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#1898 浦和 vs 広島、横浜FM vs 鳥栖、鹿児島 vs G大阪U-23、新潟 vs 愛媛FC (2018/3/22) | | |　

【J1：第2節】浦和レッズ vs サンフレッチェ広島 (埼玉スタジアム)

→　浦和と広島の試合は前半43分に右SBのDF遠藤航のクロスからインサイドハーフのMF青木拓が頭で合わせてホームの浦和が先制に成功する。1点を追う広島は後半21分にMF川辺の突破から最後は途中出場したMF柴崎晃が決めて1対1の同点に追いついた。さらに後半34分にもMF川辺の突破からゴール前のスクランブル状態を作ると最後は浦和の選手のクリアボールがゴール前に勢いよく飛び込んできたMF稲垣の足に当たってゴールイン。広島が2対1と逆転に成功する。2対1で勝利した広島は開幕2連勝となった。

城福監督を迎え入れた広島は開幕2連勝。好スタートを切った。森保監督の時代は浦和をかなり苦手にしていたがどちらも昨シーズンの途中に監督が交代して新しいチームに生まれ変わった。苦手意識はなくなったのか、アウェイで見事な逆転勝利を飾った。前評判は必ずしも良くなかったが連勝スタート。新しいやり方を信じて戦うしかない序盤戦で結果が出ているのは大きい。先制ゴールを奪われながらの逆転勝利なので大きな自信になるだろう。MF稲垣の逆転ゴールの場面はチーム全体の執念を感じた。

タイのフル代表の監督がスタジアムに視察に訪れたが注目のFWティーラシンは不発。ほとんど見せ場を作れなかったが代わりに投入されたMF柴崎晃が同点ゴールを決めた。後半の早い段階でFWティーラシンを下げたのは驚きだったが采配ズバリだった。2ゴールともMF川辺のドリブルがきっかけになったが古巣に戻ってきたMF川辺が右サイドハーフで起用されていいアクセントになっている。当然、本職であるボランチの位置の方が持ち味を発揮しやすい選手だと思うが攻撃的な位置でも存在感を発揮している。

敗れた浦和は0勝1敗1分けとやや出遅れた。2試合で2ゴールのみ。攻撃陣が爆発しきれていない。堀監督の元でACLを制覇したが昨シーズンも監督交代後はあまり点を取れなかった。バランスを重視するタイプの指導者なので得点力不足に陥ることは十分に考えられたがペトロヴィッチ監督の頃と比べると攻撃の迫力は無くなった。この日はMF柏木が不在だったが彼がいないと攻撃力はかなり落ちる。3月5日(月)にオーストラリア代表のMFアンドリュー・ナバウトの加入が決まったが起爆剤になれるだろうか。

【J1：第3節】横浜Fマリノス vs サガン鳥栖 (ニッパツ三ツ沢球技場)

→　0勝1敗1分けの横浜FMと2引き分けの鳥栖の試合は前半12分にMF天野純のバックパスのミスからFWチョ・ドンゴンが決めてアウェイの鳥栖が先制に成功する。さらに後半12分にはMF天野純のハンドで得たPKをFWイバルボが決めて追加点を奪った。2点を追う横浜FMは後半42分に右SBのDF松原健の浮き球の絶妙なパスを受けたFWウーゴ・ヴィエイラが決めて1点差に迫ったが追いつくことは出来ず。横浜FMは2連敗となった。鳥栖は今シーズン初勝利を挙げた。横浜FMは開幕から3試合勝ちなしとなった。

鳥栖が今シーズン初勝利を挙げた。特徴的なサッカーを見せる横浜FMに対して対戦相手がどういう対策を立ててくるのか？が横浜FM戦を観るときの大きな注目点になるが鳥栖はもともとトリプルボランチ気味の布陣なので左右のSBが中央に入ってくる横浜FMのやり方にうまくハマりそうな感じはあった。右SBのDF松原健、左SBのDF山中はどちらも1節のC大阪戦(A)や2節の柏戦(A)ほど存在感を発揮できなかった。アンカーのMF扇原へのマークも厳しくいけており、横浜FMの良さを鳥栖がうまく消すことが出来た。

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◆　まとめ

　#1898 浦和 vs 広島、横浜FM vs 鳥栖、鹿児島 vs G大阪U-23、新潟 vs 愛媛FC (2018/3/22)

→　J2の第5節の試合など計4試合をクローズアップしました。横浜FMと鳥栖の試合はニッパツ三ツ沢球技場で行われましたがアウェイの鳥栖が2対1で勝利。今シーズン初勝利を挙げました。復帰してきたFWイバルボが前線で存在感を発揮しました。敗れた横浜FMは2連敗。ポステコグルー監督になってサッカースタイルが大きく変わりましたが研究をされ始めて試合を重ねるごとに内容は悪くなっています。

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