リーグランキング(1位から50位まで)に入るための前提条件 ※ 90分あたりの走行距離 → スタメンの回数>途中出場の回数
※ 90分あたりのスプリント回数 → スタメンの回数>途中出場の回数
※ 90分あたりのシュート本数 → 10本以上
※ 90分あたりのドリブル数 → 10回以上
※ 90分あたりのクロス数 → 10本以上
※ 90分あたりのタックル数 → 10回以上
※ 90分あたりのインターセプト数 → 5回以上
20位 : MF 井手口陽介 (ガンバ大阪) 1996年8月23日生まれ 171センチ/71キロ→ リオ五輪の出場権がかかった来年1月のU-23アジア選手権に選出された将来を嘱望されているボランチ。攻守両面で存在感を発揮できる万能型のボランチであるが、「90分あたりのタックル数」がリーグ10位。球際に強く行ける点はJ1の舞台でも目立っている。長谷川監督の評価はうなぎのぼり。MF遠藤をトップ下に移してMF今野とMF井手口がWボランチを組むシーンがシーズン終盤は頻繁に見られた。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりのタックル数 | 90分あたりのインターセプト数 |
(本) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 |
20 | 井手口 陽介 | G大阪 | 8 | 0 | 298 | 2.42 | --- | 4.23 | 10 | 1.208 | --- |
19位 : MF 松本大輝 (ヴァンフォーレ甲府) 1991年5月29日生まれ 184センチ/66キロ→ 「少年時代に100メートル走で熊本ナンバー1になった経験がある。」という逸話を持つスピードスター。線は細いが抜群のスピードはJ1でもトップレベルで184センチとサイズがある点も大きな魅力。途中出場が多かったが、「90分あたりのドリブル数」がリーグ32位、「 90分あたりのクロス数」がリーグ32位、「90分あたりのタックル数」がリーグ24位。ブレイクしそうな予感をプンプンと漂わせている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのドリブル数 | 90分あたりのクロス数 | 90分あたりのタックル数 |
(回) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 |
19 | 松本 大輝 | 甲府 | 11 | 0 | 370 | 3.65 | 32 | 3.41 | 32 | 3.65 | 24 |
18位 : DF 山中亮輔 (柏レイソル) 1993年4月20日生まれ 171センチ/65キロ→ リオ世代を代表する左SB。破壊的な左足を持っているが、所属クラブでポジションを確保できず伸び悩んでいる印象もある。昨オフにレギュラーの左SBだったDF橋本和が浦和に移籍したため、レギュラー取りの大きなチャンスを迎えたが、DF輪湖とのポジション争いに敗れた。不本意なシーズンになったが、「90分あたりのクロス数」は堂々のリーグ4位。U-23アジア選手権での活躍が期待される。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのドリブル数 | 90分あたりのクロス数 |
(回) | 順位 | (本) | 順位 |
18 | 山中 亮輔 | 柏 | 11 | 0 | 318 | 2.83 | --- | 5.94 | 4 |
17位 : MF 石川俊輝 (湘南ベルマーレ) 1991年7月10日生まれ 174センチ/65キロ→ プロ1年目の2014年はJ2で10試合の出場にとどまったが、2015年は15試合に出場。MF永木とMF菊地俊に次ぐ「第3ボランチ」としてチョウ・キジェ監督の信頼を勝ち取った。「90分あたりの走行距離」は平凡であるが、「90分あたりのタックル数」がリーグ9位で、「 90分あたりのインターセプト数」はリーグ13位。大黒柱のMF永木は「鹿島入りが有力」とされているので、2016年は飛躍のシーズンになりそうだ。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのタックル数 | 90分あたりのインターセプト数 |
(km) | 順位 | (回) | 順位 | (回) | 順位 |
17 | 石川 俊輝 | 湘南 | 15 | 0 | 971 | 10.70 | --- | 4.36 | 9 | 0.742 | 13 |
16位 : MF 古林将太 (湘南ベルマーレ) 1991年5月11日生まれ 173センチ/70キロ→ 湘南は左右のWBのポジション争いが熾烈。MF藤田征と出場機会を分け合う形になっているので出場時間は全体の46.7%に過ぎない1,429分にとどまったが、「クロス数」はリーグ13位で、「90分あたりのクロス数」はリーグ3位と素晴らしい数字を叩きだしている。MF古林を上回ったのは1位のMF村田和(清水)と2位のMFミキッチ(広島)の2人だけ。甲府と名古屋の2チームが獲得に興味を示している。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのスプリント回数 | クロス数 | 90分あたりのクロス数 |
(本) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 |
