10位 : 九州ダービー (アビスパ福岡 vs サガン鳥栖) → 46票→ 福岡は1996年にJリーグ昇格を果たした。鳥栖がJ1に初昇格したのは2012年なので福岡がはるか前を走っている時期が長かったが近年は鳥栖がJ1に定着しつつあるのに対して福岡はJ2で下位に沈んだシーズンもいくつかある。立場が逆転しつつあるが、当然、街の規模的には福岡の方がはるかに上。複雑な関係になるので「熱さ」という意味では日本屈指のダービーである。大荒れの展開になることがほとんど。
9位 : 信州ダービー (松本山雅 vs 長野パルセイロ) → 60票→ 松本市もかなりの規模を誇る街である。歴史的な経緯から松本市と長野市はライバル意識が強いとされている。特に松本市民の長野市に対するライバル意識は相当に強いと言われており、北信越1部リーグ時代から「信州ダービー」には6,000人を超えるサポーターが集結している。2011年はお互いにJFL所属だったが以後はカテゴリーが異なる。Jリーグの舞台で信州ダービーが実現するのはいつになるのか?
8位 : 神奈川ダービー (川崎フロンターレ vs 横浜Fマリノス) → 65票→ 九州ダービー (アビスパ福岡 vs サガン鳥栖)と似た関係性になるがずっと先を走っていた横浜FMに対して後発クラブの川崎Fが急激に後ろから追い上げて来た。近年のJ1における成績では川崎Fの方が上回っているので立場が逆転しつつある点もダービーが盛り上がる一因になっている。横浜市も川崎市も日本屈指の大都市で、かつ、どちらもJ1屈指の人気クラブなのでダービーのときは大観衆で埋まる。
7位 : 千葉ダービー (柏レイソル vs ジェフ千葉) → 71票→ 「オリジナル10」のクラブの1つである千葉に対して柏は1995年にJリーグ昇格を果たしたクラブである。Jリーグのクラブとしては千葉の方が前方を走っていたが最近はJ2生活が続いている。2009年に揃ってJ2に降格したが翌年以降は対照的。2011年にJ1優勝を飾るなどJ1屈指の強豪クラブになった柏に対して千葉はJ2でも低迷している。近年は毎年恒例のちばぎんカップしか、顔を合わせる機会が無い。
6位 : ナショナルダービー (鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田) → 104票→ ナショナルとは「国家の・国民の・国有の」という意味を持つ。ある一定以上の年齢の人になると松下電器産業・松下電工(現・パナソニック)で使用されていた製品のコーポレートブランドを連想する人が多いと思うが、90年代後半から00年代初頭にかけて「Jリーグの2強」と言われた鹿島 vs 磐田はナショナルダービーと言われて全国的な注目を集めた。その後、磐田が低迷。近年は「死語」になりつつある。
5位 : ナショナルダービー (浦和レッズ vs ガンバ大阪) → 123票→ 鹿島と磐田の2強時代が終わった後、台頭してきた浦和とG大阪はともにACLを制覇するなど00年代中盤から後半の時期にJリーグの先頭集団を走った。「東の浦和、西のG大阪」という構図で、新・ナショナルダービーとも言われた。どちらも熱狂的なサポーターを多数抱えるので応援合戦も盛り上がったが悪い意味でサポーターが暴走する試合も少なくなかった。同じく最近は「死語」になりつつある。
4位 : 多摩川クラシコ (FC東京 vs 川崎フロンターレ) → 146票→ FC東京の前身は東京ガスサッカー部、川崎フロンターレの前身は富士通サッカー部となる。JSLの2部時代からしのぎを削ってきたライバル関係にあるが2007年に初めてクラシコと銘打って大々的にPRすることになった。「クラシコ」という名前を使ったことに対して当時は否定的に考える人が多かった。無理やり感があったことは否定できないが10年ほどが経過した今、日本を代表するダービーに育った。
3位 : 静岡ダービー (清水エスパルス vs ジュビロ磐田) → 156票→ サッカーの盛んな静岡県でしのぎを削ってきたライバル同士の試合はいつも盛り上がる。中でも印象的なのは1999年シーズンである。1stステージを磐田、2ndステージを清水が制覇して、CSの舞台で静岡ダービーが実現。最終的にはPK戦の末に磐田が日本一に輝いたがCSの第2戦は「Jリーグ史上屈指の名勝負」と言われており、清水の10番のMF澤登が決めたFKは「伝説のフリーキック」と言われている。
2位 : さいたまダービー (浦和レッズ vs 大宮アルディージャ) → 182票→ さいたま市の人口は約128万人。日本の市の中では9番目の多さとなる。2001年の5月に浦和市と大宮市と与野市の3市が合併してさいたま市が誕生したが、Jリーグにたくさんあるダービーの中で数少ない「同じ市内で活動する2チームのダービーマッチ」になる。ずっと「浦和の方が格上」という時期が続いたが近年は大宮も力をつけており、通算成績は大宮側から見ると8勝12敗6分け。かなり拮抗している。
1位 : 大阪ダービー (ガンバ大阪 vs セレッソ大阪) → 235票→ 通算成績ではG大阪が20勝9敗5分けと圧倒している。G大阪がはるか先を走っている時期が長かったが、近年、スター選手をたくさん輩出しているC大阪が猛烈に追い上げてきている。どちらのチームも代表クラスの選手をたくさん抱えているので熱戦になることが多い。2011年にはACLのラウンド16で大阪ダービーが実現。後半終了間際にDF高橋大が決勝ゴールを決めてアウェイのC大阪が勝利している。
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