむら
というように、重要な局面で追いたいのに追えない展開が続きます。
まさに相互不信が生んだ追えない展開。ここに相互不信が象徴されていました。
誰もが他者を信じられない。それが今のまどか★マギカの世界でしょう。
この負の連環で起こりえた結果で得しているのは、QBでしょうね。
QB=インキュベーターについて
もはや裏の主人公とも言うべき圧倒的存在感を放つQB。
今回の最後でQBは
「だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」と言います。
この台詞から、QBは魔法少女から魔女になる事は必然の理である考えの持ち主です。
またほむらが、QBの真名を
「インキュベーター」と言いました。
インキュベーターを直訳すると孵化器。直訳通りであるなら、
QBとは魔女候補の少女を見つけ出し覚醒させる孵化器、つまり魔女生成装置なのです。余談ですがインキュベーターの語源はラテン語の
「cubare」。意味は
横たわるです。
彼はいつもまどかやさやか、杏子の側で横たわる存在でしたね。
ちなみに「横たわる」は英語で
「lie」ですが、「lie」には
「嘘」という意味もあります。
QBは確かに直接的な嘘はついていませんが、魔法少女になると良いというように
言っている意味では嘘をついています。QBの言う事は「嘘」で信用できないという事か・・・。
もう一つ余談ですが、今回QBは「2回殺された」と言ってる事から、
1話の襲撃前にもしくは本編の時間軸内で1回殺されたようです。
そんなQBは「ファウスト」におけるメフィストみたいな存在、
つまり悪魔なのかもしれません。しかしまだ見えないのはQBの目的です。
QBにも関係してくるであろう
「ワルプルギスの夜」。QBも存在は察知しています。
しかしQBの態度を見ていると、QBとワルプルギスの夜は直接的な因果関係を感じられない。
どうやら別個の意志で動いているという事なのかもしれません。
死んだ肉体を食うキュゥべえ。この行為も意味があるはずです。
おそらく死体にあったグリーフシード等を回収しているのでは。
そんなQBの目的がハッキリしているのは、
魔女候補を「魔法少女」として契約させ、魔女に孵化させる事。グリーフシードを集める事です。
その為に
「君が力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう」
「まどか。君は、望むなら、万能の神にだってなれるかもしれないよ」と太鼓判を押す、まどかとは是が非でも契約したい。
彼女と契約する事で、大きな力が集められるのでしょう。
QBが何をしたいのかはわかりませんが、魔女を増やし力を蓄えているのは確かなようです。
これは魔法少女モノなのか?
今回、一番強く思ったのは
「この作品は魔法少女モノなのか」という事でした。
私の記事でも「魔法少女」というジャンル論から語った記事がありましたが、
この展開を見る限り、改めて再考したほうが良いと感じました。
私は当初、この作品を「魔法少女」のカウンターとして見ていました。つまり「魔法少女」という過去の作品を通して一般的に流通したイメージを逆手にとって
既存には無い新しい魔法少女のジャンルを作るのではないかと考えていました。
3話のマミの死も今までのダークな展開も全て
「魔法少女」というジャンルのカウンター展開として見ていました。
しかし予想はしていましたが、魔法少女が全て魔女に堕ちていく可能性が明確に描かれ
「魔法少女」が魔女への成長途中である事でしかない存在とQBから堂々と語られると、
これはもう「魔法少女」のカウンターではない印象を受けました。それはあの世界にとって大事なのは、魔法少女<魔女なのですから。
その為「魔法少女」という言葉は設定に過ぎず、
過去の魔法少女モノと言われる作品から得たイメージを用いて
この作品の批評をするならミスリードさせてしまうのではと感じるようになりました。
だからこの作品は、どんな意味で「魔法少女モノ」なのかどうか再考したいです。
少なくとも既存作品のカウンターではないのが私の立場です。
では、どんな「魔法少女」モノになるのか。
「魔法少女」ジャンルの新しい先鞭なのか。この1本で終わる極北なのか。
それはまどかの今後の行動に全てが掛かっていると考えます。
まとめ まどかの宿命 そしてワルプルギスの夜
今回QBが「宇宙の法則をねじ曲げる」や「万能の神」になれるというように
(このQBの言い方は多少誇張した表現があるでしょうが、とにかく力はあるのは確実)
まどかが魔法少女になる事は、作品世界にとって限りなく特別な意味を持っています。
ほむらの行動全ても、彼女が魔法少女にならない事に集約される事でも明らかです。
つまり本当の意味でこの世界で魔法少女に相応しい力があるのは「まどか」だけなのです。ほむら・さやか・杏子の契約で手に入れた能力などたかがしれているのです。
だからまどかの選択が「魔法少女モノ」としての指針を決めるのです。
そして今後のまどかの行動を予想してみます。
今まではこのまま、まどかが魔法少女にならない展開も考えましたが
それでは収拾がつかないと思います。だからまどかは今後契約すると思います。
そしてこの契約する場面こそ、ほむらが戦いながらも自らの無力を呪う
1話のアバンでの事なのでしょう。つまり1話のアバンシーンが今後訪れると思います。
1話のアバンでのシーン。1話ではまどかの夢でしたが、これが現実のものとなります。
ほむらが戦っているのは、魔女化したさやかなのでしょうか?
しかしながら今回魔女化したさやかと戦う場合、
この事実を知ってもまどかは、魔女化したさやかと戦えるのでしょうか。
「私、さやかちゃんとは戦えないよ」と言って泣きそうな姿は、容易にイメージできます。
一方で1話の冒頭シーンがワルプルギスの夜なら
まどかとワルプルギスの夜は深い関係があり、予想するなら
もしくはまどかがワルプルギスの夜を引き起こす鍵かもしれません。
この作品の全ての謎、それはまどかに集約されそうです。
今回たびたび画面に登場したこの三日月の意味は?
ワルプルギスの夜が満月に訪れる事を意味してそうですが果たして・・・。
さてまどかがどんな行動を取るのかとっても楽しみです!!
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・次週で最終回となるが、なんかこれで話が終わったとは思えない。もしかしたら、第2期かOVAとなって、まどかが活躍していくようにも思える。