16 | 古林 将太 | 湘南 | 26 | 3 | 1,429 | 20.78 | 44 | 99 | 13 | 6.24 | 3 |
15位 : MF 石毛秀樹 (清水エスパルス) 1994年9月21日生まれ 170センチ/68キロ → 2011年に行われたU-17W杯で活躍。アジア年間最優秀ユース選手賞を受賞するなど期待度は非常に高かったが、同じくらいの評価を得ていたMF南野(ザルツブルク)と比べるとやや伸び悩んでいる。現状にヤキモキしているサポーターは多いと思うが、走力と技術を兼ね備えた逸材であることは確か。「90分あたりの走行距離」はリーグ8位だった。「90分あたりのドリブル数」の数値が低いのは気になるところ。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのドリブル数 |
(本) | 順位 | (km) | 順位 | (回) | 順位 |
15 | 石毛 秀樹 | 清水 | 11 | 3 | 560 | 1.13 | --- | 12.25 | 8 | 1.13 | --- |
14位 : MF 平松宗 (アルビレックス新潟) 1992年11月20日生まれ 183センチ/76キロ → もともとはフォワードの選手であるが、右サイドハーフで起用されるケースが目立った。開幕スタメンを勝ち取りながら「13試合でノーゴール」という成績に終わったが、「90分あたりの走行距離」がリーグ3位で、「90分あたりのスプリント回数」がリーグ32位で、「90分あたりのクロス数」がリーグ38位と優秀。183センチのサイズでこれだけ走れるのは魅力。きっかけ次第で大ブレイクする可能性がある。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのスプリント回数 | 90分あたりのクロス数 |
(km) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 |
14 | 平松 宗 | 新潟 | 13 | 0 | 616 | 12.55 | 3 | 21.92 | 32 | 3.21 | 38 |
13位 : MF 小林祐介 (柏レイソル) 1994年10月23日生まれ 172センチ/60キロ→ J1デビュー戦となった2014年の新潟戦(H)でMFレオ・シルバと互角の勝負を演じたことは有名なエピソードになっている。競争相手が多いのでU-23アジア選手権の予備登録メンバー50人には選ばれなかったが、「90分あたりの走行距離」がリーグ32位で、「90分あたりのインターセプト数」はリーグ4位。球際の強さを生かした守備力が最大の持ち味である。ACLの舞台でアジアでの経験値を積み重ねている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのインターセプト数 |
(km) | 順位 | (回) | 順位 |
13 | 小林 祐介 | 柏 | 14 | 0 | 811 | 11.69 | 32 | 0.999 | 4 |
12位 : MF 増山朝陽 (ヴィッセル神戸) 1997年1月29日生まれ 173センチ/72キロ→ 東福岡高出身。高校時代は「ヒガシのクリロナ」と呼ばれた。父親が日本人で母親がスペイン系フィリピン人のハーフ。本家のMFクリスティアーノ・ロナウドと同様のイケメンとしても知られている。高卒1年目ながらある程度の出場機会を得ると、「90分あたりのドリブル数」がリーグ5位と優秀な数字を残した。早生まれのため2020年の東京五輪に出場する資格を持っている。スピードとアグレッシブさが魅力。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりのシュート本数 | 90分あたりのドリブル数 |
(本) | 順位 | (回) | 順位 |
12 | 増山 朝陽 | 神戸 | 9 | 0 | 184 | 3.42 | --- | 5.87 | 5 |
11位 : MF キム・ボムヨン (モンテディオ山形) 1990年7月29日生まれ 181センチ/72キロ→ 「抜群のフィジカル」と「無尽蔵のスタミナ」を武器とするサイドアタッカー。「90分あたりの走行距離」がリーグ45位で、「90分あたりのスプリント回数」はリーグ4位。走力に関しては「J1でも屈指」。なおかつ、「クロス数」がリーグ4位で、「90分あたりのクロス数」はリーグ6位。「クロスの精度が課題」と言われていたがプレイスキックを任される場面も。韓国のフル代表入りが手に届くところまで来ている。
No. | 選手名 | 所属 | 試合数 | 得点 | 出場時間(分) | 90分あたりの走行距離 | 90分あたりのスプリント回数 | ドリブル数 | クロス数 | 90分あたりのクロス数 |
(km) | 順位 | (本) | 順位 | (回) | 順位 | (本) | 順位 | (本) | 順位 |
11 | キム・ボムヨン | 山形 | 27 | 2 | 2,363 | 11.48 | 45 | 30.05 | 4 | 48 | 43 | 142 | 4 | 5.41 | 6 |
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【J1】 個人スタッツから考える2016年に飛躍しそうなJリーガー (1位-30位まで) (下) に続く
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