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ジョジョの奇妙な冒険・ストーンオーシャン再開!(その3)

第一部でも驚異である「吸血鬼」をも食料としか見ていない生物。
しかし、吸血鬼と同じように「波紋」と「太陽」に弱いという弱点を持つ。
ジョセフは波紋法を訓練すること+トリッキーな戦法でこの「柱の男」に立ち向かう。
「柱の男」の最後のひとりカーズを追い詰めるが、「エイジャの赤石」と石仮面により究極生物に生まれ変わる。

この究極生物を倒すために、ジョセフは飛行機で体当たりをしてカーズを火山の溶岩に突き落とすが、なんと究極生物カーズはそれをも克服してしまったのだ。
肉体的、物理的にはカーズを倒すのは不可能。
最終的にはこのカーズは火山噴火により大気圏外へ追放される。

よくあることだが、ここで敵キャラの強さのインフレが極まってしまったのだが、そこで原作者の天才・荒木飛呂彦氏は「スタンド」という概念を生み出し連載を継続していったのだった。
(もっとも、スタンドも第五部でインフレを極めてしまった感がある)

ここで僕は思うし、多くの読者も同じように考えたようだ。

「果たしてスタンド能力で究極生物カーズを倒せるのか・・・?」

YOUTUBE動画などで、これに関して考察している動画がたしかあった。
カーズを倒すのは物理的な力では不可能。
強力なスタンドを持ってしてもカーズを対抗しようとしても、スタンドをいなして本体をやられてしまえばお仕舞い。
ただし、ヴァニラ・アイスや億泰のザ・ハンドみたいな空間毎切り取ってしまうタイプのスタンドなら対抗できる可能性がある。
こんな感じで、なかなか面白い考察だったのを憶えている。

僕は個人的には第一部~三部までは好きだ。
とりわけ、第二部のジョセフの物語は一番面白かった。
第三部のディオは第一部の時に比べて、化け物としてのスケール感がダウンしているし、それ以降のラスボスはいずれもスケールが小さい(空想的には強力かもしれないが、存在感が軽い感じ?)。
その点、究極生物カーズは絶望感が半端なかった。
そのカーズを倒したジョセフはエライ!
主人公キャラの人気としては第三部の空条承太郎が一番のようだが、ジョセフや初代のジョナサンの方が個人的には上だ。

まぁ、ともあれ学生時代に読んだ長編コミックが如何にして終わるのか、それはこの歳になっても気にかかる。
この一連の放映で見れるのは楽しみだ。

< おしまい >

Tag : 文化

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無心庵ひょっとこ斎

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