攻撃的MF→ 2012年のロンドン五輪のときに攻撃的MFで選出されたのはMF清武弘(当時・C大阪)、MF東慶悟(当時・大宮)、MF大津祐(当時・ボルシアMG)、MF宇佐美(当時・ホッフェンハイム)、MF齋藤学(横浜FM)の5人。さらにフォワードの軸であり1トップのスタメンだったFW永井謙(名古屋)はサイドハーフでプレーすることもできた。基本システムが「4-2-3-1」だったこともあって多くのアタッカーが選出されている。
手倉森JAPANは「4-2-2-2」を採用することが多いので事情はやや異なるがU-23アジア選手権のときはMF中島翔(FC東京)、MF南野(ザルツブルク)、MF矢島慎(岡山)、MF豊川(岡山)の4人が攻撃的MFとして選出されている。最後の最後でMF豊川が選出されたのは大きな驚きだったが大一番だった準々決勝のイラン戦の延長前半に先制ゴールをマーク。シンデレラボーイとなったのは記憶に新しいところである。
フォワードのFW久保裕(ヤングボーイズ)とFW浅野拓(広島)とFW鈴木武蔵(新潟)、ボランチのMF原川(川崎F)とMF大島僚(川崎F)、左SBの1番手のDF山中(柏)などは2列目でもプレー可能。「2列目でプレーできる。」という選手は多いのでやり繰りは他と比べると難しくはない。本大会のときも同様に「4枠」となる可能性がもっとも高いが他のポジションとの兼ね合いで「3枠」になる可能性も否定できない。