10位:DF 石田崚真 (ツエーゲン金沢) → 6票→ 「96ジャパン」で主力として活躍した右SBは不祥事の影響でプロ入りが半年ほど遅れるなど出だしで大きく躓いた。プロの世界ではマイナスからのスタートとなったが期限付き移籍先の金沢で躍動。豊富な運動量とタイミングのいい攻撃参加で金沢のチャンスシーンの多くに絡んでいる。168センチと小柄ながら柳下監督の信頼を勝ち取った。2017年のJ2のベストヤングプレーヤー賞の候補の1人に挙げられる。
9位:MF 永戸勝也 (ベガルタ仙台) → 7票→ 残念ながら17節のG大阪戦(H)で負傷。今シーズン絶望の大怪我を負ったのでルーキーイヤーはちょうど半分で終了したが開幕から左WBのレギュラーとして活躍。思い切りのいい突破と精度の高いクロスから多くの決定機を作った。戦線を離脱するまでクロスに関するスタッツは軒並みJ1で屈指だったので仙台にとっては痛すぎる長期離脱となった。キーマンだったので彼の離脱は大きな戦力ダウンと言える。
8位:DF 舩木翔 (セレッソ大阪) → 8票→ 東京世代を代表する左SB。左足のキックの精度が高くてビルドアップでの貢献度が非常に高い。「キックの精度」と「クレバーさ」を生かしたビルドアップ能力は東京世代屈指と言える。精度の高い左足のアーリークロスも大きな武器となる。一方で高校時代にプレミアリーグWESTでゴールを量産するなどSBながら得点力も高い。尹晶煥監督の評価は高くてルヴァン杯では何度もスタメンのチャンスを与えられた。