41人目 : DF 山原康太郎 (藤枝MYFC → 愛媛FC) 「A+」
→ 182cmのクレバーなCB。2024年はJ2で26試合に出場。主に3バックの中央を担当した。ビルドアップ能力の高さも武器の1つになる。J2に昇格して1年目だった愛媛FCはJ2最多の69失点。守備の強化が急務だったので彼を獲得できたのは非常に大きい。藤枝で「つなぐサッカー」に慣れているので愛媛FCのスタイルにも適応可能。3バックを継続する場合、守備の中心として起用される可能性が高い。
42人目 : FW 石川大地 (ロアッソ熊本 → ジェフ千葉) 「S++」
→ 高いシュート技術を持つストライカー。2024年はJ2の熊本で10ゴールで3アシストを記録した。FC岐阜時代は目立った活躍を見せられなかったが2021年にJ3の鳥取で覚醒した。熊本での2年間で44試合19ゴール5アシストと好成績を残した。2023年の途中に長期離脱を経験したが後遺症もなく復帰。千葉では流出する可能性が高いFW小森の後釜として得点源になることが期待される。「大きな補強」と言える。
43人目 : MF 町田也真人 (大分トリニータ → ギラヴァンツ北九州) 「B+」
→ 高度なサッカーセンスを持つ166cmの小型アタッカー。ここ3年間は無得点。2024年は3試合の出場にとどまった。稼働率は低下しているが、新天地の北九州では途中出場したときに攻撃にアクセントを加えることが期待される。北九州は伸び盛りの若手が多いクラブなので特に若手のアタッカーの良いお手本になるだろう。同系統のMF岡野凜などは学ぶ点が多いはず。ピッチ内外での貢献が期待される。
44人目 : FW 近藤慶一 (いわきFC → 鹿児島ユナイテッド) 「A++」
→ パワフルなプレーと空中戦の強さを持つCF。2023年は特別指定選手ながらJ2で26試合に出場。3ゴールを記録した。2024年はプロ1年目だったが23試合で3ゴールを挙げた。FW陣の層が厚いいわきFCの中で一定の存在感を発揮したがFW有馬やFW谷村海などとの競争はかなり劣勢だった。レンタル移籍先の鹿児島はFW藤本憲とFW有田光が契約満了。FW有田稜もレンタル終了となった。攻撃の軸になる可能性あり。
45人目 : DF 井上詩音 (名古屋グランパス → ベガルタ仙台) 「S+」
→ 184cmの長身CB。高い身体能力も武器となる。大卒1年目の2023年はJ2の甲府で活躍した。わずか1年でユース時代を過ごした古巣の名古屋に完全移籍したがほとんど試合に絡めず。リーグ戦はわずか2試合の出場にとどまった。「レンタル移籍の可能性大」と思われていたので完全移籍で仙台に移籍したのは驚きというしかない。DF小出(→甲府)が流出したのでDF菅田とともにCBの主力になる可能性大。
46人目 : DF 奥田雄大 (カマタマーレ讃岐 → 奈良クラブ) 「A+」
→ 高い得点力と守備の安定感を併せ持った182cmのCB。左右のSBをこなす柔軟性もある。左SBで定位置を獲得した時期もあった。また、3バックのときは「3バックの右」でも、「3バックの中央」でも「3バックの左」でもプレー可能。使い勝手は高い。2024年はJ3で26試合に出場。欠かせない存在だったのでこのタイミングでの移籍はサプライズと言える。下位に低迷した奈良クラブはいい補強が出来たと言える。
47人目 : DF 附木雄也 (アスルクラロ沼津 → カマタマーレ讃岐) 「A++」
→ 184cmの長身で左利き。ビルドアップ能力の高さが最大の武器となる。地域リーグやJFLを経て、2022年に沼津に移籍。晴れてJリーガーになった。2024年もJ3で28試合に出場するなど主力だったが契約満了。驚きのニュースだった。讃岐は「後方から丁寧につなぐサッカー」を目指していると思うので沼津のときにビルドアップで大きな貢献をしたDF附木を獲得できたのは大きい。理想的な補強と言える。
48人目 : FW 津久井匠海 (アスルクラロ沼津 → 水戸ホーリーホック) 「S++」
→ 2024年のJ3でブレイクした右ウイング。38試合で9ゴール3アシストを記録した。180cmのサイズを生かしたダイナミックなプレーが武器となる。「ドリブル数」はJ3で7位、「クロス数」もJ3で20位。打開力はJ3屈指だった。横浜FMユース出身になるが群馬県太田市出身。地元に少し近づいた。まだ22歳。伸びしろのある選手なので、数年後、J1クラブなどにステップアップの移籍を果たしても全く不思議はない。
49人目 : MF 武田英寿 (浦和レッズ → ベガルタ仙台) 「S++」
→ 豊富な運動量と左足の正確なキックが武器となるマルチロール。仙台市出身で小学生のころはベガルタ仙台ジュニアに所属している。その時以来の古巣復帰となる。2023年は水戸で38試合に出場して2ゴール9アシストの好成績を記録した。2024年は浦和で14試合に出場するも、プレー時間は405分のみ。インパクトは残したので「もっと使ってほしい」という声は多かった。地元に戻って中心になれるか?
50人目 : FW 村上悠緋 (徳島ヴォルティス → 愛媛FC) 「B++」
→ 2023年に大卒で横浜FMに加入した178cmのストライカー。多彩なゴールパターンを持っている。横浜FMでは右SBとしてプレーする機会もあった。柔軟性を見せた。愛媛FCはエースのFW松田力の退団が確定している。フォワードが手薄なのでCFの位置で起用される可能性が高い。178cmなので背はそこまで高くないがフィジカルの強さは魅力の1つに挙げられる。レンタル移籍先でのブレイクが期待される選手。
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