10位 : DF 前貴之 (レノファ山口)→ オフに札幌から山口に期限付き移籍。柏にステップアップの移籍を果たしたDF小池龍の穴を埋める働きが期待されていたがここまではまずまず。試合を重ねるごとにチームに馴染んできて攻守両面で存在感を発揮するようになった。総合力の高い選手でボール奪取力が高くてキックの精度も高い。チャンスシーンに絡む機会はこれから増えていくだろう。右足のクロスから味方のゴールをアシストしたい。
9位 : DF 石田崚真 (ツエーゲン金沢)→ 磐田の下部組織出身。1996年生まれで「96ジャパン」の時に中心選手として活躍。2013年のU-17W杯にも出場しているが不祥事によってプロの世界では出遅れた。最初の半年間は練習生としてチームに所属した。オフに期限付き移籍でJ2の金沢に加入したが攻撃参加する回数の多さが魅力。クロスを上げる回数は非常に多くて金沢の大きな武器になっている。得点源となるFW佐藤洸とホットラインを築きたい。
8位 : MF 北爪健吾 (ジェフ千葉)→ 即戦力ルーキーとして期待されて千葉に加入したが過去2年間は今一つ。高いポテンシャルを生かせない日々が続いたが今シーズンは持ち前の推進力を生かした突破でチームに貢献。「3-1-4-2」の右WBの1番手となった。このポジションはライバルが多くてMF比嘉、DF多々良、DF大久保裕樹、MFキム・ボムヨンなどもプレー可能。激戦区と言えるのでこのままのパフォーマンスを維持してポジションを確保したい。
7位 : MF 小池純輝 (愛媛FC)→ 浦和の下部組織。もともとはフォワードの選手だったがすっかりサイドプレーヤーになった。フォワード出身の選手なので単にサイドをアップダウンするだけでなく気の利いたプレーができるのが魅力。運動量も多くてスピードもあるのでサイド攻撃の主役になることができる。千葉ではなかなか出場機会を得ることができなかったが愛媛FCでは主力として活躍中。右WBの1番手になっているが左WBでもプレー可能。