※ 1月15日(水)までに出された情報を元に記事を作成しています。
清水エスパルス B-
→ MF八反田(仙台)、MFイ・ミンス(栃木SC)、FW瀬沼(栃木SC)、DF岡根(栃木SC)、DF内田健(富山)、FW白崎(富山)と経験の少ない選手をレンタルで修行に出している点が目に付く。6名とも、清水に残ったとしてもレギュラーとして活躍するのは難しいが、ある程度は戦力になる。となると、「とりあえずはキープしておこう。」となるのが普通の感覚であるが、目先のことだけに捉われることなく、選手とクラブの将来を考えた方針が示されている点は好感が持てる。
補強の目玉と言えるのは、MF高木善(ユトレヒト)とFWノヴァコヴィッチ(大宮)の2人で、カナダ代表のDFヤコヴィッチの評価も高い。得点力の高さで貢献していたFWラドンチッチからFWノヴァコヴィッチになってどう変わるのか?については、始まってみないと分からないが、FWノヴァコヴィッチは周りの選手を使うのが上手なので、FW大前、FW高木俊、MF石毛など若手の能力がさらに引き出される可能性もある。FW伊藤翔(→横浜FM)の流出はちょっと痛いが、全体としては、悪くないオフになっている。
FC東京 C-
→ ここ数年、毎オフのように日本代表クラスの選手を獲得しており、「勝ち組の1つ」に挙げられることが多かったが、監督が代わった影響もあるのか、非常に静かなオフになっている。MF梶山(大分)とDF椋原(C大阪)とMF幸野(長崎)がレンタル先から戻ってきたことはプラス材料と言えるが、その他では、新卒の選手を除くと、FWエドゥー(遼寧足球倶楽部)が加わった程度。効果的な補強はできておらず、「珍しく苦戦している。」というのが、今オフのFC東京の印象である。
MFルーカスが引退して、MFヴチチェヴィッチも退団することになったが、ここに来て、主力のMF長谷川アーリアジャスールも「C大阪への移籍が濃厚」と報じられている。中盤の要の1人なので流出となるダメージは大きい。シャルケなどでプレーした経験のあるFWエドゥーは、「DF内田の元チームメイト」ということで日本でも良く知られた選手と言えるが、重量感のあるアタッカーで、スピーディーではない。Jリーグ向きの選手ではないと思うので、華々しい活躍というのは想像しにくい。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。 登録方法(Q&Aなど)
◆ まとめ #686 【J1】 全18クラブ 移籍市場の中間評価 (中) (2014/1/18)
→ J1の全18クラブのオフの補強に関して、評価をしてみました。2回目は、清水・FC東京・鹿島・浦和・徳島・神戸の6チームをピックアップしています。評価に関しては、「S+」が最高で、以下、「S-」、「A+」、「A-」、「B+」、「B-」、「C+」、「C-」、「D+」、「D-」、「E+」、「E-」と続いていくので、12段階で評価しています。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。 登録方法(Q&Aなど)