■ 新しい4年間が始まった。日本代表はラウンド16でベルギーと死闘を演じたが2対0とリードを奪いながら3連続失点して逆転負け。史上初となるベスト8進出を逃した。極めて勿体ない試合になったが大会前の期待値の低さを考えるとよく頑張ったと言える。ベルギーのFIFAランキングは3位。優勝候補の一角に挙げられている国である。文字通りの死闘になったので「ロシアW杯のベストゲームの1つ」に多くの人が挙げるほどのインパクトを残した。
ベルギー戦で敗れた瞬間から日本代表は4年後のカタールW杯での好成績を目指して新しい4年間がスタートした。W杯に出場出来なかった国はすでに新しいスタートを切っているので日本も遅れをとることは許されない。当面の目標は2019年1月5日~2月1日にかけてUAEで開催されるアジアカップになる。前回大会はPK戦の末にUEAに敗れてベスト8止まりだったが5度目となるアジア制覇が期待される。
UAE大会から参加国数が「16」から「24」に拡大された。アジアカップの予選はロシアW杯のアジア1次予選・2次予選を共有する方式が採用されており、W杯のアジア最終予選への進出が決まったときにアジアカップの出場権も獲得している。すでに抽選会も行われており、F組の日本はウズベキスタン・オマーン・トルクメニスタンと同組になった。GLの初戦は2019年1月9日。トルクメニスタンとの対戦になる。